2013/03/06
■36回搬送依頼 「埼玉 25の病院に断られ男性死亡」
無くなられた方の
ご冥福をお祈りいたします。
以前、
「埼玉の医師は人口比で最低です」
といわれて、
「面積比では6位です!!」
とぶち切れた埼玉(1)。
あれだけ医療者を叩きまくったマスコミの
おかげで、すっかり救急医療の人材は
減ってしまっています。
埼玉じゃ
とっくに医療崩壊しているようですが、
理解できないようですね。
埼玉 25の病院に断られ男性死亡
NHK 2013年3月5日 18時40分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130305/k10015961051000.html
ことし1月、「呼吸するのが苦しい」と訴えた埼玉県久喜市の75歳の男性が救急車で運ばれましたが、25の病院に受け入れを断られて搬送先が決まるまで3時間近くかかり、その後、死亡していたことが分かりました。
久喜地区消防組合消防本部によりますと、ことし1月、久喜市に住む1人暮らしの75歳の男性から「呼吸するのが苦しい」と通報がありました。
男性は救急車で運ばれ、消防は久喜市のほか、さいたま市や茨城県古河市などの病院にも受け入れを要請しましたが、「空いているベッドがない」、「ほかの患者の処置中で受け入れられない」といった理由で、25の病院から36回にわたって受け入れを断られたということです。
男性は、当初は意識があり、救急隊員ともやりとりができていましたが、通報から3時間近くたって茨城県境町の病院に入院したときには意識がない状態で、その後、死亡が確認されたということです。
受け入れ先の病院は救急隊員が救急車の中から電話で探していたということです。
久喜地区消防組合消防本部は「こういう結果になり大変、残念です。今後は病院に10回以上受け入れを断られた場合は、消防本部からも受け入れ先を探すなどしたい」と話しています。
救急搬送の経緯
消防によりますと、男性から119番通報があったのは午後11時25分。
救急車で駆けつけた救急隊員が男性の受け入れを最初に要請したのは、午後11時38分、久喜市内の病院に対してでした。
この病院に受け入れを断られたあと、救急隊員は救急車の中から、おおむね2分から5分おきに、次々と病院に要請の電話をかけ続けました。
結局、久喜市内の4つの病院のほか、さいたま市や春日部市、それに茨城県古河市など14の市と町の25の病院に36回にわたって断られ続けました。
受け入れを断られた理由は▽「処置困難」が16件、▽「空いているいるベッドがない」が7件、▽「他の患者の治療中」が5件、▽「専門の医師がいない」が4件などで、中には3回にわたって要請を断った病院もあったということです。
結局、いったん断られた茨城県境町の茨城西南医療センターから男性を受け入れると回答があったのは、午前1時49分、救急車が病院に着いたのは午前2時15分でした。
男性の119番通報から3時間近くがたっていました。
病院「再発防止に努めたい」
男性の受け入れを断った病院の1つで埼玉県久喜市にある埼玉県済生会栗橋病院によりますと、男性の受け入れ要請があったとき、救急用のベッドが空いていなかったことに加え、当直の医師がほかの入院患者の治療などに当たっていたため、受け入れることができなかったということです。
遠藤康弘院長は「死亡した男性は私たちの病院に通院していた患者で、こうした事態が起きたことを重く受け止めています。
救急患者の受け入れが難しいという状況は日本全国にあり、地域の病院どうしのネットワークを強化するなどして再発防止に努めたい」と話しています。
30回以上断られたケースも毎年
埼玉県によりますと、救急車で搬送中に病院から患者の受け入れを断られるケースは増加傾向にあるということです。
このうち10回以上断られたのは平成19年は129件だったのに対し、おととしは176件と50件近く増えていて、今回のように30回以上断られたケースも毎年起きています。
この結果、受け入れ先が決まるまでに時間がかかる傾向が続いていて、おととしまでの5年間では最長で5時間余りもかかったケースもあったということです。
おととし7月には、さいたま市で乗用車にはねられた車いすの女性の受け入れ先が見つかるまでに2時間余りかかった末、女性が搬送先の病院で死亡しています。
埼玉県消防防災課の小林清剛課長は「病院側にも医師が治療中だったり、専門の医師がいなかったりして、受け入れたくても受け入れられない場合がある。
今回のケースもどこかに反省点があると思うので、消防と共に検証し、対策を考えていきたい」と話しています。
あれだけ
マスコミの集中砲火を浴びた
救急患者の「たらい回し」。
最近ようやく、日本語の誤用をしなくなって
「たらい回し」と言わなくなってきたみたいです。
トラブルがあったら億単位の賠償、
救急を受けなければ
マスコミによる袋だたきのコンボ攻撃です。
救急医療はマスコミと司法が
叩きつぶす方向で
強力に動いてしまいましたから
もはや修復不可能になっています。
ご希望通りの結果でしょ?
マスコミさん。
ご参考になりましたら幸いです。
(1)
■埼玉の苦悩 「すでに「集約化」不可能」 医師数は面積あたり全国6位(笑)
http://ameblo.jp/med/entry-10052538608.html
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