2011/01/16
■開業つれづれ:「脱線事故負傷者らに統合医療 JR西と阪大研究へ」
鳩山元首相が言い放った
統合医療プロジェクトチーム(1)。
徐々に
こういうものもOKなんだ、
という認識に
変わっていくのでしょうか?
脱線事故負傷者らに統合医療 JR西と阪大研究へ
神戸新聞 2011/01/13 10:32
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003734687.shtml
尼崎JR脱線事故の負傷者や遺族が抱える後遺症を和らげるため、JR西日本が大阪大とともに、漢方やはり・きゅうなどと西洋医学を組み合わせた「統合医療」の共同研究に乗り出す見通しであることが12日、関係者の話で分かった。
事故の加害企業が研究機関と共同で、被害者の後遺症ケアに本格的に取り組むのは初めてとみられる。早ければ4月にも始める方向で、JR西は大阪大側と最終調整している。
脱線事故では107人が死亡、562人が負傷。負傷者の中には治療が終わり「症状固定」とされた後も痛みを感じたり、心身の不調を訴えたりする人も多い。JR西は主治医が認めたケースなどを除き統合医療を補償対象としておらず、改善を求める声が出ていた。
関係者によると、共同研究の窓口は、大阪大大学院医学系研究科で補完代替医療の臨床研究を進めている講座。被害者の症状に応じて統合医療による治療を進めるとともに、データを蓄積して統合医療の有効性を検証する狙いもあるという。
大阪大側では医学系研究科のほか人間科学研究科も協力し、臨床心理士らによるカウンセリングなども検討されている。
事故から5年以上が経過し、JR西は8割超の負傷者と示談し、遺族とも示談交渉を進める。一方で被害者のニーズは多様化しており、JR西は将来にわたって対応する方針を示している。
昨年12月の被害者説明会で佐々木隆之社長は、医療情報を提供したり、高齢化した遺族の生活相談に応じたりする新たな窓口を今春にも社外に設置すると表明。関係者によると、この場でJR西側は、統合医療による後遺症ケアを「前向きに検討したい」としていた。
■統合医療 「補完代替医療」と呼ばれる漢方やはり・きゅう、食事療法、アロマセラピーなどと、西洋医学を組み合わせ双方の利点を生かす医療。補完代替医療は、西洋医学だけでは治療が困難とされる症状の緩和などに一定の効果が期待されるが、一方で科学的根拠が乏しく、大半は健康保険が適用されず患者に大きな負担がかかるなど問題も指摘される。厚生労働省は昨年2月、統合医療を推進するため、効果や安全性などを検討するプロジェクトチームを設置した。
話題になった
ホメオパシーも統合医療の一つであり、
催眠療法とかチベット医学、
断食療法や瞑想、磁気療法、オゾン療法、気功
も対象になるとしたら
大変なことです。
一体どうなるんでしょう?
阪大の先生方、
有意差のあるデータが
えられると思っているんでしょうか。
(1)
■開業つれづれ:「首相、医療改革も“宇宙人流”瞑想、催眠療法に保険適用!?」
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(2)
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