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■開業つれづれ:iPadアプリ【描いて消せる患者説明ボード】が4日間7千ダウンロード、医師向けアプリながら総合ランク3位~医療現場でのiPad活用の盛んさを裏付け~


まだダウンロードしてませんが

一応、情報までに




プレスリリース(PR TIMES提供)

[株式会社QLife]
iPadアプリ【描いて消せる患者説明ボード】が4日間7千ダウンロード、医師向けアプリながら総合ランク3位~医療現場でのiPad活用の盛んさを裏付け~

毎日JP 2010年10月8日

http://mainichi.jp/select/biz/prtimes_release/archive/2010/10/08/000000131.000000347.html


日本最大級の病院検索サイト、医薬品検索サイト、医療情報サイトを運営する総合医療メディア会社の株式会社QLife(キューライフ/本社:東京都世田谷区、代表取締役:山内善行)は、iPadアプリ「描いて消せる、患者さんへの説明ボード」(無料版)を発表した。

リリース翌日(10月5日)には「メディカル部門」の人気ランキング1位となり、翌々日(10月6日)には「無料アプリ全体」でもランキング3位となった。いずれの順位も本日現在で継続中。医療者向け専用アプリにもかかわらず、リリース後4日間で7千ダウンロード(推定)に達した。医療現場でのiPad 活用が雑誌等でも盛んに紹介されているが、その動きを裏付ける結果となっている。





このアプリは、すでに複数の病院、診療所、介護施設の現場で実際に使われているコンテンツ『eDOCTOR』(http://www.emed.co.jp/edocter.html)を、iPad上で利用可能にしたもの。


なお、QLifeは過去に一般向けのiPhone/iPadアプリを2本リリースしたが、いずれも大きなダウンロード数を記録している。
・『総合お薬検索 QLife - 処方薬&市販薬 約17000』(25万件、メディカル部門ランク2位)
・『口コミ病院検索 QLife - 全国約17万病院』(20万件、メディカル部門ランク4位)
※ランキングはいずれも本日現在


■【描いて消せる、患者さんへの説明ボード】とは:

治療や検査内容の説明、栄養指導など、医療者が患者さんに説明を行う際の補助ツール。アドヒアランス(※)向上だけでなく、医師以外の医療従事者が説明者となることで、忙しい医師の時間節約にも貢献する。在宅診療や、病棟や介護施設内での説明補助ツールにぴったり。コンテンツは全てダウンロードされる方式なので、インターネット環境がなくても利用が可能。
患者さん本人や家族に対して説明することが多い、「糖尿病」「骨粗鬆症」「認知症&パーキンソン病」の3領域において全88コンテンツ、4動画を搭載した。コンテンツは今後拡充予定。

※アドヒアランス=患者が積極的に治療方針の決定に参加すること(によって、決定後の治療の確実な実行を目指すこと)

■【描いて消せる、患者さんへの説明ボード】の特徴:

●さくさく描ける、消せる
内蔵コンテンツをただ見せるだけでなく、指で自由に書き込む事ができる。患者さんに図版を示しながら、3色のペンで書き込んで説明できる。

●ホワイトボードを、いつでも呼び出し
何も記載されていないホワイトボードには、独自に絵を描くことができる。既定図版と交互に表示しながら、ちょっとしたメモ等にも利用できる。

●コンテンツ内蔵型
一度インストールしてしまえば、インターネット環境は不要。地下や検査室等、電波利用が制限されるシーンでも活用できる。

●動画コンテンツも搭載
血栓など静止画での説明が難しいものについては、CGによる動画コンテンツを用意。分かりやすく、説得力がある。

●すべてのコンテンツは、医療現場で使用中のもの
搭載コンテンツのすべては、:医療法人みずほ会・高橋内科院長・高橋啓文先生の監修によるもので、現在すでに複数の病院、診療所、介護施設の現場で使用中。

■無料ダウンロード先はこちら:

http://itunes.apple.com/jp/app/id394861113?mt=8





ちなみに私は、

Penultimate


http://itunes.apple.com/jp/app/penultimate/id354098826?mt=8


をつかって

患者さんに説明しています。



これ、かなり便利です。



最初は黒一色でしたが、

バージョンが上がるにつれ

いろいろな色でもかけます。




使い方は、ブログの

耳鼻科医の診療日記

iPadを使ったコミュニケーション
http://jibika.exblog.jp/12826608/

をご参照してみてはいかがでしょうか。









iPadの使い方として

とても重宝しています。






さて、

今回のソフトはどうでしょう?





関連記事

■開業つれづれ:「厚労省の医師不足調査は「誤った認識与える」―医師ユニオン声明」


今回の厚労省による

”医師不足”の実態調査は

数字が独り歩きしている気がします。




医師ユニオンも、

>大きく誤った認識を国民に与える可能性が高い」との見解を示した。


なるほど

なんて思っていましたが、

>OECD並みの医師数にするためには、

>最低でも現状の 1.5倍の13万人の医師が必要

ということで

さらにトンデモな方向を

夢想しているようです。



医師ユニオン、

一体何考えている?




歯科医師や弁護士が

量産されたら

あれほど過酷な状況になるのが

わかっているのに、

なんでこんなバカなこと言うんでしょう?


















厚労省の医師不足調査は「誤った認識与える」―医師ユニオン声明


2010年10月07日 17:59 キャリアブレイン

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/30101.html



 勤務医でつくる全国医師ユニオンは10月7日、厚生労働省が9月下旬に発表した「病院等における必要医師数実態調査の概要」について声明を出し、「初めて現場の実態を調査したという点で一定の評価はできるが、大きく誤った認識を国民に与える可能性が高い」との見解を示した。


 同調査は、医師不足の実態を明らかにしようと、全国の病院と分娩取り扱い診療所の計1万262施設を対象に、必要医師数や勤務形態などを調べたもの。

 声明では、同調査の手法が「各医療機関の意識調査」で、「経営的視点も含めた主観的調査にすぎない」と指摘。また、地域によっては医師不足で医療機関が廃院になっており、「病院が存在しない地域の必要医師数が0人となってしまう」など、調査の不備があるとしている。
 さらに同調査の最大の問題点として、「現在の低い診療報酬や医師の労働基準法違反を前提とした調査になっていること」を挙げ、「様々な医療問題を解決する上でのあるべき医師数と病院経営上可能な医師の求人とは全く別のもの」として、当直を課している全医療機関で、交代制勤務を導入した場合の医師数を調べるべきとの見解を示している。

 また、約2万4000人の医師不足という必要医師数の調査結果については、OECD(経済協力開発機構)加盟国の人口1000人当たりの医師数が平均3.1人なのに対し、日本は2.0人との現状を示し、「OECD並みの医師数にするためには、最低でも現状の 1.5倍の13万人の医師が必要」で、すべての医療機関が対象ではない今回の調査で得られた結果について、「数字が一人歩きすることを危惧する」としている。

 こうした調査の問題点を踏まえて声明では、「関係省庁には、本来あるべき医師数を明らかにし、医療再生へ向けた医師増員と公的医療費・研究費・教育費の増額を求める」としている。









>同調査の手法が「各医療機関の意識調査」で、

>「経営的視点も含めた主観的調査にすぎない」と指摘。

つまりは

各病院の希望的観測

というか

”現状で、こんだけ医師いたらうれしいですね”

というだけの調査です。







>「病院が存在しない地域の必要医師数が0人となってしまう」など、調査の不備があるとしている。


病院の希望を

もとにした調査ですから

病院すらない地域は

当然、希望もゼロというわけです。






さて、最大の問題点。

これは

何を問題とするかが問題です。



>同調査の最大の問題点として、「現在の低い診療報酬や医師の労働基準法違反を前提とした調査になっていること」を挙げ、

>「様々な医療問題を解決する上でのあるべき医師数と病院経営上可能な医師の求人とは全く別のもの」として、

>当直を課している全医療機関で、交代制勤務を導入した場合の医師数を調べるべきとの見解を示している。





だからと言って、

医師数1.5倍計画は

ないだろ、

医師ユニオン…。




すぐに弁護士同様、

医師も

看護師さんより

給与低くなるよ。







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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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