2010/09/16
■開業つれづれ:”すだちくん”でインフル制覇 「新型インフルエンザ:患者と板挟みの医療機関--県が検証報告書 /徳島」
なんじゃこりゃ?徳島では
新型インフル対策に
すだちくん
なる秘策があるようです。
新型インフルエンザ:患者と板挟みの医療機関--県が検証報告書 /徳島
毎日新聞 2010年9月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20100916ddlk36040539000c.html
国内で昨年、感染者が確認された新型インフルエンザについて、県はこれまでの経過や対応、課題をまとめた検証報告書を作成した。発熱外来を設置した病院など県内の計18医療機関を対象にしたアンケート調査結果も初めて公表され、ワクチン接種や情報提供態勢についての課題が指摘されている。15日、県ホームページでの公開を始めた。
国と県の対策本部が8月27日に解散したことを受け、これまでの対応状況を整理した。
医療機関へのアンケートは今年2月に実施。医療機関からは、ワクチンや流行状況についての情報提供を求める声が強く、県民への周知の不十分さを指摘するものもあった。
具体的には、発熱外来中止後も患者の受診が続いた▽重症に対応する医療機関に軽症患者が多数来院した▽ワクチンが足りず、病院に苦情の電話が寄せられた--などの意見があり、現場の医療機関が患者との板挟みになっていたことがうかがえる。
県は今後、災害時の安否確認に用いるメールシステム「すだちくんメール」(通称)を活用するなど態勢整備を検討することにしている。【井上卓也】
何気に読んでいたら
最後の最後で
ぶはっ、っと吹いてしまいました。
>県は今後、
>「すだちくんメール」(通称)を活用
ええと、
話の流れは、
●医療機関は患者とバカな行政との間で板挟みになった
↓
●対策:徳島では”すだちくんメール”の使用でインフル体制を整備
ということでOK?
すだちくんメール(1)、
インフルエンザの対応に対する
切り札って
どれほどすごいシステムよ、
いったい…。
徳島の担当者が、並外れた
すだちくん信者なのか
取材したエヴリデイが相変わらず
どこか重要なセンテンスを聞き逃して
変な記事になっているのか、
あるいはその両方なのか
まったくわかりません。
ただ一つ言えていることは、
新聞社も行政も
医療をなめていることだけは確かなようです。
”すだちくんメールごときで
あの新型インフルの大混乱をなくすことができるか、ボケ”
というのが
あの新型インフル騒動を経験した
医療関係者の大半の意見ではないでしょうか。
切り札が
”すだちくんメール”
と本気で言っているのなら
徳島のインフル対策は
かなりお先真っ暗です。
(1)
すだちくんメール
http://ourtokushima.jp/info.html