2010/07/14
■開業つれづれ:7か月の息子に手かざし療法を続け死亡 「2人交代で一日中“手かざし”」
正直、殺人罪じゃないの?というDQNレヴェルのお話。
ビタミンK飲ませないとか(1)、
手をかざせばすべてが治るとか、
まあ
いろいろなやりかたがあるものです。
ところがどっこい、
医療費を削っても
代替医療を推し進めるのが
ミンス方針。
こんなことを
厚労省が検討するって(2)
いったい何をしているんでしょうね?
「2人交代で一日中“手かざし”」
RKB LOCAL NEWS 2010/07/12 19:56
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/015891.html
信仰する宗教の教えから病気で衰弱した
7か月の息子に手かざし療法を続け、死亡させた
とされる夫婦の初公判が開かれました。
検察側は「危険な状態だと知りながら、2人が交替で、1日中、手かざしをしていた」と主張しました。
きょう初公判を迎えた
福岡市の宗教法人・「新健康協会」の職員、高月秀雄被告と妻の邦子被告。
去年10月、生後7か月の長男がアトピー性皮膚炎などの悪化で衰弱していたにも関わらず、必要な治療を受けさせずに死亡させたとされています。
警察は2人を殺人容疑で逮捕しましたが、福岡地検は、殺人罪の成立は立証できないとして保護責任者遺棄致死の罪で起訴しました。
きょうの初公判で夫婦2人は、いずれも間違いありませんと述べて、起訴内容を認めました。
その後、妻の邦子被告は、ハンカチで涙をぬぐいながら、検察側の冒頭陳述を静かに聞いてていました。
検察側は犯行当時の状況について、「
生後7か月の長男の体重は、平均の半分ほどの4,300グラム
だった。(中略)医療行為を受けさせなければならない危険な状態だと分かっていたが、2人は交替で1日中手かざしを続けていた」
2人が勤務していた「新健康協会」には、「病気になっても『浄霊』と呼ばれる手かざしをすれば治る」という教えがあります。
検察側はこの浄霊について「教義では、医師の医療を可能な限り回避し…とあり、医療行為を受けるかどうかはあくまで信者の判断である。適切な治療を受けさせていれば救命は十分に可能だった」と主張しました。
一方、弁護側は、起訴内容は争いはないとしながらも、「浄霊という手かざしで病気が治癒したと信じことができる経験があったことなどから、教えを信仰していた。今では、手かざしで病気が治るというのが誤っていることを認識している」と述べて、情状酌量を求めました。
鳩山前首相が
推し進めた
厚労省の統合医療プロジェクトチーム第1回会合の資料です。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/02/dl/s0205-17a.pdf
1)伝統医学
①中国医学
②漢方
③鍼・灸
④アーユルベーダ(インド)
⑤ユナニ(アラブ)
⑥チベットなどの地域伝統医学
⑦ホメオパシー
⑧自然療法
2)用手療法
①マッサージ
②指圧
③柔道整復・整骨
④カイロプラクティック
⑤オステオパシー
⑥リフレクソロジー
3)自然薬
①漢方薬
②ハーブ
③アロマテラピー
4) 食事・ライフスタイル
①食事療法
②断食療法
③健康補助食品
④水
⑤ビタミン、ミネラル
5)心身相関
①精神療法
②心理療法・催眠療法
③バイオフィードバック
④瞑想
⑤カウンセリング
⑥ヨーガ療法
6)その他
①温泉療法
②磁気療法
③オゾン療法
④気功
⑤その他のエネルギー療法
…ま、
こういうのがお勧めされちゃって
国費で保険使えます、
医学は必要ない、
っていうのがミンスが描く
未来像なんでしょうか。
話題の、
>⑦ホメオパシー
とか、
今回の手かざしは
>④気功
とか
>⑤その他のエネルギー療法
に入るんでしょうか。
税金払って検討すべき
ことなんでしょうか?
手をかざしていたら
保険診療になるとか
信じられないような世の中になる
予感。
(1)
■開業つれづれ:「「ビタミンK与えず乳児死亡」母親が助産師提訴」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1472.html
(2)
■開業つれづれ:「首相、医療改革も“宇宙人流”瞑想、催眠療法に保険適用!?」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1298.html