2010/06/26
■開業つれづれ:「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話」マネー・ヘッタ・チャン
「おまえ、国と会社に
だまされたのに
何も文句を言わないなんて
アホすぎるんちゃうん?」
いやはや、
なかなか面白い本でした。
”本当に残酷なマネー版グリム童話”
ですので、あまり派手な広告はないでしょうし、
大手金融機関の横やりで
メガヒットにはならないでしょうけど
なかなかに考えさせられる本です。
クリックするとアマゾンに飛びます。
ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話 (2009/11/25) マネー・ヘッタ・チャン 商品詳細を見る |
カネヘルンの笛吹き
「断る力を持って、
自分の人生を進めば、
起きていることはすべて正しい」
ミセス・インディのところには笑ってしまいました。
確かに、ミセス・インディ、
自分の印税を
自分で進めた投信とかに
突っ込んでいるんでしょうか?
実際そうならおバカさんですし、
そうでないなら
読者がカモ、
ってことです。
他にも
ピノキオ銀行や
ヘッテルと7人のODA・NPOなど
読み応え十分です。
いかにして金融機関がだまし
詐欺師がだまし、
国がだますか
童話のように残酷なお話が
ウイットに富んだ文章で書かれています。
ブログはこちら
マネー・ヘッタ・チャン 物語るモノガタリ
http://d.hatena.ne.jp/hettachan/
本の前書きに関してはこちら。
2009-11-28 危険すぎた前書き 【期間限定?】
http://d.hatena.ne.jp/hettachan/20091128/1259392105
蒸し暑い今日この頃ですが、
ちょっと寒気のする、
下手すると逆に鼻血がでるような
一冊でした。
ご参考になりましたら幸いです。