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■開業つれづれ:「【貧困ビジネス】医療扶助は年1129億円…大阪市が立ち入り調査拡大 全患者が生活保護34機関 」


ナニワ金融道(1)を

地で行く大阪。





やっぱり

大阪は違いますね。







【貧困ビジネス】医療扶助は年1129億円…大阪市が立ち入り調査拡大 全患者が生活保護34機関



http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100629/lcl1006291147001-n1.htm


産経ニュース 2010.6.29 11:45


 大阪市は29日、生活保護受給者を対象にした医療扶助をめぐり、受給者の受診が多く「貧困ビジネス」の温床となっている可能性のある大阪府内の医療機関を立ち入り調査する方針を明らかにした。市はすでに医療扶助や診療報酬を過度に請求している可能性がある府内の医療機関に対する調査に乗り出しており、実態解明を本格化させる。


布団代も上限1万7800円まで請求…現物給付に変更

 市はこれまでに、医療扶助分の診療報酬明細書(レセプト)の審査を行う社会保険診療報酬支払基金に昨年11月から今年1月までの間、受給者のレセプト件数や1人あたりの診療報酬請求額が多い医療機関名の提供を要請。この結果、入院または通院患者すべてが生活保護受給者である医療機関が34カ所に上ることが分かった。

 生活保護受給者の医療費を全額公費で負担する医療扶助は、保護費全体のほぼ半額を占め、大阪市では平成20年度に1129億円を支出している。

 市は29日、庁内で開催した生活保護行政特別調査プロジェクトチーム(PT)の会合で立ち入り調査対象について協議した。

 一方、市はPT会合で、生活保護受給を機に安定した住居に入る受給者に支払われる被服費の布団代について、9月から現物給付とする方針を表明。同様の取り組みは政令市では広島、福岡両市で行われている。

 市では布団代の上限額は1万7800円。21年度の支給は9704件、総額1億6880万円で、1件当たり1万7395円と上限額に近く、貧困ビジネス業者が関係しているケースもあるとみられる。上限額約21万円が支給される葬祭費などについても現物給付を検討する方針。






ブラック病院、

こんなところはごく一部。




貧困ビジネスと結託して

某柔道整復師業界の一部のような

請求方法をしている(2)、

ということです。






まじめにやっている側からしたら

こんな不正請求、吐き気がします。







ただ、医療業界だけでなく

同じ診療報酬を得ている団体でも

かなりグレーな存在もあって

あまり関心を払われていない、

見過ごされているところも

あるということです。





貧困ビジネスの根は

さらに深く入り込んでいます。










(1)医療がらみの貧困ビジネス

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(2)■開業つれづれ: 日本手技療法協会 「不正請求の実態の記事」

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-949.html


関連記事
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■開業つれづれ:「おおきく振りかぶって(15)」



おおきく振りかぶって(15)

早めに出ました。


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いやはや、

モモカン、医療関係者だったんですね。

最初の方では

結構ガテンなバイトしているみたいでしたが。




カバーはずしてみましたか?

あの気になるメンタルトレーニングの

内容についてもちょっと触れられています。





巻末のカレンダーとか

家の見取り図とか、

設定細かいです。





なにより、

大会だけじゃなくて

日常の部活がそのまま

ストーリーになっているのが

すごいです。




呂佳さんの

「なんだそれ

お前に

そんな価値……」


って言うセリフは

実は本当はかなりひどいセリフ。

岳史、お前の野球人生なんか

価値はない、

代わりはいっぱいる、

ってこと。





いろいろと

考えさせられる一冊でした。









関連記事

■開業つれづれ:「医療事故対策:厚労省モデル事業、死因究明は目標の1割--05年度開始からの5年」


どうなるんだか

全く不明の医療事故調。





医師の責任問題も含めて、

きちんとした行政、法整備が

されなければ

いったんトラブルがなにかあれば

基準ははっきりしないけど

医師個人が徹底的に攻められて終了、

という雰囲気はかわらないでしょう。





医療に従事する医師の安心感を

得られるような制度設計に

なっているようには思えません。






医療事故対策:厚労省モデル事業、死因究明は目標の1割--05年度開始からの5年



毎日新聞 2010年6月28日 東京夕刊

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100628dde041040023000c.html

 ◇解剖同意、周知不足が壁に

 診療行為に関連して死亡した患者の死因を究明し、再発防止を図る厚生労働省のモデル事業の受付件数が、年間200件とした当初の目標を大幅に下回り、05年度の事業開始からの5年間で105件にとどまったことが分かった。遺族から解剖の同意が得られないことや、医療機関や警察に対する事業の周知不足などが理由とみられる。こうした事態を受け、運営主体の日本医療安全調査機構は、事業の見直しを始めた。

 モデル事業は、医療事故の原因究明と再発防止を担う第三者機関の創設を視野に、東京や大阪など10カ所で実施。入院中や診療直後の急死事案があった場合、医療機関は遺族の承諾を得て各地の事務局に連絡し、機構に登録した解剖担当医らが解剖を行うとともにカルテを調査する。弁護士らも交えた評価委員会が報告書をまとめる。

 機構によると、目標件数は行政解剖件数などを参考に決められたが、05年度(7カ月)は13件、06年度は36件と低迷。3年目の07年度からは目標を年間80件に下げたが、年10~20件台で推移し、

5年間では当初目標の10分の1

にとどまった。

 事務局に相談があったものの、対象にならなかった事例も196件あった。内訳は「解剖の同意が得られなかった」が最多で60件。遺族の中には遺体を傷つけたくないと考えたり、大学病院に遺体を移動することへの抵抗感があるという。

 そのほか、「医師法21条(異状死体の届け出義務)に基づき警察にも届けられ、

司法解剖や行政解剖の対象になった」が33件

「遺族の相談を受けたが、調査の前提となる医療機関からの依頼がなかった」が30件--などとなっている。

 機構は今月、見直しに向けた会議の初会合を開催。解剖の同意を得やすい環境整備のため、解剖担当医などを派遣し、依頼があった医療機関でも解剖を行う方向で調整することを決めた。さらに、司法、行政解剖の対象にならなかった事例はモデル事業に委ねてもらうよう、警察庁へ働きかけることを厚労省に要請する方針だ。

 第三者機関の創設を巡っては、各病院での事故調査を優先すべきだとする民主党が政権を握り、論議は止まっている。【佐々木洋】






モデル事業の問題点は

1.医師法21条に代わる制度として期待されながら、

異状死体の場合には警察署に届け出るべきだとされている

2.医療施設、遺族、民間保険会社、医師会、裁判所の判断を

拘束できないので、医療トラブルの抜本的な解決にはならない

3.対象地域や受付時間が限られている、

などがあげられています((1)より抜粋)。




なによりも

法的な位置が不安定であり、

警察を含めた関係機関との

位置が微妙過ぎる気がします。




医療事故、医療トラブルに関しては

何らかの対策が絶対に必要ですが、

医師の権利についての保護もなければ

第一線の医師は怖くて医療ができなくなってしまいます。










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(2006/11)
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関連記事

■開業つれづれ:「都内で百日ぜき流行 平成11年以降で最悪」

関係各所はご存知かと思いますが、

百日咳が流行しております。






都内で百日ぜき流行 平成11年以降で最悪


2010年6月24日7時56分配信 産経新聞


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100624-00000054-san-soci

 都内の百日ぜき患者が集計を始めた平成11年以来、最速ペースで増加していることが23日、都の調査で分かった。都は特に大人の患者数の増加が顕著として注意を呼びかけている。

 都によると、定点観測をしている都内150の医療機関で確認された患者数は20日現在216人で、1機関あたり平均0・23人。特に江戸川区では3・0人と警報レベル(1・0人)を大きく超えている。

 11年の年間患者数は41人で、このうち20歳以上の患者は1人だったが、今年は20歳以上の患者が216人中100人と4割以上を占めているのが特徴。

 都は「激しいせきが長く続くなどの症状がある場合は早めに医療機関に受診した方がよい」としている。

最終更新:6月24日8時18分







データはこちらから

国立感染症研究所
感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/pertussis/index.html

22週の記載を抜粋してみました↓





 感染症発生動向調査では、全国約3,000カ所の小児科定点からの報告数に基づいて百日咳の患者発生状況の分析を行っている。2010年第22週の週別の患者報告数は214例(定点当たり報告数0.07)となり、前週(第21週)の報告数(145例)を大きく上回った(図1)。

都道府県別は、東京都30例、千葉県27例、神奈川県24例、栃木県17例、広島県15例、福岡県11例、沖縄県11例、埼玉県10例、兵庫県8例

の順となっており、関東地域を中心に報告数の増加がみられているが、広島県、福岡県、沖縄県からの報告数も大きく増加している(図2)。2010年第1~22週までの累積報告数は1,913例であり、男女別では男性40.7%(778例)、女性59.3%(1,135例)と女性の報告割合が高く、0歳児では男性の報告割合が高いものの、20歳以上では女性の報告割合が60%以上を占めている。年齢群別では、20歳以上53.1%(1,015例)、0歳9.7%(186例)、1歳5.0%(95例)、2~3歳8.1%(155例)、4~5歳7.1%(135例)となっている。

小児科定点からの報告であるにもかかわらず、20歳以上の報告割合が年々増加

し、2010年では半数以上となっているが、19歳以下で最も多数を占めているのは0歳児である(図3、図4)。






ご存じのように小児期のワクチンにより

逆に自然感染機会が減って

成人での感染が増えているのは

世界的な傾向です。




エリスロマイシン、クラリスロマイシンなどの

マクロライド系抗生剤の2週間前後の投与が

必要とされています。




Wikipediaでは

”せき止め薬は使用しない。”

とされて激しい咳嗽に鎮咳薬を

出せないのか、

と勘違いするかもしれませんが、


(1)では

”痙咳に対しては鎮咳去痰剤、

場合により気管支拡張剤などが使われる。”

とされており、

使用は可能だと思われます。






一般診療に紛れ込んでいる可能性が

十分にある百日咳。




ぜひご注意ください。





(1)
IDWR
2003年第36週号(2003年9月1~7日)掲載
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_36.html
国立感染症研究所感染症情報センター 多田有希・岡部信彦













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■開業つれづれ:「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話」マネー・ヘッタ・チャン 


「おまえ、国と会社に

だまされたのに

何も文句を言わないなんて

アホすぎるんちゃうん?」




いやはや、

なかなか面白い本でした。






”本当に残酷なマネー版グリム童話”

ですので、あまり派手な広告はないでしょうし、

大手金融機関の横やりで

メガヒットにはならないでしょうけど

なかなかに考えさせられる本です。



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ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
(2009/11/25)
マネー・ヘッタ・チャン

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カネヘルンの笛吹き

「断る力を持って、

自分の人生を進めば、

起きていることはすべて正しい」

ミセス・インディのところには笑ってしまいました。




確かに、ミセス・インディ、

自分の印税を

自分で進めた投信とかに

突っ込んでいるんでしょうか?




実際そうならおバカさんですし、

そうでないなら

読者がカモ、

ってことです。







他にも

ピノキオ銀行や

ヘッテルと7人のODA・NPOなど

読み応え十分です。




いかにして金融機関がだまし

詐欺師がだまし、

国がだますか

童話のように残酷なお話が

ウイットに富んだ文章で書かれています。





ブログはこちら

マネー・ヘッタ・チャン 物語るモノガタリ
http://d.hatena.ne.jp/hettachan/


本の前書きに関してはこちら。

2009-11-28 危険すぎた前書き 【期間限定?】
http://d.hatena.ne.jp/hettachan/20091128/1259392105




蒸し暑い今日この頃ですが、

ちょっと寒気のする、

下手すると逆に鼻血がでるような

一冊でした。



ご参考になりましたら幸いです。















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■開業つれづれ:iPad やっときました

みんな、起きろ~!

もう、今日はワールドカップの後遺症で

みんな眠そうで全然覇気がないです。








iPad やっときました。

なんか、もういいかな、ってかんじ。








2010.5.29 iPad をApple Storeで注文 ←これが一番の失敗、たぶん

2010.6.04 Dock(台)だけ到着 

2010.6.08 ケースだけ到着

2010.6.16 ソフトバンクWi-Fiプランカード(無料)のみ到着 ←一番腹が立った
          (本体ないのにどうしろというのだろう…)

2010.6.23 やっとiPad到着




外来で使用しようと思っていますので、

皆様に還元できる情報なら

お知らせしたいと思います。






とりあえず

来る前に萎えたので、

充電だけしました。




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■開業つれづれ:効果2倍 副作用2.6% 「イレッサ:遺伝子変異の肺がん患者に使用、生存期間2倍に--東北大など研究チーム」


効果があるのですが、

いろいろと問題の多いイレッサ。

肺がんの場合、

イレッサを選択しなくてはいけない状況は

他に選択肢はほとんどない気がします。





”★ イレッサの副作用でご家族を亡くされた方を探しています。情報をお寄せください”

という、イレッサ薬害被害者の会(1)。




でも、

その段階でイレッサを使わなければ

他に治療薬はあまりなく、

もしもうまくいけば生存期間が2倍になる、

という状況。






もしも、同じ状況なら

イレッサを選択したでしょうか。

しないのでしょうか。




副作用と効果。

今回のケースでは

生存期間は平均2倍に伸びます。

しかし、

間質性肺炎は2.6%の確率で起き、

1人/230人(0.4%)

の確率で死亡します。



薬には

100%の効果はなく

(あるとすれば魔法の薬です)、

100%の副作用もない

(あるとすればそれは”毒”です)。

そんなときに

医師と患者さんはどのように

考えるのでしょう。







イレッサ:遺伝子変異の肺がん患者に使用、生存期間2倍に--東北大など研究チーム

毎日新聞 2010年6月24日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/science/news/20100624ddm012040080000c.html


 ◇2.6%に重い副作用も

 特定の遺伝子が変異した進行性の肺がん患者に、治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)を使うと、通常の抗がん剤治療より生存期間が2倍になることが、東北大などの研究チームが実施した臨床試験で分かった。また、呼吸困難につながる間質性肺炎の副作用も改めて確認。チームは間質性肺炎の既往者を除くことを条件に、新たな治療法として推奨するよう提唱している。

 24日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。

 08年に日本で肺がんのために死亡したのは6万8847人で、がんの死因で最も多い。うち約80%が腺がんなどの「非小細胞肺がん」で、細胞のがん化にかかわる遺伝子「EGFR」の変異が原因とされる。その変異は日本人女性の肺がん患者の3分の2、男性の15%で見つかっている。

 チームは遺伝子変異が見つかった非小細胞がんの患者230人の半数に最初からイレッサを使い、残る半数は抗がん剤が効かなくなった後にイレッサを投与。その結果、最初からイレッサを使った場合の平均生存期間は30・5カ月で、抗がん剤のみの13・9カ月と比べ2倍に延命できた。抗がん剤後にイレッサを使用した患者の生存期間は23・6カ月だった。

 一方で、イレッサを最初から使った患者の

2・6%で間質性肺炎

の重い副作用が発生し、

うち1人が死亡

した。また、遺伝子変異がない場合に投与すると症状悪化の傾向がみられた。【山田大輔】







(2)のような理解に苦しむ

民事訴訟もありますが、

効果2倍と副作用2.6%、

どう考えますか、

という問題です。




副作用なく効果だけほしい

というのは無理な話なんですが、

それを理解してくれない方が多くて

医療現場は大変です。





理解できない方が正しくて、

理解するまで説明すべき

というのが現在の裁判所の立場のようです。

正しいと思いますか?







速効で承認をとったイレッサ。

希望通りの効果、

しかし副作用が出て裁判。

厚労省の承認が萎縮し、慎重になり、

さらに日本で未承認という

ドラックラグが発生する…。







こうやって医療は

形を変えていくのです。











(1)
イレッサ薬害被害者の会

http://homepage3.nifty.com/i250-higainokai/


(2)
■”モルヒネを使って死亡させた” 「イレッサ副作用死:投薬訴訟 遺族が控訴 /静岡」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-779.html











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■開業つれづれ:「こころを救う:過量服薬、救命現場が警鐘 治療薬、自殺手助け」

物事にはいろいろな面がある、

ということ。




以前にも複数回、自殺未遂された方が

当直しているときに搬入されたことがあります。




家族は

「病院は救って当然」という態度で、

我々は必死に夜中じゅう救命処置に

かかわりました。




なんとか救命できたあと、

翌日からぷっつりと家族は来なくなり、

患者さんも当然のように

医療費を踏み倒して

退院されていきました。





後日、半年もたたないうちに

また自殺未遂で搬入されたと

当直医に聞きました。




救急をする前に

別にすることが

あるのではないでしょうか。





まずは救急搬送側。





こころを救う:過量服薬、救命現場が警鐘 治療薬、自殺手助け


毎日新聞 2010年6月24日 東京朝刊

http://mainichi.jp/life/today/news/20100624ddm001040046000c.html

 自殺者が12年連続で3万人を超えた。心を病んだ人が治療を受ける機会は増えているのに歯止めがかからない。命を絶つ前に精神科や心療内科を受診していたのは半数に上るという調査もある。救えない命だったのか。医療現場から自殺対策の課題を探る。

 ◇精神科乱立、安易な処方も

 「お薬飲んじゃったんですか」。「どこでもらったんですか」。6月初旬、東京都武蔵野市の武蔵野赤十字病院救命救急センター。救急医の呼びかけに、運び込まれた女性(37)はうつろな目でわずかにうなずく。医師3人とともに処置に追われる須崎紳一郎センター長(55)に、救急隊員が空の菓子袋を差し出す。中にあった

向精神薬約200錠

はすべて女性が飲んでいた。

 重症者が年間1400人搬送される都内有数の救急病院。

向精神薬を大量に飲んで自殺や自傷を図る患者は増え続ける。

若い世代を中心に年150~160人。

全体の1割を超えた。

搬送前に死亡が確認された人は、ここには運ばれてこない。

 生死にかかわる過量服薬があまりに多いため、患者の回復後に病院が聞き取りしたところ大半が市販薬ではなく、精神科診療所などの医師が処方した薬と判明した。一度に飲んだ量は平均100錠になる。

「これほど大量なのに処方はわずか数日分。

治療薬が逆に自殺行為を手助けしている」と須崎医師は憤る。

 患者の一人が飲んでいた薬のリストがある。1回分が7種類。「これもこれも、名前は違うがすべて睡眠薬。1種類でいいのに。こんな処方は薬理学上あり得ない」。最も多い人は抗うつ薬4種類、睡眠薬4種類、抗不安薬2種類など一度に14種類を出されていた。複数の精神科専門医は「常軌を逸している。副作用に苦しんだり薬物依存に陥る可能性も高くなる」と指摘する。

 搬送患者の通院先を調べると、

いくつかの医療機関に絞られた。便利な「駅前」が目立つ。

須崎医師は「薬物治療の知識が足りないのか、患者の要求通りに出しているのか……」と不信を募らせる。

 08年の全国の精神科・心療内科の診療所は3193。10年間で5割増えた。向精神薬の市場も成長し、調査会社「富士経済」によると、08年の売り上げは10年前の2倍以上にあたる約2976億円。国は自殺対策基本法で「自殺のおそれのある人へ必要な医療を適切に提供する」とうたっているが、受診が広がる中、医療機関の質のばらつきが際立つ。

 過量服薬した後のケアも自殺対策の大きな柱だ。未遂者は、その後既遂に至る割合が格段に高いとされるためだ。ところが、入院させて心身両面から治療できる総合病院の精神科は診療報酬が低く、病院経営を圧迫して減少の一途。一方、勤務医は診療所を開業する。武蔵野赤十字病院にも精神科の入院病棟はない。体が回復すれば退院せざるを得ないため、心の継続的なケアは難しい。

 須崎医師らは患者の家族を交えて相談し、元の医療機関へ通院するしかない場合は、主治医あての紹介状を持たせて送り出す。「自殺予防に十分配慮をお願いします」。しかし、

再び大量に処方された薬を飲んで運ばれてくる患者は少なくない。

「救急で命を救っても、これではむなしすぎませんか」【江刺正嘉、奥山智己、堀智行】

==============

 ■ことば

 ◇向精神薬
 中枢神経系に働いて精神機能に影響を与える物質。作用によって▽睡眠薬▽抗不安薬▽抗うつ薬--などに分類され、治療での適正な使用が求められている。物質によっては、依存性と乱用で心身に障害を引き起こす危険性がある。






こちらは処方している側。






こころを救う:さまよい12年 うつ病男性、処方200錠で自殺未遂

毎日新聞 2010年6月24日 東京朝刊




http://mainichi.jp/life/today/news/20100624ddm041040071000c.html


 ◇「いつまで薬を飲み続ければいいのか」


 「もう消えたいんですけど」。誰かが書き込むと知らない誰かが応える。「起きてると辛(つら)くなるからゆっくり休んでね」。心を病む人が集い、病状や処方薬の情報を交換するインターネットの「メンタル系サイト」。ハンドルネーム・ロボ(41)のサイトもその一つだ。うつ病と診断されて12年、診療所を転々とした。「いつまで薬を飲み続ければいいのか」。ロボの書き込みに目が留まり、取材を申し込んだ。

 東京都内の心療内科にかかったのは、企業のシステムエンジニアをしていた98年。不況のさなか、自殺者が3万人を初めて突破した年だ。深夜勤務が続き、不眠に悩んだ。医師は抗不安薬3種を処方した。不調を訴えると効き目の強い薬を次々に出され、7種類に増えた。緊張や不安は治まらない。持ち帰る薬の袋だけが膨らんだ。

 03年に千葉県へ引っ越し、診療所も転院した。待合室はいつも満席で2時間待ち。「調子はどう」「薬出しときます」。診察は1分で終わる。相談したいことがあっても医師は「大変だね」としか口にしない。

 欠勤が続き会社を解雇された。再就職活動でうつ病と打ち明けたことがある。「君、廃人だな」。不採用通知が届いた。2年後に就職できたシステム会社でもたびたび欠勤した。父は「ぜいたく病だ。明日から仕事に行け」と言う。行きたくても体が動かない。ため込んだ処方薬200錠を口に放り込んだ。目が覚めたのは、集中治療室から病棟に移った2日後だった。

 退院後、かかりつけの診療所の医師は「自殺を図るような患者はもう診ない」と告げた。医者なんて頼れない。処方せんさえもらえればいい。そう割り切り、診察を続けてもらえるよう頭を下げた。同じ病のネット仲間だけが支えだった。

  ◇   ◇

 04年春、関西に住む一つ年下の介護士の女性がサイトを訪ねてきた。ロボが自殺を図った日、同じことをして入院したという。うつ病になってからも激務が続き、一人病と闘っていた。「ここに来て友だちがいっぱいできたよ」。そう喜ぶ彼女と付き合い始め、東京で2回デートした。1年後、突然目の前から消えた。向精神薬を大量に飲んで意識が戻らなかった。

 女性が懸命に生きてきたことを知っていた。だから彼女の分まで生きようと思った。近所にできたクリニックを受診した。これまでと違う医師の助言を聞きたかった。女医は処方薬の多さに驚いた。長年服用した薬を急に切ると心身の負担が大きい。「少しずつ減薬していきましょう」。医師が話に耳を傾けてくれたのは初めてだった。4年たち、初めて薬を1錠だけ減らせた。

 私はロボが住む街を歩いた。駅前のあちこちに精神科診療所がある。処方薬を大量に飲んで救急搬送される患者が絶えない診療所があると聞いた。院長は取材に答えた。

「他の病院で私の評判が悪いのは知っている。

でもそれは、過量服薬するような患者をやっかい払いしないで、すべて受け入れているからだ。

医者の哲学として。だから

(治療に)失敗しても試行錯誤しながらやっている」

 この日診療所には200人以上が訪れた。その手に処方せんを握り、再び街に消えていく。医者も患者も出口の見えないあい路をさまよっているようだった。

 病んだ心を誰が救うのか。自殺者3万人時代。ロボもその一人になっていたかもしれない。

  ◇   ◇

 ロボのハローワーク通いは続く。気持ちが落ち込み、しばらくネットの更新を休んだ。目が覚めてカーテンを開けるとマンションの間に朝焼けが広がる。もう一度、元気に働きたい。

 「ロボ、大丈夫?」。久しぶりに開いたサイトに誰かの書き込みが並んでいた。【堀智行】

==============

 情報やご意見をメール(t.shakaibu@mainichi.co.jp)、ファクス(03・3212・0635)、手紙(〒100-8051毎日新聞社会部「こころを救う」係)でお寄せください。










いろいろな考え方があるのは

いいと思います。

しかし、

実際に自殺者、自殺未遂者を大量生産している

クリニックがあることも確かです。





>他の病院で私の評判が悪いのは知っている。

>でもそれは、過量服薬するような患者をやっかい払いしないで、すべて受け入れているからだ。

>医者の哲学として。だから

>(治療に)失敗しても試行錯誤しながらやっている」






改正貸金業法といっしょで

制限を加えると

そこからはみ出す人が大量に出てきます。

あまりに制限がきついと

”闇”に流れることでしょう。




ただ、現状でいいわけではありません。

日本という国がもつ心の闇が

自殺へと導かれていきます。





「最小不幸」という気持ちの悪い概念が

全体を平坦化させ、

突出しているところの足を引っ張り、

結局は社会全体を沈没させるような国、日本。







その歪みが最終的に

現場におしよせています。




日本医療、日本の社会は

どのような方向を目指しているのでしょう?






























関連記事

■開業つれづれ:「偽診断書の注文相次ぐ W杯観戦で中国」

人民元の切り上げとか

自動車関連会社でストとか

いろいろと忙しいお隣さん。



ワールドカップで睡眠不足の様子。








偽診断書の注文相次ぐ W杯観戦で中国

Nikkan Sports News 2010年6月24日9時1分

http://southafrica2010.nikkansports.com/news/f-sc-tp3-20100624-645143.html

 深夜にW杯南アフリカ大会をテレビ観戦し、

疲れて仕事をしたくないサッカーファン向けに

「医師の診断書」付き病欠届を販売

する業者が中国で出現、注文が相次いでいる。

 病院関係者は、

業者が医師の印鑑などを偽造

していると指摘。弁護士は偽の診断書を使用した場合、解雇される恐れがあると警告している。

 23日付の英字紙、上海デーリーが報じた。

 同紙によると、複数の業者がインターネット上で注文を受けており、1日の病欠届の価格は20元(約260円)、2週間では120元という。

 50人以上から注文を受けたという業者は

「胃潰瘍(かいよう)の診断書が付いた2週間の病欠届が出せる。

もっと長い休暇が必要なら、妊娠の証明書もある」

としている。

 診断書の発行元として名前が使われている病院関係者は、厳格な規定があり安易に診断書を出すことはないとしている。一方、病院に勤めている友人から病欠届を買ったという業者もいるという。(共同)








さすがだ。

仮想妊娠まで可能とは。





すっかりすたれた

セカンドライフ的。

あの空間でも妊娠、出産可能だそうですが。





W杯のために

偽診断書販売が大繁盛。

すごいですね。

















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■開業つれづれ:断念はやっ! 「医師の復帰交渉断念 国頭村・安田診療所問題」


ネタ元は

智さん

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1441.html#comment11360

です。いつも大変お世話になっております。



話題の国頭村です(1)。



10日に会って、

21日は断念って、

断念はやっ!




よっぽど悪いことしていたと

自覚があったのでしょか、

この割り切りの早さは。








医師の復帰交渉断念 国頭村・安田診療所問題

沖縄タイムス 2010年6月22日 09時56分

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-22_7465/

 【国頭】国頭村安田の村立東部へき地診療所の中路丈夫医師(65)が村との雇用契約が結ばれないことを理由に、実家のある熊本市へ戻っていた問題で、

村は同医師との交渉を断念

したことが21日、分かった。

 宮城馨村長らは10日、同市を訪れ、中路医師への謝罪とともに診療所に戻るよう説得。その後も電話で要請を続けてきたが、同医師が要請を断ったため、村は交渉を断念した。

 中路医師は沖縄タイムスの取材に対し「へき地での新たな医者の確保は困難だと思う。

医者が赴任するときは雇用条件を整え、

辞令を出すことが行政の基本

ということを忘れないでほしい」と話した。







ははは。


医師も

よっぽどひどい仕打ちをされたんでしょうね。



>医者が赴任するときは雇用条件を整え、

>辞令を出すことが行政の基本



>再三にわたり要求してできなかった村を、いまさら信頼できない(1)

というひどい対応だったようです。



トラブルが起きて10日程度で

ギブアップする程度の

本気度では

実際に医師が来たら

なにもかもが医師の責任になってしまうことでしょう。




なんだか

北の夕張といい、南の国頭村といい

似たような構図になるのは

へき地の運命なのでしょうか。











(1)
■開業つれづれ:「開所5日で医師帰省 国頭へき地診療所 村との契約で不信感」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1437.html

■開業つれづれ:「医師「戻る考えない」 国頭村長は説得継続 診療所問題」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1441.html












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■開業つれづれ:「東京医科大の伊東理事長が辞任 相次ぐ不祥事受け引責」

「東京医大をなめているのか」

「朝日に挑戦状」

と、外基地医師のFAX攻撃で

Yahoo!一面を飾った

東京医大(1)。







22日の段階で

30日の任期満了前に辞任したって、

いったいそれにどんな意味があるんでしょう?






FAX医師はその後

一体どうなったのでしょうか?






東京医科大の伊東理事長が辞任 相次ぐ不祥事受け引責



産経ニュース2010.6.22 18:24

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100622/crm1006221826027-n1.htm

 生体肝移植での不適切な医療行為などが相次いだ東京医科大は22日、一連の不祥事の責任を取り、伊東洋理事長が30日の任期満了を前に辞任したと発表した。後任の理事長は7月1日の理事会で決められる。

 同大をめぐっては昨冬以降、生体肝移植での不適切な医療行為や診療報酬の不正請求、学位審査における謝礼金の受け取りなど不祥事が相次いで発覚。今年5月には原因究明と改善策を検討する第三者委員会を設置しており、7月中旬にも提言が行われる予定。







「朝日に挑戦状」

送りつけたら

自分は逮捕、

理事長は不祥事の責任を取って引責辞任、

という

単なる恥の広報をしてしまった状況。





逮捕後、どのようになったのか

知りたいところではあります。








(1)
■開業つれづれ:「東京医大をなめているのか?」 「朝日記者殺害ほのめかす、脅迫容疑で医師逮捕」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1427.html






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■開業つれづれ:「選択のあとで (3)医療」




なかなかへき地の広島。


>「無医地区」

>も、厚生労働省の調査(04年)によると56カ所。

>北海道に次いで多く、庄原市(23カ所)がその半数を占める。


西高東低といわれる

日本医療としては

意外な気がしますが、

広島も

立派なへき地っぷり。









選択のあとで (3)医療

asahi.com 2010年06月21日


http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001006210005


お腹の赤ちゃんに呼びかける下川洋子さんと長男=庄原市東城町川東で

 ■「無医地区」56ヵ所 県別2位


 1歳の長男に朝ご飯を食べさせ、夫の実家に預けた後、庄原市東城町川東の主婦下川洋子さん(35)は、妊娠7カ月のおなかをヨイショと抱え、車に乗り込む。


 行き先は、50キロ余り離れた三次市立三次中央病院の産婦人科。月2回、高速道路を使って約50分かけて通っている。9月半ばに2人目が生まれる予定だ。


 庄原市にはお産を扱う医療機関が一つもない。唯一あった庄原赤十字病院が5年前、医師の定年退職でお産は扱わなくなった。


 同じアパートの母親たちも皆、三次市で子供を産んだ。

「産気づいたら119番を」と、市から告知もあった。

「こんなにないんだと、改めて思った。ないものはないのだから仕方ない」。その三次中央病院も、9月以降は三次市内でお産を扱う唯一の病院になる。


 心配なのは産後も同じだ。地元に小児科がない。長男が生後まもなくひどい風邪をひいたときは、三次中央病院に入院させた。軽い症状なら、地元の内科医院に連れていく。それでもせきが止まらなかった長男が、三次中央病院の小児科にかかって回復した時は「やっぱり小児科だ」と思った。


 民主党は昨夏の衆院選で、マニフェストに医師を増やす施策を掲げた。下川さんは知ってはいたが、具体的な期待で一票投じたのではない。暗いニュースばかりに嫌気がさしていた。「少しでも元気な話が増えるようにして欲しかった」


 しかし政権交代後じきに、小沢一郎氏の元秘書の逮捕がニュースで流れた。「自民も民主も一緒やな」と思うようになった。


 「地元に子どもをみてくれる医療機関が一つでもあれば」と切に思う。だが「ここは田舎だから(国の施策の)効果が出るのは遅いでしょう」と、あきらめ顔だ。参院選は、自民でも民主でもない政党に票を投じたいが、新党が増え、決めかねている。


 県によると、県内23市町でお産を扱う医療機関があるのは10市町(2008年時点)しかない。一定の人口と面積がありながら医療機関に簡単にかかれない県内の

「無医地区」

も、厚生労働省の調査(04年)によると56カ所。

北海道に次いで多く、庄原市(23カ所)がその半数を占める。


 安芸高田市美土里町生田の北生(ほく・せい)診療所も、この春閉院した。約60キロ離れた広島市内の病院から通っていた医師が3月末で引退した。


 診療所近くに住む今野(いま・の)仁千六(に・ち・ろく)さん(70)は「時代の流れ」と受けとめた。地区の人口は700人余。最盛期の4分の1まで減り、高齢者が半分以上を占める。


 「診療所に限らない。小学校がなくなり、農協がなくなり……。後は郵便局だけ」


 今野さんが暮らす地域では、昨年10月から、市の委託でタクシー会社がワゴン車を走らせている。遠くなる公共機関への「足」を確保するためだ。予約すれば自宅近くで乗せ、20キロ離れた市中心部のJA吉田総合病院や10キロ先の横田診療所など、目的地で降ろしてくれる。料金は100~500円。お年寄りの「命綱」でもある。


 今野さんは長年、自民党の支持者だったが、昨夏の衆院選では民主党に投票した。「『ここに橋を架けた』という我田引水の議員ばかりの体制は、一度壊すべきだと思った」という。


 それから約10カ月。「民主党にいますぐ効果を求めるのは酷かもしれん」と政権運営を見守る。


 地域について言えば、もう診療所だけに医療を頼らず、在宅医療にシフトできないかと考える。一方で、診療所を始めとする公的機関が次々なくなるのが耐え難い。


 だから参院選は、国民新党に一票を託そうと考えている。


 「地区唯一の公的機関となった郵便局を、守ってくれると言っているのだから」(錦光山雅子)


◎ メモ 医師の新臨床研修制度が始まった2004年度以降、医師不足を訴える地域が相次いだ。自公政権時代の08年、国は医師数を抑制してきた政策を、増やす方針に転換。県でも09年度入試から「ふるさと枠」を設け、学費を援助する代わりに一定期間県内の過疎地などで勤務する医師を育てる制度を始めた。民主党も昨夏の衆院選のマニフェストで「医師の養成数を1・5倍に増やす」としたほか、勤務医の負担軽減に取り組む病院への様々な医療報酬を今年度から手厚く改定した。












こういうオチですか。

>だから参院選は、国民新党に一票を託そうと考えている。

最後まで読んで、

ずっこけました。




日本の経済をさらなる既得利権の

泥沼に引き込んで

非効率になるのが

国民新党の郵政政策です。







おなじ国民新党で

自民党に行ったときは医療通だった

じみさんは医療については

結構いいこと言っているんですけどね…(1)。







皮肉なことに

政権が中国寄りになって、

アメリカからの

日本の公的医療システム破壊、

混合診療による外資保険大躍進の

プレッシャーが減って

逆に医療機関は一息ついている感じです。





なかなかへき地の方々が

どのようなことを考えて投票するのかわかりませんが、

本当はもっと一般の方々が

知らなくてはいけないことがいっぱいあります。




今の弁護士の悲惨な状況と一緒で、

医師を大量生産したら

あっという間に日本の医療は

異様なものへと変化していくことでしょう(2)。












(1)
■「医療制度改革の真相」 国民新党 じみ庄三郎
http://ameblo.jp/med/entry-10039137891.html


(2)
■開業つれづれ:愚行を繰り返す 「30年ぶり医学部新設の容認検討 文科省、医師不足に対応」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1450.html

















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フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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