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■開業つれづれ:「根室病院医療過誤訴訟:市側争う姿勢--口頭弁論 /北海道」


日本のいちばん端にある根室。





「マイカー出産」

なる新語を作り出したことのある

毎日新聞の北海道版(1)。





詳しい話がわかりませんが

>出血性胃かいよう



>冠動脈

を広げるもんなのでしょうか?



だか、だか、だか

わかりませんが

さすが大盛り北海道

記事もアバウトです。







大盛り北海道

根室病院医療過誤訴訟:市側争う姿勢--口頭弁論 /北海道

毎日新聞 2010年4月28日 地方版



 根室市の市立根室病院で治療を受けた後に死亡した男性(当時54歳)の妻らが同市を相手取り、総額約8330万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、釧路地裁(小西洋裁判長)であった。市側は訴えを棄却するよう求め、全面的に争う姿勢を示した。

 訴状によると、男性は

出血性胃かいよう

の治療で同病院に入院していた07年11月20日、カテーテルを挿入して

冠動脈

を広げる治療を受けたが、この際に生じた出血が止まらず、翌21日未明、転送先の病院で死亡した。

 原告側は「医師は治療に際し、説明や適切な処置をしなかった」と主張。市側は「主張の詳しい内容は、今後の法廷で明らかにしたい」と話している。【山田泰雄】






根室での産科医療は

(1、2)で崩壊を紹介されてました。



市立根室病院HP
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/byouin


各科医師紹介
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/3ca25943ac5cbd6a492576d3002a41a0?OpenDocument

や外来案内

http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/980ace1be2879d464925749f002190f7?OpenDocument

を見ればわかるように

産科は出張のみのようです。





やはりまだ崩壊中のようです。









院長をはじめとして循環器の先生が

多い印象なんですが、

本当に心カテだったんでしょうか?






院長の東浦 勝浩先生。

珍しい名字だな、

と思ってちょっと検索。

http://web.sapmed.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/WorkRecordViewer.woa/1/wo/2BCYV8EZpbNpjEjpzvicaM/3.51.1.3.11.2


すべての論文、著書を

チェックしてみると

論文50本、著書13冊…。






おいおい、もしかしたらホントに本物?

それとも研究者タイプ?







崩壊中の根室の方々には

ありがたみが伝わっていないのでしょうか。






やっぱり根室で心カテ(かどうかわかりませんが)するのは

”漢”だった、

ということなんでしょうか。





裁判終了までに

病院そのものが

あればいいですね。








(1)
■毎日の新用語「マイカー出産」 リアル道産子の現状 「医療クライシス:北海道緊急事態/1 産科空白地区・根室 /北海道」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-642.html


(2)
リアル道産子 伝説が現実に…
http://ameblo.jp/med/entry-10028145186.html













関連記事

■開業つれづれ:「青空にとおく酒浸り 」安永航一郎



表紙がこれかい!

というかなり久々の安永航一郎氏

連載作品。


いやいや安永節健在です。




クリックするとアマゾンに飛びます。

青空にとおく酒浸り 1 (リュウコミックス)青空にとおく酒浸り 1 (リュウコミックス)
(2010/04/13)
安永航一郎

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まー、なんていうのか

面白いです。




ストライクゾーンは狭い気がするんですが、

本屋さんで平積みされていたので

なんだか変な気がします。



昔、「巨乳ハンター」という

タイトルを手にするだけで

困難さを伴った時代もありましたがw、

(しかも右乳編と左乳編ですから)

時代は変わるものです。





表紙のおっさんはある意味主人公なんですが、

インパクトはありすぎ。

主人公のお父さんです。






昔の作品には

「県立地球防衛軍」「陸軍中野予備校」 「巨乳ハンター」

など懐かしい名前がありますが、

どれもアマゾンでは購入できなさそう。





「県立地球防衛軍」

クリックすると楽天に飛びます。




「陸軍中野予備校」




「巨乳ハンター」






「ふぁいてぃんぐスイーパー」

…は中津賢也氏でした。

間違い。なんかごっちゃになってました。






前の連載作は火星人刑事で2001年らしいです。

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火星人刑事 5 (ヤングジャンプコミックス)火星人刑事 5 (ヤングジャンプコミックス)
(2001/09)
安永 航一郎

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ちなみに 青空にとおく酒浸り の5話

のイントロギャグで使っているのはこちら。

同じ連載誌だったんです。


おもいでエマノン 鶴田 謙二

おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)
(2008/05/20)
鶴田 謙二梶尾 真治

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■「おもいでエマノン」 鶴田 謙二 梶尾 真治 おまけ「クレィドゥ・ザ・スカイ」森 博嗣 鶴田 謙二
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-189.html





というわけで、

この記事にシンクロ率が高い人だけに

おすすめです。







関連記事

■開業つれづれ:銚子再起動なるか 「銚子市立病院、5月1日再開 当面内科だけで」



銚子市立病院、採算立ち行かず閉鎖

 ↓

怒った市民が市長をリコール

 ↓

リコール成立

 ↓

ごたごたでリコール推進派分裂

 ↓

赤字垂れ流しの前々市長が返り咲き


というのが今までの流れ(2)。



市民にはドラキュラ公と

呼ばれているとかいないとか。





再起動まで

どのくらいお金がかかるのでしょう?











銚子市立病院、5月1日再開 当面内科だけで


日本経済新聞 2010/4/27 16:10

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819490E0E5E2E1908DE0E5E2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL


 千葉県銚子市は27日、財政難から2008年9月末に休止した銚子市立病院を5月1日に再開すると発表した。指定管理者による「公設民営」で運営し、当面は内科だけを扱う。休止の責任を巡り当時の市長の解職にまで発展した問題に一区切りがつくことになる。

 運営は2月に発足した医療法人財団「銚子市立病院再生機構」が担う。診療は5月6日から始める。機構の理事長である笠井源吾医師が常勤医を務めるほか、日勤医が交代で診療する。当初は外来だけだが、年度末までにベッド数を増やし、入院にも対応したいとしている。

 同病院は県東部の中核病院の1つだったが、08年7月に当時の岡野俊昭市長が休止を決めた。市民団体が市長の解職を求め、岡野市長は失職。09年5月の出直し市長選で当選し就任した野平匡邦市長が公設民営での再開準備を進めていた。







つい先日も「公設民営」

「信じる者は救われる」(3)

とか言っていた方もいましたが、

信じるだけで赤字が減れば苦労はありません。







銚子市民の民意は

医療経済的政界とは

ななめ下にずれている気がします。





どのようになるのか

注視しております。






(1)
■開業つれづれ: 銚子市立総合病院: 「休止問題 公募法人「不適切」 指定管理者選定委が結論 /千葉」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-934.html

(2)
■開業つれづれ: ドラキュラ公、出現 「銚子「出直し市長選」は前々市長が当選したが元自治官僚の力で市民病院は再開できるのか」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-889.html

(3)
■開業つれづれ:「厳しさ覚悟の再出発」 公設民営化が決まった水原郷病院
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1380.html

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■開業つれづれ:「厳しさ覚悟の再出発」 公設民営化が決まった水原郷病院


医療崩壊の歴史に名をはせた

阿賀野市立水原郷病院。



いまだにゴタゴタしていて、

新大から

「4年間、何もしないで、

変な情報ばっかり流すなら(1)、

医師引き上げるよ」

と言われて真っ青。





まあ、

死ぬほど働いている医師に向かって

医師に働く意欲がないように聞こえるが。

とか言っちゃう土地柄ですから(1)、

4年間も同じところを

ぐるぐる回っていたんでしょう。










【ニュースの現場】厳しさ覚悟の再出発


asahi.com 2010年04月25日

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001004260002


■阿賀野市立水原郷病院 公設民営化


 阿賀野市立水原郷病院10月から公設民営化され、県厚生農業協同組合連合会(厚生連)が運営してゆくことになった。

4年前の医師の大量退職

以降、迷走が続いていた経営立て直し策をめぐる論議に、ひとまず決着がついた形だ。とはいえ、市の財政負担がどうなるのか、救急病院として復活できるのか――。市民の不安は消えない。水原郷病院の今後の歩みは、経営難に直面する他の公立病院にも影響を及ぼしそうだ。(戸松康雄)


   ◇


 「ほっとしている。今日がスタートだ」


 23日夜、天野市栄市長は議会閉会後、ゆったりとした表情で語った。



■「厚生連を信頼」


 水原郷病院の運営にあたる指定管理者を厚生連とする議案は、採決結果こそ14対6の大差だったが、質疑は5時間半に及んだ。反対する議員が繰り返し指摘したのが、市の財政負担をめぐる問題だ。


 民営化後、市は救急医療など「政策的医療」にかかる費用として国から配分される金(09年度で1億9千万円)を厚生連に交付する。厚生連は1年目から黒字化が可能と試算しているが、

赤字が出た場合は、原則として市が補填

(ほてん)することになっている。


 さらに、老朽化した病院を新築する際の費用も市の負担。市は土地購入費を節約するため、現在地での建て替えを目指しているが、厚生連は古くからの市街地の中では道路も狭いとして、移転が好ましいとの立場だ。


 「将来的に財政を圧迫する懸念がある」


 「積算が甘いのでは」


 厳しい追及に天野市長は言った。「まずは厚生連を信頼して、任せてみるのが大事ではないか。信じる者は救われる、という言葉もある」


 市は病院の赤字を補うため、05年度から5年間で16億5千万円を一般会計から支出した。昨年度だけでも、市税収入の7分の1にあたる6億円に上った。


 賛成派の議員も「民営化しても、公営のままでも、今後の財政負担は大きい。全市民が一体となって病院を支えることが大事だ」「どの道をたどっても厳しい」など、難しい選択だったことを認める。


 傍聴席には採決を見守る約30人の市民の姿があった。「可決」の瞬間、議場からも傍聴席からも、拍手はわかなかった。



■「新大が見放す」


 「民営化がかなわないなら、新たな身の振り方を考えなければならない」


 「議論が続くなら、厳しい事態が生じる。(医師を派遣する)新潟大学は水原郷病院を見放す」


 今月1日、市議会。招かれた水原郷病院の8人の医師は、公設民営化の是非論に早く決着をつけるよう求めた。市議のひとりは振り返る。「あれで、かなりの議員が『病院がなくなってしまっては意味がない』と思うようになった」


 水原郷病院の経営危機の発端は、05~06年の医師の大量退職だった。

当時26人いた医師が13人に半減。

再び医師がやめる事態になれば「閉院」が現実味を帯びる。「だれが責任を負うのか……」。そんな心理が23日の議決につながったと見る人は多い。


 加藤博さん(64)は同病院で、医学写真の撮影担当をしていた。「どんな病院を作るのか、といった議論が少なかった」と加藤さん。

医師が大量退職する前の病院は「コンビニ病院」と呼ばれていた

という。加藤さんによると、「昼は待たされる」といった理由で、夜間に訪れる患者も多く、中には当直が希望する診療科の医師でなければ、呼び出すよう求める人もいた。勤務の厳しさが大量退職につながったという。


 病院は診療科目を制限し、県から指定されていた救急病院の告示も返上せざるを得なかった。


 阿賀野市消防本部の08年の統計では、救急車の7割は新潟市や新発田市などへ向かう。緊急時の手術ができる病院がないからで、119番通報から、病院に到着するまでの平均所要時間は39・4分。県平均の35・8分、全国平均の33・4分を上回る。


 救急指定の復活を求める声は根強いが、厚生連は「医師が増え、態勢が整わなければ難しい」と慎重だ。


 加藤さんは3月下旬、病院職員OBで「阿賀野市の医療を考える会」を立ち上げ、25日にシンポジウムを開く。公設民営化に賛成・反対ではなく、市民にとって、どんな病院が必要なのかを、一緒にしっかり考えるのが目的。「救急指定になっても、

前と同じでは長続きしない

」と思うからだ。


   ◆◆◆


■08年度、黒字は1団体のみ〈県内市町村 公立病院〉


 各地で深刻化する公立病院の経営問題に対応するため、総務省は3年前、「公立病院改革ガイドライン」を定めた。全国の自治体に、数値目標を掲げて経営の効率化や、形態の見直しを促している。


 県のまとめでは、県内の市町村で公立病院を運営する10団体(病院数は11)のうち、08年度決算で黒字だったのは、五泉市の南部郷厚生病院を運営する「さくら福祉保健事務組合」(五泉市など4市町で構成)だけ。経常損益の赤字総額は、前年度より13%増の21億4千万円に上った。


 県立病院についても県は昨年、「県立県営に限定することなく、公設民営なども選択肢として、より効率的な経営形態を検討する必要がある」との考えを示している。









>信じる者は救われる

なんて、

悪徳商法につかまった高齢者が

言うようなセリフ。

こんなこと、市民がきいてみんな

「そうだ、そうだ、信じる者は救われるんだ」

って思うんでしょうか。

良い土地柄ですね。





いつも思うのですが、

>医師が大量退職する前の病院は「コンビニ病院」と呼ばれていた

って、そうとう医師の方々が

努力していたと思うのですが、

医療関係者の努力に関する感謝って

全くといっていいほど

表に出てきません。





結局、

医療に対する感謝などなく、

使い捨てられるサービス業の一種類として

「ないから困る」

という感覚なのでしょう。








(1)の議事録を見ればわかるように、

ものすごい医療知識のない方々が

思いつきの適当な意見を言って

どんどん転げ落ちているのが

よくわかります。





失われた4年間、

大学病院にあまえながら

いったい何をしていたのでしょう?












(1)
■「医師半減の阿賀野市立水原郷病院 /新潟」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-415.html




関連記事

■開業つれづれ:50万アクセス ありがとうございます!!

いつも大変お世話になっております。

辺境警備しておりますが、

こんなネット社会の隅っこのブログに来ていただき

ありがとうございます。




2010年4月24日に

50万アクセス突破いたしました!




カウンターを設置したのが

昨年の5月7日ですので

1年弱で50万アクセスとなっております。




仮に365日で割ったとしたら

1日当たり1369人の

アクセスがあることになります。





ちなみに、

私自身はカウントされないことになっています。

1.管理人自身はカウントされません

2.二重カウントはしていません
  (同一IPアドレスの場合、24時間経過まで1カウントになります)

((1)より)。





本当にありがとうございます。

当ブログは

読んでくださる方がいてはじめて成り立っている

ブログです。





これだけのアクセスがあることに

感謝します。

ありがとうございます。




今後とも皆様に読まれるような

ブログにしていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。








(1)
■「カウンター」始めました
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-814.html












関連記事

■開業つれづれ:どれだけ変なこと言っているか誰か教えてやれ 「医療の人手不足 外国人の就労制限撤廃は当然(4月26日付・読売社説)」 自分じゃできない”当然”の事

おバカなマスコミは何か

とんでもないことをほざいています。





>医療や介護の人手不足は深刻だ。

まあ、これはいいとして、

>資格を持つ外国人の就労制限をなくすのは当然と言えよう。

あまりのことで

???





へー、当然なんだ。

読売は社説ですから

読売新聞の社員は、

「自分が病院に行ったら医師も看護師も外国人でOK」

ということなんですか?







そして、

今回、撤廃されたのが

人余りの激しい歯科医師分野。



>医療分野の在留資格で

>看護師歯科医師

>として働く外国人に課している就労年数制限の見直しが明記された。




すでにあまっているところを開けてどうする?

誰を国内に入れようとしているんでしょう?








医師もすでに年数制限が見直されております。

そしたらどうなったか?



他の近隣諸国の医師の多くが

東京、大阪に偏在しているのが

わかります(1)。





これを

当然

というマスコミの精神がわかりません。







医療の人手不足 外国人の就労制限撤廃は当然(4月26日付・読売社説)

2010年4月26日01時23分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100425-OYT1T00842.htm



 医療や介護の人手不足は深刻だ。資格を持つ外国人の就労制限をなくすのは

当然

と言えよう。

 法務省が先月末に策定した第4次出入国管理基本計画に、医療分野の在留資格で看護師歯科医師として働く外国人に課している就労年数制限の見直しが明記された。

 外国人の場合、日本の国家試験に合格して免許を取得しても、看護師は7年、歯科医師は6年を超えて日本で働き続けることができない。保健師や助産師にも4年までの制限がある。

 日本で働き続けたいと希望する外国人は多い。日本語能力のハンデを乗り越えて試験に合格したのだから、正当な要望だろう。

 就労年数制限は、日本人の雇用に影響を及ぼすことを懸念して設けられた側面が強い。以前から過剰な規制との批判があり、医師については4年前に撤廃された。

 法務省は省令を改正し、看護師など残る職種すべての制限を撤廃するという。必要な是正である。改正作業を急いでほしい。

 基本計画は、日本国内の大学卒業と国家試験の合格を条件に、介護分野でも外国人の受け入れを検討することを盛り込んだ。

 介護を受ける高齢者は加速度的に増加する。約124万人の介護職員は、2025年にはほぼ2倍必要になると推計されている。

 一方、介護福祉士の資格を持ちながら働いていない日本人が数多くいる。心身ともに大変な仕事であるのに報酬が低いためだ。

 人手不足解消のためには、まず日本人の労働環境の改善に努めるべきだが、日本人職員を急激に増やすのは限界がある。介護分野でも外国人の受け入れに道を開くのは、妥当な判断といえる。

 インドネシア、フィリピンとの経済連携協定(EPA)に基づいて受け入れている看護師・介護福祉士希望者への対応も必要だ。

 試験問題に難解な漢字が頻出することもあり、先月の看護師試験でも、受験した254人のうち合格者は3人にとどまった。

 彼らは母国で資格を取り、看護や介護に必要な知識を身につけている人たちだ。日本人の合格者が9割近いことを考えると、合格率が極端に低いのは漢字が障壁となっているのは間違いあるまい。

 厚生労働省も試験の見直しに着手し、「褥瘡(じょくそう)」は「床ずれ」という具合に、平易な表現に言い換えることを検討している。

歓迎できる動きだ。

漢字にルビを振ることや、辞書の持ち込みを認めるなどさらに工夫を図ってほしい。





マスコミは専門職をなめているんでしょうか。

読売の理想が現実になるとどうなるか。






都内でクリニックに受診しようとしたら

たどたどしい日本語の看護師さんがいて、

看護師同士の会話は

英語、中国語、韓国語、タガログ語など。

スタッフ同士笑っていても内容が分からない。




看護記録も日本語ではなくなるかも。

なぜなら

医療単語がわからないから。






医師も某国出身。

日本人医師はへき地に飛ばされ、

外国人医師は都内で診療。


もちろん外国人医師は

何の学会にも

医師会にも

所属していない。







専門家としての勉強も怪しいものです。





医療情報は日本語と英語がメイン。

しかし

日本語の医療雑誌は読めない。

なぜなら

テストでは「褥瘡」も使われないから。



当然「褥瘡のための看護、介護」

という特集テーマとかまったく読めず。






もしも

日本人がアメリカに行ったなら

専門用語の習得はイロハのイの字。

わからない段階で終了、帰国。






さて、外国人クリニック。

医師に質問しても、

看護師に質問しても

ちんぷんかんぷんな答え方。





これが、読売さんの希望する

医療の姿?

しかも、これを

人が大量に余っている

歯科医師でも行う、

大量に歯科医師入ってきてください!!

って、これは某国向けのアピールですか?







マスコミは

世にも奇妙な”記者クラブ”を

解体したらどうでしょう?

閉鎖的にもほどがあります。






求める医療の姿を考えずに

単に蛇口を緩めるだけの

対策では傷口が余計に広がります。





読売が何も考えずに

雰囲気で社説を書いていることが

よくわかります。




ぜひ、社説を書いた方は

外国人クリニックに行って

平易な日本語で医療を受けてください。




それが当然なんでしょ?















(1)
■開業つれづれ:「外国人の看護師・歯科医の在留期限撤廃へ」 なぜ歯科医師も?
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1331.html
























関連記事

■開業つれづれ:4月の読書記録 「天地明察」「1Q84 BOOK 3」「レディ・ジョーカー」「個独のブログ」

最近、

読書の記録をアップできなくて申し訳ありません。






私自身、記事を書かないことで

かなり欲求不満が

溜まっておりまして、

周りに見えている本

(マンガを除く)

について書いてみたいと思います。








いま、同時進行で読書中なのは、

やはり村上春樹氏の1Q84 BOOK 3。


クリックするとアマゾンに飛びます。

1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
(2010/04/16)
村上春樹

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と、遂に発売された文庫版こちら、

高村 薫氏のレディ・ジョーカー。

レディ・ジョーカー〈上〉 (新潮文庫)レディ・ジョーカー〈上〉 (新潮文庫)
(2010/03)
高村 薫

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ハードカバー?

当然読んでますw。

あの赤字と黒字の2分冊、

ちゃんと持っています。



高村 薫氏は毎回文庫になる時には

結構修正してくるので

それも楽しみ。





あと、

「個独のブログ」を読みました。

個独のブログ―ある法律学徒の英語と読書な日々個独のブログ―ある法律学徒の英語と読書な日々
(2010/02)
伊藤 康祐

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出版社のコメント



2009年3月29日、愛知県に住む21歳の若者が急逝した。
名古屋大学法学部法律政治学科の3年生で、進級目前のこと。
彼が、本書の著者である伊藤康祐。
「国際弁護士になる」という高い志に向かって英語や法学の研鑽に励み、
漲る知識欲を読書や映画鑑賞で発散させ、
旅や留学生との交流をとおしてバランスの取れた政治思想を
養おうとする姿が描かれている。
それらは若者らしい熱気と感性に溢れ、
一方で同世代と比較して飛び抜けた知性に圧倒される。
彼は同世代にとって"誇り"となり、
後輩にとっては"目標"となり、
親世代にとっては"希望"となる存在だ。







21歳で急逝された方の文章というのを

読んでみたくなり

お、と思って衝動買い。




一法律学徒の英語と読書な日々
http://d.hatena.ne.jp/kousuke-i/


がオリジナルのブログなんですが、

うーん。



死んだ人の悪口は言いづらい。

ブログを読んでから

買うかどうか決めたほうがいいです。

出版社の宣伝文にかなり引き込まれました。






菜根譚

中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚
(2007/12/15)
洪自誠

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がとてもよかった

ディスカヴァー・トゥエンティワン。






今度は

「超訳 ニーチェの言葉」を出しました。

超訳 ニーチェの言葉超訳 ニーチェの言葉
(2010/01/12)
白取 春彦

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結果は…。

確かにいい言葉かもしれませんが、

明らかにニーチェを知らない人狙い。




ニーチェの箇条書きって、

一体どうでしょう?

村上春樹の短編を読んで

彼を語るのとは

ちょっとわけが違う気がします。










マンガ版の

「ツァラトゥストラかく語りき」

ツァラトゥストラかく語りき (まんがで読破)ツァラトゥストラかく語りき (まんがで読破)
(2008/08)
ニーチェバラエティアートワークス

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のほうがまだましかも。

ただ、

こちらも原作とは全く異なる話になっておりますので

ご注意を。





こんな感じなら

毎日 キルケゴール

とか

超簡単 ウィトゲンシュタイン

とか

出てきそうな予感…。





一方、菜根譚は素晴らしい本でした。

これは本当にお勧めです。










井上ひさし氏が亡くなられて、

家にあった吉里吉里人

吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)
(1985/09)
井上 ひさし

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と、

四千万歩の男(五) (講談社文庫)四千万歩の男(五) (講談社文庫)
(1993/03/03)
井上 ひさし

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をぱらぱら斜め読み。




吉里吉里人は本当にドキドキしながら

読んだ記憶があります。

最後に確か便器が…、

おっとネタばれになってしまいますね。




「四千万歩の男」もいい話でした。

故人のご冥福をお祈りいたします。









今回の本屋大賞に輝いた

「天地明察」

天地明察天地明察
(2009/12/01)
冲方 丁

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「四千万歩の男」

に匹敵するような本です

(比べること自体、変なことかもしれませんが)。



これは是非に読んでいただきたい本です。

500ページ近い小説ですが、

どんどん引き込まれます。



彼が成し遂げる改暦の事業に

ハラハラドキドキしながらの

展開を読むのはとても幸せな時間でした。



歴史小説が好きな人にも

そうでない人にもお勧めの一冊です。







あとはプロレスラー三沢光晴が

リングで命を落としてから6月で1年。

プロレス暗夜行路 (宝島SUGOI文庫 A へ 1-124)プロレス暗夜行路 (宝島SUGOI文庫 A へ 1-124)
(2010/03/05)
別冊宝島編集部

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こんな本を熟読したりしてました。








急に暑くなったり寒くなったりした

今年の4月。




新年度だけに

ゆっくりつれづれに読書とはいきませんが、

読み飛ばし、乱読、積読の一部でした。



体調など崩されませんよう

ご注意ください。



ご参考になりましたら幸いです。






























関連記事

■開業つれづれ:国立、労災病院を縮小せよ! 「国病機構の病院事業「規模縮減」―事業仕分け第2弾」


仕分け第2弾。

国立病院、労災病院は縮小させろ!

という結論のようです。



>国立病院機構による「診療事業」

>労災病院等業務のうち労災病院の設置・運営

>事業規模の縮減やガバナンスの抜本見直しが必要






…医療崩壊が叫ばれておりますが、

国立病院、労災病院が

地方機関病院として支えている地域も

多いはずです。





”規模縮減”して

本当にいいのでしょうか?


そもそも、この事業仕分け、

責任者の不在が言われておりますが、

だれが責任を持つんでしょう?






国病機構の病院事業「規模縮減」―事業仕分け第2弾

2010年04月23日 23:30 キャリアブレイン

https://www.cabrain.net/news/article/newsId/27359.html




 政府の行政刷新会議のワーキンググループ(WG)は4月23日、

国立病院機構による「診療事業」

と、労働者健康福祉機構の

「労災病院等業務のうち労災病院の設置・運営」

を仕分け対象にし、いずれについても「当該法人で実施」とする一方、

事業規模の縮減やガバナンスの抜本見直しが必要

だと結論付けた。


 枝野幸男行政刷新担当相は席上、2つの独法について「民間ができない大事な部分を担っていただいている。ぜひ頑張っていただかなければいけない」と述べ、こうした役割を担うにはガバナンスの強化などが必要だと指摘した。
 仕分け人からは、地域全体での国立病院の在り方や、労災病院と他の公的病院との関係を考えるべきなどの意見が出た。

 議論終了後に委員の意見を集計した結果、国立病院機構の診療事業は「当該法人で実施」が13人、「自治体、民間の判断に任せる」が1人。労災病院では、「当該法人で実施」が6人、「他法人で実施」4人、「自治体、民間の判断に任せる」2人、「廃止」1人などだった。
 「当該法人で実施」とした13人のうち7人が事業規模の縮減を主張。ガバナンスを強化すべきとの意見も多かった。これ以外では、本部経費の削減、ブロック事務所の削減あるいは廃止も含めて見直すべきだとの意見もあり、菊田真紀子衆院議員はこれらの点を検討するよう機構側に求めた。

 労災病院では、「当該法人で実施」とした6人のうち4人が事業規模の縮減を求めた。また、地域医療を再生する過程で再編や機能強化を目指すべきとの意見や、「ガバナンスが極めて低い」との指摘もあった。

■自発的健康診断受診支援など2事業が「廃止」-労働者健康福祉機構
 労働者健康福祉機構の「自発的健康診断受診支援助成金事業」と「小規模事業場産業保健活動支援促進助成金事業」の2つは「事業廃止」とされた。








国が国立病院、労災病院に対して

”おめーら、必要ないからちっちゃくなれ”

と言っています。




国立も労災も

本当にひどい労働環境で

頑張っている医師が大勢いますが、

さっさと撤退すべきです。




国がいらないというのなら、

粛々と従うしかありません。

金食い虫の

地域医療が崩壊させること自体が

国の方針なのですから。



























関連記事

■開業つれづれ:亡国の手当 「<子ども手当>韓国人男性が554人分申請 孤児と養子縁組」


あまりに日本の国益を無視した政策が

多すぎます。




新聞に載ったのはきっと極端だったからで、

5-10人ぐらいの適当な人数なら

咎める理由もありません。





毎月1万3千円 x 人数

というおいしいお金が申請書一枚で

海外に流出するわけです。

われわれの税金が無駄金になっていくわけです。







<子ども手当>韓国人男性が554人分申請 孤児と養子縁組

2010年4月24日2時31分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100424-00000007-mai-pol

 兵庫県尼崎市に住む50歳代とみられる韓国人男性が、

養子縁組したという554人分



子ども手当約8600万円(年間)

の申請をするため、同市の窓口を訪れていたことが分かった。市から照会を受けた厚生労働省は「支給対象にならない」と判断し、市は受け付けなかった。インターネット上では大量の子ども手当を申請した例が書き込まれているが、いずれも架空とみられ、

同省が数百人単位の一斉申請を確認したのは初めて。

【鈴木直】

 尼崎市こども家庭支援課の担当者によると、男性は22日昼前に窓口を訪れた。妻の母国・タイにある修道院と孤児院の子どもと養子縁組をしていると説明し、タイ政府が発行したという証明書を持参した。証明書は十数ページに及び、子どもの名前や出生地、生年月日などが1人につき1行ずつ書かれていた。担当者が「養子はどの子ですか」と聞くと「全員です」と答え、男女で計554人と説明したという。

 男性には実子が1人いる。子ども手当は月額1人につき1万3000円(10年度)で、計555人分が認められれば、年間8658万円の手当が支給されるが、厚労省子ども手当管理室は「支給はあり得ない」と言う。

 今回のようなケースについては、国会審議で野党から問題点として指摘されていた。

手当の支給要件は

(1)親など養育者が日本国内に居住している

(2)子どもを保護・監督し、生活費などを賄っている

--の2点だけ。

母国に子どもを残してきた外国人にも支給されるうえ、人数制限もなく、機械的な線引きが難しいためだ。こうした盲点を突かれ、ネット上では「100人を養子縁組しても手当はもらえる」といった書き込みや批判が絶えない。同省は今月6日、ホームページに「50人の孤児と養子縁組をした外国人には支給しない」と記したものの、根拠は「社会通念」とあいまいだ。何人以上なら不支給という明確な基準はなく、同様の申請が各地で続発しかねない状況となっている。

 尼崎市の男性は、子どもへの送金証明や面会を裏付けるパスポートのコピーなど外国人に求められる書類をそろえており、事前に調べてきた様子がうかがえた。市の担当者は「可能ならもらおうという意欲を感じた」と話している。


最終更新:4月24日2時47分






荒くて精度が低い法律です。

バラマキとかそういう以前に

「壊れた蛇口」

のようなものです。




手当が日本の国益になるんでしょうか?

はなはだ疑問です。

















関連記事

■開業つれづれ:「病院出産、10年後に20%減 産婦人科医会が推計」



どうしようもない

産科の現状。





>診療所は親子や夫婦で運営されているケースが多く、生活に合わせた多様な働き方が可能

とか言ってますが、

その”多様な働き方”

の中には

産科をやめて婦人科専門になる

というのも含まれているんですが、

それはなしですか。








病院出産、10年後に20%減 産婦人科医会が推計

2010/04/22 18:20 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042201000757.html


 病院勤務の産科医の就労環境を改善しなければ、10年後に病院(20床以上)で扱える出産数は、2009年の約54万件から約20%減る可能性があるとの推計を、日本産婦人科医会常務理事の中井章人・日本医科大教授がまとめた。

 女性医師が子育てなどのために、労働環境が過酷な出産診療から離れると予測されるのが理由で、中井教授は「(環境の)迅速な改善が必要」としている。

 同医会の09年8月の全国調査では、

女性産婦人科医の約3割が、自分自身が妊娠・育児中

だった。その一方で、病院勤務医の勤務時間や当直回数はここ1、2年ほとんど変わらなかった。中井教授の推計では、勤務形態の改善がなければ出産診療に携わる女性医師が減り、

10年後には病院勤務の産科医が25%減少。

病院の出産受け入れ件数は約41万件に落ち込むとしている。

 一方、診療所(19床以下)で09年に扱った出産数は約53万件。

「診療所は親子や夫婦で運営されているケースが多く、生活に合わせた多様な働き方が可能」

(中井教授)として、


10年後も48万件程度を維持

すると推計している。









大幅な改善がなければ

劣化するだけの産科現場。




助けるぞ!

といっていたミンスは

放り投げ、どうにもならない様子。








むしろ20%減というのは

低めの設定なのでは、

などと思ってしまいます。






20%少ないキャパに

押し寄せる妊婦さん。





ワンミスで医師人生終了…。




考えただけでも

ホラーです。















関連記事

■開業つれづれ:「総合メディカル、調剤薬局を4年後に500店 医師の開業を支援」




日経に立ち寄ったら、

http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819891E3E6E2E0858DE0E2E2E6E0E2E3E29E8A93E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E5E2;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2

なんて

なんだかキチガ●みたいなURL。




電子版の登場ですが、

”フリー”を逆走する

新聞業界はどうなるんでしょう。









総合メディカル、調剤薬局を4年後に500店 医師の開業を支援

2010/4/21 1:17 情報元 日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819891E3E6E2E0858DE0E2E2E6E0E2E3E29E8A93E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E5E2;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2


 総合メディカルは調剤薬局の出店を加速する。医師の独立開業を支援して診療所開設や、複数の診療所を集めた医療モールの開発を進め、それらの周辺などに自社の調剤薬局を開設する。店舗数を4年後に現在の約1.7…


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まあ、記事の中身はいいです、どうでも。




診療報酬改定で

さらに減収になる開業医師なのに、

独立開業支援として

根こそぎがっぽり儲ける、

死ぬまで中抜きして永久機関的な奴隷、

というビジネスモデルです。









日経のおかしな姿勢で

私のブログも何記事か

抹消されております。




そんな日経さんが

いよいよアメリカの新聞にならって

有料化!

って、どこに成功したビジネスモデルが

あるの?








>● 喜多社長「今スタートしなければ、10年後の成功はない」


ということですが、

メディアが

テレビ→ラジオに移行したように

「10年後に成功」

という概念自体が存在するのでしょうか?








日本経済新聞、電子版を3月創刊。購読料は月額1000円から


Internet watch 2010/2/24 18:47

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100224_351024.html



 日本経済新聞社は、新たなインターネット媒体「日本経済新聞 電子版」を3月23日に創刊する。一部は無料で閲覧できるが、すべてのコンテンツや機能を利用するには有料会員への登録が必要。月額料金は日経新聞の定期購読者が月額1000円、電子版のみの購読者は月額4000円で、決済方法はクレジットカード。3月1日から登録を受け付ける。

● 「NIKKEI NET」を継承・発展させた電子版。日経紙面も全文掲載
 「日本経済新聞 電子版」は、ニュースサイト「NIKKEI NET」を継承・発展させて、日本経済新聞社が新たに運営を開始するインターネット媒体。日本経済新聞本紙の朝刊と夕刊の東京最終版の記事全文を有料会員向けに提供するほか、特ダネを含んだ国内外の最新ニュースや日経グループ各社が集めた専門分野の情報やコラム、映像、英フィナンシャル・タイムズなどの海外コンテンツパートナーの翻訳記事を随時配信する。日本経済新聞社では、「日本経済新聞 電子版」に関して、「Web刊」との愛称を付けている。




 日本経済新聞本紙の記事全文は、朝刊が午前4時、夕刊は午後3時30分をめどに配信を予定。どちらも過去1週間分の記事が閲覧できる。サイト上では、1面や社説、政治というように掲載面に合わせて記事が掲載されている。また、記事にマウスカーソルを合わせると、ページ右側に表示された、紙面イメージ画像で記事の掲載部分を確認できるという。


 紙面デザインのまま閲覧できるFlashベースで動作する「紙面ビューワー」による閲覧も可能だ。「紙面ビューワー」では、紙面を拡大して表示できるほか、見出しを一覧表示して主要記事に1クリックで移動できる「ななめ読み」機能も用意した。



 朝刊と夕刊の発行の間に起きた最新情報に関しては、サービス愛称と同じ「Web刊」というコーナーで随時掲載。現行の「NIKKEI NET」では、主要記事6本程度を時系列に表示しているが、「Web刊」では掲載時点で重要と判断したニュースや読み物を5~10本程度選んだ上で、関連記事や解説、写真などを組み合わせて掲載。これにより、そのニュースの影響度を一目で理解できるようになるとした。

 「Web刊」ではまた、日経産業新聞や日経MJ、日経ヴェリタスといった専門媒体の記事、日経BPが発行する雑誌記事、提携する外部メディア記事も掲載。加えて、テレビ東京や日経CNBCなどの映像コンテンツ、「ヒット商品番付」などのランキング記事、主要経済指標なども掲載する。

 このほか、各ジャンルに沿ったニュースやコラムなどを掲載するコーナーとして、「ビジネスリーダー」「マネー」「テクノロジー」「ライフ」「スポーツ」も設ける。

 会員種別は、日本経済新聞社の無料会員ID「日経ID」を取得して、購読料を支払っている「購読者(有料会員)」に加え、「日経ID」のみを取得した「登録読者(登録会員)」、未登録の「一般読者」の3種類。朝刊・夕刊の閲覧は有料会員に限定される。

 「Web刊」に加え、「ビジネスリーダー」などの各コーナーに掲載する記事に関しては、有料会員限定記事以外はすべての会員種別で閲覧が可能。また、登録会員では、有料会員限定記事を毎月20本まで無料で閲覧できる。なお、有料会員限定の記事に関しては、見出しの後ろに「+」マークを表示する。

 PC版の動作環境は、OSがWindows 7/Vista/XP SP2以降およびMac OS X 10.6。WebブラウザーがInternet Explorer 7以降またはFirefox 3.5、Safari 4(Macのみ)で、Adobe Flash Player 9以降も必要になる。なお、iPhoneなどのスマートフォンは創刊当初、PC版のデザインが表示される。各機器に最適化した画面を用意するかに関しては、読者のニーズを踏まえながら検討するという。





● 記事の自動ピックアップなど、有料会員向け機能も用意


有料会員向けに「My日経」を提供。画面は「おすすめ」機能

 機能面では、これまでに読んだ記事やユーザーが関心を持つ分野に対する記事を自動でピックアップする「おすすめ」機能を備えた有料会員向けの「My日経」を用意。「My日経」では、事前に登録したキーワードに合致する記事を自動で収集する機能、最大100件まで記事をスクラップできる機能、記事の閲覧状況を確認できる機能も用意する。

 また、「朝刊一面」や「ランキング」など、ユーザーが頻繁に利用するコンテンツや機能へのショートカットを登録できる「Myガジェット」機能も提供。「Myガジェット」は、有料会員が利用できる携帯電話向けサービスとも連動し、登録したショートカットを共有できる。また、閲覧履歴やスクラップした記事の情報なども携帯電話向けサービスと共有が可能だ。

 過去記事の検索に関しては、有料会員の場合で過去5年間の記事を検索可能。毎月25件までは月額料金内で記事の見出し・本文の閲覧が可能で、

26件目以降は1件ごと175円の追加料金

が発生する。また、無料の登録会員に関しては、過去6カ月間の記事が検索対象で、検索結果に関しては見出しのみ表示される。




● 喜多社長「今スタートしなければ、10年後の成功はない」


日本経済新聞社の喜多社長

サイトURLも「NIKKEI NET」で使用する「http://www.nikkei.co.jp/」から「http://www.nikkei.com/」に改める
 24日に開催された説明会の中で、日本経済新聞社の喜多恒雄代表取締役社長は、「インターネットの普及により、世界中から膨大な情報がPCや携帯電話に集まっている」と語り、「特に若い世代を中心に紙の新聞ではなくインターネットで情報を手に入れる時代になっている」と説明。一方で、「その情報が本当のものなのか、発信源はどこなのか、誰か事実を確認したのかという点が情報の洪水の中でわかりにくくなっている」と指摘した。

 その上で、「紙の新聞で培ってきた正しい報道、価値のある言論を伝えていかなければならない」と語り、電子版創刊の経緯を明かした。喜多社長はまた、「PCや携帯電話などのデジタル機器に慣れ親しんでいる人に対しても、上質なジャーナリズムを提供することが、我々に課せられた役割だ」とも付け加えた。

 電子版の創刊理由に関しては、経営判断の側面もあるという。喜多社長は「紙の新聞は今後も続くが、将来大きな成長を期待することが難しい」とコメント。こうした中で、「良質な報道を確保するために経営基盤を強くするため、今後成長していくためにデジタル分野で収益を上げていくことが不可欠である」と述べた。

 喜多社長は「電子版を、紙の新聞に続く事業に育てていきたい」と述べ、「新聞業界は厳しい環境にあるが、今回の電子版の発表で新たなステージに入る」と発言。「電子版が簡単に成功するとは思っていない。成功するまで5年、10年かかるかもしれないが、今スタートさせなければ10年後の成功はない」とも述べた。

 「日本経済新聞 電子版」の購読料は、日経購読者が月額1000円、電子版のみの購読者が月額4000円だ。喜多社長は「本当に価値のある情報には対価をいただきたい」と述べ、「インターネットの情報は無料であるという、従来の観念とは違う考えで取り組みたい」と説明した。また、価格設定に関しては、「紙の新聞の部数に影響を与えないことを前提に、価格を模索した」という。

 日本経済新聞社では、日本経済新聞の発行部数が310万部程度であることから、1つの目安として約1割にあたる30万人を有料会員登録の目標とした。また、「日経ID」に関しては早期に50万人の登録を獲得したい考えだ。なお、売上目標などに関しては対外的な数値目標は掲げていない。

 このほか発表会では、「日本経済新聞 電子版」でのオープンな対応を表明。PCや携帯電話に加えて、それ以外のデジタル機器へも柔軟に対応する考えで、「一緒にやりたいという声があれば、我々の基本的な考えや親和性がある限り、前向きに取り組みたい」とした。また、

「日本経済新聞 電子版」が成功した際には、

得られたノウハウや構築した課金システムなどを、

他の新聞社に対して提供

する考えも示した。







ずっこけ、

>「日本経済新聞 電子版」が成功した際には、

>他の新聞社に対して提供

結局、顧客は

同業他社からの手数料ですか。





「ビグザムが量産された暁には!」

っていうのと

あまり変わらない気がするのは

気のせいでしょうか。


















関連記事

■開業つれづれ:里帰り出産なくなって1億円損! 「語ろう地域医療 現場は今 妊婦や親の負担数倍」



医は算術、

ということで

実際に死ぬほど働いて

医療をやっている

医師の思惑とは別に

「里帰り出産、どんどんやれば地域活性化!!」

なんてことをほざいております。





実際に24時間臨戦態勢で

へろへろになりながら

当直している医師のとなりで

「おめーら頑張れば地域に1億円売上出るんだけど」

とか言ってみれば?







どれだけ

ひどいことを言っているか

全然分かっていないようです。












語ろう地域医療 現場は今 妊婦や親の負担数倍


2010年4月21日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20100420-OYT8T01448.htm


 益田医療圏(益田市、津和野町、吉賀町)では、圏域外に住む妊婦の“里帰り出産”が制限されている。都会で暮らす地元出身の女性たちは、古里に戻って赤ちゃんを産めない。(小川紀之)

 益田市神田町の宮田明子さん(56)の携帯電話の待ち受け画面に、初孫の一瑠(いちる)君が映っている。大阪市西淀川区で子育て中の長女、愛子さん(31)がメールで送ってきた画像だ。見るたび、つい笑顔がこぼれる。「でも、あの時は大変だった……」と、慣れぬ大阪での日々を振り返る。

 ――昨年6月24日、午前2時。

 「破水があったみたい」

 愛子さんからの電話に、明子さんは驚いた。予定日より10日も早い。朝、職場の上司の出勤を待って休暇の許しを得て、午後1時25分、JR益田駅から新山口駅行き特急「スーパーおき3号」に乗った。

 初産の娘が気になる。「まだ、大丈夫?」「今、どんな様子なの?」。新幹線を乗り継ぎ、大阪市内の産院に着くまでの約4時間、携帯メールで何度も問い合わせた。自力で産院に行った愛子さんから「陣痛を待って階段を上り下りしている」などの返信が届く。

 午後7時過ぎの分娩(ぶんべん)に、明子さんは立ち会うことができた。

      ■ □

 明子さんが、愛子さんと一瑠君の元気な顔にほっとしたのは、つかの間。産着の用意、洗濯、買い出し――その夜から、することは山ほどあった。6日後に退院してからは愛子さんのマンションに泊まり、一家全員の食事を作った。買い物に出ると、あふれる人、込んだ電車。都会の目まぐるしさに疲れがたまった。

 長野県にある娘婿の実家からも、応援に来てくれた。しかし双方とも都合がつかず、娘と孫とを2人きりにする日もあった。仕事があり、明子さんは益田に戻らねばならない。「泣き出しそうな愛子の顔がまぶたから離れなくて。『申し訳ない』と思いながら電車に乗りました」

 その愛子さん。妊娠を知った時、益田で産むつもりでいた。産前産後の2か月間実家に戻り、“新米ママ”として必要なことを母から学ぶはずだった。関西や広島などに嫁いだ同級生らは、みんなそうしていた。だから、妊娠3か月だった一昨年11月、「これからは里帰り出産ができなくなるそうよ」と母から聞いた時、受話器を握ったまま「えー」と声をあげた。「じゃあ、私はどこで産めばいいの」

 大阪でも知り合いはできた。親切に声をかけてもくれる。でも、「出産前後のお世話までなんて頼めない」。実家の母、明子さんを頼るほかなかった。

 明子さんは結局、7月半ばまで10回前後も益田と大阪の間を行き来した。「2人目を産む時は、上の子の世話もあるので手伝いの苦労も今回以上でしょうね。それに次女が今、東京にいるんです」

 孫の誕生は、もちろん楽しみだ。ただ、里帰り出産できない大変さを思うとため息が出る。

      □ ■

 益田医療圏への里帰り出産は、制限されるまで年間約160件。今、圏域外で産む妊婦と駆けつける親らが、その数だけいることになる。

 益田市高津、石田米治さん(66)、悦子さん(59)夫婦は昨年10月、福岡市東区に住む長男(37)夫婦の次男、道(わたる)君の出産の手伝いのため、駆けつけた。悦子さんは、長男夫婦宅に2週間泊まった。「お嫁さんも私に気をつかったろう」と言う。益田赤十字病院で産まれた初孫、晃太朗君(3)の時より、

時間もお金も数倍かかった

 米治さんは福岡まで車で7、8回往復。現地では、保育園まで晃太朗君を送り迎えし、買い出しもした。市議で、議会医療対策特別委の委員長を務めた米治さんは、

かかった費用をメモ帳に記してみた

 出産費、交通費、買い物代など、総額71万円

里帰り出産をしていたはずの160人で掛け算すると、計1億1360万円にもなる。「元々、地元で使われていたお金が今、ほかの街に落ちている」と米治さん。地域経済にとって無視できない金額だ。

 <メモ>

 「出産期の娘や息子が圏域外にいる家族は困っているだろう。国策でも何でもいいから、里帰りして産めるように制度を整えてほしい」。米治さんはそう願っている。

 益田赤十字病院は2008年11月から、益田医療圏外の妊婦の受け入れを制限中。年間約100件の出産を扱っていた益田市内の診療所の取り扱い休止から、同病院に集中するのを防ぐため。同病院は常勤産科医3人で07年に544件を扱い、このうち“里帰り”は155件。派遣元の大学病院などが「過剰な受け入れは安全管理上好ましくない」とした。




本質とずれますが記事の、

メモ

の位置、ずれてませんか?

まだ記事終わっていない気がします。




こんな簡単なミス、

というかもしれませんが、

医療関係者は

この程度のミスで訴訟を起こされ、

一生を棒に振る可能性を

毎日背負って仕事をしています。






さて、タイトルで

>語ろう地域医療 現場は今 妊婦や親の負担数倍

とか言ってますが、

現時点で数倍なのは個人的な経験だけで

きちんとしたデータではないということです。




語ろう地域医療

と言いますが、

一方的な語りに終始しています。




里帰り出産で大変な苦労をしてきた

医療現場には

これっぽっちも感謝の声がないのはなぜでしょう?





いつも思うのですが、

「産科が無くなって不便」

「里帰り出産できなくなって大変」

という声は聞きますが、

「いままでやってくれてありがとう」

という声は全く聞こえません。





きっと、住民の脳内は

医療と水と安全はタダで当たり前、

なければ激怒、

なんでしょう。




いままでさんざん食い物にしてきて、

議会医療対策特別委の委員長だか何だか知りませんが

里帰り出産が無くなって1億円以上地元が損している!

なんていわれている土地に

医師が行こうと思うでしょうか?







私なら一気に萎えますね。





こんな方々とお付き合いしている

益田赤十字病院の先生方、

ご愁傷様です。



















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中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

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