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■開業つれづれ:「若手医師割合、地方ほど減 臨床研修導入後目立つ」



グラフ全体が右肩下がりなんですが、

そこは華麗にスルー。




国は

総合医→へき地医療

という絵を描いているようですが、

そんなに簡単に行くわけありません。




せっかく医師になって、

「バリバリ勉強するぞ!」

と思っている人を

●●村に行け、

そうでないと医療が崩壊する、

なんて主張していること自体が

問題です。





特に地域枠で入った人は

その後の人生が決まってしまいますので

最悪に近い人身売買制度です。




ちょっと前まで言っていた、

「医学部は働いて社会性がある人の再入学を進めろ」

という意見はどこへやら。




きっと、

社会人入学の方は

医療崩壊には何の役にも立たない、

というのが分かってきたんでしょう。





再入学の方は卒業時、

年齢が30台になることも多いですから

もっとも”医師としておいしい部分”、

つまり

都市部で、

ハードワークがなく、

ノーリスクで、

金儲けできる場所に入ってしまいます。






社会人入学を進めろ、

と言っていた方々は

どう思っているんでしょう?








若手医師割合、地方ほど減 臨床研修導入後目立つ

中日新聞 2010年3月30日 朝刊

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010033002000133.html

PK2010033002100042_size0[1]



 中部9県の病院勤務医のうち、

30歳未満の若手医師が占める割合

が、

都市部から遠く人口の少ない県ほど大幅に減少

する傾向にあることが、厚生労働省による1998~2008年の医師・歯科医師・薬剤師調査の分析で分かった。臨床研修制度が導入された04年以降に減少が目立っており、新制度の導入を機に地方の若手医師不足が進んだことを裏付けている。

 08年の調査によると、各県の若手医師の割合は、富山10・5%、三重11・0%、石川12・4%、福井12・6%、長野12・7%となり、計5県で

全国平均14・8%

を下回った。中でも富山は中部9県で最低となった。

 一方、愛知は98年の18・7%から06年に19・1%へとわずかに上昇。08年は愛知18・2%、岐阜15・6%、静岡15・6%、滋賀16・4%といずれも98年に比べて減少幅は小さかった。

 医師不足問題に詳しい城西大経営学部の伊関友伸准教授は「

若い医師は、医師数が多く指導体制が整っている

都市部の大病院で技術を磨きたいという意識が強い。


ただ、北陸3県など研修体制の充実に取り組んだ地域では09年から若手医師がかなり増えてきた。このような動きが広がれば、医師不足解消につながる」と話す。







ちなみに

オリジナルデータはこちら。

平成20年(2008)

医師・歯科医師・薬剤師調査の概況

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/08/

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/08/dl/gaikyo1.pdf








>30歳未満の若手医師が占める割合

>都市部から遠く人口の少ない県ほど大幅に減少

この理論から言えば、

鳥取とか島根とか

30歳未満医師が

ほぼゼロでもしょうがない

ということなんでしょうけど、

まあ、ホイスト降下とかさせているのですから(1)、

そういう屈強な方ばかり残っているんでしょう。





へき地ニーズだけでなく、

ヘリから垂直降下とか、

そんなニーズまで

満たさなくてはいけない

若手医師の不幸は続きます。












(1)
■鳥取大医学部はヘリからダイブ(笑)!! 「ホイスト降下運用開始 医師らヘリから現場へ」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-400.html









関連記事

■開業つれづれ:17人の奴隷たち 「中北部で医師5人減 小児救急崩壊危機 業務増、絶対数は不足」





ネタ元は

南島の管屋さん

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1343.html#comment10456

です。

いつも大変お世話になっております。





歴史は繰り返される、沖縄戦。

小児科の医師がどこまで持つか、

人間耐久レースです。







しかも、

そんな狂った状況に

>沖縄労働局

>連続勤務自体が違法ではない

とのお墨付き。

どう考えても違法だろうが。




22人→17人。

いまでも終わっている最終防衛線が

まさに突破されようとしています。

過労死ラインをとっくに超えた医師たちの

終わりなき沖縄戦が続いています。















中北部5病院小児科医5人減 救急一部制限も

琉球新報 2010年3月28日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-159926-storytopic-187.html

 本島中北部の小児救急に対応する

5病院で、小児科医が4月から計5人減る

ことが27日までに琉球新報の取材で分かった。

22人から17人に減り

、当直回数の増加など1人当たりの業務負担が増えるだけでなく、24時間救急に対応している県立中部病院では救急の一部制限も検討している。事態を重く見た中部地区保健医療協議会は開業医による時間外診療の検討など17項目の提言をまとめ、地区医師会、市町村、母子保健推進員などに通知している。

 現在、本島中北部で小児救急に対応しているのは県立北部(名護市)、県立中部(うるま市)、中頭(沖縄市)、中部徳洲会(同)、ハートライフ(中城村)の5病院。合計22人の医師(研修医は除く)が従事している。しかし開業や研修などの理由で、それぞれの病院で3月末までに1人ずつ医師が退職する。4月以降は17人で小児人口約11万人の中北部医療圏の小児救急を担うことになる。

 各院とも

「月5、6回が限度」といわれる当直が月8回

になるなど1人当たりの業務量が増え、負担が増大する。肉体的、精神的疲労による集中力の欠如や医療ミスの発生、さらなる医師の退職も懸念される。

 4月から4人体制となる中部病院は同体制では24時間365日の救急体制維持は困難として、県立南部医療センター・こども医療センターや中頭病院に協力を求める。こども医療センターは医師派遣を予定しているが、同院も人員に余裕はない。県内で最も小児患者の多い中頭病院は4月以降は5人体制で外来、救急、入院患者、緊急帝王切開時の対応をするため「これ以上業務を拡大すれば、医師を守れなくなる」とする。

 北部地区で唯一、小児の入院病棟を持つ

県立北部病院も4人体制

になり、伊佐真之小児科部長は「

診療制限などは現段階では考えていないが、

1人でも倒れると北部の小児医療は崩壊

する」と危機感を示している。
(玉城江梨子)





>県立北部病院も4人体制

>診療制限などは現段階では考えていないが、



すぐにでも診療制限考えないと、

あっという間に

4→1人

とか

4→0人

になってしまいますよ。







中北部で医師5人減 小児救急崩壊危機 業務増、絶対数は不足


琉球新報 2010年3月28日

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-159934-storytopic-187.html


 小児科勤務医が5人減る

ことで、本島中北部の小児救急が「崩壊」の危機にひんしている。関係者は背景に

医療が高度化したことで医師の業務は増加

したにもかかわらず、小児科医の絶対数が不足していることを挙げる。また、本来緊急度の高い患者を受け入れる救急に

「昼間には病院に行けない」

などの理由で、

緊急度の低い患者が多く押し寄せている

ことも影響している。
 「くたくたで正しい判断ができず、間違えるかもしれないという不安をいつも抱えている」「1人でも倒れたら崩壊する」。勤務医の減少で、危機にひんする本島中北部の小児科勤務医から悲痛な叫びが相次いだ。

 勤務医の仕事は日中の外来診療だけではない。入院中の患者の管理や夜間の救急対応に加え、研修医への教育や院外での地域保健活動などもある。当直の日は通常勤務からそのまま当直に入り、入院患者の対応、救急の対応をする。当直明けもそのまま通常勤務に入るのがほとんど。県内の多くの病院で当直明けの医師は連続30時間近くの勤務をしているのが実情だ。

 医師の減少により北部、中部、中頭の3病院では医師らは

月8回の当直

をしなければならない。
 

沖縄労働局は「

連続勤務自体が違法ではない

が、当直が月7、8回になると残業時間が100時間を超えるだろう。その場合、健康を脅かす可能性があり、医師による面談の対象となる」と指摘する。
 「そのまま倒れ込みたい状態」。小児科医の1人は当直明けの状態をこう表現する。別の小児科医は「薬の量や種類の記入間違いなど『ひやり・はっと』が頻発するのは当直明け」と明かす。
 最重症患者を治療する

中部病院が4月以降に4人体制

となることに、院内外から過重労働を不安視する声が上がった。同院の小濱守安医師(55)は「1年間何とか持たせても、疲労から心身ともにぼろぼろになっている可能性がある」とこぼす。
 中部病院は、小児救急の受け付けを午後11時までとしている中頭病院に救急診療時間の延長などを求めているが、中頭の宮里善次院長(60)は「現状でも当院は中部病院よりも多数の時間外患者を診ており、今以上に仕事や精神的負担が増えると、中頭病院の小児科そのものが崩壊する。苦しい決断かもしれないが、県内の小児科医を守るためにも中部病院は救急の制限が必要ではないか」と話した。






医師を見捨てた労働局。

>沖縄労働局

>連続勤務自体が違法ではない



違法じゃない、って言っているんだったら

誰か小児科の先生一人でもタレこんだら

いっぺんでばれますよ。




あまりにもひどい

現代のタコ部屋、

奴隷システムです。






医師の健康後回し 過労で退職した医師、働き方改善求める

琉球新報 2010年3月28日

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-159935-storytopic-187.html

 「以前はふらふらになっても診療することが武勇伝として語られたが、今の患者の医療ニーズは健康体の医師に診てもらうことだ」。10年前に過労で倒れ、県立中部病院を退職せざるを得なかった吉村仁志医師(50)は指摘し小児救急の在り方や医師の働き方を見直す必要性に言及した。

 吉村医師が倒れたのは2000年3月。前々日から前日の夕方まで当直で30時間以上の診療に当たった翌日早朝、八重山病院の応援に向かい、夕方まで外来診療をして帰ってきた夜のことだった。動悸(どうき)、冷や汗、気分不良などで中部病院の救急室に駆け込んだ。

 「誰が倒れてもおかしくない状態だった」。当時の中部病院の小児科医も現在と同じ5人。5人で外来、救急、入院する重症患者のケアに当たったほか、小児科医が不足していた八重山病院、南部病院にも応援医師を派遣していた。

 吉村医師は埼玉県立小児医療センターで勤務した後、中部病院に復職し、現在は南部医療センター・こども医療センターの小児科部長を務める。「今の医療水準、患者の要求は私が倒れたころよりも上がり、医師の業務も格段に増えている。今の中部病院の5人体制でも決して充足しているとは言えない」と断言する。「こども医療センターからの応援は必要だと思うが、それで終わりにすれば問題の先送りにすぎない。根本的に小児救急の在り方、医師の働き方を見直す必要がある」と指摘した。





いえいえ、

行政は小手先の改善すら

行わないでしょう。



死屍累々の小児科沖縄戦では

住民の支持なく、

行政のフォローもなく、

超人的な働きをしている医師に

住民が続々と

コンビニアタックをかけている、

行政は無視、

というのが実情です。











中北部で小児科医5人減 来院9割は軽症患者

琉球新報 2010年3月28日

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-159935-storytopic-187.html


 全国的に小児救急の抱える問題の一つが、本来救急を受診する必要のない軽症患者の多さで、勤務医が疲弊していることだ。県内も同様で、中部福祉保健所のまとめによると、2008年度の中部地区の救急病院の小児救急患者で、救急車を使わずに来院した患者の

92%が入院を必要としない軽症患者。

救急車で搬送された患者でも77%が入院に至らなかった。

 「軽症患者が減るだけでも負担は軽減される」。医師らは声をそろえる。
 同保健所の崎山八郎所長は「子どもが発熱すれば心配で救急を受診する気持ちは分かる。しかし、それに対応する小児科医の数は十分ではない。子どもの病気への対処の仕方や適正な受診などを保護者に啓発する必要がある」と話す。
 中頭病院の宮里善次院長は「救急は緊急を要する患者のためのもの」と指摘。

通常時間内に受診ができない親

の存在を挙げ「病児の親が早めに帰宅できる体制を企業の側もつくる必要がある」とそれぞれの役割について言及した。







まあ、あれなんですが、

>通常時間内に受診ができない親

開業して気づいたのが

公立学校の先生方、

結構いらっしゃいますね。

平日昼に来れるのは

やはり公務員しかいないのではないでしょうか。




ちなみに

ゴールデンウィークを全国でばらばらに取る、

とかいうアイディアがありますが、

下手すると

「余裕がある人は1カ月休み」

全国展開のチェーンなら

どこでも平常どおりのところがあるので

「ゴールデンウィークを国につぶされた」

ということになるでしょう。






取りあえず

沖縄戦は逃げた者勝ち、

という状況になっています。





住民の動きはなく

労働局は「合法」と黙ってみているだけ。

22人→17人という

戦線崩壊でも誰の助けもありません。

それなら、いっそスッキリ崩壊して

焼け野原から再度

始めた方がいいのではないでしょうか。





小児科の先生方が

毎日、身を削るようにして働いていることが

評価されていないことだけは

確かなようですから。















関連記事

■開業つれづれ:「地球帰還、ほぼ確実に=小惑星探査機「はやぶさ」-宇宙機構」




幾多の危機を乗り越えてきた「はやぶさ」(1,2)。

ついに地球に戻ってきます。









地球帰還、ほぼ確実に=小惑星探査機「はやぶさ」-宇宙機構

2010年3月27日19時23分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100327-00000101-jij-soci

 小惑星「イトカワ」への着陸成功後、数々のトラブルを乗り越えて地球帰還を目指す探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は27日、地球のごく近くを通過する軌道への投入に成功した。今後も、大気圏突入に向けた軌道の微調整を続けるが、寿命が懸念されていた航行用のイオンエンジンの連続運転を終え、目標とする6月の地球帰還はほぼ確実になった。

 はやぶさは小惑星の岩石試料を採取し、地球に持ち帰るのが目標。2003年5月に打ち上げられ、05年11月にイトカワ着地に成功したが、燃料漏れや姿勢制御装置の故障などが続発。当初の予定を3年延期して今年6月の地球帰還を目指してきたが、最後に残ったイオンエンジンも寿命が危ぶまれていた。

 27日午後、神奈川県相模原市の運用管制室で、管制チームがイオンエンジンの運転を止める指令を送信。約5分後に停止が確認されると、管制チームはほっとした表情で喜び合った。

 はやぶさは地球の高度約1万4000キロを通過する軌道に入っており、今後は、岩石試料を採取できた可能性のあるカプセルを回収するため、大気圏突入に向けた微調整を続ける。 






世界中にファンとマニアがいる「はやぶさ」(2)。

本当に心から帰りを待っています。







未見の方はこちらもどうぞ。

理系なら泣くぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=6kZbeAK-vBE


http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm8858782





他にもあれやこれやは(1,2)を参考に。

うー、今から楽しみです。









(1)
■開業つれづれ:「はやぶさ 奇跡的復活、再び地球へ」 灼熱過ぎる展開、はやぶさ。地球で待ってます。
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1187.html

(2)
■開業つれづれ:「小惑星探査機 『はやぶさ』帰還へ」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1252.html









関連記事

■開業つれづれ:「辞意撤回「頑張ってみます」 上小阿仁村の有沢医師「やめないで」署名600人」:追記あり

逃げ切れなかった医師(1)。




北斗七星の横にある星が

見えるような気がします。





>もう、心無い村などと呼ばれたくない

…かなり、そう言われたんでしょうね。








辞意撤回「頑張ってみます」 上小阿仁村の有沢医師「やめないで」署名600人

2010年3月20日 読売新聞
www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/.../20100319-OYT8T01242.htm

 村民からの心ない中傷

で、退職する意向を示した「上小阿仁村国保診療所」の有沢幸子医師(65)が19日、小林宏晨村長(72)に対し、「もう少し頑張ってみます」と

辞意を撤回

した。辞意は固かったが、有沢医師の退職願の提出が公になって以来、数多くの村民が診療所などに通い、慰留に努める一方、「やめないで」と書かれた600人以上の署名が10日足らずで集まった。想像以上の村民の熱意が有沢医師に翻意を促した。(糸井裕哉)

 村幹部によると、有沢医師が辞めることが分かった先週から、受診後の診察室で、小学生からお年寄りまで、慰留をする村民が続出した。

 また有沢医師が14日に村内で行った講演会では、入りきれないほどの村民であふれた。講演の途中で女性(62)が立ち上がり、「みんな先生に甘えっ放し。思いやりの心で一緒に先生を助けよう」と訴えかけると、大きな拍手が起き、有沢医師はこらえきれずに涙を流したという。

 10日余りで約600人の署名を集めた旅館経営の高橋健生さん(62)の元にも連日のように「どこで署名ができるの」「協力するから頑張れ」と村民から電話が次々と掛かってきた。

 高橋さんは「『有沢先生と心を通じさせたい』という一心でみんなが必死だった。

もう、心無い村などと呼ばれたくない

」と声を震わせた。

 有沢医師と面会した小林村長は、パートの看護師を1人雇用し、有沢医師の負担を軽減する申し入れをした。また村主導で策定していた診療計画を、有沢医師の裁量で決めることを認めた。

 赴任以来、病状が悪化して回復する見込みの薄い患者に対する往診と、介護する家族へのメンタルケアも行っているが、有沢医師は小林村長との話し合いで今後、

効率的な診察を行うため、現在休床中の19病床を「ホスピス」として再稼働

させ、

診療所で終末期医療

を行うことを提案。小林村長も了承した。

 小林村長は「言われなき中傷や不可解な嫌がらせがあった時は、私にすべて伝えてほしいと伝えた。村長として全力を挙げ、有沢先生を守り抜く」と話した。




(追記:すでにリンク切れになっています)




何気に書いてありますが、


>効率的な診察を行うため、現在休床中の19病床を「ホスピス」として再稼働

>診療所で終末期医療

というのは有床診療所でしょう、きっと。

いま、最も非効率でバタバタとつぶれている

有床診療所をあらたに立ち上げるなんて…。




たった一人で外来を行って、

さらに入院患者を19人持つことが

どれだけ大変なことか。



いよいよ医師の休みはゼロになり、

精神的に追い詰められるしかなくなるでしょう。




「医師がいなくなる!大変だ!!」

という村民の高揚感はいつしか消え、

医師の苦難の道が未来永劫続くことになります。



そして、65歳女性医師が

本当に辞めるときは

「診療所の医師がいなくなる」

ではなく

「診療所外来+入院(有床19床)+ホスピスの医師がいなくなる!」

というさらに高いハードルを残して

去るわけです。



それも20年も30年も先の話ではないでしょう

(85歳とか95歳まで現役続行されていたらすみません)。





…頑張れば頑張るほど

後任医師はその激務のために

見つかりづらくなるでしょう。






秋田では北斗星になぞらえて…?ん?







■ 秋田のニュース:北斗星

北斗星(3月21日付)

さきがけ 2010年3月21日
http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20100321ax


 村に建設する予定の新たな診療所で、今度は所長として腕を振るってもらえないか。助役からそう頼まれた女性医師は「前向きに検討させていただきます」とその場で快諾する

▼南木佳士さんの小説「阿弥陀堂だより」(文春文庫)の一場面。医師は東京で最先端の医療に従事していた。しかし心を病み、夫の生まれ故郷である小さな村に移り住んで診療所に勤務するようになる。この医師を村につなぎ留めようと、助役が行動を起こすのだ

▼大都市圏では、医師が1人や2人欠けたとしても、それほど大きな影響は出ないかもしれない。しかし地方の市町村は事情が違う。医師がたった1人いなくなることが、地域医療の土台まで揺るがす。代わりを確保することが極めて困難なためだ

▼自治体に頼まれて、移り住む医師ももちろん大変だ。人数が少ない分、1人にかかる負担は重い。休みも思うように取れず、心身ともに疲れがたまる。地域に溶け込み住民の安全・安心を支える。強い使命感と責任感がなければ到底務まらない仕事だ

上小阿仁村の診療所の女性医師が村に辞職願を提出し、波紋を呼んだ。親身な診察で信頼は厚い。村は慰留に努め、住民有志も署名を集めるなどした。結果は撤回。去られれば無医村となるだけに、患者らはほっと胸をなで下ろしただろう

いなくなるとなって初めて危機感が募った。

そんな住民も少なくないはず。

地域医療がぎりぎりのところで保たれている現実を、今更ながら思い知る。

(2010/03/21 10:44 更新)







このコラム

”北斗星”が

どうしても

”死兆星”

とダブってしまうのは

私自身、年代的なアレなんでしょうか…。





村民の一時的な高揚感、

それに負けて逃げ切れなかった医師と、

打開策としてあさって方向の

ホスピス有床診療所19床をかかえるという

悲劇的な北斗の拳的状況は

もう医師として破滅を意味しています。





>地域医療がぎりぎりのところで保たれている現実を、

>今更ながら思い知る。





マスコミのコメントが物語っています。

この文章は

医療関係者がギリギリでやっているのを

マスコミはほとんど忘れている、

という意味です。



「ああ、そんなこともありましたね、

地域の医療崩壊でしたっけ?」

この程度がマスコミや一般市民の認識です。




上小阿仁村に幸あれ。








(1)
■開業つれづれ:「無医化危機 揺れる村 上小阿仁唯一の医師辞意」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1326.html











関連記事

■開業つれづれ:「ソフトバンクの在日特権料金」


へー、

ということで

ノーコメント。








ソフトバンクの日本人侮蔑CMと在日特権料金・日本人を侮蔑する犬のお父さんと黒人のお兄さん・韓国では「ケーセッキ」(犬の子)や日本人や黒人が最低の侮蔑対象・SMAP出演CMでは犬の肛門から日本人と黒人が出る・在日韓国人だけなぜ安い?ネットリサーチ

http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-3783.html

ソフトバンクの在日特権料金て知ってましたか?許せますか?

http://research.news.livedoor.com/r/42628











関連記事

■開業つれづれ:「公立病院7割超が3年連続赤字 損失額2106億円」



国による地方病院つぶしは

確実に進行しています。




地方自治体が必死に支えていますが、

支えもいつかは

ぽっきりと折れてしまうでしょう。




ある瞬間に多くの地方で

同時にガラガラと公立病院が

潰れていく様子は

きっと厚労省と総務省にとって

すばらしい目標達成図に違いありません。



そのうらで

あらゆる住民の医療が断ち切られようとも。







公立病院7割超が3年連続赤字 損失額2106億円


2010/03/26 15:53 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032601000593.html



 地方自治体が運営する932

公立病院の70・9%

に当たる661病院が、

経営不振のため

2008年度決算で経常損失

を出したことが26日、総務省の集計で分かった。

赤字病院が70%を超えるのは3年連続

で、損失額の合計は2106億円だった。

 医師不足による診療体制の縮小で患者数が減少し、収入が落ち込んでいることなどが背景。損失を出した病院の割合は07年度比1・3ポイント低下、損失額は5・8%減少しているが、

小児科や救急医療などの不採算部門を維持

するため自治体が一般会計からの拠出金を増額したのが要因で、同省は「厳しい経営状況は変わらない」としている。

 利益を出した271病院を含めても合計の経常収益は0・9%減の3兆9597億円。このうち柱となる料金収入は、病院数や患者数の減少などで1・9%減の3兆2202億円だった。

 一方、経常収益にも含まれる、一般会計から病院への拠出額は4・2%増の5437億円で、自治体は財政難の中にあって地域医療の確保に向けて支援を拡充している。









子ども手当に

国防費を超える5兆円を当てる

ミンスさん、

これは一体どうしたことですか?





かたや

医療はぼろぼろになるまで

金を削ぎ、赤字だらけ。





さらに

電子加算の中止、

再診料の引き下げ、

DQNクレームが付けやすいように

超微細明細書の発行を義務付けと

やることなすこと

足を引っ張ることばかり。






「ああ、この政策は医療崩壊を救う」

といったことがまったく実感できません。

3年連続7割の公立病院が赤字ですから。




このまま日本の医療は干されたまま、

子ども手当に吸い取られていくのでしょう。







関連記事

■開業つれづれ:「ワクチン234万人分、今月末に期限切れ 余剰の1億3千万人分に迫る使用期限」「余ったワクチンは国が買い取って 自民議連が要望」




医療機関がワクチンを購入して

一般の方にワクチンを打つ。



手間もかかり全く割に合わないワクチン接種は、

各々の医療機関が果たすべき義務感に

支えられています。







ところが、

今回のようなDQNワクチン政策をやられると、

「来年からはワクチンやらない」

という医療機関が増えるのではないでしょうか。












余ったワクチンは国が買い取って 自民議連が要望

産経ニュース 2010.3.23 18:45

http://sankei.jp.msn.com/life/body/100323/bdy1003231846004-n1.htm

 新型インフルエンザワクチンが国内で大量に余り、医療機関や医薬品卸業者などでも在庫が出ていることを受け、自民党ワクチン政策議員連盟は23日、厚生労働省に対し、医療機関などの在庫ワクチンの買い取りを求める要望書を提出した。

 ワクチンは国産と輸入を合わせると約1億3千万人分が余っており、大量にワクチンを購入した医療機関などで在庫が出る見通し。

 副会長の塩崎恭久衆院議員は「多くの医療機関は、国の方針に協力してワクチンを購入している。国も対策を考えるべきだ」と訴えている。






実際の今年の問題点は、

1.ワクチンが買い取り制で、どこまで買ってワクチンを打てばいいか判断が難しかった

2.マスコミによるワクチンパニックが起きた

3.ワクチンの出荷と入荷タイミング、都道府県ごとの前倒しなど、ワクチン行政の現状を理解するのが難解だった

4.危機に立つ医療費へのアップ分が100億だったのに、ワクチンに1100億円以上かけたが無駄になった

ということでしょうか。




当然、

1.の”ワクチン返品不可”があるので、

「とにかく医療機関は全力でワクチン接種を行う」

とはなりません。



当然、病院では在庫が余れば損ですから、

「医療機関は、返品を考えて控え目に注文を出す」

ということになります。





2.はインフル初期の段階で学校や個人を

まるで犯罪者のように報道しておりましたが、

マスコミは一人も新型インフルにかからなかったのでしょうか?




3.は1.につながります。

どのタイミングでワクチンの予約を取っていいのか

全然わかりませんでした。



通常は、

ワクチン予約

 ↓

予約分を注文

 ↓

ワクチン納品

 ↓

ワクチン接種

だと思うのですが、




今回、行政は結局、


最初にワクチン注文

 ↓

注文分だけ予約

 ↓

ワクチン納品

 ↓

ワクチン接種



という変な流れで

混乱を呼びました。




私は独自に

先に予約を行ってから

発注をかけましたが、

多くの方から

「なんでそんなに予約を早く打ち切るのか」

「予約自体、知らなかった」

という非難を受けました。




やっている側の苦労は全然わかっていないようです。

マスコミも、住民の皆様も。

当然、行政側はまったく知ったことではないようです。

全部責任は現場に押し付けですから。





4.あきれたのは1100億円どぶに捨てているのに、

その決定もまったく闇の中であるということです(1)。

だれが、どのように決めたのでしょう?



誰も議事録を取っていないなんて

あるんですか?

本当に?

単なる失敗した政策判断の

隠ぺい工作としか思えません。






それすら検証できないのが

日本のワクチン行政です。








【新型インフル】ワクチン234万人分、今月末に期限切れ 余剰の1億3千万人分に迫る使用期限


産経ニュース 2010.3.21 21:30

http://sankei.jp.msn.com/life/body/100321/bdy1003212133000-n1.htm

 新型インフルエンザの流行が下火となる中、スイス・ノバルティス社製の輸入ワクチン234万人分が今月末、使用期限を迎える。月内に使われなければ、廃棄される初の新型ワクチンとなる。ワクチンは国産と輸入を合わせると約1億3千万人分が余っており、今後も使用期限が来れば順次、廃棄される。危機管理として輸入分だけで1126億円もの公費が投入されただけに、国の判断には検証を求める声も出始めている。(蕎麦谷里志)

 厚生労働省によると、今月9日までに新型ワクチンを接種した人は約2300万人。ほぼ全員が国産ワクチンを接種した。当初は、接種希望者が殺到し「足りない」と混乱した新型ワクチンだが、結果的に接種したのは国民の約18%。約30%が接種する季節性インフルを大きく下回った。

 最大の原因はワクチン供給のタイミングが新型流行に間に合わなかった点にある。さらに、2回接種の予定が途中で原則1回に変わったことも、ワクチン余剰に拍車をかけた。

 その結果、現在は国産約3100万人分と輸入約9900万人分の計1億3千万人分が余った状態となっている。

 ワクチンにはすべて使用期限がある。短いのがノバルティス社製で、製造から半年間。それぞれ製造時期が異なるため、今月末に234万人分が期限を迎え、今夏には同社の2500万人分がすべて使えなくなる。国産は使用期限が半年と1年のものがあり、今年4月から順次、期限切れが出始める。

 輸入ワクチンの残り7400万人分をしめる英・グラクソ・スミスクライン(GSK)製のワクチンは使用期限が1年半と比較的長め。厚労省は「再流行した場合や来季にも使える」と期待する。しかし、来季は季節性と新型を1本に混合した新しいワクチンが登場するため、新型だけのワクチンを接種する人は限られる可能性が高い。

 厚労省では現在、輸入ワクチンについてメーカー側と一部を契約解約できないか交渉中。すでにドイツやノルウェーなどはGSKと契約したワクチンの約3割を解約することで合意している。

 ワクチン輸入に使われた税金は1126億円。

厚労省は「危機管理上の判断だった」

と強調している。ただ、元北海道小樽市保健所長で、インフルに詳しい外岡(とのおか)立人(たつひと)氏は「今回のように季節性と毒性が大きく変わらない新型インフルで、

これほど大量のワクチンが必要だったのか。今後の検証が必要だろう

」と話している。






>これほど大量のワクチンが必要だったのか。今後の検証が必要だろう






いや、検証できないですから(1)。




>厚労省は「危機管理上の判断だった」


いや、それ以上に

医療崩壊は危機的です。




1100億円以上をどぶに捨てて、

だれがどうやって決めたかもわからない状況なのは

あまりにズサン過ぎませんか?







こうやって、

適当なワクチン行政と

無知なワクチン報道は

現場を振り回して

協力してくれる医療機関を

減らしていくわけです。





今回の新型インフル騒動で、

多くの医療関係者が思っています。

もう、ワクチンやりたくありません!!









(1)
■開業つれづれ:インフル、なんかわかんねーけどカネ出しました。1000億 「新型インフル諮問委、記録残さず=首相に答申の専門家会議-非公開の10回検証困難」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1311.html














関連記事

■開業つれづれ:「毎日新聞 日薬連・評議員に医療報道への「理解」求める文書」




すでにいろいろなところで取り上げられています。





毎日新聞、広告がなくて

「理解してください」

との話。





でも、物事は簡単。

誰が顧客なのかな?






新聞社の顧客は製薬会社。

製薬会社の顧客は医師。





新聞社が医師を丸叩きしました。

医師は怒って広告主に忠告。

広告主はびっくり、広告見合わせ。

これのどこに問題が?





そうでなくても今までのマスコミによる

医療報道はあまりに低俗で

医師叩きがひどすぎましたが、

一連の事件報道はあまりにひどすぎます。
















■ 毎日新聞 日薬連・評議員に医療報道への「理解」求める文書

Risfax【2010年3月19日】

http://www.risfax.co.jp/risfax/article.php?id=31501

 毎日新聞社が自社の医療報道に理解を求める朝比奈豊社長名の文書を、日本製薬団体連合会の評議員に配布した。

(以下は某掲示板から)

http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1266625383/163

複数の関係者によると、数年前の医療報道で一部医師から強い批判の声があがり、現場MRへの忠告、あるいはネットへの書き込み、電子メールの送付などで、同社への広告出稿をけん制する動きが活発化。

製薬企業のほとんどが出稿を停止し、

いまだ半数以上、停止状態

が続いているという。

 文書によると同社は06年8月、奈良県で意識不明になった妊婦を転送する病院が見つからず、大阪府内の病院で死亡した事故を、産科救急の不備、周産期医療の現状と課題などを交えて報じたところ、一部医師の間で「毎日新聞の報道が医療を崩壊させた」との批判が起きた。
 複数の関係者によるとこれを皮切りに、同社に広告出稿する製薬企業にも、批判の矛先が向くようになり、10社程度あった製薬企業の毎日新聞への広告のほとんどが出稿を停止。

いまも数社を除いて出稿停止

が続いている。背景には、現場MRに対する直接の忠告、2チャンネルなどネットの書き込み、電子メールの送付などで、広告出稿をけん制する動きがあったという。
 毎日新聞社は今回の文書で、「医療態勢が崩壊していた現実を報道したのであって、報道が崩壊させたわけではない」と説明する一方、

「医療報道をさらに充実させ、毎日新聞の医療に向けた姿勢をより鮮明にするよう心掛けてきた」

と強調。奈良県の医療事故報道に対する批判を

「謙虚に受け止め、医療報道を深化」

させた結果、「低医療費政策」と「医師数抑制策」の問題点を強く訴える報道で、成果を出したと訴えている。
 文書配布は日薬連の木村政之理事長に毎日新聞社の役員らが要請、木村理事長が竹中登一会長に相談したうえ、認められた。

「広告出稿の障害をできるだけ取り除きたいという思いがある」(毎日新聞関係者)

という。







毎日新聞、広告出稿は

>製薬企業のほとんどが出稿を停止し、

>いまだ半数以上、停止状態

ということで、


>いまも数社を除いて出稿停止





現在、数社は出稿しているようです。

へー。





2006年8月以降、

>「謙虚に受け止め、医療報道を深化」

したそうです。

なるほど。

その後、毎日さんには

こんな記事が載っております。



2008年3月の記事です。



■バカにするにもほどがある 「恐怖の医師不足 /宮崎 」毎日新聞 こんな程度で医師を叩くマスコミ
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-47.html

より。




だれやみ日記:恐怖の医師不足 /宮崎

毎日新聞 2008年3月24日

http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2008/03/24/20080324ddlk45070237000c.html

 県医師会とマスコミとの勉強会で先日、衝撃的な数字を示された。

医師不足が「まさかこれほど深刻とは」と驚いた。

 医師の数は増えているのに、なぜ地方では医師不足なのか。要因の一つに新医師臨床研修制度がある。新人医師には2年以上の臨床研修が04年に義務づけられた。ただし研修先は出身大学でなくても良いため、最新機器も医療スタッフもそろう都市部の民間病院に研修者の人気が集中した。
 ところが地方の医学部卒業生が、こぞって都会を目指した結果、母校の大学病院に欠員が生じてしまった。困った大学医局は、これまで卒業生を派遣してきた郡部の医療機関から勤務医を引き揚げ始めた。つまり宮崎大の卒業生は都会を目指し、穴の開いた大学医局は郡部から勤務医を引き揚げ、郡部からは医師が消えてしまうのだ。

 急ピッチの高齢化で県内の年間救急搬送は、この10年で約2万3000人から1万人も増えた。一方、県内の医師は約2550人と10年前から1割増えたが、高齢化の速度に追いつかない。10年前に一晩平均50人だった宮崎市夜間救急センターへの搬送は、現在65人に増えた。医師が比較的多い宮崎市内でさえ、若い医師が足りず、40代の医師が月に4、5回の当直をこなさざるを得ない。しかも20代の医師は10年前から33%減り、30代も12%減った。新人医師が地域医療を見限って都会へ出て行くため、県内では医師の高齢化と激務化が進み、ますます敬遠される職場になる。急患の「たらい回し」も防げない。10年先の状況を想像するとゾッとする。

 医師会側の説明が終わると、会場はしんとしてしまった。

「だから記事で県民に危機を訴えて下さい」

と筆者も言われたが

「ホラー(恐怖)記事になりそうです」という言葉しか出てこない。

いや、人命がかかっている。道路建設以上にどげんかせんといかんのだが。








いやいや、

われわれにとって、

こんなに無知なまま記事を書かれることの方が

「ホラー記事」

なんですが、ずーっとこのレヴェルの

報道が現在も繰り返されているわけです。




ま、躍動感で

「世の中、動いたと実感」

しているようですから(1,2)、

賞も受賞されたようで

返上もされてないみたいです。







医療界からは

ひどいことだと非難噴でしたが

完全無視。

顧客の顧客を無視し続けました。




>「世の中、動いたと実感」

世の中を動かしたのですから

消防法も変わったし、

救急のあまりのひどさから

医師も続々と最前線から

離脱せざるを得ませんでした

(私自身、医師叩きの

新聞報道が激化したちょうど2006年に決意し、

2008年に開業しました)。



いい方向か悪い方向か知りませんが、

世の中変えたぐらいですから

広告の数もまた変わりますよね。





広告主の顧客の頭、

殴っておいて、謝りもせず、

「深化させました。理解してください」

ということが

どれだけの意味を持っているのか

理解されているのでしょうか?















(1)
■開業つれづれ:「妊婦転送死亡:発生3年 「世の中、動いたと実感」遺族、産科医療改善望む /奈良」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1014.html

(2)
■新聞労連 毎日新聞報道が特別賞で表彰される 「躍動感」で奈良県南部 産科消滅
http://ameblo.jp/med/entry-10024207652.html




















関連記事

■開業つれづれ:便利!大きなポスト・イット  5色セット 635-5AN ボリュームパック ノート


木村氏の本を読んでいて(1)、

資産管理や重要書類の管理についての記載で

あ、そうか、

重要書類にポストイットで

情報を貼って行けばいいんだ、

ということに気付きました。




例えば生命保険。

あと不動産関係書類とか、

借金関係の書類に

その時の条件などを書いていくと

後で大変役に立ちます。




でも、なかなか大きなポストイットって

店頭では売ってません。





必然的にネットで検索。

こちらは1200円前後で500枚入り、

とてもカラフルなパックで

私は大好きです。








これいいです。





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アマゾンでは直販ではないようです。




うちでは常に使っています。

子供も勉強に結構使っています。






好きなグリーンやイエローから

子供に取られるのが

玉に瑕ですがw。





ご参考になりましたら幸いです。









関連記事

■開業つれづれ:「医療費窓口負担軽く 参院予算委 山下氏に首相「検討」」



残念ながら、

日本では窓口負担を減らすと

大量に患者さんが来るシステムになっています。




子供の受診抑制が利かない、

とくに夜間休日に

大挙して軽症患者が訪れるのは

無料だから、というのが

多くの医療関係者の見方です。








首相「医療費の窓口負担、軽減必要」

Nikkei Net 2010年3月18日 23:33
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100318ATFS1801U18032010.html

 鳩山由紀夫首相は18日の参院予算委員会で、低所得者らの医療費の窓口負担軽減が将来は必要との認識を示した。

海外と比較して数割高いとの思いもある。

必ずしも今すぐではないが、窓口負担が高くて十分な医療が受けられず亡くなることが極力なくなる社会をめざすため、新たに検討していきたい」と述べた。共産党の山下芳生氏への答弁。






首相がこう言いだすのですから、

窓口負担が軽くなるかもしれません。



下はオリジナルソースです。









医療費窓口負担軽く 参院予算委 山下氏に首相「検討」



2010年3月19日(金)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-03-19/2010031901_06_1.html

 日本共産党の山下芳生議員は18日、参院予算委員会で、

高すぎる医療費の窓口負担で死亡事例

も含む深刻な受診抑制が起きている実態を示し、窓口負担の軽減を正面から迫りました。鳩山由紀夫首相は「検討」を表明しました。

 山下氏は、国立社会保障・人口問題研究所の調査(昨年12月24日発表)をあげ、過去1年間に医療機関に行かなかった人のうち、「健康ではなかったが、いくことができなかった」が17%で、その理由の

第1位が「自己負担の割合が高いなど経済的な理由」(38・4%)

になっていることを示しました。首相は「受診抑制が働くことも事実としてありうる。ただ、一定の窓口負担はやむをえない」などと述べました。



 山下氏は「実態を直視すべきだ」と力説。大阪府門真市で行われた「門真国保実態調査」では、低収入層に受診の抑制・中断が、はっきりと現れていると事実を突きつけました(グラフ)。

 さらに、全日本民医連の調査では、保険証を持っているのに受診が遅れ、死亡した例が昨年分で10件も報告されていると指摘。「先進国では窓口負担はゼロ、あっても少額の定額制が当たり前だ」とせめて窓口負担の軽減に踏み出すよう迫ると、首相は、「海外と比較して数割高いという思いもある。窓口負担が高いゆえに十分な医療が受けられないで亡くなることが極力なくなる社会を目指していくために新たに検討していきたい」と述べました。






あれ、あの人、どうなったんだろう…。

という方はいらっしゃいます。



薬の自己中断は

よくありませんし、

命にかかわるものであればなおさらです。








中途脱落者に看護師や事務の人から

連絡を入れてもらっていた時期もありましたが、

「別の病院に行っている」とムスッとされたり、

「薬は効かないからやめた」とガチャンと切られたりと、

とても不快な対応も多く、

やめざるを得ませんでした。



どうしても治療の中途脱落者は

「星守る犬」のお父さんを

思い出してしまいます(1)。









単純に窓口負担を減らすのは

救急体制が崩壊するので

賛成はできません。





ただ、本当に必要な患者さんが

中途脱落しないような

セイフティーネットの仕組みが

いま求められています。










注:

当ブログは特定の政治団体や思想を支持しておりません。

ご了承ください。





(1)このマンガがすごい!2010 オトコ編 第4位です。

星守る犬星守る犬
(2009/07)
村上 たかし

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■開業つれづれ:救急搬送はどこへ行く?「救急搬送の基準作成に遅れ 中部9県はゼロ、1都5県のみ」


救急搬送のルールを決めろ、

という画一的な消防庁のお取決め。



ホッと胸をなでおろしているのは

救急隊。


いままでは搬送先を見つけられない救急隊の責任。

しかし今後は、この文章の通りにすれば

自分たちのせいではなく、

断った病院側の責任です。





とんでもないことになるのは

取決めを受けた基幹病院。









救急搬送の基準作成に遅れ 中部9県はゼロ、1都5県のみ


中日新聞 2010年3月18日 朝刊

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010031802000133.html

 消防庁

などが各都道府県に求めていた

救急搬送時の基準作り

が遅れ、

本年度中に完成するのは多くても1都5県

にとどまることが、同庁の調べで分かった。中部地方は1県も含まれていない。同庁は19日に開く全国担当課長会議で先行する東京都の事例などを紹介し、作成を急ぐよう促す。

 基準作りは、2008年に東京都で脳内出血した妊婦が多くの病院に受け入れを断られ死亡した事案を受け、昨年10月施行の改正消防法で義務づけられた。

傷病者の状況に応じて医療機関を分類する基準

や、

搬送先の医療機関のリスト

搬送する医療機関を選定する基準

など7項目を明文化し、迅速で適切な救急搬送につなげるよう求めている。

 明確な期限は設けていなかったものの、同庁は各都道府県とも本年度中に完成させると想定していた。だが同庁などの調査では完成するのは東京都と鹿児島県だけで、完成の可能性があるところも4県にとどまっている。

 愛知県は設置が義務づけられた基準作りのための協議会すら開いていない。同県の担当者は「いつまでにという期限が示されていないので急がなかった」と話した。各県の担当者からは「半年で作れというのは厳しい」との声が数多く漏れた。

 消防庁の担当者は「調査や調整に時間がかかる事情も分かるが、命を守る大切な基準。遅くとも改正法施行から1年になる今秋までには、完成させてほしい」と話している。







つまりは予想通り

搬送できない消防庁の責任を

現場の病院の責任になすりつける法律ができた、

ということです。




ルールができる基幹病院は

たまったものではありません。






3回以上受け入れ拒否1万3千件 重症患者救急搬送

47NEWS 2010/03/18 21:14 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031801000585.html


 総務省消防庁は18日、重症患者の救急搬送をめぐり、医療機関から3回以上受け入れを拒否されたケースが2009年の1年間で1万3164件(3・2%)だったとする調査結果を公表した。08年より1568件減ったものの、3年連続で1万件を大きく上回る深刻な状況。拒否の理由は「処置困難」が最も多く、次いで「手術中・患者対応中」「ベッド満床」「専門外」などだった。

 消防庁は「医療機関が多い大都市部でも、ほかに適した治療が可能な病院があるなどとして、負担の大きい救急患者を拒みがちだ」と指摘。

昨年10月施行の改正消防法



「受け入れ拒否が一定回数に達したら基幹病院に搬送する」

といった

ルール作りを都道府県に義務付け

ており、早期の取り組みを促す方針だ。

 09年の重症患者の救急搬送は約41万1021件。このうち最初の照会で受け入れ先が見つかったのは約34万8233件で84・7%に上ったが、10回以上拒否されたケースも677件(0・2%)あった。

 東京で39回拒否されたのは、

呼吸器系の病気

で自宅で動けなくなった60代の女性。

精神疾患もある

と伝えたところ、「専門外」などと次々に断られたという。









日本の医療はモザイク模様で、

全国均一になっているわけではありません。



大きな病院が乱立している大都市もあれば、

基幹病院が一つ二つ、あとはクリニックという地方都市、

診療所、クリニックだけがあるへき地、

それすらない無医村、

とさまざまです。



>「受け入れ拒否が一定回数に達したら基幹病院に搬送する」

>といった

>ルール作りを都道府県に義務付け

そして、

>7項目を明文化



なんて

画一的に出来るはずがありません。

同一の県内でも

一律に決めることは難しいのではないでしょうか。





そもそも

現場が燃え尽きるような「医療崩壊だ!!」

と言っているのに、

現場にはなんの手助けもせずに

紙を一枚出して、

「これからはこのルールでやってもらう。法律だ」

と通達が来るわけです。





そこにはこう書かれています。

>「受け入れ拒否が一定回数に達したら基幹病院に搬送する」




…バカか、おまえは。

基幹病院に援軍も送らずに

何を言っているんだ。





結局は、

消防庁が搬送できない自分の責任を

病院になすりつけるだけの

法律です。





こんな責任回避の法律ばかりで

現場に責任をなすりつけているから

医療は壊れてしまうのです(2)。





まあ、

福島みたく罰則まで検討

という(1)

悪魔の住む土地

にはさらになにかすごい力が働いているんでしょう。

意に反すると銃殺される北の大地か、

基地外としか思えません。






ここの議論を見ていると

とても

改正消防法

ではありません。






お上、文系脳の

改悪消防法

がまたまた現場を苦しめるわけです。














(1)”改悪”消防法

■開業つれづれ:とある医学の超DQN法 「救急搬送:ルール策定へ 県が受入協議会の初会合 /福島」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1239.html


■「救急搬送先のリスト作成 自民、消防法改正案を了承」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-786.html



(2)まさにすべての分野で起こっている日本の崩壊原因。

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■開業つれづれ:「大学医学科「地域枠」に欠員 」

昨年、私立の歯学部が

大幅定員割れして(1)

すでに医歯薬理工がボロボロになっている

実態が明らかになってきました。





結局おいしいことしているのは

規制、規制のお役所だけで

現場の理系は文系の作った

がんじがらめの何だかわからない

めちゃくちゃ高いハードルを

超えるだけで精いっぱい、

という狂った法治国家になり下がっています。







次は医学部の中でも

もっとも奴隷的立場にある

地域枠。






月に10マン出すから

お前の未来を地域に吸い取る、

という

悪魔的契約を各自治体がやっています。





秋田ではさらに

修学金まで値切って、

15→10万に減額しているのに

拘束期間は9年間で変わらずと(2)、

契約違反を平気で行い

闇金並みのブラックさを出しております。






こんなことやっていて、

世紀のへき地奴隷である

地域枠に人が集まるわけありません。










大学医学科「地域枠」に欠員

中国新聞 2010/3/17


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201003170048.html


 中国地方5県が国立大医学部医学科の今春の一般入試で設けた「地域枠」のうち、島根を除く4県の合格者数が定員割れとなった。地域医療に携わる意志のある人材を優先して入学させる仕組みで、各県が予算化していた奨学金が宙に浮く事態となっている。

 欠員は、広島県1人▽山口県1人▽岡山県3人▽鳥取県2人。

いずれも2月の国立大一般入試前期日程で設けた募集枠に対し、合格者数が下回った。

 地域枠は、合格者が卒業後6~9年間、県が指定する病院に勤務するのを条件にしている。在学中の6年間は、月額10~20万円の奨学金が支給される。

 広島県は、広島大5人と岡山大2人の地域枠を設けていた。岡山大は志願者3人のうち、

1人しか合格しなかった。

 岡山県は岡山大に設けた地域枠7人のうち4人しか確保できなかった。鳥取県は、

山口大の地域枠1人に志願者がいない

などし、計2人が欠員となった。

 行き場を失ったのは、合格者に支給するはずだった奨学金だ。山口県は、新年度予算案に8人分の奨学金8640万円を盛り込んでいたが、欠員1人分の1080万円は必要なくなった。

 一方、広島県は4月以降、岡山大医学部医学科に入る県出身者に対し、欠員1人分の奨学金の利用を呼び掛ける方針だ。







地域枠の生徒は

通常9年間のへき地奉仕義務があります。




いくら優秀な生徒であっても

海外留学や都市部での研修は許されず、

医学研究、ひいては教授になることや

アメリカ臨床、研究留学、WHOのような国際活動の道は

地域枠の生徒だけ、未来は完璧に閉ざされています。






首に鎖をつけられたまま

卒業と同時に

奴隷商人である自治体が

へき地に売り飛ばします。




「こいつ9年間、どんなへき地に行っても、文句言わないから」






人身売買的な悪魔契約を地方自治体が

理系最高峰と言われた医学部の学生の将来を

金で買い取るという愚行は、

そのまま優秀な人材のポテンシャルを奪い取ります。







なぜなら、

どんなに勉強が面白くて

どんなに研究が面白くて

どんなに医学が面白くても、

それを極めることは地域枠生徒だけ

へき地勤務が義務付けられているために

許されないからです。







実際のど田舎には虚無と

医学の真理や実力とは程遠い、

「医者はいくら頭が良くても、自分はよそ者だと理解しろ」

「地方の医者はバカだから、せめて24時間休みなく働け」

という閉鎖的で政治的で封建的な土地への

順応を強いられます。






全国で行われている

医学部生に対する悪魔契約。



将来の優秀な人材の喪失という

大きな大きな穴を日本は

抱えています。




















(1)
■歯科 ついに大幅定員割れ 「私立歯大の6割定員割れ、歯科医過剰感か…読売調査」 医療費抑制で歯科が逝く
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-772.html

(2)
■闇金 秋田くんの悪魔契約 「修学資金貸与1人当たり減額へ 09年度、募集枠広げ総額抑制」 月額15万→10万円に減額 でも9年は働け
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-681.html

















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中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

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