2009/11/24
幾多の困難を乗り越え、
地球を目指すはやぶさ。
っていうか
困難ありすぎ。
いやはや、
日本の宇宙技術は
ハンパじゃねーということで。
素晴らしい動画がアップされてます。
発想と道のりが
すでに宇宙戦艦ヤマトなもんで、
もう、理系の人は
これ見たら泣いちゃうよ。
ニコ動はこちら。
探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8858782探査機はやぶさのミッションにおいて、もはや変態レベルと言っても過言ではないくらいの未来予測が行われ、世界を驚かせています。ざっとまとめたものを、宇宙戦艦ヤマトの乗組員を使って動画にしてみました。
真田さん、凄すぎw。
数々の苦難とか、
ニコイチ仕様とか、
マジで、想像を絶する
航海です。
再生回数10万回突破中。
IDがない方はこちらから。
はてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm8858782…ほんと、
イスカンダル級の仕事だよ、
これ…。
小惑星探査機:はやぶさ復旧、地球帰還目指す毎日新聞 2009年11月19日 20時20分
http://mainichi.jp/select/science/news/20091120k0000m040077000c.html 新たなエンジン故障が発覚した日本の小惑星探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、過去に故障して停止していたエンジン2基の装置を組み合わせて、止まっていたエンジンの噴射に成功したと発表した。はやぶさは地球に向けた運転を再開し、現在の計画通り来年6月の地球帰還を目指す。
はやぶさは、4基のイオンエンジンA~Dを搭載する。だが、03年5月の打ち上げ直後にAのイオンを噴射する装置が故障、07年4月にはBの推力を維持する中和器が故障し、それぞれ運転を停止した。今月4日には、Dの中和器の故障が判明し、残るC1基だけでは推力が足りないため、地球帰還が危ぶまれていた。
JAXAは遠隔操作により、Aの中和器とBのイオン噴射装置を電気回路で結び、Bを噴射させることに成功。B1基で地球帰還に必要な推力を得られることを確認した。Cはいったん停止させた。
川口淳一郎・JAXAプロジェクトマネジャーは「非常に運よくAとBの組み合わせを起動させることができた。予断を許さないが、何とか地球に帰せればと考えている」と話している。【永山悦子】
さっそく、
ネットで新書(2)をすでに購入済み。
早く来ないかな。
(2)のタイトルからして、
はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語ですから、
もう、すでに伝説の域です。
一緒に、
”現代萌衛星図鑑”まで買ってしまった(3)!!
衛星萌え…。
購入ミスだと言いたいが、
どうもミスではないらしい。
…
はやぶさ、恐るべし
(実はこれ、その筋の方から
すごいいい本だと言われてたんですが、
購入のチャンスがなくて今回に至ってしまいました)。
動画で
スイングバイとか言っている人は
かなりの高確率で(1)読んでいると
見ました。
(1)にも書いてありますが、
日本のロケットは
本当に貧乏で、
アメリカ、ヨーロッパが
ロケット、衛星を2つつくって予備用としているのに対して
日本は常に一機。
一撃必殺というか、
本当にぎりぎりで
一発勝負でやっています。
原因は予算不足。
それなのに、
声の大きな方が
何も知らんと
「はぁ?ビジネスになってないでしょ」
とか言って
日本のロケット技術の予算を
さらにがっつり削りました(4)。
バカにはつける薬がない、
とはよく言ったものですが、
ほんと、
ニコ動みてから仕分けしろと声を大にして言いたいです。
いや、本当に
日本の技術者は変態、
もとい
すごすぎです。
感動。
はやぶさ君、
地球で待ってます。
(1)
超理系限定読本! 「恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―」松浦 晋也
http://ameblo.jp/med/entry-10031672550.htmlクリックするとアマゾンに飛びます。
(2)
はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書)(3)
現代萌衛星図鑑…そうか、これを買ってしまったんですね…。
知る人ぞ知る、泣ける理系本、らしいです。
早くみたい…。
(4)
技術立国あきらめたのか 事業仕分けロケット・スパコン標的にイザ 2009/11/18 01:30更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/325641/ 政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)が2010(平成22)年度予算の概算要求の無駄を削る事業仕分けは17日、東京・市谷本村町の国立印刷局市ケ谷センターで5日目の作業を行い、第1ラウンドの議論を終えた。事業の「廃止」や「予算計上の見送り」と判定された予算は1500億円程度にとどまるが、数千億円規模の基金や特別会計予算を国に返納すべきだとしており、実質的な削減額は1兆円を超える見込みだ。
次世代スーパーコンピューターやロケット開発などの最先端科学技術を「無駄」と認定するケースが続き、科学技術立国として、種をまき育てるという議論に踏み込むことはほとんどなかった。
17日の事業仕分けでは、文部科学省所管で官民共同で開発が進められてきた
中型ロケット「GX」(概算要求額58億円)が俎上に乗せられた。
「ロケット開発自体、ビジネスになる見通しが立っていないのに税金を使うのはどうか」
統括役の枝野幸男元民主党政調会長(45)がこう切り出すと、「米国、欧州、中国が成功したら日本のロケットは海外に売れなくなる」と、
ビジネスとして将来性がないとする意見が相次ぎ、
GXロケット計画は廃止、液化天然ガス(LNG)を使った新型エンジン開発も
来年度予算計上が見送られた。 LNGエンジンは長期間の運用が可能で、軌道間輸送機や惑星探査機に適する。世界でも日本が最先端を走り、「中国の宇宙開発をにらみ、優位性を確保することが日本の技術安全保障になる」(防衛省筋)との擁護論もある。しかし、仕分け作業でこうした観点の議論はなかった。
13日のスパコンに関する仕分け作業でも
「世界一を目指す理由は何か。2位では駄目か」(蓮舫参院議員)との発言が優位となり、開発事業費を「事実上の凍結」。開発主体の理化学研究所理事長でノーベル化学賞受賞者の野依(のより)良治氏を「(スパコンなしで)科学技術創造立国はありえない」と憤慨させた。
文科省の担当者は「中止すれば日本は最先端コンピューターをつくる技術を失い、1、2年の遅れが致命傷になる。国際競争は一度下りたら復帰することは困難だ」と危機感をあらわにする。スパコン開発は自動車やジェットエンジンの開発で必須のコンピューターシミュレーションの発達に影響するため、米国は不況下でも開発予算を増額、中国も最高性能の国産スパコン開発を国家戦略に位置付けているという。
科学技術予算の削減について、鳩山由紀夫首相(62)は17日夕、「科学技術は将来にかかわる知的財産で、すぐに結果が出るものではない。予算が本当に役立っているのかとの思いもある。両方を考えなければならない」と述べた。