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■開業つれづれ:ワクチン打たずに仕事しろ「医師ら接種希望 大幅に上回る」 これほどまでに奴隷



”チーム制医療”

とか言いながら、

事務とか薬剤師とかワクチン打つんじゃねー

と言い切る厚労省。




医療の最前線にいる”奴隷”に打つワクチンはない

と言い切る国の姿勢に

なぜ疑問は出ないのでしょう?






医師ら接種希望 大幅に上回る


NHK 2009年10月31日 4時25分

http://www3.nhk.or.jp/news/t10013484011000.html

新型インフルエンザワクチンの優先接種を希望する医療従事者は、

予定を大幅に上回る250万人

に上っていることが、NHKが行った調査でわかりました。厚生労働省は、妊婦などへの接種が遅れることがないよう、自治体に対し、必要に応じて接種する医療従事者を絞るよう求めています。

新型インフルエンザワクチンは、あらかじめ定めた優先順位に従って接種が進められる予定で、10月19日から医療従事者への接種が始まっています。

厚生労働省は、医療従事者への接種については、原則、新型インフルエンザの患者の診療に直接あたる

医師や看護師など、100万人を対象

としていました。ところが、NHKが47の都道府県に調査したところ、接種を希望する医療従事者は、ほとんどの自治体で予定を上回り、全国でおよそ250万人に上ることがわかりました。

このうち神奈川県では、およそ6万人に接種を予定していましたが、新型インフルエンザの診療に直接かかわらない薬剤師や事務職員などを含め、希望者は16万人に上っています。神奈川県では、病床数に応じて医療機関にワクチンを配布し、誰に接種するかの判断は任せることにしましたが、調整に手間取り、医療従事者以降の具体的なスケジュールは、まだ決まっていません。

また、ほかの自治体でも、接種を▽医師と看護師に限定したり、▽内科や小児科などの診療科を優先したりするなど、希望者の調整に追われているということです。

厚生労働省感染症情報管理室の中嶋建介室長は「重症化の防止という接種の趣旨に沿って必要な人に早くワクチンが届くよう、自治体には、

医療従事者についても、きちんと接種対象者を絞ってほしい

」と話しています。







>予定を大幅に上回る250万人


>医療従事者についても、きちんと接種対象者を絞ってほしい


これは論旨が破たんしています。

100万人という予想を立てた人が悪い。

あれだけ時間があったのに

必要な数を推計することもなく

単純に100万人と推計したことに

大きな間違いがあったということです。





当院のスタッフもインフルワクチンを

必要数から大幅に減らされて

供給されてます。





そして、うちのスタッフも

新型インフルワクチンを打つことなく

新型インフルに倒れた方がいます。






医療現場の人が続々とインフルで倒れて、

それでもなお、

”てめーらは100万人分しかないのだから

それ以上打つのは医療関係者の傲慢”、

といった雰囲気の報道がなされています。



>医療従事者についても、きちんと接種対象者を絞ってほしい




とか言いきることで

さらに医療現場が疲弊することに

なぜ気づかないのでしょう?





十分に最前線にいる医療関係者に

ワクチンを供給することで

初めて安定した医療が

できるのではないでしょうか?























関連記事

■開業つれづれ:理屈なしの医療行政「新型インフル ワクチン不足『困った』 県内医療機関 予約、相談…殺到」




>国は急きょ、基礎疾患のある人のうち

>「一歳から小学三年生」

>「入院患者」を優先





あはは。

国は狂ったんでしょうか?

「入院患者優先」?




じゃあ、入院スタッフは?





医療関係者分の新型インフルワクチンが大幅に不足して、

「外来関係者分だけ投与、それも本数上限あり」

(ひどい所だと、1クリニックで3人分だけ(1))

そして、

「外来重視、入院スタッフには原則打てない」

という地域が多数あります。





入院スタッフ…予防接種なし (見込みもなし)

入院患者…最優先予防接種



ということになっているんですが、

”入院スタッフが主たる感染経路”

ということでいいですか(笑)?




一番最前線の医療関係者に

ワクチンを十分に供給せずに、

ドタバタと出たとこ勝負で

供給するのは全くナンセンスです。







新型インフル ワクチン不足『困った』 県内医療機関 予約、相談…殺到 【茨城】


東京新聞 2009年10月30日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20091030/CK2009103002000104.html



 十一月二日から始まる

妊婦や基礎疾患(持病)のある人を対象にした新型インフルエンザのワクチン接種

で、県内の医療機関へのワクチンの供給量が少なく、

殺到する予約や問い合わせに、医療機関が困惑

している。県は対象者の一部しか当面は接種できないことを掲載したビラを医療機関や市町村に配り、県民に理解を求めている。 (高橋淳)

 国の試算によると、県内の妊婦と基礎疾患のある人は計二十三万人。このうち基礎疾患のある人で比較的軽症な人を除く大多数が、接種の新たな対象者となっていた。これに対し、二日からの接種に備えて県内に供給されるワクチンは当面、二万六千八百回分のみだ。

 全国的にワクチンが不足しているため、

国は急きょ、基礎疾患のある人のうち「一歳から小学三年生」「入院患者」を優先

させるとの方針を明示。県はこの方針をビラに載せ、県民に協力を呼び掛けた。

 一方、県が「妊婦と基礎疾患のある人の接種が十一月二日に始まる」と十九日に発表した後、医療機関には県民からの問い合わせが相次いだ。二日から対象者全員が接種できるとの誤解が広がったこともあり、医療機関は説明に追われた。

 供給量が分からず予約をこれまで受け付けてこなかったという県立中央病院(笠間市)は、約百回分の供給が決まり「想定よりも少ないので、効率的な使い方を検討したい」という。

 県保健予防課によると、県内には十一月下旬に八万二千回分、十二月上旬に十三万二千回分のワクチンが供給される予定。







医療関係者だということだけで

1回接種の大型臨床実験を行われていますし(2)、

まさに

”捨て医師”

というのが

我々には当てはまるのではないでしょうか。









(1)
■開業つれづれ:「医療従事者、ワクチン希望230万人 事務員加わり想定の倍超す」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1141.html

(新型インフルワクチンが)

>医師1人の診療所は3人分、
>介護施設は4人分


(2)
■開業つれづれ:「ワクチン1回化は「科学の仮面かぶったデタラメ」」まさに”捨て医師” 医療関係者は実験材料

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1145.html






関連記事

■開業つれづれ:「中医協人事で、全国紙が一斉に社説」




みなさま、情報いろいろありがとうございます(1)。

ネタ元は耶馬苦痢陰弔さんです。




各紙に中医協人事の対する

社説が載っております。



CBさんがうまくまとめておりますので

こちらを取り上げさせていただきます。







”報復人事”と

”論功行賞”であるのは

だれの目から見ても明らかです。



それにしても

論旨が破たんしている社説を載せているのは

なぜなんでしょう?




(朝日)

>「実際には、病院経営を助けるために開業医の再診料を引き下げられるかが問われるのではないか」

???

なんでこんな文章になるんでしょう?

開業医の再診料を引き下げると

病院経営が改善する?


そうではなくて、

激安医療の”病院再診料を引き上げる”

というのが

解決策の一つではないでしょうか?




なんで開業医の再診料を引き下げたら

病院が喜ぶのか

まったくわかりません。










中医協人事で、全国紙が一斉に社説


更新:2009/10/28 14:35   キャリアブレイン

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24957.html


 日本医師会(日医)執行部の推薦枠がなくなった中央社会保険医療協議会(中医協)の人事について、全国紙朝刊は10月28日、一斉に社説を掲載した。「(医療機関の診療報酬増額の)公約実現に向けて一歩を踏み出した」(朝日)、「政権交代を改めて印象づける人事」(毎日)など、長妻昭厚生労働相の決断を評価する論調が多かった一方、先の衆院選で民主党支持に回った茨城県医師会の理事らを新委員に起用したことから、「論功行賞」(日経、産経)とならないようクギを刺す主張も見られた。中医協人事をめぐって、全国紙が一斉に社説を掲載するのは極めて異例だ。



■「開業医の再診料引き下げが問われる」―朝日

 日医の影響力を排除した今回の人事について、朝日は「(次期報酬改定で)地域の医療を支える病院に大胆に上積みすることが期待される」と意義を強調。日医が自民党政権下で強い力を持ち続けてきた結果、「開業医に比べて病院の再診料は低く抑えられてきた」と主張した。また、長妻厚労相が診療報酬全体を増やす意向を示していることに関して、勤務医と開業医の双方の財源確保に疑問を投げ掛けた上で、

「実際には、病院経営を助けるために開業医の再診料を引き下げられるかが問われるのではないか」

と指摘した。

■日医は「自民による族議員政治のシンボル的存在」―毎日

 長年、自民党支持だった日医が報酬改定に影響力を持ってきたことから、毎日は「(日医が)自民党による族議員政治のシンボル的存在」とし、「政権交代を改めて印象づける人事」と評価。そして、今回の人事を「表向きの理由は病院勤務医の待遇改善」と位置付けた。
 また、前回の報酬改定が日医の抵抗で「中途半端な改定に終わった」として、「民主党は来年度の診療報酬改定に向け、

日医の影響力の排除を図った

といわれる」と指摘。次期改定について、勤務医や産科、小児科などに対する手厚い報酬へ向けた論議を求めた。
 毎日は一方、「(新委員が)それぞれの団体の権益の主張に徹するのでは、日医に代わる圧力団体が登場するだけ」と、利害関係者が診療報酬を決める中医協の在り方に疑問を投げ掛けた。

■医師会幹部の新委員、「適任かの判断は早計」―日経

 今回の人事に関して、日経は「患者の立場を第一に議論する中医協に再生させてほしい」と長妻厚労相に要望。また、日医執行部については、「開業医の利益を重視する傾向が強いといわれる」とし、そのため報酬改定で勤務医への評価が行われていなかったと指摘した。
 新委員に選ばれた京都府医師会幹部と茨城県医師会理事について、日経は「適任かどうかを判断するのは早計だ」と主張。さらに、来年春の日医会長選に同県医師会長が出馬表明している点に触れ、「仮に当選すれば政権党の支持基盤という日医の機能は変わらない可能性が強い」と危機感を示した。

■「開業医全体の報酬枠に切り込むことが必要」―読売

 今回の中医協人事について、読売は「政権交代と日医の中の路線対立が連動した」とした上で、「多くの国民にとって日医内部の主導権争いは重要でない」と切り捨てた。その上で、「新しい陣容の中医協が、開業医の利益を優先してきた診療報酬体系を改革できるかどうかだ」と問題提起した。
 次期報酬改定については、「過酷な救急医療や産科、小児科といった分野の病院勤務医に、思い切って報酬を配分しなければならない」と主張する一方、勤務医と開業医の双方の報酬を引き上げることが財政上難しいことから、地域医療に従事する開業医への報酬を約束した上で

「開業医全体の報酬枠に切り込むことが必要になるだろう」

とした。
 また、医師会幹部の新委員に期待感を示した上で、日医執行部については、「開業医中心の圧力団体から脱皮を図る時ではないか」と、今後の変革を求めた。

■日医枠ゼロ、「粗雑な印象を免れない」―産経

 産経は、鳩山内閣が勤務医の待遇改善を図る方針を示していることから、「改革の意思を示すものといえなくもない」としながらも、

「日医の全員を一度に外すやり方は、あまりにも図式的で粗雑な印象を免れない」

と指摘。病院と診療所の「病診連携」を「地域医療の基本」とした上で、

「勤務医と開業医の対立をあおるような事態となれば、迷惑を被るのは患者であることを忘れてはならない」

と、患者である国民目線の議論の必要性を訴えた。






(読売)

>「開業医全体の報酬枠に切り込むことが必要になるだろう」

すでに開業医の3割が赤字になっていますが、

さらに赤字の開業医を増やして

地域医療から撤退しろと?






つい最近まで

”医療費は高すぎて削るに限る!”

と誤った主張をして

医療崩壊を導いたのと

まったく同じ展開をしようというのでしょうか?







経験値が上がらないというか

マスコミに学習機能が付いていないというのは

本当に致命的な欠陥です。











(産経)

>「勤務医と開業医の対立をあおるような事態となれば、迷惑を被るのは患者であることを忘れてはならない」

が一番まともなことを言っているのには

驚きました。

これも時代なんですね。







(1)

コメント欄より

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1144.html#comment8401

各紙社説
一斉にこのネタを取り上げていますね。
朝日
http://www.asahi.com/paper/editorial20091028.html?ref=any
読売
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20091027-OYT1T01290.htm
毎日
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20091028k0000m070146000c.html
日経
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20091027AS1K2700727102009.html
産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091028/plc0910280311003-n1.htm

普段は主張が異なることの多い朝日と読売が同じ様なことを言い、あれほど日医を毛嫌いしていた産経が割とまともなことを書いているのが面白かったです。

posted by 耶馬苦痢陰弔 URL 2009.10/28 10:46分 [Edit]



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■開業つれづれ:「インフル脳症が既に50例、7歳が最多-感染研」 やはり出ていた”新型インフル脳症”


50例ものインフルエンザ脳症が報告され、

そのうち新型インフルが48例。



詳細報告の20例のうち

死亡例が1例と

極めて良好な治療率を誇っています

(通常、インフルエンザ脳症の死亡率は10-30%と言われています)。









インフル脳症が既に50例、7歳が最多-感染研



更新:2009/10/27 21:23   キャリアブレイン

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24951.html




 国立感染症研究所感染症情報センターに報告された

インフルエンザ脳症患者数

が、今年第28-41週(7月6日-10月11日)の

14週間で50例

に上ることが分かった。10月26日に同センターで開かれた勉強会で、安井良則主任研究官が述べた。

このうち48例が、新型インフルエンザウイルスによる脳症として報告

されているという。



 脳症患者の報告は16都道府県からあった。年齢別に見ると、7歳が10例で最も多く、中央値は8歳(1-43歳)だった=グラフ=。

 安井研究官によると、同センターに報告されるインフルエンザ脳症患者数は、1シーズンに50例ほど。例年の季節性インフルエンザの流行のピーク時より比較的患者数が少ない現段階で、既に50例に達している。ただ、新型インフルエンザへの関心の高まりで報告数が増えた可能性もあるという。

■新型による脳症、8割が軽快

 また安井研究官は同日、同センターが実施したインフルエンザ脳症患者の臨床像についての調査結果を報告した。調査は、新型インフルエンザの重要な臨床像の一つである脳症について、情報を明らかすることが目的で、第28週以降にA型インフルエンザウイルスによる脳症として報告された患者が対象。勉強会では、10月16日までに回答があった新型インフルエンザウイルスによる脳症20例の臨床像が紹介された。
 それによると、

20例のうち基礎疾患や既往歴があったのは11例で、

熱性けいれんが6例、気管支喘息が5例。



 症状では、全例に意識障害があり、発熱した

その日のうちに意識障害が出たのが4例で、

翌日に出たのが11例、2日後が4例


だったが、8日後との回答も1例あった。また、12例で気管支炎や肺炎、低Na血症、多臓器不全といった脳症以外の合併症があった。治療では、抗ウイルス薬が全例に投与されていたほか、ステロイドパルス療法、γグロブリン療法、脳低体温療法がそれぞれ16例、5例、3例で行われていた。
 転帰の回答が得られたのは19例で、このうち治癒・軽快したのは15例。後遺症が残ったのは3例で、

死亡例は1例だった。

 安井研究官は「多くの症例で、インフルエンザ発症後早期に脳症の症状が発現している」と指摘。また、抗ウイルス薬やステロイドパルス療法などによる治療で約8割が軽快しているが、後遺症が残った例や死亡例もあるとし、「引き続き注意深く対応していく必要がある」とした。

脳症患者の臨床像の詳細は同センターのホームページで
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/idwr/idwr2009/idwr2009-41.pdf








まあ、マスコミも

”インフルエンザ脳症で死亡!”

とか言うんでしょうけど、

アメリカではバタバタと

1000人単位で死者が出ていますが

日本ではまだ数十人レヴェルです(1)。






しかし、

これほどまでの

日本医療のレヴェルの高さは

全くと言っていいほど無視されてます。




陰鬱な雰囲気さえ漂う

日本のインフルエンザ報道。



しかし、

新型インフルエンザ医療においては

実は日本は”嵐の中の楽園”のような状況に

今おかれているのです。






何時間か待てばその日のうちに

医療機関、さらには小児科を含む専門医にすら

アクセスでき、

すぐにタミフル、リレンザが用意され、

海外からもインフルエンザワクチンを輸入し、

万が一、重症化しても

徹底した全身管理で死亡率は極端に低い。





全然わかってないです、

日本のマスコミさんは。

どれほど恵まれた医療を受けているか。




医療政策(特に感染症対策)が

どれだけ貧しく、

それにもかかわらず

これほどまでの成績を残しているのは

日本の医療現場の努力にほかなりません。





まるでメーテルリンクの”青い鳥”

のように

すぐそこにある幸福を

日本人自身が

自覚できないだけです。





マスコミという不幸をまき散らす

装置のせいで。















(1)

新型インフルの死者1000人超に=米

時事ドットコム 2009/10/24-08:27

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009102400084&rel=j&g=int

 【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)のフリーデン所長は23日、米国内の新型インフルエンザによる

死者は1000人を突破

したと発表した。
 同所長によると、感染者は既に数百万人に上り、これまでに2万人以上が入院。感染拡大が懸念される中、新型インフルエンザのワクチン供給が遅れ、米国内で混乱を招いている。(2009/10/24-08:27)












関連記事

■開業つれづれ:「ワクチン1回化は「科学の仮面かぶったデタラメ」」まさに”捨て医師” 医療関係者は実験材料


いつも良質な内容の

ぐり研ブログ

から引用させていただきました(1)。

大変お世話になっております。







やっぱり医療関係者だけが

接取1回で、

まったく根拠はないようです。








新型ワクチン1回接種、当面は医療従事者限定

2009年10月19日23時48分 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091019-OYT1T01225.htm



 厚生労働省の足立信也政務官は19日夜、新型インフルエンザ用ワクチンの接種回数について、

原則1回にするとした方針は拙速

だったとして、専門家との意見交換会で再検討した。


 その結果、優先接種対象者のうち

1回接種とするのは当面、医療従事者に限る

とする案で合意した。20日に政務三役で正式決定するとしている。

 国産ワクチンを20代から50代の健康な成人200人に実施した臨床試験の結果では、1回の接種で有効性が確認された。海外でも1回接種で十分とする知見が相次いで出されているため、16日に開かれた先の意見交換会では、13歳以上は原則1回接種とする意見で合意していた。

 しかし、この結論に足立政務官が難色を示したため、今回は別の専門家からも意見を聞き、健康な成人以外の1回接種は科学的根拠に乏しいとの結論に至った。妊婦や基礎疾患(持病)のある人たちが1回接種のみで免疫がつくかどうかについては、「まだ結論づけることはできない」との意見が相次いだ。

 「小規模でも妊婦や基礎疾患のある人を対象にした臨床試験も実施すべきだ」とする意見も大勢を占めたため、足立政務官は政務三役で改めて具体策を詰めるとしている。






【新型インフル】突然の政務官介入…ワクチン接種回数めぐり二転三転


産経ニュース 2009.10.20 21:56

http://sankei.jp.msn.com/life/body/091020/bdy0910202156008-n1.htm

 新型インフルエンザのワクチン接種回数をめぐり二転三転した厚生労働省の方針がようやく決まった。厚労省は1回接種の方針を公表する予定だったが、足立信也厚労政務官が異論を唱え、議論をやり直した。民主党が進める「政治主導」を示した格好だが、患者が急増する中、自治体や接種を控えた妊婦らからは「早く国の方針を示して」との声が挙がっている。

 厚労省が16日に開いた専門家会議では、20~50代の健康な成人約200人を対象とした臨床試験の結果を受け、妊婦や持病のある人も含め「13歳以上は原則1回」とすることで合意。

厚労省は1回接種にかじを切ろうとしていた。

 ところが、ワクチン接種が始まった19日、足立政務官が突然、不快感をあらわに。医師経験のある足立政務官は「科学者の端くれとしては、今回の試験ではとてもそこまで(1回接種で十分)とはいえない」として同日夜に急遽(きゅうきょ)、新たな専門家を加えた会議を招集し、軌道を修正を図った。厚労省幹部は「脱官僚を掲げる民主党としては、医系技官と一部の専門家で決めた内容が気に入らなかったのだろう」と語り、別の幹部も「(1回接種に)異論があっても、なぜ接種開始当日なのか…」と困惑した。


 国の方針が二転三転し、悲鳴を挙げているのは患者からの問い合わせを受ける自治体や医療機関だ。

 東京都大田区の診療所「川田医院」の川田彰得院長は「ワクチン接種を待つ患者が多い中、早く予約を受け付けてあげたいのに、スケジュールが立てられない」と嘆く。第一子を妊娠中の東京都品川区の主婦、小島友美さん(30)は「コロコロと方針が変わるたびに不安を感じる。ワクチンは本当に大丈夫なのでしょうか」と疑問を呈している。(蕎麦谷里志)





と、マスコミ主導で

接種1回に方向が向きそうでしたが

実際はこんな内容だったようです。







新型インフル ワクチン1回化は「科学の仮面かぶったデタラメ」



ロハスメディカル 川口恭 (2009年10月17日 19:04)
http://lohasmedical.jp/news/2009/10/17190448.php

 新型インフルエンザに関する厚生労働省の専門家会議で16日唐突に「13歳以上のワクチン接種は1回でよい」との合意がなされたことに対して、17日世田谷区医師会内科医会が開いた講演会の中で「

専門家ならしない非科学的な判断

を、専門家を名乗る素人が行なっている。それを

御用メディアが垂れ流し、皆で拝んでいる。

この国は危険だ

」と激しく批判する声が上がった。(川口恭)

 今日の新聞各紙とも1回打ちが厚生労働省の方針として決まるかのように報じられている。話を分かりやすくするために代表的な例として産経新聞の記事を引用する。


【新型インフル】国産ワクチン「1回接種」へ、4000万人分に広がる 2009.10.17 02:00
 新型インフルの国産ワクチンの接種回数について、厚生労働省の専門家会議は16日、免疫が上がりにくいとされる「1歳から13歳未満の小児」以外は原則1回接種とすることで合意した。厚労省の調査で、「1回接種でも効果がある」とする結果が出たため。来週にも1回接種の方針が正式決定する見通し。
 2回接種を想定した場合の2700万人分から大幅に増加し、4000万人分の国産ワクチンが確保されることになる。接種可能人数が増えることで、接種のスケジュールが全体的に前倒しになるほか、輸入ワクチン(4960万人分)が使われる予定だった高校生や高齢者にも国産ワクチンが使われる。
 また、輸入品の接種効果も調査中で、こちらも1回で効果が確認されれば、国内生産分と合わせ全国民にワクチンが行きわたる計算となる。
 厚労省は、海外で「1回接種で効果が得られる」との報告が相次いだことから、9月に20~50歳代の健康な男女194人を対象に調査。接種の3週間後に効果を調べたところ、1回分のワクチン量を打った96人のうち75人(78%)で効果があった。2回分の量を打った98人では86人(88%)に効果が確認された。
 新型と同じH1N1型である季節性Aソ連型に過去に感染した際に、新型に対しても基礎的な免疫を得ている可能性が指摘されている。
 専門家会議は、免疫が極端に下がる白血病やがん患者などには「2回接種も可能」とする見解を出した。


 が、実は政務三役はまだ了承していない。特に筑波大医学部助教授から政治家に転進した足立信也政務官は、専門家会議の議論の過程を知り

「科学者の端くれとして断じて許せない」と激怒

した模様だ。

 専門家会議の今回の議論のデタラメさについて、世田谷区医師会講演会に登場した上昌弘・東大医科研特任准教授は次のように解説した。

 「議論の判断材料になった臨床試験のデザインは非劣性試験といって、標準治療が存在する時に、効果は劣る代わりに別のメリットがあるような治療法をテストし、劣る効果と得られるメリットとを比較検討するためのもの。今回の場合、標準治療は2回打ち、効果は抗体価の上昇、メリットは接種人数が増えること、になる。だから、試験結果の正しい読み方は、2回打ちに比べて1回打ちは抗体価の上昇が10ポイントほど低いけれど、それを容認してでも接種人数を増やすべきか、ということになる。こんなのは学生でも半年ぐらい勉強すれば分かること。

なぜこんな簡単なことを間違えるかと言えば、

専門家会議と言いながらメンバーは素人だからだ


 さらに「百歩譲ってメリットが上回ることを認めたとしても、

20歳以上の人を対象にした試験で、

なぜ13歳以上まで適用を広げられるのか。

科学的には言えるはずがない。特に今回は中高生の罹患も重症化事例も多いことが知られていて、成人と様相が明らかに異なる。臨床試験の勉強をした人なら絶対にしないような合意をしてしまっている。この国は危険だ。素人が判断して、それを皆で拝んでいる」と述べた。

 同じく講演会で講師を務めた森澤雄司・自治医大感染制御部部長も「

そもそも抗体価が上昇するからといって、ワクチンに効果があるとは限らない。

また、海外のワクチンが1回で効果があると言っても、それと国産ワクチンとは全く別物。それぞれ独立に判断しなければならない。

前提条件を3重にも4重にも間違えている。

以前は確信犯的にやっていると思っていたのだけれど、

最近は本当に知らないんじゃないかと思うようになった

」と、講演会終了後の取材に対して語った。






こんな感じで、

まともな研究の評価をしている人は

一握りで、正論を言えば

「政治主導」といわれ、

結局、医療関係者への

人体実験(1回接種)は続くようです。











(1)
ぐり研ブログ
新型インフルエンザ 予防接種を巡っても混乱は続く
http://gurikenblog.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-5450.html


関連記事

■開業つれづれ:日医がいると医療再生はできないらしい「日医推薦委員はゼロに=「医療再生のため」-中医協人事で厚労相」




論功行賞が

進んでおります。



日医はミンスに、

「ひざまずいて足をなめろ」

を言われているわけで、

老医を総入れ替えして

ミンスバッチをつけている頭にしないと

いつまでたっても相手にしないよ、

ということです。









日医推薦委員はゼロに=「医療再生のため」-中医協人事で厚労相

時事ドットコム 2009/10/26-22:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009102600892

 長妻昭厚生労働相は26日、記者会見を開き、今月1日で任期が切れた中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)の委員9人の後任人事を発表した。

これまで3人いた日本医師会(日医)の推薦委員はゼロ

とし、代わりに地方医師会から幹部2人と、大学医学部長を起用した。
 日医の推薦委員に代わる新しい委員は、▽安達秀樹京都府医師会副会長▽嘉山孝正山形大医学部長▽鈴木邦彦茨城県医師会理事-の3人。今回の人事の狙いについて長妻厚労相は「医療再生が大きな目標」と述べ、

意図的な「日医外し」を否定

したが、

茨城県医師会は8月の衆院選で民主党候補を応援

しており、同党の政策に理解を示す人材を選んだ形だ。(2009/10/26-22:33)







論功行賞のすったもんだで

診療報酬の改定は

来年春にできるかどうか微妙です。






「医療再生のため」、

日医の幹部は不要で、

「医療再生のため」、

ドタバタで来年春に診療報酬改定が

できないかも知れなくて、

これで医療に何のメリットがあるのか

まったくわかりません。




ミンスにはメリットがあるようですが。

























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■開業つれづれ:「医療従事者以外の20~50歳代の対象者は当面2回接種」決定?





あれ?


>医療従事者以外の20~50歳代の対象者は当面2回接種

>とする政府の方針が決まった。


とのことですが、

母集団の違いは

”医療に従事している”か

”従事していない”か

だけだと思います。




医療に従事していると

ワクチンの接種回数を

1回に減らされてしまうのでしょうか?








新型インフル、ワクチン接種 いつごろ?どこで?

産経ニュース 2009.10.25 07:40

http://sankei.jp.msn.com/life/body/091025/bdy0910250744000-n1.htm


 新型インフルエンザのワクチンについて、

医療従事者以外の20~50歳代の対象者は当面2回接種

とする政府の方針が決まった。これまで、接種回数をめぐる議論は二転三転し、医療現場や自治体には、接種回数や接種時期に関する問い合わせが殺到している。ワクチンはいつごろ、どうすれば打てるのか。

                   ◇

 【Q】結局、何回接種なの?

 【A】20~50歳代の健康な医療従事者は1回。1歳から13歳未満は2回というのが確定している厚労省の方針。妊婦や持病のある人、中高生などは当面2回としている。ただし、妊婦と中高生について、各数十~100人規模の臨床試験を実施し、1回接種で効果が得られるかを調べる予定。結果次第で1回接種に変わる可能性もある。

 【Q】いつから接種できるの?

 【A】最優先の医療従事者は19日にすでに接種が始まっており、次に優先される妊婦や持病のある人などは遅くとも11月16日には接種が始まる。その後、12月前半には1~6歳の小児、12月後半には小学校低学年と続く。

 【Q】接種方法は?

 【A】ワクチン接種を実施する医療機関に電話で予約することが必要となる。接種が受けられる医療機関は今月中に各自治体がホームページなどで公開する。優先接種対象者であることを証明する書類が必要。持病のある人はかかりつけ医が作成する「優先接種対象者証明書」、妊婦や幼児などは母子健康手帳、中高生は学生証など。接種費用は1回が3600円で、2回目は2550円。

【Q】接種の効果は?

 【A】ワクチンは感染を予防するものではなく、感染後に体内でウイルスが増殖するのを防ぐためとされる。季節性では健康な成人の80%で発熱などの症状が抑えられる。しかし、小児は20~30%、高齢者も34~55%と低い。一方、筋肉に力が入らなくなるギラン・バレー症候群など重い副作用も100万人に1例程度出るとされており、死者も毎年数人出ている。

 【Q】季節性ワクチンも打った方がいいの?

 【A】季節性インフルは例年、年末から翌年の5月にかけて流行する。今回はすでに新型インフルの流行が始まっていることから、季節性インフルがどのような流行をたどるかは不明だ。ただ、新型でハイリスクとされる、持病がある人や高齢者は季節性インフルでも重症化しやすいとされる。国産であれば季節性ワクチンとの同時接種も可能で、多くの専門家が季節性ワクチンの接種を推奨している。輸入ワクチンは季節性と製法などが異なるため、同時接種は当面、控えることが望ましい。






こちらは現時点で行われている

医療関係者に対する

新型インフルワクチン1回のニュース。







20-50代の基礎疾患のない医療従事者は1回に-新型ワクチン接種


2009年10月20日0時59分配信 医療介護CBニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000000-cbn-soci



 厚生労働省は10月19日、「新型インフルエンザワクチンに関する有識者との意見交換会」を開き、20-50歳代の基礎疾患のない医療従事者の新型インフルエンザワクチンの接種を1回とする方針を固めた。これを受けて、接種の優先順位が医療従事者に次ぐ妊婦と基礎疾患を有する人の接種開始は約2週間前倒しされ、11月第1週からになる見通しだ。

 16日の意見交換会では、健康な成人200人を対象に行った臨床試験の結果、1回接種でEMEA(欧州医薬品審査庁)の評価基準を上回る効果があることが判明したため、13歳以上は「白血病など免疫が著しく抑制されている人」を除いて1回接種とすることで議論がまとまっていた。

 これについて、16日の意見交換会には参加していなかった自治医科大附属病院臨床感染症センター感染症防御部の森澤雄司部長が、「健康な成人である医療従事者は、1回(接種)でよいというメッセージだ」との見方を示し、他の参加者もこれに同意。20-50歳代の基礎疾患のない医療従事者については、1回接種とすることで方針が固まった。

 一方、16日の意見交換会で、▽妊婦▽「基礎疾患を有する人」の中でもぜんそくや糖尿病など「抗体をつくれないほど免疫状態が悪くない人」▽中高生―についても1回接種としたことに関して、足立信也政務官は「
健康な成人は1回接種で効果がある

ようだが、そのほかの方については言及できない」と指摘。森澤部長も「個人的には1回(接種)でよい気もするが、今回の(臨床試験の)結果から(健康な成人以外も)1回接種とするのは疑問だ」との認識を示した。
 このため、臨床試験で有効性が確認されていない「妊婦」「基礎疾患を有する人」「中高生」などについては、50人規模でも臨床試験を行うよう複数の有識者から提案があり、厚労省側は「スケジュールや流通の関係上、難しい」としながらも、検討する考えを示した。


最終更新:10月20日1時14分







産経さんのニュースは

1.理由はないが、医療関係者は1回でOK、医療に関係してなければ2回接種必要

あるいは、

2.国産ワクチン(医療関係者用)と輸入ワクチンに違いがある(一般用の予定)

あるいは、

3.単なる産経さんの勘違い


という可能性を含んでいます。






一体どうなっているんでしょうね…。




関連記事

■開業つれづれ:理系夫+文系妻 「シュレディンガーの妻は元気か」 中島 沙帆子



理系夫と

文系(というか体育会系)妻

のちょっとヘンな日常生活のお話。






楽しく読ませてもらっています、

「シュレディンガーの妻は元気か」

です。




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4コマ漫画で軽く読めます。





皆様の見落としがちな

カバーをめくると、

カバー裏には

あなたの理系脳度を測る!

ザ・シュレディンガー度テスト

なんてものが載っていたりします。




げー

意外と該当するかも…。





”円グラフにするとこんな感じ”

で吹き出してしまいました。





ちなみに管理人は

ミー散乱、レイリー散乱

という単語の区別が

ついておりませんでした。

この本ではじめて知りました。





あと、

フッ化水素

これはうけました。









ちなみに医学は実学で

理系じゃなくて

邪道そうです(笑)。

…そうか、やっぱり。







なんて感じの本でした。




ご参考になりましたら幸いです。


関連記事

■開業つれづれ:小児科医の悲鳴 「小児科学会 緊急要望書を提出」


新型インフルでは

一般の方に

”夜間救急に押し寄せるな”

ということを全く言わないため、

大量の夜間救急外来患者さんが

発生しています。





新型インフルで小児科は悲鳴をあげてますが、

マスコミは

「夜間救急に長蛇の列です!」と報じるだけで

単なるパニックの絵がほしくて感情報道を繰り返し、

厚労省は全く何も対応する気はないようです。




ついこの間まで

救急コンビニ受診

とか言ってましたが、

なぜ今回はそういう報道がないのでしょう?





こうして粛々と

小児科崩壊は

進んでゆくのですが、

小児科の先生は今何を思うのでしょう…?









小児科学会 緊急要望書を提出


NHK 2009年10月24日 4時41分


http://www3.nhk.or.jp/news/t10013332111000.html

新型インフルエンザに感染し、

夜間に小児救急を受診する子どもがこれ以上増えれば、

重症の子どもを迅速に治療できなくなる

おそれがあるとして、日本小児科学会は、都道府県を越えて重症の子どもを受け入れる体制の整備などを求める緊急の要望書を厚生労働省に提出しました。

この要望書は、小児科の専門医などで作る日本小児科学会が緊急にまとめたもので、23日、厚生労働省に提出しました。学会によりますと、今月になって、首都圏や大阪、それに北海道などでは夜間や休日の救急外来を訪れる子どもの患者が急激に増えていて、このままでは重い症状の子どもを迅速に治療できなくなるおそれがあるとしています。このため、重症の子どもが増えても適切に治療できるよう都道府県を越えて受け入れる体制を整備すること、また

夜間の小児救急がパンクしないよう

昼間の受診を一般に呼びかけていくことなどを

厚生労働省に求めています。


学会の新型インフルエンザ対策室の室長で岡山大学の森島恒雄教授は「

海外に比べて日本の子どもの死亡が少ない

のは、適切な治療ができているためと考えられるが、

医療スタッフの負担はすでに限界に近い。

今後患者が増えれば、重症の子どもの治療に影響が出てくるので、早急に対策をとってほしい」と話しています。








緊急提言は(1)に原文があります。




不眠不休で体を壊すほど

仕事をしても

労働基準監督署は

まったく音沙汰なし。





これでは

国によって殺されるようなものです。




マスコミによるパニック報道は更なる混乱だけを生み、

厚労省からはコマとしてこき使われ

ワクチンすら見捨てられ、

労働基準監督署は無視、

というのが現状です。






小児科の先生方の

ご武運をお祈りいたします。








ちなみに

裏情報ですが、

タミフルドライシロップが

製造追いつかず

一時出荷制限にあるようです。




いよいよ

タミフル脱カプセルも

近いのかもしれません。






(1)

小児科学会 インフルエンザ

http://www.jpeds.or.jp/influenza-j.html


のなかにあります。


厚生労働省への緊急の要望書
(10 月22 日新型インフルエンザ対策室第3 報) PDF形式です

http://www.jpeds.or.jp/influenza/influenza_091023.pdf


平成21 年10 月23 日
厚生労働大臣
長妻 昭 殿
社団法人日本小児科学会
会長 横田 俊平
要望書

小児の新型インフルエンザ医療体制に関する要望

長妻厚生労働大臣におかれましては、我が国の厚生行政および医療体制の整備などお忙しい毎日をお過ごしのことと拝察いたします。
私ども日本小児科学会の小児医療における活動に、平素より、ご理解ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご承知のように、10 月に入り、新型インフルエンザは日本全国、とくに大都市圏において拡大しております。私どもは小児の新型インフルエンザ診療にため、今まで様々な対策を取ってきました。
しかしながら、最近の新型インフルエンザを取り巻く状況は、悪化の一途をたどっています。すなわち、小児感染者の増加、小児科外来とくに夜間救急外来患者の激増、そしてそれに伴う小児重症患者の急増などであります。死亡にいたる子どもの報告例も増加しています。

このような状況に鑑み、日本小児科学会として、次の三点を要望させていただきます。

1. 最重症例の救急医療にあたり、地域や都道府県の枠組みのため、うまく患者の搬送などができない事例が出てきています。従いまして、厚生労働省のほうから都道府県や地域の枠組みを超えた重症患者の診療体制が行えるようご助言をいただきたい。

2. 夜間の小児救急医療体制を維持するため

発熱があっても他に異常がなければ、

できるだけ昼間の医療機関への受診を促していただきたい。


3. 添付資料にもお示ししましたように、10 代前半の年長児を含め、健康な(基礎疾患のない)子どもたちの入院例が急増しています。幅広い年齢層が感染しているにもかかわらず、

入院に至る症例のほとんどが小児

であるのが現状です。つきましては、健康小児への新型インフルエンザワクチンの予防接種を可能な限り早期に実施できるように体制を整備いただきたい。

我が国の小児インフルエンザ診療のレベルは、

世界的に見てもトップレベル

であると考えております。欧米に比較しても、

小児の死亡例は少数にとどまっており

これは、全国の小児科医をはじめとする小児医療従事者が、現在懸命に努力をしている結果であろうと思います。今後も私どもは全力を挙げて新型インフルエンザの診療に当たる所存であります。

しかし、今後さらに感染が拡大していくと、小児医療を支える

小児科医が疲弊し、医療体制が崩れていく

ことも予測されます。

長妻厚生労働大臣におかれましては、こうした状況をご理解いただき、上記の三点についてご配慮を頂きたく、お願い申し上げます。











関連記事

■開業つれづれ:「減らす技術 The Power of LESS」レオ・バボータ 2007年世界ブログ総合大賞








2007年世界ブログ総合大賞受賞

という方(1)の

シンプルライフな本を読んでみました。








情報化社会で押し流されて

自分が本当に大事なことを忘れていると

実感します。

気付きが多い本です。




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減らす技術 The Power of LESS減らす技術 The Power of LESS
(2009/08/05)
レオ・バボータ

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はじめに

パートI・原則編
さあ、減らすことを始めよう やることを減らすとなぜ成果が上がるのか?

減らす原則1 制限する

減らす原則2 本質に迫ることだけを選ぶ

減らす原則3 シンプルにする

減らす原則4 集中する

減らす原則5 習慣化する

減らす原則6 小さくはじめる

パートII 実践編

減らすテクニック1 シンプル・ゴール

減らすテクニック2 シンプル・プロジェクト

減らすテクニック3 シンプル・タスク

減らすテクニック4 シンプル時間管理

減らすテクニック5 シンプル・Eメール

減らすテクニック6 シンプル・インターネット

減らすテクニック7 シンプル・ファイリング

減らすテクニック8 シンプル・コミットメント

減らすテクニック9 シンプル・ルーチン

減らすテクニック10 シンプル・デスク

減らすテクニック11 シンプル健康管理

減らし続けるために モチベーションをどう保つか





特に医師の場合、

耳が痛いことも

多いのではないでしょうか。


Do Less. Get More Done.



私の場合は、

逆行しているなぁ…。





シンプルに、一点集中で

人生の先を見て行動する、

というのは

「人生は手帳で変わる」(2)

にもあるようにとても大事なことです。





私が

トライアスロンを完走できるようになるとは

思いませんが

より大きな視点で

人生を見直していきたいと思います。







ご参考になりましたら幸いです。






(1)
Zen Habits
http://zenhabits.net/

(2)
人生は手帳で変わる

人生は手帳で変わる―第4世代手帳フランクリン・プランナーを使いこなす人生は手帳で変わる―第4世代手帳フランクリン・プランナーを使いこなす
(2002/07)
フランクリンコヴィージャパン

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別にフランクリンプランナーを使ってなくても良著。

「自分の死亡記事。なんと載っているか」

など、

自分の人生を見直すのに

大変面白い本です。









関連記事

■開業つれづれ:「医療従事者、ワクチン希望230万人 事務員加わり想定の倍超す」




前回(2)の続きです。


そもそも

厚労省はいままで何をやっていたんでしょう?

必要数のカウントもしてこなかったわけで、

人工呼吸器もあわてて9月に集計したり、

お粗末な限りです。






「全医療機関で新型インフルを診ろ!」

とか言っておきながら(1)、

「へ?ワクチン?人数の半分でOKでしょ」

と言っているわけです。





国民全員分もワクチン打てるかも

なんていいながら、

一番重要な医療関係者すら

まかないきれない、

そして最前線の現場スタッフすら

予防接種しきれていないのに



>厚労省インフルエンザ対策推進室は「妊婦など接種が急がれる一般国民が後に控えているので、

>割り当ての範囲にとどめてほしい



などと

ワクチンをまかなう気もない

厚労省の対応に

うんざりしてしまいます。









新型インフルエンザ:医療従事者、ワクチン希望230万人 事務員加わり想定の倍超す

毎日新聞 2009年10月23日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091023ddm041040072000c.html

 19日から始まった医療従事者に対する新型インフルエンザのワクチン接種について、医療機関側の接種希望者数が

国の割り当て(約100万人)を大きく上回る230万人以上に達する

ことが、毎日新聞の都道府県への調査で分かった。多くの医療機関が医師や看護師だけでなく、事務職員らの接種も求めていることが原因とみられる。ワクチンが「足りない」と答えたのは33都府県に上り、各都道府県は医療機関の納得を得られる配分に苦慮している。【まとめ・清水健二】

 ◇厚労省「割り当て範囲で」

 厚生労働省が約100万人と算定した根拠は、厚労省の医療施設調査と総務省消防庁の救急業務実施状況調査。両調査によると、厚労省が対象職種に想定する医師、看護師、准看護師、救急隊員の合計は約120万人だが、インフルエンザ患者の診療に従事しない人もいることを勘案した。厚労省はワクチンを医療従事者数の割合に沿って都道府県に配分し、その先は都道府県に一任している。

 毎日新聞が47都道府県の担当者に医療機関から寄せられた接種希望者数を聞いたところ、集計ができている43都道府県だけで計約237万人に上った。40都府県で接種希望者が割当数を上回り、うち

22都府県で2倍以上の差

があった。

 接種については、9道県が「精査すればワクチンは足りる」などとしたが、33都府県は不足を指摘した。神奈川県の担当者は「病棟事務からも希望があった」、香川県の担当者は「老人保健施設などにいる希望者も含めたらオーバーした」と説明。

「国が定義をはっきりさせていない」

との批判もあった。

 不足時の配分方法は▽内科、小児科、救急などを優先(岐阜、宮崎県など)▽診療所など小規模施設は全員接種(茨城県、京都府など)▽医師は100%(栃木、滋賀県など)--など異なった。福島県は外来・入院患者を受け入れるかで優先順位を付け、

秋田県は

「一般病院は医師・看護師数の8割、医師1人の診療所は3人分、介護施設は4人分」

などと決めていた。

 厚労省インフルエンザ対策推進室は「妊婦など接種が急がれる一般国民が後に控えているので、

割り当ての範囲にとどめてほしい

と話している。

 ◇「窓口職員必要」--現場の声
 新型インフルエンザ患者に対応する医療機関からは、「医師、看護師以外のスタッフも接種したい」との声が圧倒的に強い。

 横浜市内の診療所は、2人の医師と2人の看護師に加え、6人の事務職員全員も接種対象者として医師会に連絡した。ワクチンはまだ届いていないが、所長は「季節性のワクチンも毎年全員に打っている。患者と最初に接する窓口の職員が予防接種をするのは当然だ」と主張する。

 東京都内の中規模病院の場合、医師と看護師、臨床工学技士、外来担当の薬剤師や事務職員ら、スタッフ約330人のうち200人以上を接種対象と考えている。院長は「全国民分がないとはいえ、

医療従事者用で100万人分は少なすぎるのではないか

」と不満を漏らしている。






秋田…


>秋田県は
>「一般病院は医師・看護師数の8割、医師1人の診療所は3人分、介護施設は4人分」



診療所に”3人分”しかワクチン来ないって、

どうしたもんですか?

病院ですら

医師、看護師の8割しか出さないって

それは何を基準にしているんでしょう?






最前線の医療関係者に

ワクチン接種せずに

「医療関係者はいいからとっとと一般の人に打て。

その方が評価が上がる」

という考えのない医療政策は

結果として破たんしていくことでしょう。






最初にフロントに立つ医療関係者の十分な接種、

それから次に重症への移行が疑われる

患者さんへの接種

というのが誰が見ても当たり前の

対応のような気がします。







一般の診療所に

3本だけワクチンを渡して、

「これでやれ。追加はない」

というのはあまりにひどいのではないでしょうか。














(1)
■開業つれづれ:新型インフル、いつの間にか医療現場に押し付け「全医療機関で受診可能に」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-989.html

(2)
■開業つれづれ:「新型インフル 医療従事者分大幅に不足」 医療関係者でも結局インフルうてません
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1140.html














関連記事

■開業つれづれ:「新型インフル 医療従事者分大幅に不足」 医療関係者でも結局インフルうてません






大騒ぎして、

「医療関係者を最優先します。

それが合理的なんですから」

とか言いながら、

全国で医療関係者に打てる分が

大量に不足中。




なぜかわかりませんが、

あまり報道されてません。




きっと

医師がインフルになろうと

看護師がインフルになろうと

医療関係者がインフルになろうと

関係ないんでしょう。








>「内科や小児科、新型インフルエンザ患者が訪れる可能性の高い医療機関から優先的に配分する」



”内科、小児科以外は

インフルになってもしょうがねぇ”

というのがお偉いさんの考えのようですよ。




でもねぇ、

ついこの前、

最初の新型インフルエンザ上陸の際、

まったく現場の医療体制をフォローしないまま

「すべての医療機関で新型インフルを診ろ」(1)

と国は言い放ちませんでしたっけ?





強引に新型インフルに対して

すべての医療機関で診ろと言っておきながら、

新型インフルのワクチンは

医療関係者には出せないとは

どういうことなんでしょう?









新型インフルエンザ:ワクチン供給不足、2万9000人希望 /宮崎

毎日新聞 2009年10月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20091022ddlk45040587000c.html



 ◇1万4000人枠に2万9000人希望

 医療従事者向けの新型インフルエンザのワクチン接種が21日、県内でも始まった。ただ、県で確保したのが1万4000人分なのに対して、希望者は2万9000人と「供給不足状態」。このため、多くの医療機関では接種者の優先順位を決めるため、実際の接種は数日後になりそうだ。

 県健康増進課は、対象者を1万9000人とみていた。この時点で5000人分が不足状態だったが、さらに、事前に医療機関に調査したところ2万9000人分の希望が寄せられた。同課は

「内科や小児科、新型インフルエンザ患者が訪れる可能性の高い医療機関から優先的に配分する」

と説明する。

 この日、県立宮崎病院には約680人分のワクチンが到着した。同院では700人の接種希望者がいる。このため、22日に接種者の順番を決める協議をする。接種開始は早くて23日になるという。【種市房子】





新型インフルワクチン 医療従事者用 大幅不足

想定10万人府調査「20万人」

2009年10月20日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20091020-OYT8T00098.htm


 新型インフルエンザのワクチン接種を希望する府内の医療従事者は、約20万人に上ることが府の調査でわかった。想定していた約10万人を大幅に上回り、ワクチンが不足する可能性がある。一方、基礎疾患のある人や妊婦を対象にした接種日程と予約方法は、11月初めをメドに公表される予定。

 府によると、接種希望者は約6300の医療機関で約20万人だったのに対し、配分されるワクチンは計約8万6000人分。接種2回を前提にしているが、1回に改められても足りず、配分方法を検討している。

 医療従事者を対象に接種が始まった19日、泉佐野市立泉佐野病院には240人分が入荷。希望数の半数強で、医師99人と小児科・産科の看護師を優先して接種を始めた。

 貝塚市の「おさきレディースクリニック」では、

医師と看護師だけで30人

いるが、

診療所への配分は今回、6人分

が上限で、「診療所によって規模が異なるのに、一律では納得がいかない」と不満の声も。通院する妊婦の接種については、「ワクチンが入荷すればお知らせします。お待ちください」との張り紙を掲げた。








新型インフル 医療従事者分大幅に不足

希望者3万4000人に

2009年10月17日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20091017-OYT8T00145.htm


 県は16日、新型インフルエンザワクチンを最初に優先接種する医療従事者の接種希望者が、約3万4000人になると明らかにした。国から本県に配分された医療従事者向けワクチンは1万7000回分しかなく、大幅に不足する。県は、順次届く妊婦や基礎疾患を持つ人などのワクチンの一部を回して充当するほか、接種する医療従事者を絞ることも検討する。

 国の接種方針は、重症者の発生を防ぐため、最も早くワクチン接種する対象として、治療にかかわる医師・看護師ら医療従事者を挙げている。19日にも接種が始まる予定だが、県が各地の医師会や市町村を通じて希望者を調べたところ、医師・看護師数をもとに国が定めた配分量を大幅に上回った。

 県のワクチン接種対応チームによると、希望者を医師らだけに限定した病院のほか、薬剤師やレントゲン医師らも含めた病院もあるという。

 このため、今回届いたワクチンは、医療機関の規模などを考慮して配分。これとは別に救急隊員(約1700人)は全員が接種する。

 ただ今後、ワクチンの配分量は増える見通しで、同チームは「重症化を防ぐべき妊婦や子供らのワクチン不足は避けたい」としている。




新型インフルエンザ:ワクチン接種 医療従事者、不足する見込み /京都


毎日新聞 2009年10月17日 地方版
http://mainichi.jp/select/science/swineinfluenza/kyoto/news/20091017ddlk26040506000c.html


 ◇一般は来月以降
 新型インフルエンザのワクチン接種が、医療従事者を対象に19日から始まる。府内の割り当ては2万8600人分だが、府のまとめでは6万人以上が接種を希望し、不足する見通しだ。一方、医療従事者以外の接種は来月以降。府は「時期や場所などの問い合わせは日程が決まってからに」と呼びかけている。

 ワクチン接種は国と委託契約を結んだ各医療機関が実施する。府医師会によると、府内2312の会員施設のうち、1921施設が実施を予定している。

 一方、府が2807の医療機関に医療従事者の接種希望を照会したところ、19日午後1時現在で73%に当たる2071機関から回答があり、

医師8844人

▽看護師1万8622人

▽准看護師4950人

▽その他(技師や事務職員ら)2万8129人の計6万545人が希望。この他、千数百人の救急隊員も接種対象になる。医療機関の集計は重複があって実数は減るとみられるものの、不足する可能性が高い。

 割り当ては医療従事者の登録数で国が積算したが、その後に事務職員らも対象となったのが不足の理由だ。府は医療機関ごとに配分を決め、誰に接種するかは各医療機関で判断してもらう方針だ。今後接種が2回から1回に変更されれば余裕が出てくる。

 医療従事者以外の接種開始の目安は、妊婦と基礎疾患のある人が11月中旬▽1歳~小学校3年生が12月後半▽1歳未満児の保護者や小学4年生~高校生、65歳以上は来年1月以降。その他の人はさらに遅くなる見通し。府は問い合わせを受けるセンター(075・414・5400)を開設しているが、「具体的な回答ができないので、順次広報するのを待っていただきたい」としている。【太田裕之】











>医師と看護師だけで30人

>いるが、

>診療所への配分は今回、6人分


なんて

一施設当たりの本数制限をしている地域も

あるようですが、

実際に少ない本数のワクチンが来て、

スタッフに

「あなたには打てないけど、隣の人には打つからね」

なんてとても言えません。






その後も、

医療関係者に不足分が届く予定はないようですし、

調剤薬局の薬剤師さんや事務の方は

”優先する医療関係者に該当しない”

とのお達しのようですから、

門前薬局スタッフが

バタバタと倒れる可能性があります。






1.無償でインフル対策(病院によっては億単位の減収)、

なのにワクチンは得られず、

2.来年4月にはまったく利益の出ない国の強引な

レセプトオンライン化に300-400万設備投資しないと廃業で、

3.消費税分は損したまま

5%の事業税がいきなりのしかかってくる、

という

三方一両損ならぬ

一方三両損

という

トップぶっちぎりの大損

を医師はつくっていくようです。





自民でもがっつり医療費削られましたが

ミンスではコテンパン

という世渡り下手な日医にも

期待できませんし、

海外逃走の準備でもしておきましょうか…。







(1)
■開業つれづれ:新型インフル、いつの間にか医療現場に押し付け「全医療機関で受診可能に」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-989.html










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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


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