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■開業つれづれ: 姥捨て山制度廃止か? 「診療報酬、75歳以上「別建て」廃止へ 厚労省、2年で方針転換 」


75歳以上の年金を天引きして

行われている後期高齢者医療制度。

これを廃止する、

ということなんでしょうか?





診療報酬、75歳以上「別建て」廃止へ 厚労省、2年で方針転換


NIKKEI NET 2009/06/05
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090605AT3S0401T04062009.html


 医療費の膨張を抑えるため、2008年度に導入した後期高齢者医療制度の枠組みの一部がわずか2年で修正を迫られることになった。厚生労働省は75歳以上に限定して医療保険から病院などに支払う特別な診療報酬を10年度にも廃止する検討に入った。診察回数などに関係なく毎月一定額に抑える仕組みが柱だったが、医療機関の利用が増えなかった。廃止しても患者本人の負担は大きく変わらない。一方で、医療費の抑制策の練り直しが必要になりそうだ。

 10年4月の診療報酬改定を念頭に、中央社会保険医療協議会(中医協、厚労相の諮問機関)で夏にも廃止に向けた議論に着手する。 (07:00)









素朴な疑問としては、

>医療費の抑制策の練り直しが必要になりそうだ。

日本がこれだけ高齢化して、

医療技術も発達しているのに

医療費抑制をするのが正しいのでしょうか?




財界が言っている

医療費抑制では、

某知事が

「自分の好きな医療を受けられる」

という名目で

「移植医療などが全額自費」

とか

「化学療法が自己負担になる」

とかいう制度です。



まあ、もと厚労省の方ですから、

自費だろうがなんだろうが

OKなんでしょうけど。





マスコミの

医療費抑制=正しい

という図式を

根本から変えてほしいものです。




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■開業つれづれ: 足利事件 DNA鑑定 「裁判員制度では裁判員が判断」


科学捜査の限界と

それによる使用判断。



>弁護団 国の責任追及を検討へ

当然、こうなるでしょう。

現在まで再鑑定を行わなかったこと自体が

問題を大きくしています。


>元裁判官 精査して出した結論

当時の”専門家”は

こう判断した、

という結果になっています。




しかし、今後は

素人に丸投げです。

>裁判員制度では裁判員が判断

…こうなったら、

万が一誤審があったら

責任はだれが取るんでしょう?





医療で言えば、

診断、治療を素人に任せる

ようなものです。







弁護団 国の責任追及を検討へ

NHK 2009年6月5日 5時34分

http://www3.nhk.or.jp/news/t10013440711000.html

いわゆる「足利事件」で、菅家利和さんが釈放されたことを受けて、弁護団は、当時のDNA鑑定や取り調べの方法に問題があったとして、今後、賠償請求など国の責任追及を検討することにしています。

菅家利和さんは4日、17年半ぶりに釈放されたあとの記者会見で、逮捕された当時の警察の取り調べについて「髪の毛を引っ張られたり、足でけられたりして自白を迫られた」と振り返り、「私の人生を返してもらいたい」と訴えました。弁護団も、DNAの再鑑定に基づいて釈放を決断した検察の対応を評価する一方で、「検察は、逮捕の決め手になった当時のDNA鑑定や捜査のあり方に問題があったことまでは認めていない」と指摘して不満を示しました。弁護団は、精度の低い誤ったDNA鑑定や不当な取り調べによって菅家さんが長年にわたって身柄を拘束される被害を受けたとして、今後、損害賠償の請求など国の責任追及に向けた検討を進めることにしています。弁護団の佐藤博史弁護士は「菅家さんは年金や運転免許証といった生活の基盤を完全に奪われたまま釈放されたので賠償も含めて、これからも闘いが続く」と話しています。弁護団は5日、菅家さんを交えて会議を開き、今後の対応を検討することにしています。







元裁判官 精査して出した結論


NHK 2009年6月5日 7時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013441431000.html


足利事件の審理を担当した元裁判官の1人はNHKの取材に応じ、菅家さんを有罪としたことについて「当時の証拠を精査して出した結論だった」と当時の判断は、やむをえなかったという考えを示しました。

その一方で、菅家さんの釈放については、「DNA鑑定の精度が高くなり、それに伴って有罪・無罪の判断が変わるのは、あり得ることだ」と述べました。そのうえで菅家さんが17年半にわたり身柄を拘束されたことについては、「当時のDNA鑑定の精度がもっと高ければ、菅家さんに苦しみを与えずにすんだかもしれない」と述べました。





裁判員制度では裁判員が判断


NHK 2009年6月5日 6時24分
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013440801000.html



足利事件の裁判では、DNA鑑定の信用性が大きな争点になりましたが、裁判員制度が始まり、これからは裁判員がDNA鑑定や精神鑑定が正しいかどうか難しい判断を迫られることになります。

足利事件の裁判では、まだ精度が低かったDNA鑑定の信用性が大きな争点になり、地方裁判所と高等裁判所、それに最高裁判所が、いずれも科学的に信用できるとして菅家利和さんに無期懲役を言い渡しました。先月から裁判員制度が始まり、これからは殺人事件などの裁判で裁判員がDNA鑑定や精神鑑定が正しいかどうか判断します。裁判では専門的な用語を易しく言いかえたり、図や表を使ったりして裁判員がわかるようなくふうがされますが、鑑定をした専門家の意見が分かれることも少なくなく裁判員は難しい判断を迫られることになります。菅家さんを支援してきた佐藤博史弁護士は「裁判員になることに恐怖を覚える人がいるかもしれないが、被告のことばや証拠を専門家とは違った市民の澄んだ目で見てほしい」とえん罪を防ぐことへの期待を示しています。












専門家はそのフィールドの

よいことも悪いことも

判断材料の限界などの

多くの要素を理解して、

最終判断を行います。





人体のすべての謎がとかれていない現在、

医療はまさに未知であり、

その時点でのベストの判断を

迫られています。



そして、結果が悪い場合には

あとだしじゃんけんのように責められています。





司法も同様のことが起きており、

今回は裁判員制度という

素人判断

をメインに据えることを決めました。





しかし、

これは、医療においては

診断、治療を家族に任せる

ということに似ています。




>専門家とは違った市民の澄んだ目で見てほしい


しかし、

澄んだ目で誤審する、

ということは考えないのでしょうか。






あまりに医療叩きが大きいので、

難しい症例には

裁判所のように

「市民による医療員制度」とかで

第三者の素人に判断を決めてもらいましょうか?




おかしな意見でありますが、

司法ではそういうことを

リアルにやっているのです。











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■開業つれづれ: 「浅野元知事が白血病 県内にも支援団体」



取り敢えず情報だけ。





浅野元知事が白血病  県内にも支援団体

2009年6月4日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090604-OYT8T00070.htm

 元県知事慶応大教授浅野史郎氏(61)が、急性の成人T細胞白血病であることが3日、わかった。浅野氏は4日から、東大医科学研究所付属病院(東京都港区)に入院する。

 関係者によると、浅野氏は4日以降の予定をすべてキャンセルし治療に専念する。放射線治療などの化学療法での完治は難しく、骨髄移植が必要という。友人らが「浅野史郎を支援する会」を今月1日に設立し、骨髄バンクのドナー登録を呼びかける取り組みを始めた。既に全国で約280の個人・団体が加盟している。

 県内では3日、知事時代の支援者ら約20人が集まり、同会の県支部を発足させた。今後、県内の骨髄バンクの推進に取り組む団体と連携し、支援の輪を広げる予定だ。








略歴(Wikipediaより)

1966年 - 宮城県仙台第二高等学校卒業。
1970年 - 東京大学法学部卒業後、厚生省(現・厚生労働省)入省。
1972年 - アメリカ・イリノイ大学留学。
帰国後、厚生省社会局老人福祉課課長補佐。
1978年 - 外務省在アメリカ合衆国日本大使館一等書記官。
1981年 - 厚生省年金局年金課課長補佐。
1985年 - 北海道庁福祉課課長。
1987年 - 厚生省児童家庭局障害福祉課課長。
1993年 - 厚生省生活衛生局企画課課長を最終役職に、厚生省退官。宮城県知事選に立候補し当選。
1997年 - 宮城県知事再選(第2期)。
2001年 - 宮城県知事再選(第3期)。
2005年 - 社会福祉法人宮城県社会福祉協議会会長に就任。
2005年11月20日 - 4選不出馬を表明した上で任期満了に伴い、宮城県知事退任。
2005年12月1日 - 東北大学大学院法学研究科附属法政実務教育研究センター客員教授に就任。
2006年4月1日 - 慶應義塾大学総合政策学部総合政策学科教授に就任。
2007年3月5日 - 社会福祉法人宮城県社会福祉協議会会長を辞任。
2007年4月8日 - 2007年東京都知事選挙で落選(次点)。
2009年6月4日 成人T細胞白血病であることを公表し、闘病に入る。











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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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