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■「コンサルに狙われる開業医 医療の疲弊にツケ込む甘い言葉」

ネタ元は
ぐり研ブログ
医療業界冬の時代にあって改善すべき内部要因
http://gurikenblog.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-7b10.html

です。いつもお世話になっております。




”開業医と悪徳コンサル”

…とても刺激的で、ありがちな

組み合わせです。




実際に開業医は”カモ”である場合が多く、

私も理由がとてもよくわかります。








コンサルに狙われる開業医 医療の疲弊にツケ込む甘い言葉

JB PRESS2009年03月30日(Mon) 相場 英雄

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/651

 急患のたらい回しや地域医療機関の閉鎖など、医療を巡る諸問題がメディアをにぎわしている。筆者は医療の専門知識は皆無だが、得意分野である「カネ」にまつわる切り口から取材を進めていたところ、医療界を舞台に新たなビジネスが展開されていることを知った。

 今回の主役はコンサルタント。そして彼らのターゲットになっているのは開業医だ。

 コンサルと開業医。一見ちぐはぐな組み合わせに映るが、現状では開業医がカネをむしり取られ、医療界の疲弊に拍車がかかろうとしているのだ。今回はその一端を紹介する。


こんなはずじゃなかった開業

 大病院での過酷な実地勤務を経てキャリアを積んだ医師の最終目標は何だろう。お叱りを承知で言えば、「病院内での出世」「学会での名声」、あるいは「開業」に大別されるのではないだろうか。

 筆者の友人医師らによれば、慢性的に人が足りない大病院での過酷な勤務に疲弊し、独立開業を志す向きが増加中とか。「特に眼科や皮膚科、内科、美容外科などで、首都圏や大都市圏を拠点に開業準備を進める医師が多い」という。

 これらの科目に共通するのは、産科や外科などと比べて訴訟リスクが低く、急患が少ないということ。だが、ここに落とし穴が待ち受けている。
「訴訟リスクが低く、急患が少ない科目ほど医師が増え、競合する医療機関がどんどん増えてしまう」
(関係筋)のだ。

 加えて、開業時には高額な医療機器を購入しなければならないほか、優秀な看護士や医療事務スタッフ確保のため、人件費もうなぎ上り状態にある。

 当然、開業時には自己資金のほか、金融機関からの融資が必要となるが、クリニック間の競合激化や初期投資の金利負担に苦しみ、「こんなはずじゃなかったとこぼす開業組が少なくない」(同)。

 こうした開業医の中には、
年利10~15%と高利の医療報酬(レセプト)担保融資を導入して自転車操業に陥っているところもある」(同)。
ノンバンクや銀行の有力なローン商品に成長する兆し
があるとされるほどだ。



“経営カイゼン” の甘言

 競争が激しく、なかなか業績向上が見込めない業界にいち早く目をつけるのが、コンサルタントの仕事だ。新規開業組にも様々な経営指南のアドバイスが持ち込まれているようだ。

 具体的には、
「マーケティング戦略」
「内装リフォーム」
「ネット利用のノウハウ」
等々だ。「顧客(患者)満足度を上げ、ライバルに差をつける」というサービス業や流通業では昔からお馴染みの手法である。

 科目別で見ると、皮膚科ではアンチエイジング向けサプリメント、各種の機器販売など。他の科目でも、メタボ検診や訪問診察の積極化など、様々な売り上げ向上策がコンサルタントによって「プレゼン」されているという。

 従来、ほとんど競争原理が働いていなかった医療界だけに、一見すると、こうした経営改善はやって然るべきことのように映る。

 しかしコンサル側の目論見は別のところにある。
「医療コンサルのキモは、
借金(設備投資等)で患者を集め
経費・人件費を圧縮し、
医師をできる限り酷使して売り上げを伸ばすことに尽きる」
(コンサルタント筋)。そのため、提案する様々な施策を通じ、多額のコンサルフィー(報酬)を上乗せすることが可能だというのだ。


開業医はおいしいクライアント

 極論すると、「病院、医院の経営カイゼンは楽」なのだという。まず医療報酬という国の保証がついている点。患者が集まりさえすれば、診療報酬という日銭が必ず入る。これだけ安定的なキャッシュを見込める業界は、他にはなかなか見当たらない。

 そのほか、
「本音と建前の使い分けや、ビジネスの裏表を知らない医師が大半」
のため、他の業界よりもコンサルの提案が受け入れられやすいという。

 元来、競争原理が働いていなかった業界に新規開業が相次いでいるため、著名な外資系コンサルや飲食やサービス業専門のコンサルが、おいしいクライアントを求めて「医療コンサル」に転身する向きが増加中だとか。

 民間信用調査会社、帝国データバンクが発表した2008年2月のリポートによると、2007年の医療機関の倒産は48件に上り、2001年以降最多を記録したという。

 同社はその背景について、「患者とその家族の医療に対する関心・知識の高まりから大規模病院に患者が集中し、中小規模を中心に厳しい経営環境に置かれる施設が増加している」と分析。医療機関の倒産が今後も増加傾向をたどると見ている。

 競争激化に伴う厳しい経営環境の中、医療コンサルが活躍する余地はますます拡大していくだろう。ある関係者は筆者にこう言い切った。「安易な開業は医師の命を奪うに等しい。熟慮に熟慮が必要だ」──。






以前、開業に関連して

ウ●ココンサルとやりあったことがありまして、

いろいろ、いやな思いもしました。



まあ、いろいろな手をつかってくるものです。




大人げないケンカもしましたが、

世の中のつくりがわかった気がします。




…と、横を見たら、

近所の他科の先生は

コンサルまみれでした…。




いま医療崩壊が叫ばれていますが、

火事から逃げ出すように

多くの医師が現場を去っています。

それに便乗して

コンサルも暗躍しているというのが

実情です。





ご参考になりましたら幸いです。




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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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