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■「自治体病院 広がる危機 銚子市長リコール成立 他病院 患者殺到で『もう限界』」

千葉、銚子市の市長リコール問題。

医療の流れから簡単にまとめます。


(国)
●日本には病院が多すぎる

●非効率的な医療は整理すべき



(マスコミ)
●”そうだ、そうだ。無駄な医療はつぶすべきだ”



(国をあげて)
●反医療キャンペーン

●医療費を大幅削減、大学医局の医師派遣体制の解体



●実際に医師がいなくて銚子市立病院がつぶれて住民はビックリ

●市長をリコール

(マスコミ)
>市立総合病院休止への市民の怒りが原動力となった。





なんかまったく流れを読めていませんね。








>病床利用率は95-98%と、常にベッドに空きがない状態。

…これで赤字なら本当に笑ってしまいますね。

でも、日本の医療はそうなってしまっているのです。

これでも病院を維持できるとでも?





自治体病院 広がる危機 銚子市長リコール成立 他病院 患者殺到で『もう限界』

東京新聞 2009年3月30日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090330/CK2009033002000108.html


 二十九日に投開票された銚子市の岡野俊昭市長(63)に対するリコール(解職請求)の是非を問う住民投票は、市立総合病院休止への市民の怒りが原動力となった。リコール運動は全国の注目を集め、住民にとって自治体病院がいかに大きな存在であるかを再認識させた。しかし、自治体病院の経営難や診療科の休止は同市にとどまらず、県内各地で表面化し、一部の病院には患者が殺到。現場では「もう限界」との声が強まっている。

 「どこを見ても“焼け野原”だ」。国保旭中央病院(九百五十六床)の伊良部徳次副院長(59)は周辺の医療状況をそう表現した。

 旭中央病院は、三次救急など県北東部で中心的な役割を担う。昨年九月末の銚子市立総合病院の休止後は、行き場を失った患者の受け入れ先の一つとなってきた。

 伊良部副院長によると、状況が目に見えて変わったのは医師不足の原因といわれる医師臨床研修制度が始まった二〇〇四年度から。周辺の病院の機能が低下し、旭中央病院に患者が殺到し始めた。

 病床利用率は95-98%と、常にベッドに空きがない状態。入院日数を平均十二日ほどに短縮して回転を早めているものの、限界がある。入院が必要と診断した救急患者を入院させられず、別の病院に移送するケースも増えているという。

 現状を打開しようと、周辺病院に常勤医や外来応援として延べ約四十人の医師も派遣。だが、根本的な解決にはならない。伊良部副院長は「病院の体力はさらに落ちて、もっと悪くなるだろう」と指摘し、国の早急な対策を切望している。 (宮崎仁美)




銚子市長失職 市側『病院再開に影響』 市民団体出直し選 候補擁立へ

東京新聞 2009年3月31日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090331/CK2009033102000093.html


 銚子市立総合病院の休止を決めた岡野俊昭・前市長(63)に対するリコール(解職請求)の是非を問う住民投票から一夜明けた三十日、市は市長失職後の対応に追われた。市によると、市長が不在になり、今年九月の診療再開に向け進めてきた計画は大きくずれ込む見通し。ただ、新年度予算や人事異動は既に決まっており、そのほかの業務に当面支障はないという。 (宮崎仁美、那須政治)

 市長の職務を代行する合六(ごうろく)司副市長は同日午後、市幹部を集めた臨時会議を開き、「市民サービスに支障がないよう職員が協力し、危機意識を持って対応してもらいたい」と呼び掛けた。

 会議後の記者会見で、合六副市長は「新市長の(病院に対する)考え方もある」として、市立病院の委託先の選考を進める委員会について、存続を含め早急に協議するとした。「(再開に)大きな影響はあると思うが、一刻も早い医療提供に向けて協議を進める」と語った。

 委託に応募した医療法人側は「市長不在では数カ月単位で再開が先に延びるだろう。新市長が決まるまで、市民が再開を本当に望んでいるか独自に調査したい」としている。

 一方、リコール運動を進めた市民団体「『何とかしよう銚子市政』市民の会」は結果を喜びながらも出直し市長選に目を向ける。

 茂木薫代表(58)は「候補者を選び、二、三日のうちに発表したい」と明言。リコール運動を支持した無職根本広次さん(75)は「みんなの手で市民の声を大切にする市政をつくらないと」と気を引き締めていた。

 岡野前市長の支持者らは、解職への賛成票が反対票を大きく上回ったことに、ショックを隠しきれない。

 岡野前市長を応援した「真実を知らせる市民の会」の白土勝彦代表(66)は「市民にこれだけ『ノー』を突きつけられるとは思っていなかった。私はそれでも岡野さんが正しかったと思う」と悔しさをにじませた。






 こんな状況では

市長は単に巻き込まれただけで、

実際に維持していたら

病院の赤字で財政再建団体に突入するか、

医師がいなくて診療所化から

無人化するしかなかったでしょう。





おまけにリコールのせいで

>今年九月の診療再開に向け進めてきた計画は大きくずれ込む見通し。

なんておまけ付き。




いったい何のためのリコールだったんでしょう?

病院を同じレヴェルで再開することは

思いっきり赤字を背負い込み、

さらに大量の医師を確保するという

ことを意味します。



リコールしたあげくに、再選で

結局、現市長と同じ政策だったら、

単純な

「怒りのこぶしを市長に叩き落とした」

だけに終わることでしょう。
















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■「奈良でまた救急たらい回し…6病院、患者は1時間後に死亡」

未確認情報なんですが(1)、

この倒れた方、

毎日新聞の新聞販売所従業員の方のようです。

ご冥福をお祈りいたします。





相変わらず、

読売新聞だけは

「たらい回し」

報道を続けております。

どういう倫理観で「たらい回し」と

医療を責め続けるのでしょう?







奈良でまた救急たらい回し…6病院、患者は1時間後に死亡


2009年3月28日12時10分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090328-00000533-yom-soci

 奈良県生駒市で21日昼、新聞販売所で突然、倒れた男性従業員(63)が、県内の6病院に相次いで受け入れを断られ、約1時間後に搬送された大阪府大東市内の病院で死亡していたことがわかった。

 生駒市消防本部によると、21日午後1時40分頃、新聞販売所から、従業員が倒れたと119番があった。約5分後に救急隊が到着した時、男性は呼吸や脈があったが、間もなく心肺停止状態になった。隊員らが人工呼吸などの心肺蘇生(そせい)措置をしながら、携帯電話で生駒市や奈良市の6病院に受け入れを要請したが、いずれも「ベッドが満床」「処置困難」などを理由に断られた。

 午後2時40分頃、大東市の病院に運ばれたが、男性は同3時10分に死亡が確認された。死因は不明という。受け入れを断った6病院の中には、救命救急センターもあった。

 生駒市消防本部は「土曜で、医師の数が少なかったが、早く受け入れ先を見つけたかった」としている。

 同県では2006年8月、出産時に意識不明に陥った妊婦が19病院に転院を断られ、死亡。07年8月には、かかりつけ医のいない妊婦が救急搬送を11回にわたり断られ、搬送中に死産した。

最終更新:3月28日12時10分




<救急搬送>6施設に断られ1時間後に男性死亡 奈良・生駒

2009年3月28日13時12分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090328-00000039-mai-soci

 奈良県生駒市で21日、意識を失って倒れた新聞販売店従業員の男性(62)が、県内の6医療機関に受け入れを断られて救急搬送できず、通報から約1時間後に大阪府大東市の病院に搬送されたが死亡したことが分かった。

 生駒市消防本部によると、21日午後1時40分ごろ、新聞販売店から「男性が倒れた。意識がないが呼吸はある」と119番があった。救急隊が現場に到着後、心肺停止状態になったという。隊員は同市内の救命救急センターの指示で蘇生(そせい)措置をしながら、同センターや2次救急当番病院など生駒市や隣接する奈良市の5病院と救命救急センターに受け入れを要請したが、「満床」「処置困難」などの理由で断られた。

 通報から約1時間後に大東市の病院に搬送されたが、約30分後に死亡が確認された。同販売店によると男性の死因は心不全で、心筋梗塞(こうそく)の病歴があったことを救急隊員には伝えていたという。生駒市消防本部は「搬送に時間がかかったことと死亡との因果関係は不明」としている。【泉谷由梨子、中村敦茂】




6病院、受け入れ断る=救急搬送男性死亡-「空きベッドない」「対応無理」・奈良

2009年3月28日12時3分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090328-00000044-jij-soci

 奈良県生駒市で21日、倒れて意識不明となった奈良市の男性(63)が県内6カ所の病院で受け入れを断られ、大阪府大東市の病院で死亡していたことが28日、分かった。
 生駒市消防署によると、21日午後1時40分ごろ、同市の新聞販売所から「同僚が急に倒れて意識がない」と119番があった。
 救急隊が同49分に到着。当時は意識はあり、隊員が救命措置を講じながら、電話で同市と奈良市の病院計6カ所に受け入れを要請したが、いずれも「空きベッドがない」「収容困難で対応できない」などの理由で断られたという。
 最終的に受け入れ先は大東市の病院に決まり、午後2時19分に現場を出発、同2時42分に到着したが、既に心肺停止状態で、約30分後に亡くなった。 





よく読んでみると、

●救急隊が到着後、まもなく心肺停止

●連絡から1時間後に病院に到着

●病院到着後、30分で死亡確認

ということのようです。





読売新聞は

医療叩きに奔走していますが、

一体何なのでしょう?

>同県では2006年8月、出産時に意識不明に陥った妊婦が19病院に転院を断られ、死亡。07年8月には、かかりつけ医のいない妊婦が救急搬送を11回にわたり断られ、搬送中に死産した。



ここまで悪意を持って書かれると、

”奈良では絶対に産科、救急はやりたくない”

と強い決意を持ってしまいます。




こういったマスコミの一方的な報道で

事態がますます悪化していくのに

誰もブレーキをかけないのは

本当に恐ろしいことです。






マスコミが叩く

 ↓

医療関係者が逃げ出す

 ↓

さらにマスコミが叩く

 ↓

だれも産科、救急に寄り付かなくなる

 ↓

マスコミの関係者が「たらい回し」され逆切れ




…といった構図に見えてしまうのは

私だけでしょうか?

マスコミの”ジャイアン化”が

なお一層激しくなっています。





(1)
駄犬日誌
2009-03-28
毎日新聞関係者がたらい回され死亡
http://d.hatena.ne.jp/reservoir/20090328/1238242476



関連記事

■「東京女子医大病院事故、2審も医師無罪…別執刀医のミス示唆」 おめでとうございます

ネタ元は

南島の管屋さん
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-729.html#comment5702

です。いつも大変お世話になっております。



おめでとうございます。




でも、これなんだ?

際立って日本語能力の低い”産経新聞”。

>人工心肺誤操作の元東京女子医大医師、2審も無罪

…タイトルから

間違っていますよ。

内容が理解できないんでしょうね。










東京女子医大病院事故、2審も医師無罪…別執刀医のミス示唆


2009年3月27日20時36分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090327-OYT1T00726.htm


 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2001年、心臓手術中に人工心肺装置の操作を誤り、平柳明香さん(当時12歳)を死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた同病院元循環器小児外科助手・佐藤一樹被告(45)の控訴審判決が27日、東京高裁であった。

 中山隆夫裁判長は、1審・東京地裁判決と同様に無罪を言い渡したが、死亡の原因については、佐藤被告とは別の執刀医のミスを示唆するなど、1審とは異なる判断を示した。

 検察、地裁、高裁がばらばらの原因を指摘したことになり、医療事故を刑事司法の世界で裁くことの難しさを改めて印象づける結果となった。

 佐藤被告は01年3月、明香さんの手術の際、同装置の吸引ポンプを高回転にした過失により回路のフィルターを水滴で詰まらせ、血液がうまく抜き取れない「脱血不良」状態を招き、脳障害で明香さんを死亡させたとして、起訴された。

 05年11月の1審判決は、フィルターの目詰まりという装置の不具合が原因で脱血不良となったとした上で、目詰まりについて「当時の医療水準では危険性を予測できなかった」として無罪を言い渡したため、検察側が控訴していた。

 この日の判決は、「佐藤被告とは別の執刀医が血管に挿入した管の位置が悪かったことで、脱血不良が続き、致命的な脳障害を招いた」と1審とは異なる原因を認定。「人工心肺装置の問題が原因になったとは言えない」と佐藤被告の責任を否定した。

 判決は、1審判決の認定通りフィルターの目詰まりが原因だった場合に、佐藤被告の責任が問えるかについても検討。当時、目詰まりの危険性について指摘した論文がないことから、「被告に予見可能性があったとは言えない」と述べた。

 この事故では、カルテを改ざんした同病院元循環器小児外科講師(53)が証拠隠滅罪に問われ、04年3月に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受け、確定している。

 渡辺恵一・東京高検次席検事の話「検察側の主張が認められず、遺憾である。判決内容を精査して、今後の対応を決めたい」







人工心肺誤操作の元東京女子医大医師、2審も無罪

産経ニュース 2009.3.27 15:03
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090327/trl0903271507009-n1.htm



 東京女子医大病院(東京都新宿区)で平成13年、心臓手術中に人工心肺装置の操作を誤り、小学6年の平柳明香さん=当時(12)=を死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた元同病院医師、佐藤一樹被告(45)の控訴審判決公判が27日、東京高裁で開かれた。中山隆夫裁判長は、無罪とした1審・東京地裁を支持、検察側の控訴を棄却した。

 17年11月の1審判決は、人工心肺装置のフィルターの目詰まりから血液の循環が悪化、女児が重い脳障害となり、死亡したと認めた上で「危険性を予見できなかった」と判断。医師の過失を否定した。

 フィルターの目詰まりをめぐり、控訴審で検察側は「装置を適切に操作しないことが患者の死亡につながることは予見できた」として、1審の事実誤認を主張。「十分な配慮をして操作していれば事故を避けられた」と、1審判決の破棄を求めた。

 弁護側は「当時の医学水準として、フィルターが水滴などで詰まる可能性を予見できなかった」と改めて無罪を主張した。

 佐藤医師は13年3月、人工心肺装置を不適切に操作し、脳障害で死亡させたとして14年6月に逮捕され、翌月、起訴された。





人工心肺担当医、二審も無罪 東京女子医大女児死亡事故


asahi.com 2009年3月27日15時3分
http://www.asahi.com/national/update/0327/TKY200903270267.html



 東京女子医科大病院(東京都新宿区)で01年3月に心臓手術を受けた平柳明香(あきか)さん(当時12)=群馬県高崎市=が死亡した事故をめぐる控訴審判決で、東京高裁(中山隆夫裁判長)は27日、業務上過失致死罪に問われた元同病院医師佐藤一樹被告(45)を無罪とした一審・東京地裁判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。

 平柳さんの手術では人工心肺が使われ、佐藤医師が操作を担当していた。しかし手術中に人工心肺の循環回路に血液を引き込むことができなくなり、平柳さんは重い脳障害を負い、死亡した。控訴審判決は、死因について一審判断とは異なる見解を示しつつ、同じ無罪の結論を導いた。

 検察側は、佐藤医師が回路に血液を引き込むポンプの回転数を上げ続けたことで回路内のフィルターに水滴が吸着して目詰まりを起こし、脳障害が起きたと主張していた。

 中山裁判長は、フィルターの目詰まりによって血液が引き込めなくなる状態になったことは認めたが、「致命的な脳障害を発生させた原因とするには疑問が残る」と指摘。目詰まりが起こるよりも以前に、別の医師が入れた脱血管の位置が悪かったため、血液が頭部にたまり、脳障害が起きていた可能性が高いと判断した。その上で「検察側が訴因とした人工心肺装置の操作ミスと死亡との因果関係は認められない」として業務上過失致死罪の成立を否定した。

 一審・東京地裁判決は、フィルターの目詰まりで血液が引き込めなくなった可能性が高いと認定。目詰まりは、回路の構造自体の不具合によるもので、佐藤医師には予測できなかったとして、過失はないと判断していた。

 判決の言い渡し後、中山裁判長は、佐藤医師に対し「検察側の訴因の関係で無罪を維持したが、手術チームの過誤で被害者が亡くなったのは事実。チームの一員として的確な対応ができたか、突き詰めて考えてほしい」と話した。





女児死亡で2審も医師無罪 東京女子医大の心臓手術

東京新聞 2009年3月27日 19時08分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009032701000548.html



 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2001年、心臓手術中のミスで群馬県高崎市の小学6年生、平柳明香さん=当時(12)=を死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた医師佐藤一樹被告(45)の控訴審判決で、東京高裁は27日、被告の同僚医師のミスが原因と認定、1審東京地裁に続き無罪(求刑禁固1年6月)とし、検察側の控訴を棄却した。

 出産後の女性が死亡した「大野病院事件」での福島地裁判決(昨年8月)や、割りばしがのどに刺さり死亡した保育園児の治療をめぐる東京高裁判決(昨年11月)などに次ぐ医師の無罪判決で、医療行為に対する刑事責任追及の在り方があらためて問われそうだ。

 1審判決は人工心肺装置のフィルターの目詰まりが死亡原因と認定したが、中山隆夫裁判長は「静脈から血液を抜き人工心肺へ送り出す管の挿入位置が悪く、血液循環が長時間悪化し、脳障害により死亡した可能性が高い」とし、管を挿入した執刀医らのミスが原因との判断を示した。

 その上で「人工心肺装置を担当した被告の操作と死亡との因果関係はない」と起訴内容を否定。フィルターの目詰まりについても「当時の医療水準を基準として、被告に予見可能性があったとはいえない」と指摘した。

(共同)




女児死亡で2審も医師無罪 東京女子医大の心臓手術
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/155407.html

北海道新聞 03/27 17:01、03/27 19:20更新
 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2001年、心臓手術中のミスで群馬県高崎市の小学6年生、平柳明香さん=当時(12)=を死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた医師佐藤一樹被告(45)の控訴審判決で、東京高裁は27日、被告の同僚医師のミスが原因と認定、1審東京地裁に続き無罪(求刑禁固1年6月)とし、検察側の控訴を棄却した。

 出産後の女性が死亡した「大野病院事件」での福島地裁判決(昨年8月)や、割りばしがのどに刺さり死亡した保育園児の治療をめぐる東京高裁判決(昨年11月)などに次ぐ医師の無罪判決で、医療行為に対する刑事責任追及の在り方があらためて問われそうだ。

 1審判決は人工心肺装置のフィルターの目詰まりが死亡原因と認定したが、中山隆夫裁判長は「静脈から血液を抜き人工心肺へ送り出す管の挿入位置が悪く、血液循環が長時間悪化し、脳障害により死亡した可能性が高い」とし、管を挿入した執刀医らのミスが原因との判断を示した。

 その上で「人工心肺装置を担当した被告の操作と死亡との因果関係はない」と起訴内容を否定。フィルターの目詰まりについても「当時の医療水準を基準として、被告に予見可能性があったとはいえない」と指摘した。







読売新聞にあるように

>検察、地裁、高裁がばらばらの原因を指摘

というのが一番の問題でしょう。

今回の事件はまさに泥沼の様相を呈していますので、

ほんとうに先生はお辛かったと思います。




2審無罪、おめでとうございます。




ご本人のブログです。

紫色の顔の友達を助けたい

無罪判決:100%完勝
http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-658a.html

「目に見える権力」への怒りと「目に見えない権力」の恐怖の8年間と正義感のある方々への感謝
http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-e422.html

↑ぜひ、この記事は読んでください。




関連記事

■続報 「愛育病院、一転して総合周産期センター継続を検討へ」

ブラックな業種である産婦人科に

労働基準監督署の是正勧告があり、

病院側は

「労基法違反になるので違反はできません」

といいました。



今度は都が

「いやいや、変なこと言わないでください」

厚労省側も

>「労使協定に特別条項を作れば、基準を超えて勤務させることができる」

なんてウルトラブラックなことを言い始める始末。









愛育病院、一転して総合周産期センター継続を検討へ

asahi.com 2009年3月26日20時23分

http://www.asahi.com/health/news/TKY200903260318.html


 リスクの高いお産を診る「総合周産期母子医療センター」の指定返上を東京都に申し出た愛育病院(港区)は26日、再考を求める都の意向を受け入れ、総合センターの継続を検討することを決めた。

 同病院は、医師の勤務条件に関する労働基準監督署の是正勧告を受け、総合センターとして望ましいとされる産科医の当直2人以上の態勢を常勤医だけでは維持できないと判断し、返上を申し出た。

 同病院によると、26日に病院を訪れた都の担当者から、周産期医療の提供体制を守るために必要だとして継続を要請された。都側は非常勤の医師だけの当直を認める姿勢を示したという。

 一方、厚生労働省の担当者からは25日、労働基準法に関する告示で時間外勤務時間の上限と定められた年360時間について、「労使協定に特別条項を作れば、基準を超えて勤務させることができる」と説明されたという。

 中林正雄院長は26日の記者会見で、「非常勤医2人の当直という日があってもいいのか。特別条項で基準を超える時間外労働をさせても法違反にならないのか。都や厚労省に文書で保証してもらいたい」と話した。

 中林院長は、非常勤医だけで当直をすることの是非について、周産期医療の関係機関でつくる協議会に検討を求めたことも明らかにした。






「寝ている間は労働時間じゃないよ」

とかいう都の話(2)は

どこに消えたんでしょうか?




適当な言い逃れで、

結局現場に責任を押し付け

「言った」「言わない」の

なすりあいにするのでしょう。



国、自治体をあげての”法律違反”を

現場に押し付けています。





やっぱりブラックなことばかりの

産婦人科労働条件。

自由診療の出産においても

このような状況です。





わたしはこの医師不足と

恒常的な労基法違反状況ですから、

出産費用の急激な上昇

予想していたのですが、

あまり出産費用は変わっていないようです。



産科の先生方はお人がよろしいようで…。





これほど”出産はブラック業種”で

”値上げ不可避”だと

国民のコンセンサスが得られている時期は

無いと思います。














関連記事
(1)
■「<愛育病院>「総合周産期指定を返上」 東京都に申し入れ」 いよいよ日本から産科医療が消滅します
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-727.html

(2)
■「愛育病院が総合周産期センター返上申し出 当直維持困難」 産科医師は寝ている時間を測れ
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-728.html


関連記事

■「愛育病院が総合周産期センター返上申し出 当直維持困難」 産科医師は寝ている時間を測れ



こいつら、東京都職員は

産科医師は

ぐーぐー寝ている

と100%思っているんでしょうね。






愛育病院が総合周産期センター返上申し出 当直維持困難

asahi.com 2009年3月26日3時0分
http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY200903250428.html



 危険の大きい出産に24時間態勢で対応する総合周産期母子医療センターに東京都から指定されている愛育病院(港区)が、都に指定の返上を申し出たことがわかった。今月中旬、三田労働基準監督署から受けた医師の勤務条件についての是正勧告に応じるためには、医師の勤務時間を減らす必要があり、総合センターに求められる態勢が確保できないと判断した。

 総合センターでなくなると、救急の妊婦の受け入れが制約されたり、近隣の医療機関の負担が増したりするおそれがある。都は愛育病院に再検討を求めている。厚生労働省によると、総合センターの指定辞退を申し出るケースは初めてという。医師の過重労働で支えられている周産期医療の実情が露呈した形だ。

 病院関係者によると、三田労基署から、医師の勤務実態が労働基準法違反に当たるとする是正勧告書を受け取った。勧告書は、時間外労働に関する労使協定を結ばずに医師に時間外労働をさせ、必要な休息時間や休日、割増賃金を与えていないと指摘。4月20日までに改善するよう求めている。

 愛育病院は、同法などに沿って時間外勤務の上限を守るには、現在の人員では総合センターに求められる産科医2人と新生児科医1人の当直を維持できないため、指定を返上することにした。

 同病院は周産期医療が中心。99年4月に総合センターに指定された。常勤の産科医は昨年10月現在で研修医も含め14人、新生児科医7人。年間千数百件の出産を扱う。「自然出産」がモットーで、皇室との関係が深く、皇族や有名人の出産も多い。

 病院関係者は「勧告に沿うには医師を増やすしかないが、月末までに新たに医師を探すのは不可能。外来だけしかできなくなる恐れもある」と話す。

 都は25日、「労基署の勧告について誤解があるのではないか。当直中の睡眠時間などは時間外勤務に入れる必要はないはず。勧告の解釈を再検討すれば産科当直2人は可能」と病院に再考を求めた。

 東京都では昨年10月、脳出血の妊婦が8病院に受け入れを断られ、死亡した問題があった。都は「ぎりぎりの態勢で保っている周産期医療のネットワークが揺らぎかねない」と衝撃を受けている。

 一方、同様に総合センターに指定されている日赤医療センター(渋谷区)も渋谷労基署の是正勧告を受け、労使協定などの準備を急いでいる。(大岩ゆり、大隈崇)







>当直中の睡眠時間などは時間外勤務に入れる必要はないはず。



医師の睡眠時間を毎回測定しろ、

ということなのかな?

実際に測ったら、

「本当にこいつ人間か?」

という労働時間で

ビックリ、ということになるでしょうけど。





ちなみに(1)にあるように

いくら36協定を結んでいていも

上限があり、

都のお役人は病院に

二重三重に労基法違反を勧めていることになります。






何の解決策もないまま

都はいいくるめ

返上を撤回した模様です。





総合周産期センター指定、愛育病院が返上の打診を撤回

NIKKEI NET 2009.3.26
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090326AT1G2601D26032009.html

 東京都港区の愛育病院が「総合周産期母子医療センター」の指定返上を都に打診した問題で、同病院の中林正雄院長は26日、報道陣に「都から返上の必要はないと言われた。その判断に従う」などと話し、センターとして指定を受け続ける考えを示した。事実上、返上の打診を撤回したことになる。

 中林院長の説明によると、労働基準法に基づく労使協定(三六協定)を結ばず、医師に長時間労働をさせていたとして、労働基準監督署から是正を勧告された。

 病院は労使協定を結ぶことや、非常勤の医師を新たに4人確保する改善策を4月20日までに労基署に報告する予定だが、それでも常勤医師だけでは国が総合センターの指針として示している「24時間、複数の産科医が勤務」という条件が満たせないことから、都に返上を打診したという。(13:40)






労働基準監督署からダメ出しされているのに

都は、「まあまあ、このまま灰色で」

といわれて労働者の環境は全然変わらず

労基法違反のまま。




こんな”ブラック企業”で

働いていること自体が負け組、

という時代になってきました。






厚労省は

労基法違反だ!!

と病院を叩いて、

何をしようとしているのでしょう?



都は

労基法違反を無視

させて病院に何をさせようとしているんでしょう?






産科医療の崩壊を狙っているのなら、

これ以上の宣伝効果はありません。

こんな職場で働きたいな、

って思う人、いるんでしょうか?





(1)
キノシタ社会保険労務士事務所(堺市) > お役立ち情報
36協定と労働基準法
http://www.onyx.dti.ne.jp/~kinotaka/jouhou/0511.html


■ 協定できる限度時間

36協定では、1週40時間・1日8時間を超えて働いてもらうことのできる時間を協定するのですが、上限時間が次のように定められています。
期間 一般(右以外)【時間】  1年単位の変形労働時間制【時間】
1週間  15  14
2週間  27  25
4週間  43  40
1ヶ月  45  42
2ヶ月  81  75
3ヶ月 120 110
 1年 360 320

これらの上限は、1週40時間・1日8時間(法定労働時間)を超えて働かせる時間のことで、所定労働時間(会社で定めた労働時間)を超えて働かせる時間ではありませんので、念のため。

例えば、所定労働時間が7時間・週5日出勤の会社で、1ヶ月45時間で36協定を届出た場合は、(所定労働時間を超える)残業時間としては、45時間+アルファ(20時間程度)までOKということです。

この規定は働き過ぎの防止、健康確保のためにできた条文ですので、絶対的な基準として1週40時間・1日8時間(法定労働時間)が定められています。

■ 36協定の時間を超えてしまったら

そして、36協定で定めた時間を超えて働かせると違法となるのですが、超えた時間に対する残業手当はキチンと支払わないといけません。もし、超えた時間に対する残業手当をカットすると、二重で労働基準法違反になってしまいます。








関連記事

■「<愛育病院>「総合周産期指定を返上」 東京都に申し入れ」 いよいよ日本から産科医療が消滅します

ネタ元は

SORAさん

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-724.html#comment5660

です。いつも大変お世話になっております。







「助けるぞ!」

といって、

棒で殴る厚労省。



前回は小児科を助けると言って

「5分ルール」を導入。

小児科の先生方が大打撃を受けました。




今回はいったい何がしたいのでしょう?








<愛育病院>「総合周産期指定を返上」 東京都に申し入れ

3月26日2時31分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090326-00000015-mai-soci

 東京都港区の愛育病院(中林正雄院長)が、都の総合周産期母子医療センターの指定を返上すると都に申し入れたことが25日分かった。労働基準監督署が、医師らの夜間の勤務体制について是正勧告したのを受け、
「改善は難しく、センター機能を継続することは困難」
と判断した。危険性の高い妊産婦に対応する医師不足が背景にあり、実際に指定が返上されれば、全国初の事例となる。

 愛育病院によると、三田労働基準監督署が1月、同病院の勤務実態を調査。今月17日、労働基準法に基づく是正勧告を出した。勧告は、医師が労基法上の労働時間(週最大44時間)を大幅に超えて働く実態や、夜間勤務中の睡眠時間を確保していないなど適切な勤務体制を取っていないことに改善を求めた。

 同センターは、危険度の高い出産の「最後のとりで」で、未熟児や新生児、母体の救命を目的に設置された。母体・胎児集中治療管理室や新生児集中治療管理室を備え、複数の医師が24時間体制で患者を受け入れる。昨年8月現在、全国に75施設あり、愛育病院は99年に指定を受けた。

 愛育病院は受け入れに対応するため、夜間は2人体制で対応してきた。労基署は「夜間も昼間同様の勤務実態がある」として、要員増の必要性を指摘。しかし愛育病院は「夜間勤務が可能な常勤医師は5人しかおらず、労基署が求める体制は難しい。現在と同水準での夜間受け入れが継続できないので、センター指定の返上を決めた」と話している。

 都は「労基署は『こうしたらいい』と求めているのであって、センターの看板を下ろすほどではない。今後も協議を続けたい」と話している。愛育病院は恩賜財団母子愛育会が運営し、1938年開業。【河内敏康、江畑佳明、永山悦子】

【ことば】総合周産期母子医療センター

 危険度の高い出産の「最後のとりで」として、未熟児や新生児、母体の救命を目的に設置された産科施設。母体・胎児集中治療室(MFICU)や、新生児集中治療室(NICU)を備え、複数の医師が24時間体制で患者を受け入れる。昨年8月現在、全国に75施設ある。


最終更新:3月26日2時31分





<周産期医療>現場負担、放置のツケ 愛育病院が指定返上へ

3月26日2時32分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090326-00000019-mai-soci

 愛育病院が、妊産婦や新生児にとって「最後のとりで」である総合周産期母子医療センター指定の返上を東京都に申し入れた問題は、安心な医療体制を維持しようとすれば労働基準法を守れない過酷な医師の勤務実態を浮き彫りにした。

 多くの産科施設では医師の夜間勤務を、労基法上は労働時間とみなさない「宿直」としている。宿直とは巡回などの軽い業務で、睡眠も取れる。だが実際の夜間勤務は、緊急の帝王切開手術をするなど日中の勤務と変わらない。厚生労働省は02年3月、こうした実態の改善を求める局長通達を出していた。

 しかし、全国周産期医療連絡協議会が08年、全国の同センターを対象に実施した調査では、97%が「宿直制」をとっていた。77%は夜間勤務明けの医師が翌日夜まで勤務し、翌日を「原則休日」としているのはわずか7%しかなかった。

 労基法を守ろうとすれば、医師を増やし、日勤-夜勤で交代する体制を実現するしかないが、産科医は減り続けている。06年末の厚労省の調査では、産婦人科医は1万1783人で、96年から約12%減っている。全国の同センターも、少ない医師でやりくりせざるをえないのが実情だ。愛育病院のような動きが広がれば、日本の周産期医療は崩壊の危機に直面する。

 産科の医療体制整備に詳しい海野信也・北里大教授は「医療現場は患者に迷惑をかけないように無理してきたが、労基署の勧告は『医療現場に過度の負担をかけるべきではない』との指摘だ。こうなるまで事態を放置してきた国の責任は重い」と批判する。
【河内敏康、永山悦子】


最終更新:3月26日2時32分





>こうなるまで事態を放置してきた国の責任は重い」と批判する。



正しい書き方はこうでしょう。



こうなるまで事態を放置してきた国の責任と

マスコミの狂った報道は重い。




あれだけさんざん叩きまくって、

いまだに「たらい回し」と連呼して、

あげくに

「こんな労働条件では、労働基準法違反です」

と言われて病院自体がサヨウナラ、

日本全国のほとんどすべての病院が

消滅するほどの劣悪条件です。








厚労省は”厚生”と”労働”の省

なんですが、

今更ながらに

「病院で医師働かせすぎだ」

なんて言われて、

そんなの何十年前からの話ですか。




いま、医療崩壊が叫ばれているのに、

「病院は労基法違反です。是正しなさい」

っていえば、

医師不足のほとんどすべての病院が

崩壊することになるでしょう。





厚生労働省の

厚生労働省による

厚生労働省のための行政が

溺れている日本医療を

棒で殴りつけています。

それも何度も。























関連記事

■「ちはやふる」 末次 由紀 ”マンガ大賞2009受賞 おめでとうございます!!”

おめでとうございます!

大好きなマンガですので、とっても嬉しいです!!





ちょうど紹介しようと思っていたところに

受賞だったのでズバリ!です。






この作品は、ぜひ手にとってみてください。



クリックするとアマゾンに飛びます。

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(2008/05/13)
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1巻の内容は小学生のときの三人組です。

かるたにであう、ちはや。

優等生の太一くん。

そして、福井からの影のある転校生、新くん。



熱いです。

いい作品にある、情熱が感じられる1巻です。




よく見ると、1巻裏表紙カラーから

”ちはや”は高校生なんですね。

最初は、”誰ですか、このお姉さん?”状態でした。



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2巻は、また波乱の2巻です。

ここから高校生編が始まります。




そして新(あらた)クンの苦悩と、

ちーちゃんのカルタに対するまっすぐな感情と、

そして

太一君の微妙なバランス感覚と揺れ動く感じが

とってもうまく描かれています。


ちはやふる 3 (3) (Be・Loveコミックス) (講談社コミックスビーラブ (1252巻))ちはやふる 3 (3) (Be・Loveコミックス) (講談社コミックスビーラブ (1252巻))
(2008/12/12)
末次 由紀

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怒涛の3巻です。

いよいよ東京予選。

団体戦は個人戦の集まりじゃない、

…難しいですね。

そこに団体戦の面白さもあると思いますが、

選手の迷いや勢い、試合の流れなど

本当に上手に描き切っています。




実は3巻トップはギャグとった肉まん君も

なかなか巻末の方ではいい味出します。










こちらが最新刊の4巻です。

新くんが表紙になっています。

いよいよ団体戦、東京地区決勝が終わります。

ちはやふる 4 (Be・Loveコミックス) (Be・Loveコミックス)ちはやふる 4 (Be・Loveコミックス) (Be・Loveコミックス)
(2009/03/13)
末次 由紀

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この4巻は本当に素晴らしいです。

ちはやの両親といい(私は実はこういうところに弱い)、

新くん(特に後ろ姿かな)といい、

もー、すごいです、この作品。





回を追うごとに素晴らしさが増していく作品です。

ぜひぜひ読んでいただきたいです。








news_large_mangataisyo_2009.jpg


マンガ大賞2009発表!大賞は末次「ちはやふる」

http://natalie.mu/comic/news/show/id/14699

2009年3月24日 22:05 23 5




本日3月24日、マンガ大賞2009の授賞式がニッポン放送イマジンスタジオにて行われた。ノミネートされた10作品から見事大賞に輝いたのは、末次由紀の「ちはやふる」。

マンガ担当の書店員を中心に集まったマンガ好きの有志が、「友達に勧めるならコレ!」というコンセプトで選ぶマンガ大賞。50名余のマスコミおよび選考委員が集まる中、大賞実行委員でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記氏の司会により授賞式は開始された。

同じく実行委員の久保朝美氏より賞の概要が説明されたのち、プレゼンターとして登場したのは、昨年の大賞受賞者、「岳」の石塚真一。直前まで原稿を執筆していたところを駆けつけたという石塚は、昨年受賞した感想を求められると、「想像以上に反響があり、驚くとともにありがたかった。多くの人が手に取ってくれるきっかけになったと思う」と述べた。

そして、いよいよ大賞の発表。ノミネートされた10作品がムービーで紹介され、来場者が固唾を呑んで見守る中読み上げられたのは、「ちはやふる」末次由紀の名だった。

残念ながら作者の末次は授賞式への出席を辞退したとのこと。代理として担当編集である講談社BE・LOVE編集部の坪田絵美氏がトロフィーを受け取った。受賞にあたり末次から届いた直筆のイラスト入り手紙(文末参照)を司会が朗読すると、プレゼンターの石塚からは「お互いこれからもがんばりましょう」とエールが贈られた。

受賞のコメントを求められた坪田氏は、はにかみながらも興味深いエピソードを披露。坪田氏自身がA級のかるた競技者で、大学2年生のときに全国2位の成績を残していること、講談社の面接試験では「かるたマンガを作りたい」と回答して入社したことを明かした。

また、かるたマンガのアイデアを持ちかけられた末次は、すぐさま単語帳を用意して1週間後には百人一首を暗記しており、1カ月後には畳敷きの部屋を借りてかるたを実践していたという。坪田氏いわく「いまは相当取れるんじゃないかな」。

末次の取材熱心さにも触れ、連載当初は毎週のようにかるた大会に出かけたこと、昨年の夏には近江神宮での全国高校かるた選手権を取材し、名人戦・クイーン戦もすでに取材済みであることを明かした。現場での末次は、多彩なアングルで写真を撮りたいと思うあまり、会場内のあちこちで立ったりしゃがんだり、やや浮き気味なほどの熱意と愛着だという。

記者から作者の授賞式欠席について質問されると、末次の言葉として「過去に犯した間違いというものがあり、自分はまだこういう場に出て行けるような人間ではない。一生懸命マンガを描いていくことでしか恩返しはできない」という考えを伝えた。タブー視されるかと思われた過去のトレース事件に自ら触れた真摯な姿勢に、会場からは感嘆の声が漏れた。

受賞の喜びを記した末次のイラストは、今後全国の書店を巡回する予定。また全国の書店で関連作品を紹介するポップが使用されるとのこと。大賞はもちろんノミネート作品いずれも粒揃いなだけに、この賞のロゴが、まだ見ぬ面白いマンガと出合う指標となってくれそうだ。



マンガ大賞2009最終結果

102pt「ちはやふる」末次由紀
94pt 「宇宙兄弟」小山宙哉
65pt 「3月のライオン」羽海野チカ
47pt 「深夜食堂」安部夜郎
46pt 「青春少年マガジン1978 ~ 1983」小林まこと
45pt 「聖☆ おにいさん」中村光
43pt 「とめはねっ! 鈴里高校書道部」河合克敏
36pt 「ママはテンパリスト」東村アキコ
25pt 「トリコ」島袋光年
15pt 「よんでますよ、アザゼルさん。」久保保久

※集計方法は投票された1位を3pt、2位を2pt、3位を1ptと換算。



末次由紀コメント
この度は、「ちはやふる」をまんが大賞2009の大賞に選んで下さって、ありがとうございます。
本日の授賞式への欠席を、まず深くお詫び申し上げます。

賞など無縁のこれまでだったので、未だにまんが大賞を受賞したことが信じられません。

講談社のBE・LOVEでまんがの仕事を再開して約2年、
まんがを描くかチョコレートを食べるか取材に行くかの毎日でした。

ボツをたくさんもらいつつも、まんがばっかり描ける毎日が楽しくて、それだけでもう充分で、今年の一月末のまんが大賞ノミネート10作品に入ったことを知った時は、「こんなに面白くて立派な漫画家さん達と同じところに名前が並んでいる」ということが感動的に嬉しくて、今度こそ溢れるぞというくらい充分でした。
しかし、その後に予想もしない大賞受賞の報を聞き、
充分を通り越してボロボロ泣いてしまいました。

マンガを描いてきただけの2年です。
でもその「末次由紀がまんがを描く」ための場を下さった人がいて、
「末次由紀のまんがをいいものにする」ために協力して下さった人がいて、
「末次由紀にもう間違いをさせない」ために最大限努力して下さった人がいます。
そしてなにより、根気強くもう一度まんがを描くことを待っててくれた読者のみなさん。

「ちはやふる」はそういうたくさんの人の思いの上で育ちました。

私だけの作品じゃないという思いでこれまでも描いてきましたが、
今回まんが大賞に選んで頂き、多くの書店員の皆さん、選考委員の皆さんに受け入れて頂いて、
「ちはやふる」はますます私だけのものではなくなりました。

そう思わせてくれたたくさんのみなさん、本当にありがとうございました。
どれだけ言っても足りないのですが、本当にありがとうございました。

直接この場でみなさんにお礼が言えず、本当に申し訳ありません。
このまんが大賞が生まれるに当たって注ぎ込まれた書店員さん達の愛情を思うと、
後からでもお一人お一人に握手をしに行きたい思いに駆られます。

「ちはやふる」はまだまだこれから続いていきます。
作中の千早たちが元気にかるたバカのまま突き進めるよう、
より一層集中して描いていきます。
一人でも多くの方に手に取って頂けるように、スタッフ・編集部の方と
精進していきますので、これからもどうかどうかよろしくお願い致します。

末次由紀







末次さんも

いろんな問題がありましたが、

”昇華”して復活してくれて、

本当によかったです。




問題を起こして、一時は筆を折った方の作品を

これほどまでに高く評価する

日本の漫画界にも、高い評価を与えたいと思います。




いいものはいい

そう、日本では言い切れないことばかりです。

医療だって、医学的にはいいことが分かっているのに

経済的に握りつぶされたり、

誤報で叩き潰されたり、

無理解で消滅したり、

そんなことばかりです。




マンガの世界で、

いいものはいい

そう言いきってくれたことが

とてもうれしく思います。




末次先生のこれからの

ご発展を願ってやみません。

応援しております。

頑張ってください。







末次由紀さんを応援するブログ
http://henyo.jugem.jp/

ここらへんも要チェックかな、と。




諸般の事情があって、↓こちらなんか

品切れ、暴騰続出でしょうね、今後。


全巻セット 
Only You  翔べない翼/末次由紀

楽天に飛びます。












関連記事

■狂った”正論” 「【正論】政策研究大学院大学教授・大田弘子 医療費効率化の骨抜き許すな」


ネタ元は

耶馬苦痢陰弔さん

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-723.html#comment5641

です。いつも大変お世話になっております。ありがとうございます。





元内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)が

なんか叫んでます。



(オンライン化で)
>医療情報が蓄積されることで、標準的な治療法の確立

…画期的なこと言っているようですが、

レセプトのオンライン化で標準治療の確立をしている国が

どこにあるんでしょう?




まさに机上の空論です。





1) レセプトオンライン化の導入に個人病院でも300万円前後の機器が必要になります。開業したばかりですのでそこら辺はよくわかります。

2) その機械を使うのに、その能力がある医療事務員が必要です。以前からいる、PCが使えない事務員の存在意義はなくなります。

3) そこまでして導入しても、メリットは医院、患者さん、双方には全くありません。しかし自腹でセットアップの必要があります。

4) 実際にどこが効率化して、誰がメリットを得るか?
唯一、メリットがあるのは保険を支払う保険者だけ(1)。医院と患者には恩恵は全くありません。たっぷりの助成金と天下り先。保険者はこれだけ効率化されて、どれだけお金を浮かすことができるのでしょうね?












【正論】政策研究大学院大学教授・大田弘子 医療費効率化の骨抜き許すな

産経ニュース 2009.3.24 03:48

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090324/bdy0903240348000-n1.htm

 ≪大臣在任中から取り組む≫

 超高齢化が進む日本で、医療の質を高めながら、できる限り医療費負担の伸びをおさえていくことは、最重要課題のひとつだ。

 経済財政担当の大臣在任中から、医療費をどうするかはたいへん難しい問題だった。“骨太方針2006”で社会保障費の伸びを抑制することが決められていたから、国会でも批判の矢面に立った。たしかに産科・小児科を中心に医師不足は深刻な問題になっているし、勤務医の待遇も過酷だ。医療が本来果たすはずの役割を損なってまで、歳出を減らすべきだとは、私とてまったく思わない。

 しかし、だからといって、いまの医療にムダがなく、効率化の必要性がないとは決して言えない。いわゆる“薬漬け、検査漬け”の問題は、いまだに解決されていない。かかりつけ医と、高度な病院との分担・連携もとれていない。1人当たりの高齢者医療費は、一番低い長野県と一番高い福岡県とで1・5倍もの差がある。

 必要な医療費を増やすことには私を含めて多くの国民が賛成するだろうが、だからといって、いまのまま医療費が増え続け、負担が増加することに無条件で賛成、という人は少ないはずだ。

 医療制度がきわめて大事だからこそ、効率化の努力を怠らず、高齢化に耐える制度にしていかねばならない。“骨太方針2008”では、社会保障費の伸びを抑制するものの、必要な医療費は、道路財源など他の歳出を削減して捻出(ねんしゅつ)することを取り決めた。

 しかし、いま効率化のために一番大切なことが、骨抜きにされようとしている。それは、診療報酬の明細書(レセプトとよぶ)の電子化である。

 ≪診療報酬明細の電子化を≫

 医師は、患者への治療や薬の代金をレセプトに記入して健康保険組合などの「保険者」に請求する。それを審査機関がチェックして、医療保険から診療費が支払われる。このレセプトは、手書きや印字で作成された「紙」で提出されてきたが、年間16・6億枚もの紙レセプトを処理するには、多大な費用がかかる。1枚につき114円(健保組合・医科の場合)が、保険者から審査機関に支払われているが、このお金は私たちが払った保険料から出される。

 費用の問題だけではない。紙レセプトが電子レセプトに変わり、オンラインで請求されることで、治療や投薬のデータはIT上で分析される。これによって、検査が重複したケースや、複数の病院にかかって薬が過剰に投与されたケースが明らかになる。もちろん、不正請求の防止にもなる。医療情報が蓄積されることで、標準的な治療法の確立など、データに基づいた根拠ある政策につながる。

 医療の質を下げずに医療費負担の増大を抑えていくうえで、レセプトの電子化は何より大切であり、これなしに効率化の糸口はないとすら言える。

 だからこそ、さまざまな反対を乗り越えてレセプトの電子化が徐々に進み、平成23年度から診療所や歯科を含めて、完全に電子レセプトのオンライン請求を義務づけることが閣議決定された。しかしここへきて、医師会や歯科医師会を中心に猛烈な反対が起こり、レセプト電子化の義務づけをやめたり、平成23年度の期限が先送りされたりする可能性が出てきた。私はこのことに、大きな危機感をいだいている。

 医師会は地元の国会議員に賛否を問う質問状を送付し、回答は一覧表にして、所属政党の政策責任者や全国各地の医師会に送付するという。

 ≪保険料負担者の立場で≫

 反対の最大の理由は、オンライン機器の導入など負担が増えることや、IT化に対応できない医師が多いことである。しかし、それなら補助金を増やせばいい。

 導入に対して税制上の支援や低利融資があるが、それで不足だというなら、拡大すればいい。補助金が一時的に増えても、電子化による効率化のほうが、メリットははるかに大きい。IT化に対応できない医師には、代行の仕組みを整えればいい。僻地(へきち)や離島など特別の理由で対応が難しい場合は、一時的な猶予を認めて策を講ずればいい。

 そもそもITへの対応は、他の業界でも楽だったわけではない。それでも民間企業は、生き残りをかけて新技術に懸命に対応してきた。ましてや、医療は保険料という半ば強制的に集められたお金を使っている。他の業界より効率化の努力をしても当然ではないか。なぜ医療においてだけ、私たちはIT化のメリットを享受できないのか。お隣の韓国は、1996年から10年かけて、オンライン化100%を達成している。

 ここで閣議決定をくつがえし、レセプトの電子化を骨抜きにすることがあってはならない。政府・与党は、徹底して保険料負担者の立場に立ち、レセプトの電子化を進めるべきである。

 また、医師会の質問状に対する国会議員の回答一覧表は、マスコミを通して、ぜひ私たちに開示してほしい。(おおた ひろこ)







>レセプトの電子化は何より大切

誰にとって?

誰がどのくらい儲けるの?

なぜ、何よりも大切なの?






お大臣様が、この記事を、

医学の理想を具体化するために書いているのでしょうか?

ある一部分の利益団体を代表して

このような記事を書いているようにしか思えません。







法人税引き下げを声高に叫び、

2008年1月18日衆議院本会議における経済演説において、

「残念ながら、もはや日本は『経済は一流』と呼ばれる状況ではなくなった」

と言い放ち

株価を押し下げたような方が、

どんな”医学的な理念”を持って

オンライン化を叫んでいるんでしょう?






全く経済的においしいことがないことを

叫ぶような元内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)が

いるとは思えません。





どっかに

>レセプトの電子化は何より大切

と言わせるほどおいしいことが

ころがっているのでしょう。





その分、国民と医療は

経済的に

はぎとられるわけです。






(1)
■日本医師会vs日経新聞 「「日経社説は事実誤認で容認できない」―日医」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-691.html




関連記事

■「多田富雄の落葉隻語 目に付く「李下に冠」」 政商の露骨な利益誘導 


免疫学者として高名な

多田先生の辛辣な一文。


是非お読みください。







多田富雄の落葉隻語 目に付く「李下に冠」

2009年03月18日 読売新聞

http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/kp90317a.htm


  「李下(りか)に冠を正さず」。他人の嫌疑を受けやすい行為は避けるようにせよの意。
  広辞苑より。

 このごろ「何歳になっても入れます」という医療保険のコマーシャルがやけに多くなっているとは思いませんか。テレビをつけると、いやでもそんな声が耳につく。


 話は2001年の小泉内閣の規制緩和に遡(さかのぼ)る。いち早く保険業の規制が大幅に緩和されて、医療保険やがん保険が急速に拡大した。しかしその裏では、社会保障分野の予算が、年間2200億円も抑制されることが了承された。

 もちろん備えあれば憂いなし。医療保険に入っておくことは、このご時世身を守るのに大切なことである。

 しかしこの規制緩和が国会を通過すると、やがて後期高齢者医療制度が強行採決され、老人の医療費削減が行われる下地ができた。病気の「自己責任論」まで囁(ささや)かれ、公的保険の医療給付が制限されるレールが敷かれた。六十歳でも七十歳でも入れる、アメリカ型の医療保険の需要は拡大した。それに加入して、成人病の治療は自己責任でやりなさいと、公的保険の給付を制限する口実ができた。

 この保険業の自由化をいち早く推進したのは、オリックス会長が議長を務めた、小泉内閣の規制改革・民間開放推進会議だったとは、
ちょっと出来すぎだとは思いませんか。
この会議では、従来認められていなかった混合診療を解禁し、国民皆保険を揺るがすような議論がなされた。民間の医療保険商品を売り出すチャンスが着々と作られたのである。

 後期高齢者医療制度の発足に伴う、民間医療保険の需要を見越して、いち早く保険業の規制緩和を図ったという意見もある。シナリオはこのころから用意されていたのである。

 「かんぽの宿」の一括売却についての問題が、新聞を賑(にぎ)わしているが、鳩山総務大臣は「李下に冠を正さず」と批判した。シナリオの始まりは、ここでも規制改革・民間開放推進会議からである。その議長の系列会社のオリックス不動産が安値で買うのは、どうしても疑念を招く。そんなのは下司(げす)の勘ぐりといわれようが、疑念というものはそんなものだ。


 もうひとつの例は、私の関係してきたリハビリ日数制限に関する疑惑である。06年4月から脳卒中患者のリハビリは、発病後180日までと制限された。その結果、180日で回復できなかった患者の機能が、急速に悪化した例が多発した。命綱と頼んだリハビリを打ち切られて、命を落とした人さえあった。慢性期、維持期の患者が犠牲にされた。

 この理不尽な制度を作った厚労省は、「効果のはっきりしないリハビリが漫然と続けられている」と、高齢者リハビリ研究会の指摘があったというが、そんな指摘は議事録にはなかった。むしろ、この制度を擁護し続けたのは、厚労省寄りの「全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会」の会長であった。

 維持期のリハビリ打ち切りは、もっと早期に行われる回復期リハビリを充実させる政策とセットになっていた。回復期のリハビリを充実させることには、誰も異論はないが、その代償として、維持期、慢性期患者のリハビリ治療を犠牲にするのはあまりにも残酷である。それに回復期リハビリ病院の理事長が、自分の利益となる改定の擁護をしているのは、どうしても疑惑を招く。

 その証拠に、制度発足から3年後の今、重度の維持期の患者が、リハビリ難民として苦しんでいるのに対して、回復期の患者を選択的に入院させる回復期リハビリ病院は繁栄を誇っている。難民となった維持期患者の医療費は、そっくり回復期の病院に回っている。利益誘導の疑念を持たれても仕方がない。

 この当事者にも、「李下に冠を正さず」という言葉をささげたい。

(ただ・とみお 免疫学者)






そもそも、公的な医療保険の問題を

民間の保険会社が座長になって

議論したということ自体が間違い。








もちろんマスコミは

広告主である民間保険会社の

意のままですから、

滅多なことではこんな意見は表に出てきません。








誰が馬鹿を見るかというと、

実際に困っている患者さんと

それに向き合って、

赤字で苦しんでいる医療機関。





公立病院は7割が赤字、

民間病院ですら25%が、

診療所も30%以上が赤字という

悲惨な状況は、毎年2200億円もの

社会福祉費削減という

”骨太の方針”から

生まれているのです(1)。








(1)
■「民間病院の4分の1が昨年度赤字」 病院の4軒に1軒はなくなるかもしれない、ということ
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-722.html









関連記事

■「数学ガール」 結城 浩, 日坂 水柯 ―虚数単位i以外のアイなんてあるの?-

”君にはωのワルツが見えてるかな?”




これはとってもいい感じのマンガです。



作画の日坂 水柯 さんの絵も

とっても雰囲気にあっていて

めっちゃいい感じです。






理系で数学が好きで、

そしていろいろ迷ったりもした

高校時代を過ごしてきて、

…まんま、医学部生のツボですね。






”最強の理系萌え”

と言われている作品です。

ぜひぜひ手に取ってみてください。




クリックするとアマゾンに飛びます。


数学ガール 上 (1) (MFコミックス フラッパーシリーズ)数学ガール 上 (1) (MFコミックス フラッパーシリーズ)
(2008/11/22)
結城 浩

商品詳細を見る




最新FLASHを入れている方は、

FLASHビューワーでちょっと中身が読めます。

http://www.mediafactory.co.jp/files/d000155/ISBN978-4-8401-2292-4/index.htm#

絵的に好きなら、即買いです。

筆の感じが出ていて

いい感じ。






一方、↓こちらの方がすきなかたも続出中。

http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm2222901

…この絵も好きだ。







原作はこちら。

数学ガール数学ガール
(2007/06/27)
結城 浩

商品詳細を見る




こちらはその後で出た

フェルマーの最終定理です。


数学ガール/フェルマーの最終定理数学ガール/フェルマーの最終定理
(2008/07/30)
結城 浩

商品詳細を見る



私は順番に読みましたが、

意外にこちらの”フェルマー”から入った方も多いようです。





原作者の結城 浩さんのHPには

Web版「数学ガール」がありますので、

ちら見で、そのテイストを味わってもらうには

もってこいかもしれません。

http://www.hyuki.com/girl/web.html





とまあ、こんな風に

いまは「数学ガール」一色の

管理人の脳みそでした。

ぜひぜひ、お勧め。




特に”大数”なんか読んでいた方には

読んでもらいたいです。






数学関連図書:

フェルマーの最終定理をまったく数式なしに

説明し切ったのはおみごと。

未読の理系は理系にあらず、…ってほどでもないですが、

読んどけ。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
(2006/05)
サイモン シン

商品詳細を見る




こちらは大ヒット作、博士の愛した数式。

なかなか味のある良い作品でした。

博士の愛した数式 (新潮文庫)博士の愛した数式 (新潮文庫)
(2005/11/26)
小川 洋子

商品詳細を見る


でも、数学ガールを読んだ後なら、

”もっとごつい数式でもよかったかも”

なんて思ったりして。






ご参考になりましたら幸いです。

関連記事

■「民間病院の4分の1が昨年度赤字」 病院の4軒に1軒はなくなるかもしれない、ということ

>国内にある民間病院(法人)の約4分の1に当たる25.7%が2007年度決算で赤字




診療所はさらに状況が悪く、

3分の一は赤字になっているようです。



>診療所では、66.2%(2104診療所)が黒字だったが、約3分の1に当たる33.8%(1074診療所)は赤字だった。





簡単に言うと、公立病院の7割が赤字なのはよく知られていますから、

公立病院の7割、

民間病院の2割、

診療所の3割が近日中に無くなるかもしれない

ということです。






このような情勢で、

いったいどんな医療が

将来の日本に展開されるのでしょう?









民間病院の4分の1が昨年度赤字


更新:2009/03/23 19:20   キャリアブレイン

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/21180.html



 国内にある民間病院(法人)の約4分の1に当たる25.7%が2007年度決算で赤字だったことが、日本医師会総合政策研究機構(日医総研)が行った分析結果で分かった。赤字経営の病院の1医療機関当たりの平均医業収益高は13億4682万円で、黒字経営の病院に比べて4656万8000円少なかった。一方、民間診療所(法人)では全体の33.8%が赤字だった。


 データ分析は1、2月、税理士や公認会計士でつくる「TKC全国会」が発行する「TKC医業経営指標(M-BSAT)平成20年度版」に掲載された全国685の法人病院と3178の法人診療所の決算データを基に行われた。

 黒字と赤字経営の病院を比較したところ、全体の74.3%(509病院)が黒字だったのに対し、25.7%(176病院)は赤字だった。一方、診療所では、66.2%(2104診療所)が黒字だったが、約3分の1に当たる33.8%(1074診療所)は赤字だった。

 また、各医療機関の平均従業員数、平均医業収益高、平均総資産をそれぞれ比較したところ、赤字経営の病院では、平均従業員数が146.5人、平均医業収益高13億4682万円、平均総資産15億3425万4000円で、いずれも黒字経営の病院の数値を下回った。赤字経営の診療所でも、平均従業員数は13.5人、平均医業収益高1億2667万1000円、平均総資産1億1635万円5000円で、すべて黒字経営の診療所より少なかった。この結果、赤字経営の病院、診療所は共に、黒字よりも事業規模が小さいことが分かった。

 黒字と赤字経営の病院の売り上げ原価率は、黒字が20.0%だったのに対し、赤字は24.1%。診療所では、黒字が20.4%、赤字22.9%で、いずれも赤字が黒字を上回った。

 さらに、黒字と赤字経営の病院の従業員1人当たりの売上高、売り上げ総利益、人件費をそれぞれ比較したところ、従業員1人当たりの売上高は赤字が黒字を1.7%上回ったが、売り上げ総利益は黒字が赤字より3.5%多かった。さらに人件費は、赤字が黒字よりも6.9%多かった。
 従業員1人当たりの売上高は赤字病院の方が多かったことから、日医総研では「赤字病院の生産性が、黒字病院のそれを下回っているわけではない」と指摘した上で、「赤字病院は、仕入れ面と人件費面でのマネジメントにおいて、黒字病院と比べて、その効率性を損ねていると思われる」と分析している。







 >従業員1人当たりの売上高は赤字病院の方が多かったことから、日医総研では「赤字病院の生産性が、黒字病院のそれを下回っているわけではない」と指摘した上で、「赤字病院は、仕入れ面と人件費面でのマネジメントにおいて、黒字病院と比べて、その効率性を損ねていると思われる」と分析している。


つまりは、どこかの

おバカさん院長のように

「売上だけ出せばどうにかなる」

「お前の科の売り上げが良くないからダメなんだ」

というお話ではなく、

売上は立っているけどシステムとして

仕入れと人件費が足かせになっている、

ということなんでしょう。










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■「山口の医療機関で産科医不足深刻、分娩制限や中止相次ぐ」


マスコミさんも

東京での産科医療崩壊で

ようやく事態の深刻さがわかってきたようですが、

もう、時すでに遅しです。





マスコミさんが自ら叩き潰した

医療がどのように粉々になっていくかの

リアルタイムレポートに

なっています。






山口の医療機関で産科医不足深刻、分娩制限や中止相次ぐ

2009年3月21日 読売新聞
http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/crisis/903/cr_09032101.htm

◆過酷勤務、トラブル多発

 分娩の受け入れを中止したり、制限したりする医療機関が相次いでいる。医師不足や高齢化に加え、出産事故の刑事事件化や、看護師の内診問題などが医師の分娩離れに拍車をかけ、ただでさえ少ない産科医に過重な負担がのし掛かっている。

 「異常な事態。今後どうなるのか予想できない」

 山口赤十字病院(山口市)の辰村正人・産婦人科部長(59)がため息をつく。

 同科は4月から常勤医が4人から3人になる。昨年は5人。2人が退職し、鳥取大から1人を招いて4人で乗り切ってきたが、3月で1人が同大に戻る。

 医師たちの勤務は過酷だ。4日に一度のペースで回ってくる当直日は、午前8時半から午後5時10分まで通常勤務をこなし、翌朝まで院内に詰める。当直が明けても、外来患者への対応などで夕方まで勤務は続く。

 医療圏域は県北部や島根県西部まで広がっており、救急車による母胎搬送が週に2~3件はある。緊急の手術などで頻繁に呼び出しがあり、1人の医師が夜中に複数の手術を行うケースも生じているという。

 常勤医が3人になることに伴い、鳥取、山口、九州の3大学に派遣を要請したが、すべて断られた。

 4月から分娩の受け入れを月30件以内に制限する方針を打ち出したが、「実数では20件が限度」(辰村部長)。遠方に住む妊婦が帰省し、母親らの支えで子供を産む「里帰り出産」も断り、当面は母胎搬送も一切受け入れない方針だ。

 「疲れ果て、良質で安全な医療を保障できる状況にない。このままでは産科を維持できなくなる」。辰村部長は言い切る。

    ◇ 

 2005年度以降に分娩の受け入れを中止、休止した医療機関は、県健康増進課が把握しているだけで病院2、診療所5の計7か所。4月には新たに1診療所が中止する。

 分娩を行っている病院も、予約制や里帰り出産の受け入れ拒否、「正常分娩のみ」「予定帝王切開のみ」などの条件を設けて妊婦の集中を回避。医師の負担軽減を図るが、分娩施設減少のしわ寄せは確実に押し寄せ、秋頃まで予約で埋まっている病院も少なくない。

 産科医不足の原因の一つと指摘されているのが、大野病院事件に象徴される出産事故の摘発や、愛知、神奈川県で表面化した看護師の内診問題などのトラブルの多発だ。

 4月から日本産婦人科医会県支部長に就任する藤野俊夫医師(下関市)は「大野(病院)事件など、とんでもないこと。勤務医の待遇見直しも重要だが、警察の容易な介入を許さない環境を整えなければ、若い医師の産科離れは食い止められない」と指摘する。

 「懸命に働いても、それに見合った報酬は得られない。患者の権利意識が高まり、すぐに訴訟になる。当然の処置を行っても逮捕される。そんなハイリスクな産科医になれ、と医学生や若い医師に言えますか」

 現職のベテラン産科勤務医の言葉に、問題の根深さが集約されている。

 大野病院事件
 2004年12月、福島県立大野病院で、帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が失血死し、執刀医が06年2月、業務上過失致死などの容疑で逮捕された。福島地裁で無罪判決。







大学の医局をつぶしたら

何の強制力もなくなって

日本医療は一気に崩壊する、

そう言っていたんですが、

まあ、マスコミも国民も

皆さんが望んで叩き潰したのですから

致し方ありません。






一番実力のある中堅医師を

酷使して、まったく待遇を変えないのも

狂っていますし、

開業医の状況を厳しくすればするだけ

逆に中堅医師は、

「とっとと早目に開業しないと

本当に逃げられなくなる」

と思って、さらなる現場逃散に拍車をかけることでしょう。






東京マラソンでは

妊娠7か月の女性がフルマラソンを走り切ったようですが、

万が一何かあって、

↑こんな状況の産婦人科に搬入されて

「フルマラソン中に調子悪くなりました」

なんて言ったら、とんでもない

やつだと思われないでしょうか…?




どこもかしこも

医療は崩壊寸前です。

これほど必要とされているのに

病院の赤字続出って、国の設定した医療費は

どんな料金体制なんでしょうね。



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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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