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■わはは! 変態新聞流 天下り術 「市長推すトップ、波紋呼ぶ 町田市民病院」 未経験の元毎日新聞記者が病院管理者

わはははは!


本日、この瞬間に

いきなり医療崩壊ネタのトップクラスに躍り出た

町田市民病院





病院長を廃止して、

>管理者に医療や病院経営の経験がほとんどない

>元毎日新聞記者の四方洋氏(73)を起用




新手の自爆テロ?



さすが毎日新聞、

医療に対して散々な報道を続けて

その上で、

医療経験がないのに病院管理者に

天下りとはすごいです。




…私はこの記事読んだとき、

目を疑いました。












自分で爆弾を仕掛けて

炎上している病院に

落下傘で下りていくのは

普通の方にはできません。










市長推すトップ、波紋呼ぶ 町田市民病院

asahi.com 2009年01月27日
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000901270001


 経営改善を目指して4月から新たな管理体制になる町田市の市立町田市民病院が、トップ人事を巡って揺れている。石阪丈一市長が病院トップの事業管理者に医療や病院経営の経験がほとんどない人物の登用を進めているのに対し、病院内外から反発や疑問の声が上がっているからだ。この問題を契機に地域医療の中核を担う市民病院のあり方を問い直す動きも広がっており、三つの市民団体などは「混乱を招く恐れが強い」として、相次いで緊急集会を呼びかけている。(永沼仁)


 町田市民病院は、市内唯一の公立病院で、ベッド数は458床。赤字体質の改革に向け4月から地方公営企業法を全部適用(全適)し、病院トップの責任や権限を強化した「管理者」を新たに置くことが決まっている。


 焦点は管理者の人事だ。現在の病院トップの山口洋・総院長(74)は、任期が3月末で切れる。石阪市長は総院長のポストをなくし、管理者に

元毎日新聞記者の四方洋氏(73)

を起用する考えで、昨年10月には四方氏を非常勤特別職の「病院事業管理準備担当者」に就任させた。


 しかし、「全適」の移行時期や管理者の外部登用が病院幹部に示されたのは、議案が提出された9月市議会の始まる1カ月ほど前。一般職員への説明は議会開会の直前だった。現場からは市長の説明不足、病院経営の経験がない人物登用に疑問の声が上がった。


 さらに12月議会では、山口総院長が議会を侮辱する内容の文書を配ったとして、石阪市長が山口総院長に謝罪を求めるなど、市長と病院トップの「不和」が表面化。山口総院長が辞めた場合、他の医師が同調して引き揚げる事態につながる懸念などが問題視された。


 山口総院長は「市長が問題にした文書は、私の意見ではなく院内の声をまとめたもの」と反論。「市長から辞職を迫られたが、詳しい理由の説明はなかった」と語る。


 石阪市長はこれまで、人選について「病院を客観的に見て、経営の中身をきちんと説明できる人、組織間の調整ができる人」と説明する。医師の退職の懸念については「組織がしっかりしていれば混乱はしない」と言い切る。


 しかし、病院の医師や職員の間には困惑や動揺が続いている。医師不足から昨年9月に休止した小児科救急の対応などの課題もあり、「改革は時期尚早。今後の医師確保ができるのか」と疑問を口にする人もいる。


 自治体病院に詳しい伊関友伸・城西大准教授は「病院管理者は現場の医師や看護師の気持ちを理解できる人、医療経営に詳しい人でないと務まらない。専門家でない人でうまくいった例はあまりない。いきなり落下傘のような人が来たら、医師の大量退職につながるリスクがある」と指摘する。


 こうした現状について考えようと、市民団体などが相次ぎ集会を企画する動きが出てきた。


 一つは「理想の町田市民病院と地域医療をめざす会(仮称)」。2月8日午後2時から、市文化交流センターで、全国自治体病院協議会の辺見公雄会長が講演をする。問い合わせは田中さん(050・3492・6025)へ。


 「町田市民病院を支える会」では、同月13日午後6時半から、まちだ中央公民館で、病院経営に詳しい東京医科歯科大大学院の川渕孝一教授を招く。問い合わせは川島さん(042・728・1553)へ。


 また「市民のための市民病院を考える会(準備会)」は同月15日午後1時半から、町田市民文学館で、都福祉保健局職員を招いて学習会を開く。問い合わせは町田地区労(042・728・9134)へ。






市長もやります。

病院崩壊への”詰めの一手”です。





でも、

病院管理者に毎日新聞記者を使って

医療崩壊を進めるというのは

きわめて斬新な、

ある意味、

革新的な手法です。






医療崩壊を演出していた毎日新聞記者が

病院の最高責任者になるというのは、

コペルニクス的転回というか、

問題が一気にフーリエ変換されたというか、

本人も、それを押す市長も、

バカの極大値

を見た思いがします。






さすが変態新聞。

自爆テロ的な行動で、

天下り先もハンパないっす。













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某大学医学部を卒業
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


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