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■レジデントは逃げろ!! 「妊婦死亡 厚労省と都が調査へ」 「全国の施設で当直医師不足」…何をいまさら?

どう考えても

現場医師、

とくにレジデントを

集中攻撃しているようにしか

思えません。




国宝級に

本当に希少価値の

彼ら

「救急に携わる産婦人科医」

を、

これほどまでに

マスコミが叩くことは

「東京都から産婦人科救急を廃絶」

という目的でやっているようにしか思えません。








>厚生労働省は、当時の診療態勢やベッドの空き状況、それにほかの診療科との連携などについて病院から詳しく聞き取り、原因の解明を進める方針です。


こんなことして、

「一番悪いのは

医師は足りている、って言い続けた

自分たち厚労省の

医療政策です」

なんて回答が

出てくるわけではありません(笑)。





結局は現場の、

とくに今回はレジデントなんかが

血祭りに上げられて、

システムには切り込まれず、

「レジデントでも、ど根性で

患者を受け入れろ」

と院長に言われるのが関の山(笑)。








昨日の朝日新聞なんか、

社説で、

「妊婦+脳内出血でも

なんでとりあえず一般救急で受けなかったのか?」


なんて、

脳内麻薬が出まくりの

お花畑を演出して

医療関係者の

爆笑を買っています(笑)。




「そんな患者さん、一般救急で受けられるか、ボケ」

という感じです。






だからこそ、

産婦人科の搬送しようとした病院も

”超専門施設”を探していたのですから。






>厚生労働省の指針は、夜間も産科を担当する医師が2人以上勤務していることが望ましいとしていますが、


別に法律違反じゃあるまいし、

指針に書いたらなんでも

そのとおりにしないと問題?




…いや、問題でしょうけど。

ぼけた役人が書いた

現実無視の基準に

現場が合わせなくちゃ

これほどまでに叩かれる、



医療関係者は改めて知ったんじゃないですか…?





実際に少ない人数で

救急を回しているのは事実ですし、

その上、数人で365日対応していること自体、

労働基準法的に

違反行為なんですけどね。




現場が悪いような書き方ですが、

一番悪いのは

国と地方自治体の

医療行政がこのような状況を

医療機関に押し付けている、

ということです。





だから現場から

医師がいなくなるのです。










妊婦死亡 厚労省と都が調査へ


NHKニュース 2008年10月24日 7時22分
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014928841000.html


脳内出血を起こした妊娠中の女性が東京都内の8つの病院から受け入れを断られたあと死亡した問題で、厚生労働省は24日から東京都と合同で本格的な調査を始めることになりました。受け入れを断った病院から当時の状況を詳しく聞き取り、原因の解明を進める方針です。

この問題は、東京に住む36歳の妊娠中の女性が、今月4日、脳内出血を起こし、都内の8つの病院から次々と受け入れを断られたあと3日後に死亡したものです。

事態を重くみた厚生労働省は、24日から東京都と合同で、受け入れを断った8つの病院に担当の職員を派遣し、本格的な調査を始めることになりました。

これまでの調査で、最初に受け入れを断った都立墨東病院は、リスクの高い妊婦を受け入れる総合周産期母子医療センターに指定されているにもかかわらず、常勤の医師はわずか4人で、週末の当直には1人しか充てられなかったことがわかっています。

また、ほかの病院も、新生児の集中治療室に空きがなかったり、当直の医師が別の患者の対応中だったりして、受け入れを断っていたということです。

このため厚生労働省は、当時の診療態勢やベッドの空き状況、それにほかの診療科との連携などについて病院から詳しく聞き取り、原因の解明を進める方針です。

厚生労働省が直接、医療機関から事情を聞くのは異例のことで、今後、原因を分析し再発防止策を検討することにしています。










全国の施設で当直医師不足


NHKニュース 2008年10月24日 5時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014928861000.html

脳内出血を起こした妊娠中の女性が東京都内の8つの病院から受け入れを断られたあと死亡した問題で、NHKが全国の「総合周産期母子医療センター」を調べたところ、3分の1以上に当たる26施設で、医師不足などが原因で当直の医師が1人になるケースのあることがわかりました。

この問題で、受け入れを断った東京都内の8つの病院の中には、お産前後の周産期にリスクの高い医療に対応する「総合周産期母子医療センター」が3施設含まれていました。

このため、NHKは全国に74ある「総合周産期母子医療センター」を対象に患者の受け入れ態勢を調査し、71施設から回答が寄せられました。

この中で、夜間、何人の医師が当直しているか尋ねたところ、全体の37%にあたる26施設が、医師が1人で当直することがあると答えています。

厚生労働省の指針は、夜間も産科を担当する医師が2人以上勤務していることが望ましいとしていますが、ほとんどの病院では、医師不足で配置できないとか、緊急のときには呼び出しで対応すると答えています。

問題の再発を防ぐため何が必要か尋ねたところ、26施設が「医師不足の解消」をあげました。

このほかには、救急の患者を必ず受け入れる病院を地域ごとに設けるべきだという意見や、産科が脳神経外科などほかの診療科と連携して母親の病気に対応するべきだという意見が多くなっています。







>妊婦死亡 厚労省と都が調査へ

っていうことは、

厚労省や都が悪者にはならない結果が出る、

ということです。





残念ながら。

ほぼ100%そうでしょう。








では、

だれが”悪役”

になるんでしょう?





当然、

レジデントと、

上級医と、

病院

でしょう。







今回も

電話を断っただけで

多くの産婦人科医師が

国や都に徹底的に調べられて、

「受け入れられたんじゃないですか?

どうなんですか?」

と詰め寄られ、

正直な医師は

「不可能ではなかったです」

なんて答えて、

”有罪”決定になるわけです。






そして、

産婦人科医師は

改めて悟るわけです。





「この国で産科救急をやったら

いけない、

そう、国も都も、マスコミも、国民も

みんなそう考えているんだ」









このような「異端審問」によって

多くの現場を離れた産科医、

中途挫折した産科志望医が

通ってきた、

今流行りの

気付きの法則

というか

完璧な神の啓示

を得て

医師は救急や産科を去るのです。











関連記事

■「マンガで分かる心療内科」 ゆうメンタルクリニック

なんか、面白いモノ見つけました(笑)。





「マンガで分かる心療内科」

医療漫画なんですが、

なんか妙に面白いです(笑)。




ゆうメンタルクリニック

http://yucl.net/manga

”浮かんでいける、クリニック”

というのが

グッド(笑)!!!





第四回 「不眠って何ですか?」

http://yucl.net/man/16.html

第三回 「EDって何ですか?」

http://yucl.net/man/15.html






第六回 「露出症の治療~どこからが病気?」
http://yucl.net/man/18.html

なんか突き抜けています…(笑)。




一応、うちのブログの

カテゴリーは

マンガにしちゃおう(笑)。





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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

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