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■最後のレセプト、誰がチェック(笑)? 「銚子市の市立総合病院390床、財政難で休止」

最後のレセは

だれがチェックするのでしょう(笑)?





銚子市立総合病院、本日休止です。






銚子市の市立総合病院390床、財政難で休止

2008年9月30日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080930-OYT8T00330.htm

 千葉県銚子市の市立総合病院(393床)が財政難のため、30日を最後に休止する。これだけの規模の自治体病院が行き詰まったケースはあまり例がない。市は医師不足を招いた国の施策を非難するが、市の経営姿勢こそ問題との指摘も出ている。

 再建の見通しが立たない中、転院を強いられた患者から不満の声が噴出している。(社会部 小林直貴、千葉支局 木村勇、赤津良太)

医師激減「万策尽きた」

 「頼りにしていたのに、転院先探しに困った人は多い。再就職が決まらない職員もいる。患者も職員も放り出された」。病院存続を求め、4万人以上の署名を集めた市民団体代表の金秋陸夫さん(62)は怒りを隠さない。

 同病院では、7月初めに166人いた入院患者については、今月25日までに市内外の病院に転院してもらった。きょう30日には、16診療科のうち、外来診療を続けている小児科、眼科、精神神経科、脳神経外科の予約患者に「最後の診療」を行う。

 大きな懸案として残ったのは、外来1000人を抱える精神神経科の患者の行き先だ。地域の受け皿が足りず、多くの患者に、医療機関名が空白のままの紹介状を渡す事態になっていた。「このままでは大量の医療難民が発生する」という患者の家族たちの声を受け、市は急きょ、県などの支援で10月から、精神科の民営診療所を病院内に暫定的に設置することにした。

 同病院元職員の竹内龍雄さん(80)は脳神経外科に入院していた妻(78)を市内の民間病院に転院させた。「慣れた病院にいたかった。市はもっと早く手を打てなかったのか」と首をひねる。

 95歳の母親が入院していた野口ひろ江さん(60)は納得いく転院先が見つけられず、今月13日から自宅で母親に付きっきりで介護している。「朝夕にチューブで入れる食事に6時間かかる」と野口さんは苦労を口にする。

 市は今後、医療法人などに経営を代行させる「公設民営」や、民間譲渡での再開を目指すが、道のりは険しいとの見方が大勢だ。

市側主張 日大が医師引き揚げた 大学側反論 希望者がいない

 「万策尽きた」。岡野俊昭市長は休止を発表した7月7日の記者会見でそう語り、日大の医師引き揚げが大きな要因と主張した。

 同病院は日大医学部の関連病院で、2006年4月時点で常勤医35人中28人が日大出身だった。今年4月は13人中7人。日大出身者が2年で4分の1に減ったことが常勤医減に直結した。医師減少で患者も減り、収益は03年度の約37億円から07年度は約20億円に。

 とどめを刺したのが「医師引き揚げ」と言う市は、04年に国が導入し、地方の医師不足を加速したとされる新臨床研修制度にも批判の矛先を向ける。

 しかし日大の片山容一・医学部長は「引き揚げたのではなく、派遣期間を終えた医師の後任を補充できなかった。銚子に行きたい人が見つからなかった」と反論する。50以上ある関連病院への医師派遣は1~2年単位で、本人の希望を優先するといい、「将来展望がない、との評判が立てば誰も希望しなくなる。市の責任こそ問われるべきだ」と指摘した。

 市も、医師の手当引き上げや全国自治体病院協議会の紹介などの新ルート開拓を試みたが、休止への流れは止められなかった。協議会の紹介で昨秋着任した松井稔医師(44)は「経営努力を感じなかった。健康診断を重視するなど地域病院としての方向性を示す手もあった」と語る。

 全国に約1000か所ある自治体病院の75%は赤字。伊関友伸・城西大准教授(行政学)は「自治体病院の崩壊が一気に進むとは思わないが、大学病院に頼ればいい時代でなくなった今、将来展望がなく、医師の待遇改善に消極的な病院から徐々に傾いていくのでは」と予測する。

 新臨床研修制度
 導入前は新卒研修医の多くが大学病院に残ったが、導入後は原則自由に研修先を選べるようになり、都市部の一般病院を選ぶケースが増えた。03年度は研修医の72・5%が大学病院に在籍していたが、05年度以降は40%台。人手不足となった大学病院が各地の病院に派遣していた医師を引き揚げ、地方の病院の医師不足を加速させたとされる。






新臨床研修制度が悪い、

というのは簡単ですが、

それだけではありません。



いままで積もり積もっていた

日本医療のゆがみが

ここで爆発しただけです。




マスコミも国民もあれほど

「大学は白い巨塔で廃止すべき。

医局人事なんてもってのほか」

といって医局を叩き潰していきました。






厚労省も

医師の人事権を

大学から引きはがそうと躍起でした。





現場の医師は、

「本当にこんなことして

大丈夫なのか?

地域医療は崩壊しますけどいいのですか?」

と直接、

厚労省の方に聞きましたが、

「医師本人の希望しない病院へは

派遣を強要しないでください」

とのことでした。







その結果がこれです。







まあ、

みんなで寄ってたかって

つぶしたんですから、

しょうがないですよね。






またもや

地元の方の署名は

何万人集まっても

効果がないのが

証明されてしまったのも

印象的です。








最後のレセプト、ご苦労様です。












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■「医療・介護の崩壊防ぐには正確な実態の開示が必要」「わが国の場合、高齢化度の高さに対する給付水準の低さは異常に近い」



社会保障国民会議がすすめる

「社会保障の推計」。





年齢別の人口変化は

はるか前から予想されていましたが、

今になってあわてていろいろな問題に

取り組もうとすることは

滑稽にすら見えます。





「医師の最大増員計画」と

極めてアンバランスな

「医療費抑制方針」。





つまりは、

「医師をコマとして大量に育成するが、

国は金は出さない。

医師も歯科医師同様に

ワーキングプアになるべき」

というのが国の方針のようです。






これから10年間、

大量生産された医師が

どのような学生生活や

医師の研修を送るか

目に浮かびます。






大学医学部には増員分の金は出されず、

大学教員は指導をあきらめ、

国家試験を通すだけの”予備校”になり、

地方の基幹病院には指導医の姿もない。





国民感情を意識して、

「ほんの少しだけ増額された医療費」



それ以上に増員された大勢の医師が

先を争って奪い合うような

殺伐とした現場になることでしょう…。










医療・介護の崩壊防ぐには正確な実態の開示が必要――大森彌・東京大学名誉教授-

東洋経済 08/09/27 | 16:30

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/fba5df2ea7b8e48f7eb2009fc2e200f4/

――首相の辞任で、社会保障再生の取り組みへの悪影響が懸念されます。

 社会保障に関しては、未曾有の少子高齢社会への対応という、誰が総理大臣であっても、決して否定できない中長期的な課題が存在しています。その課題にどう取り組むのかについては、国民の賛同が得られなければならない。福田総理の下に設置された社会保障国民会議(以下、国民会議)では、医療・介護の機能強化のために、そのあるべき姿を描きつつ、今後必要な財源総額の推計作業に着手しようとしていました。そのさなかに、総理が突然辞任の意思を表明したのです。

 辞任表明翌々日の9月3日に国民会議が開催されました。その場で総理からは、「10月中旬くらいまでに、最終報告をまとめてもらいたい。医療・介護の費用の将来推計については、今後の社会保障の将来像を考えるうえで必須のデータとなるもの」との発言がありました。

 これを聞いて少し安堵しました。間もなく総理が交代しますが、国民会議は閣議決定で設けられていますので、次の総理がその閣議決定を廃止するとおっしゃらないかぎり、作業を続行して取りまとめたものを次期総理に出せるそうです。9月末から10月上旬にかけて推計の取りまとめを行ったうえで、最終報告書を提出することになります。

 こうした流れを踏まえると、総理の交代はそれほど大きなダメージにはならないのではないかと思います。どなたが総理になられても、社会保障問題については真剣に取り組まないかぎり、国民の信頼と支持を失いかねない。そのくらい重大な政策課題なのです。

――推計とおっしゃられましたが、これは、国民が安心できる医療や介護の体制を整備するために、どれだけおカネが必要かをシミュレーションするということですね。具体的には、何を念頭に推計作業を行うのでしょうか。

 基本的なポイントは、医療・介護の需要と供給の変化を見定め、単価の伸び(経済成長・医療技術革新・サービスの質など)を掛け算することです。その際に望ましい政策介入のあり方を考えることになります。

 供給体制については、相当の劣化が起きていることを重視する。たとえば、医師や介護職の不足が起きている。必要な供給体制をどのくらいのレベルに見込むかということが大きな要素になります。

 供給体制の面では大きな変更がありました。6月に閣議決定された「経済財政改革の基本方針2008」(以下、「骨太の方針08」)では、厚生労働省事務当局がこれまで認めなかった医師不足の事実を政府が公式にて認め、医学部の定員を「過去最大程度まで増員する」とともに、「今後の必要な医師養成について検討する」と明記されました。大きな転換です。

 介護では人材の確保のために、介護報酬の引き上げ、言い換えると介護職員の労働条件をどれくらい引き上げるべきかが焦点になります。

 需要面については、医療・介護サービスがどこでどれだけ伸びていくかを、推計しなければならない。

 今までの議論で判明していることは、医療費の伸びは経済成長率と高い相関関係があることです。そのほかに、75歳以上の高齢者がどれだけ増えるとか、平均寿命がどれだけ延びるかといったことも考えなければならない。しかし、医療需要の推計では、それらの要素では説明できない「残差」がある。それは、医療機器や新薬の開発など医療技術の発達に伴う医療費の増加です。

――救急医療や産科・小児科の立て直しに必要な額も試算に加えるのですか。

 はい。現在、救急医療の崩壊が起きています。また、急性期病院への資源の投入が非常に手薄になっており、病院医療の現場はひどいありさまです。先進国の中で、急性期病院で産科と小児科、麻酔科の医師がいない国など考えられない。少なくとも、早急に足元から直さないといけない。ここを何とかするために、救急医療や急性期病院のあるべき姿を描く。現在以上の医師や看護師が必要になる。その一方で、病床数や入院日数を減らしていく。急性期後のリハビリテーション病院はどのくらい整備が必要か、療養病床はどうなるのかといったことも試算の前提となります。また、介護施設や居住系施設をどう整備していくかも念頭に置かなければならない。全体の方向としては、できるだけ在宅医療や在宅ケア確立に向かって、「選択と集中」の改革を行っていくという道筋となるのではないでしょうか。 

――医療については、06年の医療制度改革の中心に、「医療費適正化」が据えられました。これは、医療費の抑制をベースにしたものですが、06年改革の抜本的な見直しにつながるのでしょうか。

 06年改革は、社会保障制度の持続可能性をより重視しました。それと同時に、社会保障機能の充実強化が重要な課題となっています。先ほど述べましたが、医師不足問題については、「骨太の方針08」で方針が転換となりました。しかし、大学で養成した医師が、医療現場で活躍し始めるのは、8年とか10年先です。当分の間は、医師、看護師などの専門職の役割分担の見直しが必要でしょう。また、医療・看護の必要度が違う患者が混在することを前提にした診療報酬の決め方も、見直す必要があるのではないでしょうか。

――医療や介護の機能強化に、どれくらいの追加財源が必要ですか。

 はっきりした額は、試算してみなければわかりませんが、医療・介護費は自然体でも伸びていきます。財政の基礎的収支(プライマリーバランス)の黒字化のために、毎年度、社会保障費の2200億円の削減が求められていますが、これは自然に増えていく分を切れということです。今後、75歳以上の高齢者の増加に伴い医療・介護費の増大は避けがたい。介護では、在宅介護のシステムが確立しうまく機能すれば、施設・療養病床依存が強い今より経費はかからなくても済むかもしれない。全体としては、今の見通し(下グラフでの「04~06年改革実施」の場合)よりも増えるということは間違いないでしょう。
わが国の場合、高齢化度の高さに対する給付水準の低さは異常に近い。

――財源確保の必要性を、国民はどう認識していますか。

 イザというときの安心を確保するためには、自然増を含め、これくらいのおカネが必要ですよ、と言った途端に、その財源をどこから調達するかが問題になる。一般論としては、社会保険方式を採っているからといって保険料を限りなく上げることはできない。しかも、他の政策分野の歳出削減で捻出できるかどうか。もしできないとすると、税負担のあり方を議論せざるをえない。ところが、世論調査を見ても、国民は増税を簡単に認めてくれそうにありません。

 内閣府政府広報室が7月から8月にかけて実施した「社会保障に関する特別世論調査」(下図参照)からは、社会保障に対する国民の複雑な意識が浮かび上がってきます。社会保障への不満が非常に強い一方で、「給付水準を保つために、ある程度の負担の増加はやむをえない」という人が4割います。しかしこれは、社会保障費が自然に増える部分についての負担増を表しています。「給付水準を保つ」といっても、機能強化に伴う大幅な負担増はやむをえないと言っているのではないのです。国民の意識は分裂した状態にあるといえます。

 国民の多くは、医療や介護を充実してほしいと思っており、ある程度の負担増も構わないと考えているでしょう。しかし、社会保障制度の担い手である国の行政機関には非常に強い不信感を抱いている。社会保険庁問題は本当に大きなダメージです。それが政権政党への不信につながっている。国民は、簡単に新たな負担増を認めないでしょう。

――このジレンマを克服するには何が必要でしょうか。

 国民に実態をきちんとわかりやすく説明し、国民の健全な常識に訴えるほかありません。たとえば、このところ低所得者対策が話題になりますが、保険料の軽減や高額医療・高額介護合算制度の創設など、低所得者の負担の免除・軽減策は相当にきめ細かくやっているのですが、縦割り行政の迷路の中で極めてわかりにくい。病気になったり、要介護状態になったとき、家計全体でどのくらいの負担に耐えられるのか、負担の上限を再設計すべきです。健全な常識といえば、医師の過酷な労働の実態を知るようになった住民が、現場の医師を守るための活動を起こし始めているのは注目すべきです。

――財源については、どこまで踏み込んで提言を行う考えですか。

 必要な財源を保険料の引き上げで吸収するには限度がある。国税のさらなる投入が必要になるかもしれない。しかし、国民会議は増税を目的にやっているわけではない。最終的に、国民に対し負担増をお願いするのは国会と政党です。

 問題は、社会保障が国民生活の安心の根幹にかかわっているだけに、それが劣化しているということは、民主政治のレジティマシー(正統性)が減衰するということです。このことを国政にたずさわる政治家はもっと深刻に受け止めるべきです。


(岡田広行 撮影:吉野純治、谷川真紀子 =週刊東洋経済)

おおもり・わたる
1940年生まれ。東京大学教授、千葉大学教授を歴任。社会保障国民会議委員として、医療・介護・福祉分野の提言取りまとめの責任者を務める。

(インタビューは9月上旬に行われました)






>わが国の場合、高齢化度の高さに対する給付水準の低さは異常に近い。


現場では

”信じられないほどの努力”

で、医療現場を支えていました。




しかし、

これにたいして

国民も、地方自治体も、

救急患者を搬送する消防署も

「医師叩き」「医療叩き」

という姿勢でのぞみました。





マスコミは

医師の

断罪を続けました。




あれほどの情熱と努力で

支えてきたものは

何だったんでしょう?





そうして、

現場の医師の士気は萎え、

日本医療は崩壊しました。






国際比較をすれば、

医療関係者が

過去にどれだけの

努力をしていたのか

簡単にわかるはずです。





少ない医療費に対して

国際的にも

極めて高い医療の結果、治療成績。





それを

ぼろぼろになるまで

叩き潰した国とマスコミは

いまから何を計算し、

何をうち立てようというのでしょう?











関連記事

■某大学 整形外科学講座 臨床実習のご案内

一応、ノーコメント(笑)。





http://web.kanazawa-u.ac.jp/~med27/nyukyoku/clinical/01/index01.html

医局長
●● ●●

皆さん。もうよーく分かっていると思いますが、現在の臨床研修制度は諸悪の根源です!

  地域医療の崩壊(産婦人科、救急患者のたらいまわしも含めて)

  大学院離れと医学研究レベルの低下

  麻酔科医局崩壊による手術施行困難

これらは明らかにすべて臨床研修制度が原因です。臨床研修制度ができる前にはこのような問題は全くありませんでした。直ちに臨床研修制度を中止させましょう!そうすれば、これらの問題は即、すべて解決されます。厚生労働省はなぜこのような愚かな制度を続けていくのでしょうか・・・・・

 しかし、このような愚かな制度も存在する以上は履修せねばなりません。本当に可哀相な医学生の皆さんに1つ言いたい。

今こそ、大学病院で研修を!

なぜ大学病院の研修が良いのか? 大学病院での研修には5つの大きな利点があります。

1.最先端の医療が体験できる
大学は診療、研究の面で常に世界に目が向いています。芸術家が一流になる一番の近道を知っていますか?若いうちに一流の作品をたくさん見ることです。一流の作品を多く見ることができるのが大学病院です。例えば、あなたが一流のシェフになろうとする時、ミシュランの三ツ星レストランで修業しますか?それともファーストフードで修業しますか?確かにファーストフードで修業すれば、そりゃ、すぐにマニュアル通りの料理を作らせてもらえるでしょう。しかし、その程度の料理ということです。それでも皆さんはファーストフードで修業したいですか?その判断は皆さんにお任せします。

2.幅広い専門分野が人生の選択肢を広げる
大学病院には各分野の専門家がたくさんいます。大学病院で研修すれば、自分の将来の選択肢が大きく広がることは明らかです。現在、研修医の60%は2年間の初期研修中に当初考えていた進路を変更することが分かっています。その時、選択肢が多い方がいいに決まってるでしょう。

3.スタートラインのはるかな開き
特に整形外科のような外科系は徒弟制度が残っています。著名な先生の下で学ぶことで大きく羽ばたくことができます。大学病院に入ることで、医者としてのスタートラインが一般病院のはるか先(有利)になるのです。例えると、歌舞伎俳優の一門に入るのと同じです。市川海老蔵や中村橋之助が簡単に大河ドラマの主役をつかむのと同じです。一般病院から著名な外科医になるのは、何万人のオーディションを受けて大河ドラマの脇役をつかむくらい難しいのです。

4.多くの人との出会いが人間を大きくする
最近、大学病院以外の一般病院で独自に研修医を募集していますが、そこに入る研修医は一生同じ病院で働き続けるつもりなのでしょうか?? 年をとれば、1つの病院に居座り、じっくり腰を落ち着けて診療するのもいいでしょう。しかし、若い研修医は1つの病院に2年もいたら、もう飽き飽きします。いろいろな病院をまわり、多くの人と交わることが人間を大きくするのです。

5.大学医局は近い将来強くなる
現在、厚生労働省は医局を崩壊させようと企んでいます。実際に日本全国で医局は弱体化して、中にはすでに崩壊した医局もあります。近い将来、本当に医局はなくなってしまうのでしょうか??そんなことはありません。逆に強い医局は今後10年以内にある理由で、これまで以上に強くなることは間違いありません。その理由は、今ここでは言えません。秘密です。皆さんにも分かる日がすぐに訪れるでしょう。今言えることは一つ!『絶対に強い医局に籍を置け』 大学で研修して早急に医局に入ることを絶対にお勧めします。


 さて、金沢大学整形外科はご存じ“医は仁術”を謳う“富田勝郎”ボスを中心とした世界的に有名な活気ある医局です。富田勝郎、土屋弘行、川原範夫、この3人は、この業界では世界的なスターです。医局員がこれ以上忙しくなると困るので、マスコミには出ないようにしているにもかかわらず、患者さんは「『金沢で手術できなければ、世界中どこに行っても手術できるところはない』と言われて来ました」と言って、日本全国の大学病院から紹介されて来ます。また、世界中から難治症例の相談メールが後を絶ちません。日本だけでなく海外の学会に参加しても、あるいは留学しても、金沢大学整形外科というだけで一目置かれます。すでに金沢大学整形外科は脊椎腫瘍や骨軟部腫瘍の領域で世界的なブランドになっているのです。ここは、『自分は世界をリードしている医局で働いているんだ!自分が世界を動かしているんだ!』そんな誇り高い幸せな気分を味わえる医局なのです。皆さん、たった1度の医者人生です。人間的にもすばらしい富田教授のもと、このようなまとまりのある医局で共に研修し、一緒に働きませんか?

 金沢大学整形外科における研修は、多くの要望に応えられるよう、2週間、1か月、2か月、および専門性を高めた専門コースを用意しています。
 また、金沢大学病院では、年間指導医制を布いております。整形外科を志す研修医の方は、是非ともスタッフの欄を見て、指導医を選んでください。親身になって、2年間の研修生活をサポートします。

 それでは、研修カリキュラムの詳細をご覧ください。質問などありましたら、こちらまで。







いろいろな考え方の方がいる、

ということで

ご紹介させていただきました。













関連記事

■格差付き”老人割” 始めます(笑) 「保険料 格差は13倍/那覇市試算 「均等割」に矛盾 後期高齢者医療・・・世帯収入同じなのに」

ネタ元は

南島の管屋さん
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-389.html#comment2674


です。いつも大変お世話になっております。







非難の嵐吹き荒れる

後期高齢者医療制度。






あまりの反対に

10月から国の軽減策が打ち出されますが、

またまた

珍妙な格差が生まれるようです(笑)。







世帯収入はおんなじなのに

かなりの保険料の格差が生まれる、

としたらどうでしょう?





なんとその差は

13倍。




取り上げられたケースでは

同一世帯収入でも

保険料は年額で

19万円と1万4千円もの開き

があるようです…(笑)。









後期高齢者医療制度、

だんだん、

わけわからなくなってきましたね(笑)。












保険料 格差は13倍/那覇市試算 「均等割」に矛盾 
後期高齢者医療・・・世帯収入同じなのに

沖縄タイムス 2008年09月26日【夕刊】 社会

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-26-E_1-007-2_001.html

 後期高齢者医療制度で、年金生活の夫婦世帯を想定した場合、世帯収入が同じでも、合計保険料に約13倍の差が生じるケースがあることが25日までに、那覇市健康保険局の試算でわかった。年金・基礎控除後の世帯内の総所得額が、均等割軽減策の対象となるかどうかで、違いが出てくるため。同局の饒平名知孝局長は「保険料は個人が対象だが、軽減制度は世帯全体の所得合計で判定されるため、世帯収入は同じでも保険料に差が出る矛盾を生むことになる」と指摘した。

 国は十月から同医療制度の保険料均等割の七割軽減を八・五割に拡大するなど新たな軽減策を実施する方針だが、軽減割合の拡大で差はさらに大きくなる。試算は二十四日の市議会九月定例会で、我如古一郎氏(共産)の質問で明らかになった。

 年金世帯の保険料の軽減策は現在、個人の年金収入から年金控除(百二十万円)・基礎控除(三十三万円)した後の「所得」の世帯内合計額などに応じて二、五、七割の軽減が判定される。試算では、世帯収入三百二万円を想定。夫が年金二百六十万円、妻が四十二万円のケース(1)の世帯では、年金・基礎控除後の夫の所得百七万円は均等割軽減の対象外。一方、基礎控除後の所得がゼロとなる妻は所得割は賦課されないが、均等割軽減の判定では夫の所得百七万円がそのまま世帯の合計所得となり、均等割軽減は夫と同じように対象外となる。夫婦に満額の均等割保険料が課された結果、合計保険料は十九万一千四十円となった。

 一方、夫婦とも百五十一万円の収入があるケース(2)の世帯では、年金・基礎控除後の夫婦の所得はいずれもゼロで、軽減策で最も高い7割(二〇〇八年度8・5割)軽減が夫婦それぞれに適用される。合計保険料は一万四千四百円で、ケース(1)世帯の一割にも満たない額となった。我如古氏は「同じ世帯収入でも保険料に大きな不公平が出ることが明らかになった。新たな軽減策でも制度の持つ根本的矛盾は解決しない」として制度の廃止を訴えた。





さて、

試算について考えてみます。



>世帯収入三百二万円を想定。夫が年金二百六十万円、妻が四十二万円のケース(1)の世帯では、年金・基礎控除後の夫の所得百七万円は均等割軽減の対象外。一方、基礎控除後の所得がゼロとなる妻は所得割は賦課されないが、均等割軽減の判定では夫の所得百七万円がそのまま世帯の合計所得となり、均等割軽減は夫と同じように対象外となる。夫婦に満額の均等割保険料が課された結果、合計保険料は十九万一千四十円となった。

>一方、夫婦とも百五十一万円の収入があるケース(2)の世帯では、年金・基礎控除後の夫婦の所得はいずれもゼロで、軽減策で最も高い7割(二〇〇八年度8・5割)軽減が夫婦それぞれに適用される。合計保険料は一万四千四百円で、ケース(1)世帯の一割にも満たない額となった。




このままでは

私の頭脳では

よくわからないので(笑)、

数字にしてみました。





ケース(1)
世帯収入302万円

夫 年金260万円 → 107万円が均等割軽減の対象外
妻 年金 42万円 → 均等割軽減の対象

結果: 保険料は19万1040円

ケース(2)
世帯収入302万円

夫 151万円 → 均等割軽減の対象
妻 151万円 → 均等割軽減の対象

結果: 保険料は1万4400円





後付けの後付けで

制度自体が

混乱しているようですね(笑)。



ただ、

こんなことをされる実際の高齢者は

たまったものではないでしょう。








二人仲良く年金を同額もらうか、

旦那さんだけが多めにもらうかで、

一方は保険料19万円だし、

他方は1万4千円…。









格差付き”老人割” 始める国は

本当に試算したんでしょうか(笑)?

試算したとしたら、

これでOKということなんですよね。









19万か1万か。





これは、ほとんど

”運”になると思うのですが(笑)、

それにもかかわらず、

これだけの保険料の

負担格差があるのに対して、

国として、正当な理由付けが

できるのでしょうか?








私個人の印象では

「制度による不公平」

がここには存在します。








だんだん、

福祉医療政策は

出たとこ勝負の

「末期的な様相」

になってきた気がしますが、

気のせいでしょうか…?







殷の王朝、

とまではいきませんが、

愚策に愚策を重ねるさまは

なにかしら歴史を思い起こさせます。








いずれにせよ

この施策、

10月からスタートです(笑)。







関連記事

■いよいよ銚子市立病院休止 「病院休止で「医療難民」に、近隣に影響」

ネタ元は

こんたさん
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-253.html#comment2656

です。

いつも大変お世話になっております。





銚子市立病院が

休止します。




どんどん全国的に

加速していくであろう

公立病院の休止。





この”病院つぶし”を

国が主導して行っているのですから(1)、

どうしようもありません(笑)。




公立病院の経営改善策を検討する

総務省の有識者懇談会



が、

一般病床と療養病床の病床利用率が

三年間連続で70%未満の病院は、

病床数削減や診療所化





という政策を持ち出しております。



銚子市立病院は病床利用率が

”お取りつぶし基準”の

70%をクリアしているのに(笑)、

お取りつぶしの憂き目を見ています…。





今後、

国の方針でつぶされる病院が

どれほど多くなるか見当が付きません。

でも、

国策だから仕方ないですよね。







病院休止で「医療難民」に、近隣に影響

TBS News i 2008年9月26日
http://news.tbs.co.jp/20080926/newseye/tbs_newseye3957118.html

http://s04.megalodon.jp/2008-0927-1011-31/news.tbs.co.jp/20080926/newseye/tbs_newseye3957118.html

 千葉県銚子市の市立総合病院が突然9月いっぱいでの休止を発表してから、2か月たちました。新しい病院に移らざるを得なくなった通院・入院患者たちは、「医療難民」となって、近隣の病院に押し寄せています。

 「もう涙、涙」、涙を浮かべてこう語るのは名雪文枝さん、79歳。寝たきりとなっている名雪さんは今月、6年間も入院していた市立病院を出ることになりました。理由は病院の休止です。

 「(市立病院に)居たいって言っても居られるわけじゃないし、(別の病院へ)連れて行きます」(夫・名雪一雄さん、83)

 名雪さんはこの日、ストレッチャーにのせられ、6年間過ごした病院をあとにしました。

 銚子市が市立総合病院の9月いっぱいでの休止を発表したのは2か月前のこと。理由は「医師不足による経営難」でした。

 銚子市内には他に公立の総合病院が存在しないため、市民は猛反発。しかし市議会でも病院の休止が1票差で可決されてしまいました。このため、166人の入院患者、1か月1万人という外来患者が「医療難民」となってしまったのです。

 鈴木明子さん(55)は年老いた両親の新しい通院先を探していました。父は腰痛と糖尿病、母は腰や胃に病気を抱えています。

 「別の医者に行くって言っても 、1科目に1日かかる。4か所なら4日はかかる」(鈴木明子さん)

 一度に複数の病気の診察を受けるには総合病院しかありません。結局、隣の旭市の旭中央病院を選びましたが、これまでの5分の通院時間だったのが、40分近くかかることになってしまいます。

 ところが、この旭中央病院ではとんでもないことが起きていました。待合室には人、人・・・。中には立っている人も。

 「銚子から(白紙の)紹介状を持参して来た患者だけで、2か月で200件」(国保旭中央病院、 伊良部徳次 副院長)

 銚子市立総合病院の休止を受けて、この病院では外来患者が10%増加。さらに、銚子市から搬送されてくる救急患者の数も2倍に増えたといいます。

 市の消防本部も頭を抱えていました。市外への遠距離搬送が増えてしまったのです。

 「市内に3台ある救急車いずれも市外に搬送ということで、市内に救急車が1台もなくなるという可能性は考えられます」(銚子市消防本部、清水剛 警防課長)

 病院経営の専門家は、銚子市立総合病院休止は周辺自治体の医療崩壊も招くと指摘します。

 「信じられない暴挙であると。医師の過酷労働をきちっとしなければ、悪循環になる。旭中央病院が負荷が重くなり、救急を制限せざるをえない状況がくる」
(病院経営に詳しい 長隆さん)

 25日、病院の最後の入院患者が、転院先の病院に向かいました。見送りに来た関係者の中に病院休止を決めた張本人、岡野俊昭市長の姿がありました。

 病院の全面休止まであと4日。26日、病院の職員全員に市から解雇通告が手渡されました。

(26日17:00)






>6年間過ごした病院をあとにしました。

問題点の一つは、

病院以外の

社会的な受け皿がないため、

”社会的な入院”がいまだにある、

ということ。






病態がわかりませんが、

6年もの入院は医療財政的に

決定的な赤字であり、

このような方々の入院が

病院経営を圧迫していた可能性が

あるということ。




>ところが、この旭中央病院ではとんでもないことが起きていました。待合室には人、人・・・。中には立っている人も。




これはとんでもないことではありません。

医療の集約化、

とはまさにこのようなことを言うのです。






病院を減らして、

ベットを減らして、

医師を少ない病院に集中させ、

より遠方からの患者さんを受け入れる。






これが医療の集約化です。








マスコミが

”医療の集約化が必要である”

なんて書いている文章は、

そのまま、

”地方の病院はどんどんお取りつぶしOK”

”僻地に病院はいらないよね”

と同義の言葉なのです。






>「信じられない暴挙であると。医師の過酷労働をきちっとしなければ、悪循環になる。旭中央病院が負荷が重くなり、救急を制限せざるをえない状況がくる」
(病院経営に詳しい 長隆さん)



そういうご本人は、

ドクターヘリの神輿を担いでいる方で、

「医師はヘリ通勤しろ」

とまで言われる始末(笑)。





ドクターヘリって、

きっと業者にはおいしいんでしょうね(笑)。





この方、

なんだかわからない状態で

「勤務医 開業つれづれ日記」のブログ本文も

引用されたりしてました

(無断とは言いませんが、

まるで自分が書いたような感じで

挿入されてました)。






一般には

「医療経営に詳しい長さん」と

されているのですが、

なんだか…。






まあ、いずれにせよ

国策なので、


ヘリは飛ぶし、


病院はつぶれるし、



医療費は増えないけど

医師は大量生産して

医師は近い将来

ワーキングプアになる、


というのが方針のようです。






お先真っ暗ですね(笑)。










(1)
■総務省による、公立病院の廃止・縮小計画 ”全国つぶす病院候補”一覧(1)
http://ameblo.jp/med/entry-10056016668.html
関連記事

■「九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史」 古川 愛哲


最近、本を読んでいるんですが、

ご紹介する時間がなくて

申し訳ありません…。



歴史好きな方に

おすすめ。

歴史を少し知っていると、

大変面白く読める本かと思います。




クリックするとアマゾンに飛びます。

九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史 (講談社+α新書 381-2C)九代将軍は女だった! 平成になって覆された江戸の歴史 (講談社+α新書 381-2C)
(2008/08/22)
古川 愛哲

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目次 

第1章 誰も書かない女将軍・家重
第2章 虚像と密約だらけの徳川家康
第3章 世を揺るがした大事件の真相
第4章 大名たちの七転八倒
第5章 混乱と動乱―幕末の真相




大変楽しく読ませていただきました。

いろいろと

知らないことが多く、

特に、

忠臣蔵における大名間の「不通」は

全く知りませんでした。





読みながら

いろいろなマンガを思い出したりも

していました。





ご参考になりましたら幸いです。






第1章はよしながふみさんの「大奥」に、

大奥 第3巻 (3) (ジェッツコミックス)大奥 第3巻 (3) (ジェッツコミックス)
(2007/12/20)
よしなが ふみ

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第2章は「影武者徳川家康」に、

影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)
(1993/08)
隆 慶一郎

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影武者徳川家康 (4) (ジャンプ・コミックス)影武者徳川家康 (4) (ジャンプ・コミックス)
(1995/02)
隆 慶一郎原 哲夫

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そして第5章は「陽だまりの樹」や「るろうに剣心」(ミーハーで済みません(笑))に、

陽だまりの樹 (1) (小学館叢書)陽だまりの樹 (1) (小学館叢書)
(1988/07)
手塚 治虫

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るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 (01) (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 (01) (ジャンプ・コミックス)
(2006/07/04)
和月 伸宏

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それぞれダブってしまいます。




(第5章の赤報隊が「るろうに剣心」で、

水戸天狗党が「陽だまりの樹」です、

って、そんなことどうでもいいですか(笑))




関連記事

■「医師養成数、過去最大「上回る」程度を―医療ビジョン中間取りまとめ」 ■「外科系の診療科に」ドクターフィー

やっと医療現場の状況に合わせた

”一歩”が

踏み出されるかもしれません(笑)。





ただ、

2200億円もの

社会保障費の抑制を変えないまま、

医療の改善が可能だとは思えません。






一部の方には

”医療関係者は強欲だ”

との意見も根強いようですが(笑)、

バブル期をとおしても

全く医療費は上がらず、

逆に今は医療費がドンドン下げられています。






公的な病院の7割が

赤字と言われています。




この状況で

さらなる人口分布の変化、高齢化は

当然起こってくるわけです。






日本は

すでに”医療崩壊”への

道しか残されていません。






以前の日本医療に戻る道は

なくなっていると、

多くの医師は考えています。














医師養成数、過去最大「上回る」程度を―医療ビジョン中間取りまとめ

更新:2008/09/26 19:18   キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/18399.html

 来年度の医学部定員について過去最大数を「上回る」などの内容が盛り込まれた、舛添要一厚生労働相主導の「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会の中間取りまとめが作成された。委員が前回の会合で指摘していた修正点が反映され、医師数の増加や、過酷な労働環境で勤務する医師個人へのインセンティブの付与などについて、中間取りまとめ(案)よりも積極的な内容になっている。

 同検討会はこれまでに7回の会合を重ねてきた。8月27日の第7回会合で、中間取りまとめ(案)が事務局から提示され、委員からは修正を求める意見が出された。今回の中間取りまとめでは、指摘の上がった点など複数の個所が修正されており、厚労省の担当者は、変更個所についてはすべて委員の意見が反映されたものとの認識を示している。

 中間取りまとめは、

▽医師養成数
▽医師の偏在と教育
▽コメディカル等の専門性の発揮とチーム医療
▽地域医療・救急医療体制支援
▽患者・住民の参画

―の5項目から成る。

 「医師養成数」の項目では、「来年度においては、医学部教育・地域医療に支障を来さないよう配慮しつつ、少なくとも過去最大の医学部定員(8360人)を上回る程度を目指すべき」と記載されている。中間取りまとめ(案)では、「(8360人)程度を目指す」とされていたが、「上回る程度」と上方修正された。同様に、「支障を来さない範囲で」と記載されていた部分も「来さないよう配慮しつつ」と修正されている。これは、嘉山孝正委員(山形大医学部長)が会合で記載の修正を求めていたものだ。

 また、医師数については、将来的に現在の1.5倍にまで増やすことを中間取りまとめ(案)と同様に記載している。

 ただ、海野信也委員(北里大医学部産婦人科教授)が同検討会で出すよう求めていた医師の需給推計については、「厚生労働省において必要な医師数について推計し直すべき」との記載から変わっていなかった。

■「外科系の診療科に」ドクターフィー

 「医師の偏在と教育」の項目では、救急医療など過酷な勤務を求められる医師に対するインセンティブとして、中間取りまとめ(案)では、「外科をはじめ医師の技術を適切に評価する」ためにドクターフィーを検討することを盛り込んでいた。中間取りまとめでは、「外科系の診療科をはじめ」と修正されている。

 医師の地域間の偏在については、家庭医・総合医の養成や、他の専門科から家庭医・総合医になって地域医療を担うようなキャリアパスの必要性を示していた。中間取りまとめでは、「医学部の定員を増やす場合に地方出身者が地元の医学部に入学しやすくする方策が必要」との文言が新たに盛り込まれた。

 また、初期臨床研修制度や後期研修を見直す必要性については、中間取りまとめ(案)と同様に記載されているが、「患者の声も聞きながら」としていた部分が、「現場の意見を十分聴取・検証し、国民・社会特に患者の声を聞きながら、諸外国の例を参考にしつつ」と書き換わった。

 「コメディカル等の専門性の発揮とチーム医療」では、修正点はなかった。中間取りまとめ(案)と同様、コメディカル数増加やスキルミックスの必要性、4年制大学への移行も視野に入れた看護基礎教育の充実、院内の医療メディエーターの活用などを盛り込んでいる。

■医師指示下で看護師の裁量を―訪問看護

 「地域医療・救急医療体制支援」の項目では、在宅医療の専門性を評価すべきとして、「医師の標準的指示書や個別的約束指示の下で看護師の裁量性を認める」など、訪問看護のあり方を見直すべきとしている。また、病診連携を進めるため、診療所の医師が病院で勤務する場合を考え、病院の診療報酬を「ホスピタルフィーとドクターフィーに区別」する必要性にも言及。電子カルテでの患者情報の共有や、無料の明細書発行も求めた。

 また、三次救急の体制強化とともに、二次救急を支える体制を構築すべきとしている。中間取りまとめでは、「地域医療を現在保っているネットワークを活用するよう、各地域の実情を十分把握する必要がある」との文言を新たに盛り込んだ。

■救急医療と福祉行政の連携を

 このほか、福祉的ニーズのある患者が救急搬送されてくるとして、福祉行政と二次救急の連携の必要性も挙げた。トリアージナースの育成や、消防防災用ヘリコプターを救急搬送に活用することも要望している。

 「患者・住民の参画」の項目では、中間取りまとめ(案)には地域住民への呼び掛けの言葉として、「子供を守ろう、お医者さんを守ろう」など、丹生裕子委員が代表を務める「県立柏原病院の小児科を守る会」のスローガンがそのまま記載されていたが、「地域の限られた医療資源を活用し、必要な人が必要な医療を受けられるようにするため、かかりつけ医を持つことを呼びかける」などの記載に変わっている。






現場の医師としては、

「医療崩壊はする」

という前提で、

「どのように医療崩壊するか」

が気になるところです(笑)。








どのように日本は

医療崩壊するのか、

ソフトランディングができるのか、

あるいは日本人の命は

外資系保険会社の食い物にされるのか…。












遅すぎる決断ですが、

今、日本の医療政策は

分かれ道に差し掛かっています。






”なんとなく”で

選択できる道ではないはずです。




しかし、

「後期高齢者医療制度」が

導入後すぐに撤廃を検討されたり、

本当に

遠い先まで見通した医療行政を

するつもりがあるのでしょうか?







”日本バブル崩壊”が

世界の経済の教訓になったように、

”日本医療崩壊”も

世界に先駆け、

世界トップクラスの医療が

どのようにして崩壊するか、

デモンストレーションをしている場に

なっているような気がします。

















関連記事

■「超「超」整理法」 野口 悠紀雄

Est-ce vous, mon Prince ? lui dit-elle,

vous vous etes bien fait attendre.

「あなたでしたの?王子様」と彼女は言いました。

「ずいぶんお待ちしましたわ」

(シャルル・ペロー 「眠れる森の美女」)









1993年の「超整理法」を

手にした方も

多かったと思います。






衝撃的だったのは、

整理とは分類、という概念を打ち壊し、

「分類するな」

「時間軸で整理せよ」

という、

画期的な視点を与えてくれました(1)。






超整理法の

「押し出しファイリングシステム」は

私はいまだに使用しております(笑)。






さて、

超整理法を”超”える、

超超整理法です(笑)。




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超「超」整理法 知的能力を飛躍的に拡大させるセオリー超「超」整理法 知的能力を飛躍的に拡大させるセオリー
(2008/09/18)
野口 悠紀雄

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簡単に言うと、

(1)の超整理法に

勝間さんの

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
(2007/12/14)
勝間 和代

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を混ぜて、

15年間の日本の国際的地位低下を

かけると、

こんな本になります(笑)。






大変勉強になる本です。

ただ、

一般受けはしないかもしれません(笑)。






インパクトがないのは、

あまりに知的生産者と

そうでない方との

労働環境が

変わってしまったからでしょう(笑)。










いまだに紙に埋もれている

職場がある一方で、

情報をPC上でよりわけ、

新しい情報に今までの情報を

掛け合わせる知的な仕事があります。







P.118の

「紙との共存」

2.ワーキングファイルの扱い

がもっとも、一般の方との

違和感がある部分かもしれません。






あまりに野口先生の仕事の目的と

一般の方の仕事の仕方が

違いすぎるからです。





言い方を変えると、

「野口先生がいかに”かっ飛んでいるか”」

ということが認識できます(笑)。








現時点で

ネットを使用し、

知的労働を行い、

効率的な活動をするため

どのような手段があるか、

クリエイティブな活動とは

どのような仕事環境で行われているのか、

そんな疑問に答えてくれる本です。






ご参考になりましたら幸いです。





(1)
超整理法。

いまだに色褪せない一冊です。

論文の山に埋もれた方は

ぜひ一度読んでみてください(笑)。

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)
(1993/11)
野口 悠紀雄

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関連記事

■「中国、粉ミルクから有害細菌検出 髄膜炎の恐れも」 「ノーベル賞候補に不快感、中国」


なんでもあり

の状態になってきたようです。







中国、粉ミルクから有害細菌検出 髄膜炎の恐れも

2008/09/22 21:28 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092201000994.html


 【北京22日共同】22日の中国甘粛省の地方紙、蘭州日報(電子版)によると、粉ミルクから有害物質メラミンが検出された事件を受け、甘粛省の食品安全当局が検査した結果、汚染された粉ミルクを製造、販売したメーカー、三鹿集団(河北省石家荘市)の粉ミルクから腸内細菌のエンテロバクター・サカザキが検出された。同菌は髄膜炎など重い病気を引き起こすこともあるとされる。

 粉ミルク汚染事件では、メラミンによる腎臓結石など泌尿器系の疾患の被害が拡大したが、新たな細菌の検出により、さらに被害が広がる恐れもある。

 同菌をめぐっては、北京市疾病予防コントロールセンターが昨年、中国国内の企業が製造した粉ミルクなどから菌を検出したと発表していた。

 甘粛省は、粉ミルク汚染による乳幼児の被害が最初に明るみに出た省で、死者が2人出ている。




インドネシアも輸入停止 中国産乳製品

産経ニュース 2008.9.24 19:07

http://sankei.jp.msn.com/world/china/080924/chn0809241911003-n1.htm

 24日のインドネシア各紙によると、同国政府は中国の乳製品から有害物質メラミンが検出された事件を受け、中国産乳製品の輸入を一時停止する措置を取った。

 また、国内に出回っている28種類の中国産乳製品について、メラミンが含まれているかどうか調査している。(共同)




中国の乳製品などマレーシアも輸入禁止 


産経ニュース 2008.9.20 22:06

http://sankei.jp.msn.com/world/china/080920/chn0809202208006-n1.htm


 中国メーカー産の牛乳が有毒物質のメラミンに汚染されていた問題でマレーシア政府は20日、中国製の調製粉乳や牛乳、乳製品の輸入を禁止すると発表した。シンガポールは19日に中国産の酪農製品の輸入禁止を決めており、今後、アジアの周辺各国でこうした動きが増えそうだ。

 マレーシア保健省は声明で、同国の6カ所の検疫所すべてで警戒体制を敷き、中国産の酪農製品が見つかれば、直ちに送り返すとしている。

 一方、ニュージーランドも同国内にあるアジア系スーパーが販売している中国製の酪農製品の検査を始めた。ニュージーランドは中国産の調製粉乳は輸入していないが、少量の牛乳やチーズなどが輸入されている。(シンガポール 宮野弘之)






ついでに

こんな記事もありました。





ノーベル賞候補に不快感、中国

産経ニュース 2008.9.26 01:01

http://sankei.jp.msn.com/world/china/080926/chn0809260102004-n1.htm


 中国外務省の劉建超報道局長は25日の定例会見で中国で投獄されている市民活動家、胡佳氏が今年のノーベル平和賞の候補として名前が挙がっていることについて「関係者は正確な選択をし、中国人民の感情を傷つけないよう希望する」と述べ、不快感を示した。(共同)













関連記事

■「ジェネリックの光と影」 「効果、安全性に問題の薬も」「「認可条件緩い」と敬遠」: 追記あり

いつも大変お世話になっております。

ネタ元は

産科医療のこれから
昨日と今日の医療ニュース ..。*♡ 9月24日
http://obgy.typepad.jp/blog/2008/09/post-1341-69.html

です。





私は個人的には

ジェネリックには反対です。




なぜなら、

薬の効果に

大きな疑問があるからです。





大学に勤務していたとき、

出張先の某病院で

いくつか使用したことのある

ジェネリック。





あまりの効果のなさに

唖然としましたが、

医局員もみな口々に

「このジェネリックは効かないね」

と言っていました。







すべてがそうではないと思いますが、

日本はジェネリックの

審査基準が甘いと言われてもいます。






使用する医師としては

どうしても先発品とは

見劣りしてしまい、

逆に「患者さんの不利益」

になる気がしてなりません。




>「患者データが不要だからこそ後発品は安くできる」

こんなことを

堂々ということができる

ジェネリックメーカーって

いいですね(笑)。





これは、

「手術はしたけど

手術書通りだから

検討不要」



とか、



「家を建てたけど、

設計図通りだから

現場は見ない」



とか、



「PCを売ったけど

仕様書どおりだから

あとは知らない」


みたいなもんです(笑)。






自分で作ったものが

患者さんにどう影響しているか、

「調べる気はない」

ということですから。











ジェネリックの光と影 毎日新聞
<1> 導入進める健保、病院
http://mainichi.jp/life/health/news/20080826ddm013100123000c.html

<2> 効果、安全性に問題の薬も
http://mainichi.jp/life/health/news/20080902ddm013100078000c.html

<3> 「認可条件緩い」と敬遠
http://mainichi.jp/life/health/news/20080909ddm013100138000c.html

<4>止 データ不足、普及妨げ
http://mainichi.jp/life/health/news/20080923ddm013100143000c.html




ジェネリックの光と影:/1 導入進める健保、病院

毎日新聞 2008年8月26日 東京朝刊

 後発医薬品(ジェネリック)の使用を求める声が強い。魅力は先発医薬品の半額程度という安さだ。国は医療費削減のために勧め、病院や健康保険組合も「使って」と声をそろえる。一方で「効果や安全性が先発品に劣らないか」との疑問は根強い。「同じ品目の薬が数十社から出て選べない」との戸惑いもある。後発品の現状と課題を報告する。1回目は、導入の進む様子を紹介する。【渋江千春、高木昭午】

  ◇薬代削減へ 患者に利用促す--医療費抑制狙う国「シェア3割以上に」

 東京電力千葉支店で働く石川秀一さん(33)は昨夏、アレルギーの薬を後発医薬品に変えた。安くなると聞いて主治医に頼み、月に約3000円だった医療費を約1500円に減らせた。「毎日飲むので半額は大きい。不都合は感じないのでこれからも利用したい」と話す。

 石川さんは東電の健康保険組合(加入者約10万人)から「ジェネリック(後発)医薬品利用促進のお知らせ」を受け取っていた。組合は06年9月から「お知らせ」を始めた。内容は、組合員が使っている先発医薬品名と、対応する後発医薬品名、後発品に切り替えた場合の薬代の最大削減額だ。がんと精神疾患以外の病気を対象に、3カ月以上同じ医療機関で同じ病気で薬を処方され、後発品に変えれば自己負担が500円以上減る見込みの組合員に送られている。

 組合は、慢性化する赤字対策の一つとして約135万円かけ、通知用のコンピューターシステムを導入した。運営費は月約50万円だ。試算では、導入の効果で、昨年度の薬代負担が約2700万円以上減ったという。組合本部の西山和幸常務理事は「医療費の増加を緩やかにするため、できる努力はしなければ」と説明する。

 広島県呉市も国民健康保険の加入者に今年7月から東電と同様の通知を始め、約3000人に送った。

 呉市は、支出した医療費が国の基準より14%以上多く、厚生労働省から支出を抑える計画の策定を求められていた。そこで医療用ソフト開発会社から、通知用のシステムを導入すると決め、今年度予算に4800万円を計上した。市保険年金課は「国保財政の健全化は全国的な課題。仮に今年度は赤字でも、いずれ効果が出る」と話す。この会社は、すでに30以上の健保組合に、同様のシステムを提供しているという。

 病院も積極的になってきた。大病院の多くは、1日当たりの入院費を定額で受け取る。薬代がかさめば病院の負担が増す。安い薬は魅力だ。

 聖マリアンナ医大病院(川崎市)は後発品導入の旗手だ。03年から始め、今は注射薬と内服薬計1700品目のうち230品目が後発品という。増原慶壮(けいそう)薬剤部長は「導入4年で合計10億円の薬剤費削減になった。(副作用などの)問題も起きていない」と胸を張る。

   *

 背景には、医療費抑制を目指す国の政策がある。国は「経済財政改革の基本方針2007」で、07年度は17%だった後発品の数量シェアを、12年度までに30%以上にする目標を掲げた。実現すれば約4300億円も医療費を削減できるという。

 厚労省は今年4月、患者が薬局に持参する処方せんの様式を変えた。以前は、処方された薬を薬局で後発品に変えられるのは、処方せんに医師の署名がある場合だけだった。今は逆で、署名がなければ、患者が薬剤師と相談して後発品を選べる。

 さらに、厚労省は4月、生活保護受給者に後発品を使わせるよう自治体を指導する通知を出した。ところが、毎日新聞がこの通知が出されたのを報道すると、専門家らから「患者が選択できない」「有効性の情報が不足している」と批判され、同省は撤回した。

 ただ、増原部長は国の政策に理解を示す。「みんなが医療費を削減しないと、医療制度はもたない」

==============

 ◇後発医薬品
 製薬会社が新規開発した医薬品(先発医薬品)の特許が切れた後、特許内容を利用して別の会社が作る薬。開発費が少ないため価格が安い。有効成分は先発品と同じ。欧米では商品名ではなく、有効成分名を指す一般名(ジェネリック・ネーム)で処方されることが多いため「ジェネリック医薬品」とも呼ばれる。日本では、後発品の薬価(健康保険で認められる価格)は、当初は一律、先発品の7割になる。薬価はその後、病院などが購入する価格(実勢価格)の推移に合わせて下げられる。実勢価格は製薬会社によって違うため、有効成分が同じ後発品でも、薬価は何種類もある。一つの先発品に30社以上が後発品を出している場合もある。






ジェネリックの光と影:/2 効果、安全性に問題の薬も

◇データ非開示…現場に不信感

毎日新聞 2008年9月2日 東京朝刊


 「効き目や安全性は、先発医薬品と同等です」--。後発医薬品について、厚生労働省はポスターでこう利用を訴えている。だが「効き目が劣る」「副作用が多い」と指摘される薬もあり、医師や薬剤師の間で不信感を招いている。【高木昭午、渋江千春】

 ◇厚労省が検討会 品質試験し公表へ
 「クレメジン」は腎不全患者用の飲み薬だ。尿毒症の原因となる毒素を腸内で吸着し、腎臓の負担を減らす。薬価は1日約800円だ。

 岸和田徳洲会病院(大阪府岸和田市)は04年12月、クレメジンを後発品である「メルクメジン」に変えた。薬価は1日約540円。患者負担は月に約2000円安くなる。いずれも粉末状の薬だが、メルクメジンの方がかさばらず、飲みやすいのが魅力だった。

 翌年、岡山市で開かれた日本医療薬学会。小西圭子薬剤部長の報告が出席者の注目を集めた。メルクメジンに変えた患者13人のうち9人で、変更前より速いペースで腎不全が進行していたからだ。

 調べた患者数が少なく、変更が原因と断定はできなかったが、病院は05年9月から薬をクレメジンに戻した。戻した患者12人のうち7人は悪化が遅くなった。小西部長は「病院で3割の薬剤を後発品にした。だが、後発品にはよい薬も粗悪品もある。是非を判断するデータが不足している」と嘆く。

 東邦大薬学部の柳川忠二教授も05年、クレメジンとメルクメジンを分析し論文を出した。メルクメジンは毒素の一つ「インドキシル硫酸」の吸着力がクレメジンの4割程度しかなかった。別の毒素の「インドール」でも8割弱だった。

 クレメジンもメルクメジンも直径0・3ミリ強の粒子からなり、その内部に微細な穴がたくさんある。毒素は穴に吸着されると考えられる。穴の容積の合計はクレメジンの方が多かった。国の認可ではこうした構造は審査対象外になっている。柳川教授は論文で「吸着力の差が効果に反映される可能性がある」と指摘している。

 メルクメジンの製造・販売元のマイラン製薬は「尿毒症を起こす毒素7種などで、吸着力がクレメジンと同等との実験結果を国に提出し認可された」と主張し、問題ないとの立場だ。だが、実験した毒素の種類など実験データは公表できないという。

    *

 「ウテメリン」は早産予防薬だ。数カ月も続けて点滴する妊婦もいる。聖マリアンナ医大病院産婦人科の医師らは後発品の「フレムーブ」を206人に使い、05年3月に学会誌で発表した。

 点滴の針を刺した周辺が腫れて痛む血管炎などが11人(5・3%)に生じていた。ウテメリンでは0・4%にとどまる。

 二つの薬は、有効成分は同じだが添加剤が違う。論文は「(添加剤の違いと)血管障害との関連も否定できない」と指摘した。執筆者の一人、三室卓久講師(現・みむろウィメンズクリニック院長)は「妊婦を守るために論文を書いた。長期間、体内に入れる薬で添加剤の影響が出やすいと考える。後発品は認可時に患者に投与されず、問題があっても分からない。せめて市販後に副作用を調べるべきだ」と訴える。

 フレムーブは05年9月に販売中止となった。販売元の田辺三菱製薬(当時は三菱ウェルファーマ)は中止の理由を売り上げ減少と説明し、「論文の内容は社内で評価したが、その結果は言えない」と話す。

 これ以外にも、後発品には「先発品と溶け方が違う」「不純物が多い」「薬アレルギーが出た」などの事例が指摘されている。

    *

 厚生労働省は今年、「ジェネリック医薬品品質情報検討会」(座長、西島正弘・国立医薬品食品衛生研究所所長)の設置を同研究所に委託した。検討会は7月の初会合で、メルクメジンなど指摘の多い10品目を対象に、先発・後発品の品質を独自試験することを決めた。

 検討会の川西徹事務局長(同研究所薬品部長)は「医師や薬剤師、患者の間に『後発品は大丈夫か』との声がある。大半は問題ないと考えるが、問題があるものが入り込んでいないとも思わない。結果は薬の名前を明示して公表する」と話す。







ジェネリックの光と影:/3 「認可条件緩い」と敬遠
 ◇てんかん、心臓病治療…わずかな差で影響も

毎日新聞 2008年9月9日 東京朝刊


 国は後発医薬品について、先発品との「同等性」を保証している。ただし「同等」は「同一」ではない。病気の種類や病状によっては、国の保証する同等は幅が広過ぎる恐れがある。後発品の使用に慎重な医師や薬剤師の取り組みを追った。【渋江千春、高木昭午】

 ◇使用感にも違い--患者への説明重要
 国立病院機構静岡てんかん・神経医療センターは多数の後発品を使っている。しかし、井上有史・副院長は、先発品の抗てんかん薬を使って発作を起こさずにいる患者には、処方せんに「(後発品への)変更不可」のサインをする。

 厚生労働省は製薬会社に対し、飲み薬の後発品を認可する際、飲んだ人の血中濃度の測定試験をするよう求めている。認可条件は「後発品の血中濃度が、95%以上の確率で、先発品の濃度の80~125%の範囲に収まる」ことだ。厚労省によると、経験的に決まった許容範囲で、日米欧で採用されている。

 だが井上副院長は「てんかん患者は、微妙なバランスで発作が起きない状態を保っている場合が多い。血中濃度が、認可範囲内の20~25%違っても、発作や副作用を起こす可能性がある」と懸念する。欧米では後発品への切り替えに伴い、患者の1、2割程度が発作の増加や副作用を経験したとの調査が複数報告されている。

 発作が起きれば失職したり交通事故を起こすかもしれない。「範囲を外れる率が5%では高すぎる」と井上副院長は訴える。先発薬から後発薬への変更に限らず、後発から先発、後発同士の変更でも考え方は同じという。

 日本てんかん学会と日本小児神経学会は今年3月、「抗てんかん薬治療では(先発と後発、または後発同士の)切り替えに医師と患者の同意が不可欠」と提言。「発作が抑制されている患者で、服用中の医薬品を切り替えるのは推奨されない」と指摘した。

    *

 皮膚科で使う塗り薬にも慎重論がある。

 金沢大病院皮膚科(竹原和彦教授)は、アトピー性皮膚炎など塗り薬を長期に使う患者の処方せんに「変更不可」の署名をしている。

 塗り薬には治療に直接働く有効成分のほか、「基剤」と呼ばれる成分が含まれる。基剤は薬を塗りやすくしたり有効成分を吸収されやすくする役割を持つ。先発品と後発品は、有効成分は同じだが、基剤は違ってもよい。

 竹原教授は「有効成分の量が同じ薬でも、基剤が悪ければ理論的に、患部に浸透する薬が減る。実際に患者に使って効果が落ちなかったとのデータがあればよいが、それなしで(後発品を)使えといわれても困る」と訴える。後発品を全否定はせず、抗ウイルス剤などは使うという。

 京都市立病院は、心臓病の薬の「ジギタリス製剤」、ぜんそく治療用の「テオフィリン製剤」、抗精神病薬の「ハロペリドール製剤」、腎不全患者用の「クレメジン」など169品目を、後発品への「変更不可」とした。一方で「変更可」の薬も431品目ある。

 「不可」なのは主に、血中濃度の測定料が、健康保険で支払われる薬だ。今川文典・薬剤科部長は「こうした薬は濃度測定など厳重な管理が必要だと国が認めたものだ。わずかな差でも患者に影響が出かねない」と話す。

 社会保険小倉記念病院(北九州市)も不整脈の薬などを「変更不可」とし、不可の薬の一覧を病院のホームページで公表している。公立豊岡病院(兵庫県豊岡市)は血中濃度を測る薬に加え、外用剤や抗がん剤などが原則「変更不可」だ。

    *

 効果や副作用以外にも、違いはある。

 武庫川女子大薬学部の内田享弘(たかひろ)教授らは、小児用の抗生物質(粉薬)で先発品と後発品、計10品目を比べた。服用時を想定して水に溶き、5人に飲んでもらった。味覚測定機でも調べて点数をつけた。先発品より大幅に苦い後発品が3品目あった。内田教授は「苦い薬は子供が飲まず、結果的に治療効果に差が出かねない」と指摘する。逆に、味が改善された後発品もある。

 国立医薬品食品衛生研究所の川西徹・薬品部長は「先発品と後発品で味、錠剤の大きさや外観の差で飲みやすさが違う場合がある。ただし、味や飲みやすさは国の保証範囲外。薬剤師が特徴を知り、患者に薦める薬を説明すべきだ」と話す。






ジェネリックの光と影:/4止 データ不足、普及妨げ

 ◇患者調査なし…薬局・病院、処方手探り--製品評価の第三者機関設立を

毎日新聞 2008年9月23日 東京朝刊


 一つの先発医薬品には、多くの後発品がある。有効成分は同じだが、添加剤、味など他の要素が微妙に違う。安全性や有効性に疑問が生じる場合があり、値段も数倍の差がある。後発品の現状と課題を報告してきた最終回は、情報開示のあり方に迫った。【渋江千春、高木昭午】

 コレステロール低下薬の一つには22社の後発品がある。薬価は5ミリグラム錠で約19円から約41円まで。先発品は約66円だ。ある高血圧の薬には7月、34社が後発品を出した。

 欧米に比べ日本は製薬会社が多く、後発品の種類も増えやすい。一つの薬局が、各社の後発品をすべてそろえることはまずない。

 神奈川県の女性会社員(34)の一家は従来、アレルギーや高血圧など各病院の処方薬を自宅近くの薬局で入手していた。だが最近、この薬局には置いていない後発品を処方されることがある。別の薬局に行かざるを得ない。女性は「信頼できるかかりつけの薬局で、飲み合わせも管理してもらっていた」と嘆く。

    *

 ヘルス薬局(大阪市住吉区)の政田啓子薬剤師は、先発品と後発品を独自の比較表にまとめている。どの薬が良いか、価格だけで選ばないようにするためだ。

後発品を作る39社に

▽薬の販売後に有効性や安全性を調査する部門の有無
▽緊急連絡体制
▽薬の添付文書集の有無

--など12項目を聞き、100点満点で採点した。約40~約90点とばらついた。

 比較表には原則として先発品と、評価の上位2社、それに評価がほどほどで安い1社の計3社の後発品を載せ、製剤の特徴や価格を示している。患者に表を見せ、「お勧めは」と聞かれたら評価最上位の薬を挙げている。3社の中で最安値の薬ではないことが多い。

 亀田総合病院(千葉県鴨川市)は独自の基準で薬を銘柄ごとに評価し、入院患者に使う後発品を決めている。

 まず大手の後発品会社と、先発品も作る会社の製品を4~8銘柄選ぶ。各社に原料(原薬)の仕入れ先などを聞き、未回答の社の薬は除外する。仕入れ先次第で純度などが微妙に違うからだ。

 次に、患者での使用結果や血中濃度の推移、味やにおい、安定供給体制など15項目を聞き、75点満点で採点する。先発品は45点以上の基準を満たすよう作られているはずで、これ未満の後発品は採用しない。半分以上の製品が落ちる。「製薬大手ならば問題なし」とはならない。残った製品から、使いやすい薬を選ぶ。今は後発品約200品目を導入し、年間約2億円を節減した。

 基準を作った理由について、佐々木忠徳薬剤部長は「国の認可を得た後発品でも、安心して使うには十分な情報が必要だ。だが、本来ならば最も欲しい患者に使った結果のデータがない」と説明する。

    *

 国は薬の副作用情報を集めているが、銘柄別のデータはない。血中濃度も、健康な人の測定結果はあるが、患者での結果はほとんどない。先発品から後発品に切り替えた後の病状変化も分からない。

 福岡大病院循環器科の上原吉就(よしなり)講師は「どの薬が問題か分からないという実態が後発品の普及を妨げている。患者に悪影響が出れば医師は責任を問われかねない」と打ち明ける。不安な場合は先発品を処方し「後発品への変更不可」にしている。

 こうした中、沢井製薬(大阪市)は、包装を解いた後に薬が変質するまでの期間や、点滴薬を他の薬と混ぜた場合の変化などを試験し結果を公表している。同様の対応を取り始めた製薬会社も多い。

 厚生労働省は製薬会社に情報開示を充実するよう指導を始めた。薬剤師に対しては、「薬ごとに科学的評価を行い患者に勧めてほしい」と呼び掛ける。「後発品同士でも製造工場も添加物も違う」(保険局医療課)というのが理由だ。

 しかし、政田さんは「後発品への問題指摘は多いが、ほとんどは会社名を伏せている。薬の溶け方や血中濃度、副作用などを知りたいが、自力で試験する余裕はない。仕方なく会社の体制を調べて比較した」と話す。データ公開に取り組む沢井製薬も「患者データが不要だからこそ後発品は安くできる」と話し、市販後の患者調査については「検討の余地がある」との姿勢にとどまる。

 上原講師は「後発品を使った患者の状況を調べ、各社の製品を評価する第三者機関が今こそ必要になった」と訴える。=おわり













こんなわけで、

一般に考えられている

ジェネリックは

実際の医療現場では

「ゾロ」とよばれ

別のものとして扱われています。






「ジェネリックー」

とか言っている俳優さんが

みんな自分も

ジェネリックを使っているか

聞いてみたいものです。








追記:

私自身もジェネリックは

処方しております。

ただ、

それは自分で確認したものだけです。






処方箋は当然、

”変更不可”で出してます。






大手で、ほかの方の噂も悪くなく、

実際に飲んでみたものだけを

処方しております。




一律に”ジェネリック反対”と

言っているわけではありません。


(追記2)

私自身が処方している薬は、

モルヒネ製剤と抗がん剤以外は

ほとんど

自分でも試して飲んでみています。



(注射薬以外(笑)です。

さすがに注射薬は難しいです)






…へー、

と、時々言われます(笑)。





プレドニンとかも飲んだことあります。

病気でなくね(笑)。





そうするといろいろと

患者さんにもお話しできますし。





単なる好奇心なんですが(笑)、

私自身は

こんな小さなことも

「いい医師になるステップ」

の一つなんじゃないかと思ってます(笑)。







自分がしていることを

実際に知ることも大事かな、

と思っています。















関連記事

■「医の反乱 「痛み」動かぬ自民: 追記あり

反乱を起こしている

茨城県医師連盟。



多くの医師は

この行動に共感を覚えることでしょう。

逆に、

「なんでここまでされておきながら

いまだに自民党支持?」

という感覚があります。



ただ、民主党自体も

医療に関して素晴らしいビジョンを

持っているわけではありません。





茨城は今後、

どのように進んでいくことでしょう?





注: 当ブログは個別の政党、個人を

支持してはおりません。





医の反乱(上) 「痛み」動かぬ自民

asahi.com 2008年09月21日
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000809210003


 次期衆院選の立候補予定者すべてに送った茨城県医師連盟のアンケート。結果は各選挙区ごとにA3判の紙にまとめられ、12日午後6時、県医師連の常任委員会で幹部50人にさらされた。
「自民をずっと支持してきたが、何もやってくれない」
「改悪、改悪で政争に明け暮れているだけだ」
 会場となった一室は、県医師会の入る県メディカルセンター4階。そこに響くのは、現行の医療制度とそれを推進した自民党に対する批判ばかりだった。
 最も重きを置いていた「踏み絵」の質問は、後期高齢者医療制度に対する問いかけだ。「撤廃すべきである」の選択肢を選んだ自民党候補はゼロ。そればかりか、2、5、6、7区の自民現職4人は回答を拒否した。
 自民一辺倒だった姿勢を改め、「候補者本位」で推薦すると仕掛けた原中勝征委員長(県医師会会長)は常任委員会の前までは、「1、5、6区は民主。4区は自民。あとの三つは話し合いで」と考えていた。だが、議論に口を挟まなかった。
 2時間後、7選挙区すべてで民主推薦が決まった。原中氏はうなずいた。「これに従って順次準備を進め、民主党との打ち合わせに入ります」

     ■

 後期高齢者医療制度は高齢者いじめ――。医師2641人で構成する県医師会は「お年寄りの負担増」を理由に、全国で最も過激に反対してきた。
 7月24日、医師会幹部4人は厚生労働省を訪れ、20万人分の反対署名を保険局長に渡した。局長の反応は「お預かりします」とだけ。次に面会した民主出身の江田五月参院議長は対照的な反応だった。
 「全国区の参院議員が当選できる大変な数だ」
 この日を境に、県医師会の政治団体である県医師連盟は民主支持に傾いていった。
 原中氏は思った。「官僚政治をやめさせない限り、医療は救えない。官僚の言うなりになり、医療崩壊を起こした政治家の責任の重さを問わなければならない」
 自民党総裁選が22日に迫り、解散風が吹き荒れる中、舛添厚労相は20日、同制度の抜本的な見直しを表明したが、県医師連に民主推薦の考えを崩すつもりはない。

     ■

 6区の元厚生相、丹羽雄哉氏の足元では5月ごろから、県医師会幹部が民主の大泉博子氏に接触する動きがあった。現行医療政策の旗振り役である丹羽氏には、県内各地の医師から「地元より政府を向いている」との不満も挙がっていた。
 もちろん、6区内のつくば、土浦、石岡の地元3市医師会で意見は割れ、「丹羽支持、大泉支持、両者支持、両者不支持の4通りの意見で結論が出なかった」(土浦市医師会の大祢(おお・ね)廣伸会長)。
 7月19日に土浦市で開かれた高齢者医療のフォーラムが、地元に「衝撃」をもたらした。招かれた立候補予定者は丹羽氏ではなく、大泉氏だった。主催は県医師会。「地元の我々には、日時も出席者もテーマもまったく相談がなかった」(土浦市医師会)という。
 丹羽氏はフォーラムの開催前から神経をとがらせていた。「やめさせる方法はないか」
 丹羽氏の支援者で土浦市の開業医は、県医師会の幹部に電話で問いただした。
 「何で土浦でやったのか」
 「これは丹羽さんに反対する会だ」
 県医連が大泉氏推薦を発表した翌日、この開業医の携帯電話に、丹羽氏本人から連絡があった。「心配かけてすみません。これはしょうがないので、医師会の皆がそうではないでしょうから、民主支持以外の人のまとめをお願いします」。丹羽氏の語り口は冷静だった。
 県医師連の決定にも、開業医は「誰から何を言われても従わない。従来通り丹羽さんを応援する」と語気を強める。ほかにも多くの医師が丹羽氏を支持する考えだ。その一方、石岡市医師会長で、丹羽氏を支持してきた滝田孝博氏は、すでに丹羽陣営の後援会長をやめたいと申し出ている。
 政権選択が最大争点の次期衆院選を前に、自民党にノーを突きつけた県医師連の「反乱」は、政府与党が進めてきた「痛み」に対する反抗であるとともに、各医師会の中に「亀裂」も生じさせている。
(この企画は、川上裕央、清水康志が担当します)




医の反乱(下) 政策中身は今後

asahi.com 2008年09月22日
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000809220005

 水戸市の県立こども病院で昨年、総合診療を受け持った医師3人が相次いで退職した。
 きっかけは、こども病院が04年8月から受け入れた「初期救急」だった。深夜に比較的軽い症状の子どもをみられない県北と県央の地域医療を補った。こども病院の救急患者は06年度で6580人と、02年度の3・7倍に増加した。
 当直医は一晩中急患の対応に追われる。一睡も取れずに翌日の業務に就き、「36時間連続勤務」も珍しくなくない。本来の役割である「高度専門医療」にかける時間は減っていく――。こうして3人は辞めていった。
 深夜の当直医が8人になったこども病院は当直態勢が維持できなくなり、昨年11月1日にいったんは初期救急の受け入れを週4日と祝日に限定した。しかし、患者の希望を受けて、今年6月から時間帯を絞って、連日初期救急を受け入れている。土田昌宏院長は「日本のGDP(国内総生産)に占める総医療費は先進国で最低で、少ない医師と看護師で多くの患者を診ている。小児医療に携わる人を増やすことが喫緊の課題だ」と話す。
 医師不足問題は、こども病院に限らない。県内の小児科医数は人口10万人あたり7・8人で全国最低なのだ。

     ■

 少子高齢化で膨らむ医療費の伸びに対し、小泉政権は国と地方を合わせて年3200億円ずつ出費増を抑え込む考えを掲げた。それは安倍、福田両政権も堅持した。
 一方、民主党は今年5月、医療現場の労働条件改善のため、国が現金を給付する政策を打ち出した。農家への所得補償や子ども手当てと同じように、医療も「ばらまき」の対象にして、政権を奪いたい思惑が透けて見える。
 県医師連が民主推薦を決めるもとになった、立候補予定者へのアンケートの回答では、自民にも民主にも、「これは」という政策は見あたらなかった。

     ■

 県医師連が民主党の推薦を発表した翌18日、他県の医師連盟などから激励のメールや電話が十数件届いた。そんな中、日本医師連盟(日医連)からも全国の医師連盟あてにファクスが送られた。
 「至急」という頭書き。政権与党の候補者を推薦する従来の方針が強調され、民主党の医療政策を「国民皆保険制度を堅持する日本医師会の主張と相反する点が多く、絶対に受け入れられない」と注意を促した。明らかに茨城の動きを意識した文面だった。
 県医師連の民主推薦に、4区の梶山弘志氏は「今まで良好な関係を築いてきただけに残念」。自民県連の山口武平会長は「日本医師連盟の方から(自民党)は支持を頂いている。あれは医師連盟内部での争いから起きた動きだ」と気に留めていない。
 原中勝征委員長(県医師会長)は「どんな圧力があったかも気にしない」としながらも、「民主党を信用しているわけではない。小沢さんにも政局じゃなくて政策を考えてもらいたい」とクギを刺す。さらに、県医師会の小松満副会長は民主推薦の理由を「政権政党の自民現職には制約が多いため、野党の方が柔軟に考えられるというだけだ」と説明。「これから勉強してもらわないといけない」と催促する。
 推薦を受けて、民主党県連の大畠章宏代表らは県医師連に感謝の電話を入れている。だが、医療現場を救えないなら、すぐにそっぽを向かれるのは間違いない。
 (この企画は川上裕央、清水康志が担当しました)





後期高齢者医療制度が

日本の医療政策の愚行の

極みだったことは

言うまでもありません。






きっと、だれも責任を

とりませんけどね(笑)。






いま進められている

メタボ政策も

かなり”おかしな医療施策”であり、

結果をどのように判断するのか、

いつ、これを撤廃するのか、

私は注目しています。






おいしい思いをした健康産業は

今後も”健康を人質”に

マーケット戦略を

進めていくことでしょう。






茨城の決断は

大きく医療政策を動かす可能性を

秘めています。





現行の医療政策は

現場を崩壊させるだけで、

このままでは

本当に医療が破壊されることでしょう。





ただ、

それに代わるプランを

だれも提示できないでいます。





医療現場の悩みは

続きます…。









追記: 漢字の誤記がありました。

訂正させていただきます。

関係者の方々申し訳ありませんでした。

また、ご指摘、ありがとうございました。











関連記事

■ブログスキン変えました


新しく

スキンを変えてみました。

毎年恒例、ハロウィン版です(笑)。





ブログ関連記事ですが、

私の場合、結構「スキン」

(Fc2では「テンプレート」と呼んでます)

に迷うことが多いです。





なぜかというと、

1.2カラムか3カラムにするか、

2.どのようなデザインにするか、

そして

3.トラブルはないか

4.更新時期はいいか



という点に”一応”気をつけています(笑)。





1.2カラムか3カラムか


「勤務医 開業つれづれ日記」

3カラムにしているのは、

単純に

「うちのブログは情報量が多いので(苦笑)、

コメント欄とブログの過去記事一覧がないと

大変だから、両脇に置いている」

という意味しかありません(笑)。




だって、2カラムだったら

「激しく長いカラムが延々と下に続く」

ことになってしまいます。



個別に考えると良いと思いますが、

情報量が多いなら3カラム、

情報量が少ないなら2カラムもいいかと思います。




2.どのようなデザインにするか




これは完全な趣味でいいかと(笑)。

私のブログで

アニメキャラのスキンでも

いいのですが、

あまりにはまりすぎていて…。





ただ、

特徴を出すのもスキンだと思いますが、

あまりに読みずらい色は

やめた方がいいと思います。





個人的には

「紫文字」とか

「ピンク文字」は

年齢的にきついです(笑)。





読み手の方には、

「楽しく、楽に読んでもらう」

ことを意識しながら、

「それでいて目立つ」

ことを目指すのはいかがでしょう?




3.トラブルはないか




これが一番の悩みです…。



アメブロは、比較的スキンが

しっかりしていて、

よっぽどでないと

トラブルはありませんでしたが、

Fc2の場合は

文字系のトラブルが続出しています(笑)。



うちのブログを書くのに

”B”を使った太字は

使用できません。




また、”大文字”と”文字色”は

同時に指定するのに大変に

苦労します(笑)。



そんなこともあり、

さらにはマックの方からは

”字が重なって読めません”

とか、

火狐では配列がおかしくなるとか

(火狐: ブラウザであるファイアーフォックスのことです)

いろいろな事が起きます。




こればっかりはできる範囲で

対応するしかありませんが、

他のブログでも、

『あんのん』ブログ・HINAKAの雑記です!
http://aonow.blog.so-net.ne.jp/

http://aonow.blog.so-net.ne.jp/2008-07-24

など、

いろいろと問題があるようです。





なんせ、無料ですからね(笑)。








4.更新時期はいいか



更新をやりすぎてもいけません(笑)。

私も一時期、

毎日のようにスキンを変えたこともありましたが、

当然、スキンを変えて

毎回別ブログのようになるのは

よくありません。







そうかと言って、

半年も同じのは

個人的には耐えられません(笑)。





私は”数か月単位”で

考えています。






慣れすぎず、

そうであっても

あまり早すぎず、

ということが大事なのかな、

と思っています。










今回のハロウィンは

急激に変わりすぎ(笑)?







まあ、基本的には

「ブログ主の好き勝手にやる」

というのが基本かと(爆)。








というわけで、

なにか不具合がありましたら

ご一報ください(笑)。











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プロフィール




中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
↑「勤務医 開業つれづれ日記・2携帯版」はこちらから。

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