2008/07/20
■札幌の産科の夜は深く… 「救急医療:産婦人科医会、札幌市の改善提案を拒否 当番体制の辞退も /北海道」
札幌の産婦人科、救急問題(1)。札幌市は各施設に、
100万円ぐらいを包んで
「がんばれ」
と言っていただけらしいのですが、
あまりに過酷な現状に
ブチ切れて、
「どうにかしろ」
と札幌産婦人科医会は要請するも、
札幌市は”無視”(笑)。
じゃあ、「対策ないなら産科救急辞めます」
と言って市側はビックリ(笑)。
あわてて作った協議の場が
札幌市産婦人科救急医療対策協議会
です。
http://www.city.sapporo.jp/eisei/tiiki/sanfujinka/index.html
そこに第1回から第4回までの
議事録も掲載されております。
(第5回は準備中)
第6回の
札幌市産婦人科救急医療対策協議会は
7月15日に行われたようですから、
その場で決裂したのではないでしょうか?
噂によると
札幌市はゴミがいまだに
無料のようです(笑)。
どっちが大事なんでしょうね(笑)?
救急医療:産婦人科医会、札幌市の改善提案を拒否 当番体制の辞退も /北海道
毎日新聞 2008年7月18日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20080718ddlk01040259000c.html
札幌市に対して産婦人科の救急医療体制の改善を申し入れている市産婦人科医会(遠藤一行会長)は17日、臨時理事会を開き、夜間急病センターに産婦人科医の配置を求めていく方針を確認し、
「配置の確約がなければ単なる先延ばし」として市の提案を拒否した。今後、協議は続けていくが、医会は改善されなければ9月にも当番体制を辞退する方針を明らかにしており、結果次第では夜間の救急医療体制が機能しなくなる恐れも出てきた。
同医会は昨年8月、医師の負担軽減のため初期救急に対応する夜間急病センターに産婦人科医を置くことを要望。市は、医会の言い分を聞きつつ協議を重ねてきた。
その中で、市は産婦人科医を配置する必要があるのかを判断するため、10月から6カ月間を試行期間として、専任看護師による相談窓口をセンターに設置し、看護師らが軽症と重症の患者を振り分けることなどを提案。医会は産婦人科医を配置しなければ、患者の振り分けはできないと反発していた。【内藤陽】
結局は、
「札幌市はゴミは無料だけど、
産科救急にはかける金はない」
ということらしいです(笑)。
(1)
■さらば札幌 産科二次救急消滅へ 「重症救急撤退を通告 札幌市産婦人科医会」
http://ameblo.jp/med/entry-10075985719.html
■北海道新聞社説 「産科救急問題 患者置き去りでは困る」
http://ameblo.jp/med/entry-10076274995.html