■開業つれづれ:十五名の震災殉職医師と終わらなかった世界

東日本大震災 十五名の震災殉職医師と終わらなかった世界

中間管理職

 あれから一年。
 世界は多くのものを失い、そして多くの人を失った。それなのに、世界は終わらなかった。

 一年前の今日、私の診療所は午後の診療の最中で、比較的患者さんが少ない時間帯だったが、それでも五組ばかりの患者さんが診察室と待合室にいた。
 最初に今までに感じたことがない激しい揺れを感じた。後から考えると、その揺れはまだ初期微動であった。さらにその後、まるで建物が動物の上に乗って歩いているかのような、乗り物酔いがするような生理的に気持ちの悪い揺れを感じた。
 私は激しい揺れの中で診察の手を止めて、診察中の患者さんと目を見合わせた。私は動揺していた。そして、あぜんとする診療所の責任者である私よりも優秀な事務と看護師たちがてきぱきと患者さんたちを診療所の外へ誘導した。診療所の中の照明が大きく大きく揺れていた。

 五分だっただろうか、十分だったのだろうか。ようやく地震がおちついてきたところで私とスタッフは診療所に戻った。一緒に戻った患者さんに診療の中断を謝りながらそそくさと処方箋を出した。電子カルテは動いていた。看護師が待合室のテレビの情報で「津波がすごいみたいですよ」と診察の合間に私に告げた。多くのものが世界から失われている瞬間だった。私は黙々と診療をこなした。余震にもかかわらず患者さんの数は減らず、いつも通りだった。私の知らないところで終わりが始まっていた。

 地震による津波の被害が大きく報道され、福島原発は決定的な損傷を受けた。地震後の報道を見て、多くの人々は色々な思いに駆られたであろう。誤解を恐れずに正直に話をすると、私はその時に、
「世界が終わるかもしれない」
と思ったのだった。単に多くの人が被害を被っただけではなく、世界が終わるかもしれない、と私はじめて感じた。

 もしもその時に私が被災地にいたら、と考えずにはいられなかった。人として。親として。被災者として。支援者として。医師として。
 そして、私は終わりが始まっている場所にはいなかった。

 私が個人的に日本医師会に確認したところ、今回の大震災で医師は十五名死亡あるいは行方不明になっているとのことだった。岩手県六名(死亡者二名、行方不明者四名)、宮城県九名(死亡者九名)である。
 震災殉職警察官三六人と比べて、全く報道されていない医師や医療関係者の被害者がいることをここに明記したい。震災殉職医師としてあえて書いておく。いままで地域に根ざし、各々の土地の医療を担ってきたであろう人々である。残念ながら、そのように被害に遭われた医師に対する今までの感謝はあまり聞かれない。
 繰り返されるのは「医師が足りない」「病院設備が復旧しない」という報道ばかりだ。そこにあるのは単なる機能の一部としての医師だ。「いままでありがとう」ではなく「足りなくて困った」という遠回しのクレームだ。医師はいなくなっても感謝はされず、不便に感じるだけのものなのだ。

 誰かが「絶対安全」と言って原発を作っていった。誰かが今の日本の災害時体勢を作った。誰かが天罰が下ったと言った。
 それは主語が自分ではなかった。今の社会を作った誇りと、後悔と、懺悔の全てが他人事のようだった。
 ”私たち日本人が「絶対安全」と言って原発を作っていった。私たち日本人が今の日本の災害体勢を作った。私たちが作った社会に天罰が下ったのだ。”もっと天罰を受けるのに適した人が別にいっぱいいるような気がするが。

 原発が暴走し、医療が崩壊し、地域が消滅した。世界は終わるかもしれなかった。
 でも、終わらなかった。どこかで連鎖するドミノ倒しが止まったのだ。押しとどめたのは、あるいは十五人の医師の犠牲だったかもしれない。一万九千九人もの死者、行方不明者が食い止めたのかもしれない(平成二四年三月一〇日時点、警察庁まとめ)。今生きている人たちの気持ちが崩れる世界を押しとどめたのかもしれない。単に自然がちょっとだけ手加減しただけかもしれない。今でも大陸は動き続け、地震を引き起こし、一億年たったら北米とアジアは出会い、アフリカは裂け、南極は一人孤立する。

 そして何年か、何十年かの後、東日本大震災が教科書に載るだろう。世界金融危機もテストに出るし、もしかしたら医療崩壊も関係者の愚痴ではなく、ひっそりと歴史的な事柄として教えられるのかもしれない。
 これから私たちは何を考え、何を考えず、そしてどのように変化しているだろうか。一年前と同じ診察室で、同じ患者さんと同じ会話をしながら、もしかしたら崩壊を食い止めた十五名の亡くなられた医師と世界の終わりを考える。

 この終わらなかった世界の続きで。





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■開業つれづれ:「病院、3割超が水準回復できず 被災3県アンケート」


中核45病院中、

4病院は休診中で

5病院はプレハブなどの仮設施設で

診療中と

本当にたいへんな状況のようです。




一日も早い復興をお祈りいたしております。






病院、3割超が水準回復できず 被災3県アンケート 

東京新聞 2012年2月26日 18時05分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012022601001573.html


 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県沿岸部の中核的な45病院・診療所のうち、3割を超える17病院が医療スタッフ不足で診療科目や入院ベッド数の縮小を余儀なくされるなど震災前の診療水準を回復できていないことが26日、共同通信のアンケートで分かった。

 17病院のうち、東京電力福島第1原発事故の警戒区域内の福島県立大野病院など同県内4病院はなお休診中で再開のめども立っていない。公立志津川病院(宮城)をはじめとする5病院はプレハブなどの仮設施設で診療を続けており、震災1年を前に被災地の医療現場の厳しい現状が明らかになった。
(共同)







もうすぐ

あの震災から一年になるんですね。





犠牲者の方々のご冥福を

お祈りいたします。

医療機関をはじめとする

復興のの一刻も早い

実現を御祈念してやみません。




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■開業つれづれ:赤チン先生 逮捕される 「ニセ「ボランティア医師」飲酒に女性トラブルも」


赤チン先生、

女性問題に

飲酒トラブル。




で、ニセ医者として逮捕。





ニセ「ボランティア医師」飲酒に女性トラブルも

2011年8月15日06時01分 スポーツ報知

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110815-OHT1T00035.htm


 東日本大震災の被災地の宮城県石巻市で医師資格を持たずにボランティアで医療行為を行っていたニセ医師が、活動中の飲酒や女性トラブルなど問題行為を起こしていたことが14日、複数の関係者の証言で分かった。

 「米田きよし」と名乗る男性が活動していた石巻市災害ボランティアセンターで、被災地支援を行っていた関係者は明かす。「米田は(寝起きする)キャンピングカーの中で毎日のように昼間から酒を飲んでいた。夜になると泥酔し、ろれつが回っていないのにどなり散らすんです」。周囲は問題視したが、現場では珍しい「ボランティア医師」という立場で発言権も持っていたため、見過ごされたという。

 医療行為は、ボランティアの健康診断などは行っていたようだが、専門的なものになると若い看護師などに任せたという。結膜炎を患った子供が訪れた際、周囲が診察を依頼すると「避難所に戻るべきだ」などと言って拒否したケースも。また、当初からキャンピングカー内に既知の女性を出入りさせていたが、女性看護師とも交際し、トラブルを起こしていたもようだ。

 現地の被災者を支援する「石巻市復興を考える市民の会」の藤田利彦代表は「傷口にばんそうこうを貼るくらいしかしないので『赤チンドクター』と呼んでました。6月にはニセ医者だと分かりましたよ」と苦笑する。会う度に「海外の団体から1億円単位の助成金をもらえる」などと金のことばかり話題にしたという。「『国境なき医師団にいた』とか言っていたのに、英語が全くできない。僕には『聖マリアンナ医科大卒』と言っていたのに、他の人には『東大医学部』とか言う。いろんな意味でうさんくさい男」と怒りが収まらない様子だった。

 当の男性は、本紙の電話取材に応答しなかった。



こんなところで

引き合いに出される

聖マリアンナ医科大も

かわいそうな気がします。




で、この赤チン先生、

やっぱり本当の医師というものが

どんなもんだかよくわかっていない様子。






自称“医師”逮捕へ「大変申し訳ない」

TBS系(JNN) 2011年8月18日(木)21時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110818-00000047-jnn-soci

 医師免許がないのに医療行為を行い、朝日新聞の「ひと」欄でも医師として紹介された男性に会うことができました。赤いシャツを着て「米田きよし」と名乗る男性。

 「(Q.医師免許は持っていますか)持っておりません」(「米田きよし」と名乗る男性)

 医師免許がないことをあっさりと認めました。

 「(Q.どんな診療をしてましたか)切り傷や釘踏み(の手当て)」(「米田きよし」と名乗る男性)

 男性は3月の震災直後、津波で甚大な被害が出た宮城県石巻市に入り、市内のボランティアセンターを拠点に医療行為を行っていました。男性が使っていたキャンピングカー。中には薬やマスクなどが残されていました。

 「腕を出して血圧を測ってもらった」(男性の診察を受けた人)

 石巻で、男性は傷の手当てや高血圧などの薬の処方をしていました。

 「きっちり考えて、きっちりした処方をしているなって、そのときは思いましたね」

 しかし、男性は医師の資格を持っていませんでした。宮城県警は18日午後4時、医師法違反の疑いでキャンピングカーの捜索を始めました。

 「(Q.何でそもそも医師をかたって活動してたんですか)1日80人とか100人とか、遺体がごろごろ転がってたんです。それで、そのごろごろ転がってる中で、僕らにできることっていうのは何なんだろうなと思いながらやっていたことが、いつの間にか、してはいけないことだとわかっていながら、周囲がそうなってくるというか、周囲にそういうふうに見られてくると、どうしても、それが今さら違うんだなんて言えなかった」
 「やる人がいなかったからです。ボランティアの医療って誰がやるんですか。そこに困っている人がいたら助けないですか」(「米田きよし」と名乗る男性)

 男性は、石巻市社会福祉協議会には、公的には存在しない「医師国家資格認定書」と書かれた書類を見せて信用させていました。

 「提出していただいたことで、ドクターかなという認識で今までおつきあいをさせていただいていたので」(石巻市社会福祉協議会 佐藤正幸課長)

 「提出したのは6月半ばぐらいじゃないですか。2か月も前ですか。つくってもらいました。(Q.いつですか)4月の後半にはもう、韓国の友達です
 「身分証明書ないし、医師免許っていうのはどういうものか、わかんないですからね、日本の免許というのは。だから帳尻を合わせてもらっただけです。とりあえずこれ出しておけば、わかんないって」(「米田きよし」と名乗る男性)

 「被災地の窮状を見て、いつの間にか医療行為をしてしまった」と話す一方で、実際には存在しない認定書を事前につくっていたといいます。なぜだったのでしょう。

 「(Q.つくるように頼んでいたというのは、どうして)どうしてというか、当然、日本の社会では帳尻合わせてこようとしますよね」(「米田きよし」と名乗る男性)

 男性は「日本の医師の資格は持っていないが、かつて外国の資格を持っていた」と主張します。

 「1回、2回目まではありました。(Q.今現在は、ないということになるわけですか)そうです。なくても更新は受けられるんです。小児科です。病院には勤めてないです。(Q.勤めなくてもチェックアウトできるんですか)できます」(「米田きよし」と名乗る男性)

 免許更新の方法などを詳しく語った男性。朝日新聞に出ていたとおり、カナダの医師資格を持っていたのかどうか聞くと・・・。

 「(Q.ちなみに緊急医と朝日新聞にありましたけど、それはカナダでやっていらしたんですか?)どうでしょうか、それは頑に言いません」(「米田きよし」と名乗る男性)

 どこで勉強したのかについても言葉を濁します。

 「僕は勉強してきました、人並み以上に。そこはちょっとノーコメントにしてください。うちの父親はすごくスパルタなんです。1日に5時間も小学校からずっと勉強してきました。その癖なんですかね、医学書見ると全部丸暗記しちゃうんです」(「米田きよし」と名乗る男性)

 また男性は、医師だと名乗って日本財団から医療行為に対する助成金100万円の支給を受けていました。

 「(Q.助成金目的で医者をかたった)それとはちょっと違います。(Q.その後も赤い羽根の方にも申請していますよね、それはいくらぐらい)300万円です。(Q.これは下りたんですか)いえ、下りてません」(「米田きよし」と名乗る男性)

 宮城県警は、医師法違反の疑いがあるとして捜査を進めていて、容疑が固まり次第、男性を逮捕する方針です。

 「すいません。僕が悪いですって言うしかないですね。免許がなかったですって言うしかないです。ただただ、申し訳なかったって気持ちはあります」(「米田きよし」と名乗る男性)
(18日18:06)

最終更新:8月19日(金)5時34分







>僕は勉強してきました、人並み以上に。そこはちょっとノーコメントにしてください。

>うちの父親はすごくスパルタなんです。

>1日に5時間も小学校からずっと勉強してきました。

>その癖なんですかね、医学書見ると全部丸暗記しちゃうんです



多分、赤チン先生には

毎日5時間勉強する

というのが

「すごいスパルタ」で「人並み以上」の

勉強なんですね。




実際の医師や医学生は

その想像を遙かに超えた

努力をしているのですが、

きっと理解できないでしょう。





緊急事態で

例え善意から来ているとしても

医師と偽る人間が

医療行為を行うことは大変危険です。






手が腫れたから単純に破傷風

と診断した、だなんて

とんでもない話です(1)。

一番最初に破傷風を疑う症状は

外傷の既往と開口障害です。






破傷風は致死率の高い

とても危険な病気です。

ワクチンによる予防が第一で、

発症した場合は

抗生剤の投与だけでなく

免疫グロブリンによる破傷風毒素の中和も

必要になってきます。



日本での発症は年間に30 〜50 人、

致死率は20 〜50%とかなり高率に

死に至ります。




私も破傷風は

ICU管理で1例だけ経験がありますが、

幸いなことに救命できました。




大学病院のことでしたので

きっちり症例報告になっていました。

予防接種も普及していますので

そのぐらいレアです。




素人判断は

一歩間違えば

とんでもない事態を

引き起こします。







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(1)

■開業つれづれ:「「医師・米田」名乗る男性との一問一答 「違法は認識」「今は沖縄」「費用の500万円は蓄えで」」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1894.html

(2)
国立感染症研究所 感染症情報センター
破傷風
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g1/k02_15/k02_15.html

1991 年以降の報告患者数は1 年間に30 〜50 人にとどま っているが、依然として致命率が高い(20 〜50%)感染症である。









■開業つれづれ:「「医師・米田」名乗る男性との一問一答 「違法は認識」「今は沖縄」「費用の500万円は蓄えで」」

医師って

毎日5時間ぐらい勉強したらなれるらしいです。



>中学1年のころから医者を目指して毎日5時間勉強していたので、
>免許を取ろうと思えば取れる





で、医師免許、とろうと思えばとれる

という人は

破傷風を診断して

エヘン

らしいです。

>腕が腫れ上がった男性が訪れたので破傷風と診断して薬を処方した。


おいおい。

破傷風のこと

知っているんでしょうか。








「医師・米田」名乗る男性との一問一答 「違法は認識」「今は沖縄」「費用の500万円は蓄えで」

産経ニュース 2011.8.14 09:11
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110814/crm11081409120002-n1.htm

 「米田きよし」を名乗る男性が13日、産経新聞の取材に応じ、「違法は分かっていた」と話した。記者が知人に聞いた携帯電話にかけ「米田」と名乗った男性との主なやりとりは次の通り。

 −−医師の資格は持っているのか

 「無資格でやった。違法なのは分かっていたし、裁きは受けるつもり」

 −−なぜ治療をしたのか

 「最初は行方不明者の捜索をしていた。ただ支援活動をするうちに、被災地に医師が少ないことに気づき、必要だと思ってやった。後悔はしていない。中学1年のころから医者を目指して毎日5時間勉強していたので、免許を取ろうと思えば取れると思う」

 −−医療器具はどこから調達したのか

 「聴診器などは医師免許がなくても買えるので自分で買った。処方箋が必要な薬もインターネット通販で買った」

 −−ほかのの団体(リカバリー・フォー・ジャパン)の所属を名乗って名刺を配ったのはなぜか

 「その団体の代表から理事になってくれといわれてしたこと。団体と関係がないという代表の発言はうそ」

 −−被災地をなぜ離れた

 「できることは全部やったと感じた。一緒に来ていた交際女性の精神状態もよくなかったので石巻市を離れた。もう戻ることはない」

 −−警察とは連絡を取ったか


 「まだ捜査中だろうから連絡は取っていない。逮捕される前にきちんと自分で出向いて説明したい。ある程度警察も調べたお盆明け以降、いまいる沖縄県でやりたいことをやってから県警に出向いて話したい

 −−ほかにも支援活動の経験はあるか

 「(地震があった)台湾や(内戦があった)スリランカにも食糧の配給活動などをしてきた」

 −−国境なき医師団にいた、と話していたという人もいるが

 「国境なき医師団にはいないし、そういうことを話した記憶もない。日本語と英語しか話せない」

 −−なぜ、偽名を名乗ったのか

 「周りに迷惑がかかるから。それ以上は言えない。韓国で生まれて、北海道で育って、最近は大阪府でFXのデイトレーダーで生計を立てていた」

 −−被災地で印象に残っている出来事は

 「石巻市災害ボランティアセンターで、腕が腫れ上がった男性が訪れたので破傷風と診断して薬を処方した。1週間後に退院して『ありがとう』と言われ、やってよかったと思った」

 −−支援活動の資金はどうまかなったのか

 「日本財団から100万円をもらった以外は、すべて自腹。500万円くらいかかっているが、蓄えがあるから大丈夫」







あれ?

韓国の方なんですか?




>韓国で生まれて、北海道で育って、最近は大阪府でFXのデイトレーダーで生計


なんだか。





石巻で無資格診療「米田」氏が電話で語る

河北新報 2011年08月16日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110816t13009.htm

 宮城県石巻市で医師資格がない男性が医師を名乗り、災害ボランティアのけがの治療などをしていたとされる問題で、この男性は河北新報社の電話取材に「逮捕状が出たら出頭したい」などと話した。
 石巻で名乗った「米田きよし」は本名で、外国の医師資格を保有していると主張。一方、市災害ボランティアセンターに提出した、実際には存在しない「医師国家資格認定証」は海外で偽造してもらったと語った。
 宮城県警は、医師法違反の疑いがあるとみて調べている。

 電話での主なやりとりは次の通り。

 ―医師免許は持っているのか。
 「日本のは持っていない。ほかの国のならある」


 ―「米田きよし」は本名か。
 「本名だ。読み方は『よねだ』だ」

 ―「医師国家資格認定証」は公的には存在しない。どこで作ったのか。
 「韓国でブローカーに頼んで、偽造してもらった」

 ―どのような「医療行為」を行ったのか。
 「血圧が高い人に薬を出したり、傷の手当てをしたりした」

 ―日本財団から受けた助成金100万円はどう使ったのか。
 「薬など治療に必要なものや、炊き出しの費用に使った。流用は一切していない」

 ―なぜ、医師を名乗ったのか。
 「被災地で困っている人たちを助けたかったからだ。悪いことはなにもしていない」

 ―地元の被災者に対しては。
 「自分の悪口を言う人はいないはずだ」

 ―警察が捜査している。
 「出頭するつもりだ。石巻はお世話になった人たちに迷惑が掛かるので、宮城県警本部に出頭するかもしれない。ただ、逮捕状が出ていない。被害者もいないだろう」







> ―医師免許は持っているのか。
 「日本のは持っていない。ほかの国のならある」




>「韓国でブローカーに頼んで、偽造してもらった」




他の国にしろ

医師としてはお粗末すぎです。






■開業つれづれ:福島の子供 半数から放射性ヨウ素検出 「子どもの甲状腺から放射線検出」

一ヶ月前にも出ましたが、

ショッキングなデータです。

福島では子供の約半数から

放射性ヨウ素が検出されたようです。





当然ながら放射性ヨウ素は

自然界には通常存在しません。










子どもの甲状腺から放射線検出

NHK 2011年8月13日 16時48分


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110813/t10014892751000.html



東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、福島県内の1000人以上の子どもの甲状腺を調べたところ、およそ半数から放射性ヨウ素による放射線が検出されたことが分かりました。専門家は「微量なので、健康に影響が出るとは考えにくいが、念のため継続的な健康管理が必要だ」としています。

この調査結果は、13日、東京で開かれた日本小児科学会で、広島大学の田代聡教授が報告しました。田代教授らのグループは、国の対策本部の依頼を受けて、今年3月下旬、福島県いわき市や飯舘村などで1、149人の子どもを対象に甲状腺への被ばく量を調べる検査を行いました。その結果、およそ半数の子どもの甲状腺から放射性ヨウ素による放射線が検出されたということです。田代教授によりますと、甲状腺への被ばく量は100ミリシーベルト以上に達した場合に健康に影響が出るとされています。しかし、今回検出された放射線から換算される甲状腺への被ばく量は、子どもへの影響を最大限に考慮しても、最も多い人で35ミリシーベルトで、「健康に影響が出る値ではない」ということです。田代教授は「微量なので将来、甲状腺がんが増えるとは考えにくいが、万が一の場合にも対応できるよう継続的な健康管理が必要だ」と話しています。検査の結果は、来週以降、国の対策本部から子どもや保護者に通知されることになっています。






これの続きでしょうか?





福島第一周辺の子1000人調査 甲状腺微量被ばく45%

東京新聞 2011年7月5日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2011070502100004.html

 東京電力福島第一原発の事故で、国の原子力安全委員会は四日、三月下旬に福島県内の第一原発周辺の市町村に住む子供約千人を対象に行った放射線被ばく調査で、45%の子供が甲状腺に被ばくしていたことを明らかにした。安全委の加藤重治審議官は「精密検査の必要はないレベル」と話している。

 調査は国と同県が三月二十六〜三十日に、甲状腺被ばくの可能性が高いと予想されたいわき市、川俣町、飯舘村で、ゼロ〜十五歳までの千八十人を対象に実施。45%の子供に被ばくが確認された。

 安全委によると、最高値は毎時〇・一マイクロシーベルト(一歳児の甲状腺被ばく量に換算すると年五〇ミリシーベルト相当)に上ったが、99%は毎時〇・〇四マイクロシーベルト以下。同様の換算で年二〇ミリシーベルトに相当するが、加藤審議官は四日の記者会見で「換算するには(調査の)精度が粗い。精密測定が必要な子供はいなかった」と述べた。

 国際放射線防護委員会(ICRP)勧告では、年間一〇〇ミリシーベルトの被ばくで発がんリスクが0・5%高まるとして、同量を緊急時の年間被ばく限度としている。今回の調査でも一〇〇ミリシーベルトを基準とし、一歳児の甲状腺被ばくの年換算でこれに相当する毎時〇・二マイクロシーベルトを超えた場合、精密検査をする予定だった。

 国が国際原子力機関(IAEA)に提出した報告書では、千八十人の子供の甲状腺被ばくを調査したことを記しているが、何割の子供が実際に被ばくしていたかは明らかにしていなかった。







なぜこのタイミングなのでしょう?

3月下旬に検査で

いますでに8月も中旬ですが。





全然報道されていないのは、

日本で被ばくの

大規模スタディーでも

行うつもりなんでしょうか。




福島の住民が

大量に被ばくしたのは

きっと間違いないのでしょう。




現政府が

きちんとそういう事をするつもりがあるのなら、

ということですけど。

















■開業つれづれ:「 被災地で資格なく医療行為 石巻で活動、本人「医師だ」」


だれだ?



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被災地で資格なく医療行為 石巻で活動、本人「医師だ」


asahi.com 2011年8月12日15時48分

http://www.asahi.com/national/update/0812/TKY201108120279.html

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で医師として活動してきたボランティア団体代表が、実際には日本の医師資格を持たずに医療行為をしていたことが朝日新聞の取材でわかった。

 この代表は「米田きよし」と名乗る人物。震災後、遅くとも4月から同市内のボランティア活動拠点に常駐し、活動中にけがをしたり体調を崩したりした人を対象に傷の手当てや投薬をしていた。

 代表は、活動拠点を運営している石巻市社会福祉協議会から医師であることの証明を求められた際、「医師国家資格認定証」「厚生労働省認定」などと日本語で書かれた顔写真入りのカードのコピーを渡していた。また、カナダ国内の病院に所属する救命救急医であると英語で記した名刺を使っていた。

 しかし、医師免許を所管する厚生労働省医事課は11日の朝日新聞の取材に対し、医師の資格を証明するのは「医師免許証」であると説明。協議会がコピーを保管している「認定証」は発行していないとした。さらに、朝日新聞が名刺に記された病院に確認したところ、「この名前の医師は一度も働いたことはない」との回答を得た。

 代表は朝日新聞の11日夜の電話取材に対し、「認定証はカナダ政府に作ってもらった」「名前の部分は偽名だ」などと述べたうえで、「米国で取得した免許を書き換えており、自分は医師だ」と主張した。

 この代表の団体は、日本財団が被災地支援のためにNPO法人やボランティア団体に支給している助成金を申請していた。団体側には7月に100万円が助成された。

 協議会は12日、報道陣に対し、「認定証」のコピーを公開した。協議会は「まじめにボランティアをしてくれていたので信用していた。医師でないとすれば非常に残念だ」とコメントした。代表からは4日ごろから連絡がないといい、今後、話を聞きたいとしている。

 宮城県警は12日、医師法違反などの疑いで捜査に着手した。捜査関係者への取材でわかった。協議会の関係者から話を聴いているとみられる。本人からも事情を聴く方針で、所在の確認を進めている。厚生労働省も事実関係の調査をする。


■「ひと」欄で紹介、おわびします

 朝日新聞は10日付朝刊2面の「ひと」欄に「被災地で『ボランティアの専属医』を務める米田きよしさん(42)」との記事を掲載しました。5月以降、複数回にわたって面談と電話で本人を取材した記者は「日本の医師免許を持っている」と聞いていました。

 掲載後、記事を見た社外の方から「米田氏は医師ではない」との情報が寄せられました。確認作業を進めたところ、記事で紹介した経歴について複数の虚偽や虚偽の疑いがあることが判明しました。海外の医師免許を書き換える仕組みがないことも確認しました。その他の取材結果も踏まえ、日本の医師資格は持っていないと判断しました。

 さらに事実関係の確認作業を続けていますが、無資格者による医療行為はただちに止める必要があると考え、12日付朝刊でこれまでに把握できた事実と、ここに至った経緯をお知らせしました。そのうえで、事実と異なる内容を掲載したことを読者と関係者の皆様におわびし、この記事の全文を削除しました。









日本テレビ「スッキリ!」にも出演 朝日が取り上げた米田きよし氏

産経ニュース 2011.8.12 13:58

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110812/myg11081213590001-n1.htm

 東日本大震災後に宮城県石巻市で「ボランティアの専属医」を務めていると10日付の朝日新聞朝刊の「ひと」欄で紹介した米田きよし(42)と名乗った男性を日本テレビの情報番組「スッキリ!」でも取り上げていたことが12日、産経新聞の取材で分かった。

 日本テレビの広報部は「事実を確認中」としている。






経歴が

嘘で塗り固められているようですが、

本当に医師なんでしょうか?





■開業つれづれ:「死闘、石巻赤十字病院」 なんのヤクザ映画?


震災における

医療機関の大変さは

想像を絶するものがあります。




でもね、

河北さん、

「死闘、石巻赤十字病院」

ってタイトル、どこのプロレス雑誌よ。




”死闘”って医療機関に使う単語?










証言/死闘、石巻赤十字病院/命のとりで 患者殺到

河北新報 2011年06月16日木曜日

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110616_01.htm

東日本大震災で津波被害を免れた石巻赤十字病院(石巻市蛇田)が発生当初、ほとんどの医療機関が診療不能に陥った石巻地域の医療を支えた。患者らが続々と詰めかける混乱の中、スタッフは数々の死と向き合った。不足する水と食料、広がる感染症。地域医療の最後のとりでとなった病院で、スタッフは全国から集まった応援部隊とともに、衛生状態が悪化した避難所の環境改善にも駆け回った。(肘井大祐)

◎「映画で見た戦場の救護所みたいだった」

<予感>

 「市街地はほとんど水に漬かった。救急車は流されて2台しかない」
 3月11日夜。石巻赤十字病院に、けが人を搬送した地元の救急隊から報告が入った。看護師萩原浩子さん(46)は「石巻で救出された人を搬送できる病院はここしかない。かなりの人が運ばれてくる」と直感した。
 予感は的中した。自衛隊などの救出が本格的に始まった12日昼ごろから、ヘリコプターや特殊車両が数分おきに市内外の被災者を運び込んだ。
 搬送された人の多くはずぶぬれでふるえ、話もできない状態だった。「恐怖からか、ほとんどの人がぼうぜんとしていた」と萩原さん。
 病院は正面玄関の外側に、治療の優先度を判断するトリアージのスペースと軽傷者を治療する大型テントを設けた。萩原さんは他の医師や看護師ら10人とトリアージに当たった。
 玄関付近には絶え間なく運ばれてくる患者、津波で失った薬をもらいに来る人、親族らの安否確認に来る人たちが殺到した。トリアージの最中にも「どうやって帰ればいいのか」「薬をもらうのにいつまで待たせるんだ」などと次々聞かれ、応対に追われた。
 途絶えることのない人波の中で、既に亡くなった孫を毛布にくるんで抱き、走って病院に駆けつけたお年寄りの姿が萩原さんの目に留まった。「これは現実なのか」。自らに問うた。

<騒然>

 院内も、騒然としていた。通常は待合室となる1階ロビーで、中等症の患者の処置が行われた。
 「映画で見た戦場の救護所みたいだった」。1日で700人が搬送された14日、透析治療のため病院を訪れた安田まゆみさん(47)は、当時の院内の様子をこう話す。
 ロビーは担架やストレッチャーが忙しく行き来していた。患者らでごった返し、スタッフは汗だくで走り回っていた。2階の廊下も、病院に避難した人が横になるなどして、埋まっていた。ロビーに運ばれた患者は、けがや低体温症で歩けない。病院が用意した80台の災害用ベッドでは足りず、入院患者用のマットや外来診察で使うベッドなどに患者が寝ていた。

<無念>

 「何かを考えるゆとりは全くなかった」。中等症患者の治療を担当した看護師城戸口和美さん(47)は、津波にのまれた人の着替えや応急処置の介助に追われた。
 急に高熱を出すお年寄りもいた。付き添う家族はなく、身元も分からないまま、院内で息を引き取った人は少なくない。
 城戸口さんが言う。「何とかしてあげたかった。でも、何もしてあげられなかった。むなしかった。悔しかった」
 本震後1週間で石巻赤十字病院で治療を受けた患者は計4186人。このうち79人の死亡を病院で確認した。

◎避難所が危機増幅/環境改善、医師ら奔走

 石巻赤十字病院で受け入れた急患は本震から1週間がたった後も連日、300人前後に上った。震災前の1日平均(約60人)の5倍に達する。原因は、避難所の環境と食料、物資の不足だった。
 当初、約200人が避難した石巻市渡波町の渡波公民館では本震から1週間、高熱を出す避難者が相次いだ。沢水を沸かして飲み、周りでくんだ井戸水を手洗いに使っていた。マスクや消毒薬はない。
 避難者が体調を崩すたびに、約200メートル離れた消防署に職員が走って救急車を呼び、赤十字病院に搬送した。
 副館長大壁裕さん(57)は「当時は食料や飲み水の確保に必死で、十分な衛生管理をする余裕がなかった。避難所ではとても、病人に対応できなかった」と証言する。
 病院に搬送される患者の多くは、肺炎や胃腸炎などの感染症や脱水症状だった。
 「避難した人たちの生活環境が悪い。患者が減らない理由はそれ以外に考えられない」
 病院の災害対策本部ゼネラルマネジャーを務める医師石井正さん(48)はこう分析した。避難所の状況を知る手掛かりは市役所に張られた避難所と避難者数の一覧表だけ。石井さんは、避難所の環境や感染症発生の有無を調べることを決めた。
 巡回は主に、全国から派遣された医療チームが手掛けた。派遣元の医師会や大学など関係機関と連携し、石巻圏合同救護チームを組織。医師や看護師ら5、6人からなる20前後のチームで手分けして、3月17日から3日間で約300あった全ての避難所を調査した。
 救護チームを統括した長岡赤十字病院(新潟県長岡市)の集中治療部長江部克也さん(54)は「食料などの物資が全く足りない。避難者が次々と命を落としかねない」と危惧した。
 報告では、避難者に1日1個のおにぎりしか出せない避難所があった。衛生管理が行き届かず、感染症がまん延した可能性も高かった。
 「給水車の水はもったいなくて手洗いに使えない」「消毒用のアルコールはすぐになくなって使えない」。巡回に加わった石巻赤十字病院の看護師西條美恵さん(33)は訪問先の避難者からこんな声を聞いた。
 プールの水で手を洗ったり、着替えがなく泥だらけの服で寝たりしている人もいた。ほとんどの避難所で消毒薬がなく、感染症の患者を隔離するスペースも設けられていなかった。
 「行政の支援を待ってはいられない」避難所に必要な物資を行き届かせ、生活環境を改善することがチームの当面の任務になった。現地での診療に加え、石井さんを中心に県や市、業者などと折衝に当たった。チームは赤十字病院が買った衛生用品や支援物資を避難所に配った。
 チームの働き掛けで、簡易水道や間仕切りなどが設置された避難所もある。渡波公民館には、マスクや消毒薬などが届くようになり、病院に搬送される避難者はほとんどいなくなった。
 本震から27日目の4月6日、石巻赤十字病院に搬送される急患は初めて100人を下回った。本震から60日目の5月9日に通常診療を再開。救護チームは今も、石巻市や東松島市の避難所や住宅など約100カ所を回って、被災者の健康管理に当たっている。

◎物資途絶、底を突く食料

 本震発生から1週間ほどがたち、搬送される患者が減り始める一方で、石巻赤十字病院には別の危機が迫っていた。
 院内で備蓄する食料が底を突きかけていた。
 災害用に備蓄していた入院患者400人分の食料は13日までの3日分。14日以降、支援物資として届いたコメや缶詰などの食料は、入院患者や院内にとどまった患者に優先して提供した。
 透析治療に通院していた安田まゆみさん(47)によると、患者以外の避難住民が院内の廊下を埋める状態は震災後約1週間続いていた。水や食料は、そうした避難者の分まではなかった。
 病院食の献立作りを担当する管理栄養士佐伯千春さん(43)は、廊下に横たわっていたお年寄りから「水をください」と何度も請われた。「ごめんね」としか言えず、その場を後にすることの繰り返し。涙がこぼれた。
 病院に届く大口の物資は17日を境に、ぱたりと途絶えた。
 18日、入院患者に提供したメニューはこうだ。
 朝食=レトルト赤飯、ゆで卵。昼食=おにぎり、スパムソテー。夕食=焼きそば。
 入院患者の間から不満の声が上がり、院長ら病院幹部が事情を説明して回った。病院に泊まり込んだスタッフ約1000人には1食1個のおにぎりしか配れなかった。おにぎりは徐々に小さくなり、スタッフからは「ピンポン球みたいだ」との声が漏れた。
 佐伯さんのノートには「厳しい あと2日分」(17日)「院内=食材 非常に厳しい」(18日)と記されている。「どこにお願いしても、食料は届かない。途方に暮れた」と佐伯さん。自宅にあったわずかなコメや野菜を提供した職員もいた。
 報道機関を通して食料の提供を呼び掛け、地元の農家や業者から大量の野菜や果物、缶詰などが届いたのは、19日。翌日、患者向けの昼食に3日ぶりの副菜となるトマトサラダが提供された。







どんだけ医師が働いたのよ。

>巡回は主に、全国から派遣された医療チームが手掛けた。

> 「行政の支援を待ってはいられない」

>避難所に必要な物資を行き届かせ、生活環境を改善することがチームの当面の任務になった。




本来、医師がすることではない

仕事までボランティアでやった、

ってことですよね。






いまでも2次補正予算がないので

ぶらぶら遊んでいる霞ヶ関のお役人のように

行政の仕事の遅さばかりが

目立つ復興作業ですが、

ボランティアで医師団をはじめとした方々が

物資などの供給も含めて現場では調整していた、

ということなんでしょう。




本当は医師がやる仕事は

別にあるはずなのにね。



>翌日、患者向けの昼食に3日ぶりの副菜となるトマトサラダが提供された。

これが最後の文章なんですが、

なんだかね。




翌日にはトマトが出た(キリッ)

「死闘、石巻赤十字病院」

 完











「死闘、石巻赤十字病院」

というタイトルのわりには

横にそれてトマトで終わり。

河北っぽいおとぼけクオリティーでいいですね。







ともあれ、

現時点でも震災の被害地域は

大変な復興状況だと思いますが、

特に医療機関の方々、

過労でダウンなどされないよう

無理せずご自愛下さい。














■開業つれづれ:医療機関?賠償の対象外だよ「県、賠償請求範囲の独自調査開始へ」




あはは、

やっぱり!?





原発の賠償って声がでかい人が

いっぱいもらえる印象があったんですが、

原発被害の医療機関は指針にすら盛り込まれていない

ですね。






原子力損害賠償紛争審査会、

ひいては国と東電にとって

医療機関は、

勝手に患者さんを助けて

勝手に全国からボランティアが来て

勝手に再生して

勝手につぶれて

勝手に責任取ってくれる

大変便利な存在。




震災医療や被災した

医療機関になんか

一銭も出しません、

というのが

国の方針のようです。




どこまで日本って国は

医療をコケにしているんでしょう。







県、賠償請求範囲の独自調査開始へ

福島放送 2011年05月04日 09時26分配信

http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201105044


福島第一原発事故で、県は国や東電に賠償を求める範囲を風評以外の被害まで広げる。
市町村や法人、協会などの団体が事故対応でかかった人件費、従業員の避難で企業が受けた営業損失などの被害実態を調査し、国や東電に賠償を求める。
9日に開く原子力損害に関する関係団体連絡会議の幹事会で、被害リスト作りをスタートさせる。
県が国などに賠償を求めるのは、避難所に保健師を派遣したり、職員に超過勤務をさせたりして人件費が増大している市町村、医師や看護師らが避難し、事実上運営できなくなった医療機関などの損害などを想定
こうした被害は原子力損害賠償紛争審査会の第一次指針に盛り込まれておらず、県は独自に調査する必要があると判断した。
県が新たに作成するリストには県内の社会福祉法人や医療法人、協会、組合など各団体の被害が盛り込まれる予定。
企業については商工関係団体を通じて実態を把握する。
県はリストを基に関係省庁や国会議員に本県の実情を訴える。






完全に医療機関は

救済のかやの外です。






ま、やっぱり福島で医療をすることは

間違いである、

というのが再確認できました。







国も

警察も

電気会社ですらも

医療機関は使い捨てで

お金を出さずに便利な存在、

なにかあったら責任は個人で取ってもらう、

という状況です。










こんなことやっていたら

災害医療は無料で可能

というのが日本の常識になってしまいます。





災害医療を

こんなシステムにしていいのですか?

ボランティア精神込みの無料システムでは

いつか

絶対に対応できなくなります。











>医師や看護師らが避難し、事実上運営できなくなった医療機関などの損害
>こうした被害は原子力損害賠償紛争審査会の第一次指針に盛り込まれておらず


医療機関は

つぶれようが

廃墟になろうが

被害でもなければ

賠償の対象でもないって、

ようは

医療機関は使い捨て

ってことですか?







全て

この調子なのが

日本の医療政策なのです。




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■開業つれづれ:公的援助なし 「避難所で診療の被災医師に支援金…日本医師会」




まったく公的な援助がないままに

>働く場がなくなりながらも避難所で診療活動を続ける開業医や勤務医

という存在が無休かつ無給で

働いている状況。



公的な病院の勤務医なら

給与は出るだろうけど、

開業の先生はいったいどうするつもりなんでしょう。




被災者の前に座っている医師は

まったく支援されずに

患者さんを支援している、

という

”社会的孤立状態”

にあるかもしれません。













避難所で診療の被災医師に支援金…日本医師会

2011年5月3日14時45分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110503-OYT1T00073.htm

 東日本大震災で、診療所など地域医療を担う施設が大きな被害を受けたことから、日本医師会は、働く場がなくなりながらも避難所で診療活動を続ける開業医や勤務医に対する独自の支援金給付に乗り出した

 政府に医療機器の再購入やスタッフ雇用への補助、債務の免除などを求める方針だ。

 宮城、岩手、福島各県医師会などによると、宮城県で沿岸部を中心に病院9か所と診療所68か所が全壊し、病院53か所、診療所327か所が一部損壊。医師9人が死亡した。岩手も57の医療機関が被害を受け、このうち19か所が全壊した。医師2人が死亡し、3人が行方不明。福島は、いわき市で診療所9か所が全半壊している。原発事故で県全体の被害は把握できていない。

 規模が小さい診療所などへの支援は手つかずで、再開を目指す開業医からは「壊れた医療機器の購入などの負担が重い」と経済的な問題を訴える声が相次いでいる。こうした医師の中には、ボランティア診療を続ける医師も多く、日本医師会は会員らから寄せられた義援金を、診療所や勤務先の病院を失いながらも避難所でボランティア診療を続ける医師に1人月30万円を支援金として給付する。

 同医師会の葉梨之紀常任理事と日本医療救援機構の鎌田裕十朗理事長らが4月29日、石巻市と南三陸町を訪れ、被災状況や再建に向けた課題について聞き取り調査を行った。日本医師会は、岩手、福島、茨城県でも調査を行っている。










ボランティア診療を続けている医師は

そのままボランティアを続けていられるでしょうか。



いいえ、

そうではないはず。




開業医にも自分の生活があります。

ぶっつぶれた自分の病院を再建するか、

いったん勤務医になって再起を図るか、

あるいは

被災地を離れてしまうか。





その間、

ずーっと

ただで医療をこき使っていれば

いつかは医師は静かにいなくなっていくことでしょう。



一人、二人と

被災地を撤退するはずです。







道路も電気もガンガン直します。

病院の箱だってどんどん作りましょう。

でも医療関係者には一円だって出しません、

というのが

政府の方針。






話の次元としては

自衛隊を無料で派遣しろ

とか

警察や消防はボランティアでやるべきだ

という話と同じではないですか。







なぜ医療関係者だけが

生活のすべもないのに

ボランティアの無間地獄に

いなくてはいけないのでしょう。






こんなことを続けていれば

被災地から

脱出する医師も

これから続々と出てくることでしょう(1)。






人的災害による

医療崩壊が

静かに進んでいます。










(1)
■開業つれづれ:「東北大系医師66人、震災で職場失う…県外流出も」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1857.html














■開業つれづれ:「東日本大震災:医師不足さらに悪化 3県沿岸部不明18人」





震災復興において

国も県も市町村も

なんで

まったく医療を無視するんですか。





医療の復興は

個人努力に任せる、

って

そりゃ勝手にやれよ、

「東北に医療なんかいらないだろ」

「あわよくば東北分の医師が関東に流れてこないかな」

と同じ意味だと思いますがどうでしょう。





被災地の医療に金を一切出さない

イコール

医療は被災地域のインフラだとは思っていない

ということです。




元から医療が脆弱だった地域

(福島とか……)

に震災が襲ってきて

さらには原発トラブルがあって、

とどめに

道路や電気、水道は通すけど

医療機関に対しては一切の公的援助を行わない

という政府や地方自治体の方針が

まるで人災のように

被災地域に現在襲っています。





東日本大震災:医師不足さらに悪化 3県沿岸部不明18人

毎日新聞 2011年4月9日 15時0分

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110409k0000e040067000c.html

 医療過疎が深刻な東北地方で、東日本大震災が追い打ちをかけている−−。岩手、宮城、福島県の沿岸で、医師の死者・行方不明者が少なくとも計18人に上っていることが3県の医師会などの調べで分かった。医師不足の中、地域医療を支えてきた開業医が多い。建物被害で休診に追い込まれた医療機関も多く、被災地から転出する医師が相次ぐ懸念もある。医師の確保が今後の復興に向けた課題になりそうだ。

 3県の医師会によると9日現在、福島で3人、宮城で9人、岩手で6人の医師が死亡か行方不明になっている。いずれも沿岸地域で医院や診療所を開くか病院に勤務していた。

 特に岩手県は全員が開業医で、陸前高田市で2人が死亡し、大船渡市と釜石市、山田町で計4人が行方不明になった。

 厚生労働省が10年6月に初めて行った「必要医師数実態調査」では、実際に働く医師数と、医療機関側が必要と考えている医師数のギャップが全国で最も大きかったのが岩手県で、必要とする医師数は現状の1.4倍にもなった。福島県では1.23倍、宮城県では1.15倍といずれも全国平均(1.14倍)を上回っている。

 また同じ岩手県内でも医師の数は地域間で格差があり、人口当たりの医師数でみると、岩手県沿岸地域の宮古市周辺などでは、内陸部にある盛岡市の4割と少なく、震災前から問題化。交通の便の悪さ、過疎などで医師不足はさらに悪化する状況が続いていた。

 岩手県医師会は「地域住民に身近な医療が崩壊の危機にさらされている。医療機関の被災をきっかけに、地域を離れる医師が増える恐れもあり、開業の資金援助など必要な対策を考えたい」と話している。【鳴海崇】








声を上げているのは

医師会だけで、

その医師会は政治的な能力として

ぜんぜん頼りない存在ですから

このまま

被災地は医療がなくなっていくことでしょう。




脆弱な医療のまま

数年、いや数十年という単位で

改善されないのも容易に想像がつきます。




こういう無策を

人災というのですが、

被災地では人災による

医療衰退が

リアルタイムで起こっています。





今回の震災でなくなられた

医療関係者を含む

全ての皆様のご冥福をお祈りします。







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中間管理職:
このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど…(笑)
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大学院卒業(医学博士): 院生は学費支払って給料なし(笑)
 ↓
さらにアメリカの大学勤務(激安給料)
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない空間

というフルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず(笑)。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊し…
 ↓
開業、借金は天文学的数字に…(爆)


今は開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴(笑)と、かな〜り個人的な趣味(笑)のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


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Author:中間管理職 
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