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■「博多・病院火災:10人の死亡を確認 4人が意識不明」

 


ご冥福をお祈りいたします。

大変な火災になってしまったようです。






博多・病院火災:10人の死亡を確認 4人が意識不明

毎日新聞 2013年10月11日 08時00分(最終更新 10月11日 08時19分)
http://mainichi.jp/select/news/20131011k0000e040174000c.html

 11日午前2時20分ごろ、福岡市博多区住吉5の病院「安部整形外科」から出火、地下1階、地上4階建ての同病院665平方メートルを全焼した。福岡市消防局などによると、病院内には入院患者ら17人がおり、うち10人の死亡を確認、さらに4人が意識不明で、1人が負傷した。他の2人は自力で逃げた。

 同市消防局や福岡県警博多署によると、17人の内訳は入院患者12人、病院関係者5人。死亡が確認されたのは入院患者8人、病院関係者2人

 同病院は1、2階が病院施設、3階は病院関係者の自宅、4階は看護師寮となっている。1階が火元とみられ、同日午前4時56分に鎮火した。

 近所の住民によると、病院の1階から炎が噴き出していたという。別の住民は「『助けて』と叫びながら2階から男性が飛び降りた」と青ざめた表情で語った。

 現場はJR博多駅から南西へ約1キロの住宅密集地。




HPはこちらかな
http://sky.geocities.jp/abe_seikei/index.html
 昭和45年開院より、長年にわたり住吉にて地域の健康づくりに根ざし、疼痛に対する
 治療を中心に患者様一人一人へ触れて、納得できるまで説明をし、適切な治療・看護
 を受けることができられますよう日々努めてまいります。




古い建物だったのでしょうか。

4階建てですから

建て直してあるとは

思いますが。



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■開業つれづれ:どこへ行くこども病院? 「“こども病院移転”で論争過熱」


福岡こども病院移転問題。





どっちがいいですか?

と聞かれて

両方!

と答える剛の者。





>いまある場所にこども病院を残しさらに人工島に新たな病院を作るとしています。





すごい答えですが、

一体どうなるんでしょう、

こども病院。





毒を持って毒を制する

つもりが

毒だらけになった

銚子の例もあるように

市民の判断が問われます。




…あまり深く考えていないとは思いますが…










“こども病院移転”で論争過熱

RKB 2010/11/05 19:50

http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/016826.html


福岡市長選挙の投票日まで9日となりました。

今回の市長選でも争点になっている「こども病院の人工島移転問題」をめぐり、候補者8人の論争が過熱しています。

現職の吉田宏氏が選挙戦でまず触れるのが、こども病院の人工島移転を決めた経緯についてです。

吉田氏は、機会あるごとに人工島移転への理解を求めています。

●無所属・現(民主・国民新推薦)/吉田宏氏
「これは検証検討をしっかりやって、あらゆる検討をやって、そしてアイランドシティが最適だと言う結論になったわけですから、一度決めたからには迷わずきちんとこれを推進していくというのが責任ある市長としての仕事だと思います」

これに対して、新人7人は異を唱えています。

こども病院の移転問題をめぐる論争が過熱したのは、先月25日、高島宗一郎氏が、人工島移転推進という立場を撤回してからです。

高島氏は、人工島移転を半年間凍結して、検討しなおすとしています。

●無所属・新/高島宗一郎氏
「こども病院に関しては、あれは一つの、これまでの福岡市政の悪かった部分の象徴だと受け取っているんです。もう一回きちんと、第三者を入れて、専門家をきちんと入れて、検証した結果を我々は実行するんだ。このプロセスからやり直すことで、本当に福岡は信頼を勝ち得ると思っています」

植木とみ子氏は、こども病院と市民病院を統合して、人工島に移転する計画を進めた山崎広太郎前市長の支援を受けていて、いまある場所にこども病院を残しさらに人工島に新たな病院を作るとしています。

●無所属・新/植木とみ子氏
「一つは残しますよ、唐人町に。だけれども、アイランドシティには、21世紀型の素晴らしいものを作るんだから、3次医療は人工島でやればいいと思います、東の方はそこに行って。二つやればいいと思います」

他の候補は現職に対する批判を強め、現地建て替えを主張しています。

●無所属・新/飯野健二氏
「こども病院移転問題から分かりますように、福岡市役所と福岡市議会は住民投票自体を否決するなど、民意を聞こうとしない。その考え方に憤りを感じました」

●無所属・新(共産推薦)/有馬精一氏
「人工島移転は中止。現在地での唐人町での建て替えを早急に進めると訴えています」

●無所属・新/内海昭徳氏
「医療専門家の方、そして建築の専門家の方、そして何より地域の方としっかりとお話をしながら、今現在、現地建て替えの方向性で考えています」

●無所属・新/荒木龍昇氏
「小児医療に特化するというのが基本的な私の考え。ですから、規模が小さくて良い。そういうことを前提に建て替えは可能だと思っている」

一方、木下敏之氏は、実現可能な具体的な案を示すべきだとしていて、現地での新方式による建て替えのほか、九大病院の敷地内への移転を掲げています。

●無所属・新/木下敏之氏
Q九大病院移転は可能か?
「ある程度、いろんなことを調査して、接触をして、感触を持った上で、可能性が十分あるということで、提案させてもらっています。私は霞ヶ関にいましたから、実現性のない政策は提案いたしませんので」

こども病院の移転問題は、数多くある福岡市政の課題のひとつに過ぎません。

ただ、8人の候補者がこの問題にどのように取り組み、どう説明しているのか、それぞれの政治姿勢を見極める指標になります。






基本的には

オリンピック誘致に失敗した

跡地利用の問題です。





各地で失敗続きの

PFI導入は

企業だけは

かなりおいしいというのが

実証済み。



そのPFIを導入するのですから、

初めから福岡市は失敗覚悟で、

というか

土建屋、企業、銀行に

オリンピックでおいしくできなくてごめんなさい

という慰謝料を払うようなものなのかもしれません。





両方に病院建てる、

という発想は

これまたすごいですが。





福岡の方々はどう思っているでしょうか?














関連記事

■開業つれづれ:「こども病院移転問題の本質とは(2)銀行団とPFI事業者の食い物に」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1303.html

■開業つれづれ:「こども病院 PFI採用 可決へ 福岡市議会 自民市議団が賛成」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1079.html









■開業つれづれ:「こども病院移転問題の本質とは(2)銀行団とPFI事業者の食い物に」







”みんなでおいしく、いただきます!”

という福岡こども病院。





オリンピックに外れて、

こんな形で病院を食い物にする

というのはいかがなものでしょう。






こども病院移転問題の本質とは(1)3つの施策の裏にある思惑

福岡県民新聞 [2010年1月18日 14:14更新]
(09年12月号掲載)

http://www.fk-shinbun.co.jp/2010/01/1-47.html



福岡市立こども病院(中央区、写真)の人工島移転問題。多くの患者とその家族、医療関係者らの反対にもかかわらず、行政上の手続きは着実に進められている。 

本紙はこれまでにも何度かこの問題を取り上げてきた。読者の関心は高いが、同時に「複雑で分かりにくい」との声も寄せられている。

そこで今回、病院移転に絡む施策の本当の思惑を本紙取材を元に再度指摘、移転問題の本質についてまとめた。  



移転事業の柱となる施策は次の3つである。

(1)移転先は人工島(福岡市東区)しかありえない

(2)移転後に独立行政法人化(独法化)する

(3)PFI事業を導入する 

以下では、各施策の狙いについて考えてみたい。

数字のマジック=行政の常套手段  
まず最初に指摘すべきなのは、人工島への移転が最良とする数字的根拠が極めていい加減であることだ。

福岡市はこれまで、人工島移転は

1.広い土地を確保できる

2.土地取得費が他と比べて安くすむ─などのメリットがあると説明してきた。 

だが、現在地で建て替えた場合の費用の見積もり額を、市がゼネコンに再見積もりを依頼し約1.5倍にして発表していたことが明らかになった。

また移転後の新病院運営の事業収支を試算するため市が設定した前提条件では病床利用率90%、1日の外来患者数420人と設定し、関係者からは「現実的でない」との指摘が。

これらはすべて目的を正当化するための「数字のマジック」。行政の常套手段である。

事業に融資した銀行団のため  
ではなぜこのようなことをしてまで移転先を変更しない、いや、出来ないのか。 

人工島事業は簡単に言えば、市が銀行などから資金を借りて博多湾を埋め立て、出来た土地を売って返済に充てるというもの。行政が不動産デベロッパー役を担う完全な「バブル期の発想」である。

だが出来上がった時にはすでに好景気は吹っ飛び、土地売却は当初の予定通りには進まない。返済が滞れば当然、融資した銀行団側も困る。 

こうした状況の中、こども病院などの公的施設を人工島に移す案が浮上したのは山崎広太郎前市長時代。広大な土地を処分でき、一義的には市が購入するため銀行団も安心して回収計画を立てられる「名案」である。

だがここへ来て白紙撤回してしまえば、融資金回収計画はゼロからやり直し。それだけは許されない─これこそが福岡市、そして銀行団の本音である。





こども病院移転問題の本質とは(2)銀行団とPFI事業者の食い物に


福岡県民新聞 [2010年1月20日 10:01更新]

(09年12月号掲載)

http://www.fk-shinbun.co.jp/2010/01/2pfi.html


次に、こども病院(写真)と市立病院の独法化。目的について市は「行政から運営を切り離し、施設や職員数を充実させてより良いサービスを提供するため」などと説明しているが、本音は違うだろう。 

土地の購入費や施設建設費などは市が起債して支払うのだが、それらはすべて新病院が市に返していく。

また最新医療機器などの費用も新病院負担。つまり最初から多額の借金を抱えてスタートする上、設備を充実させればさせるほど新病院の負担が増える(08年12月号で既報)。 

こうした前提がある以上、移転先を考える際に重要となるのは、いかに多くの患者に来てもらえるか-要するに、利便性と収益性を第1に考えるべきなのは明らかである。だが人工島移転案ではこの点を犠牲にせざるをえない。

先述の通り、事業の収支見通しの根拠はいい加減な数字ばかり。想定通りに収益が上がる可能性は極めて低い。もし新病院の経営が破綻した場合、市の責任が追及されるのは確実だ。 



08年夏に開かれた市民への説明会で市は「責任を持って素晴らしい病院にする」などと明言。ところが土地購入のための議案が議会を通過するとまもなく「新病院経営は独法の責任でやっていただく」「破綻した場合は民間委譲もありえる」とあっさり前言を翻した。

経済界を巻き込む  
最後に、現在進行中のPFI事業。新病院運営について民間資金を導入する手法のことで、市は施設建設など計8業務について民間から事業者を募る。導入の目的について市は「経費を削減した上で民間の質の高いサービスを提供出来る」としてきた。

だがこのほど、PFIする業務を縮小。

このため経費削減効果も大幅に低減した。 

公共工事が減少する中、事業への関心は高く、11月の説明会には39社が参加。ところがすでに事業者は決まっているとして地元有名企業K社の名前が囁かれている。

また保守系議員からの反発があった際も、事業参加をエサに封じ込めた(09年11月号で既報)。 



以上で述べた点を踏まえ、3施策の裏にある市当局の思惑・本音について、まとめてみよう。

(1)人工島建設事業へ融資した銀行団のため、病院移転名目で福岡市が同島の土地を一定面積購入する。このことは一度決めた以上、絶対に変更できない

(2)そうすると利便性を犠牲にせざるをえず、新病院は経営破綻する可能性が高い。その際の責任を新病院に押し付けるため独法化する

(3)PFIで病院業務の一部を民間に「分け与える」ことで経済界を味方に付ける。また一部の議員らの反対も抑え込める

これが本紙の考える移転事業、各施策の思惑である。 



移転に反対する患者家族らが12月議会の会期に合わせ、福岡市天神地区で署名活動を行った。ある患者家族は「事業を止めるのは難しいかもしれないが、声を上げ続けるしかない」と話している。







相変わらず

どうしようもない

福岡こども病院。




時代遅れのPFIは

へたすりゃ

違約金という手切れ金が20億、

ということになっております。





銀行、市、経済界が

”みんなでおいしく、いただきます!”

とナイフとフォークを手に

にっこり笑っている状況。




医療関係者と

患者さんがお料理。

煮ようが焼こうが、お気に召すまま。

そのとばっちりを食らうわけです。






福岡の方々に幸あれ。



























■開業つれづれ:「こども病院 PFI採用 可決へ 福岡市議会 自民市議団が賛成」





とっくに時代遅れになった

PFI形式。





というか、

期待感しかなく、

結果は惨敗

今までにいい結果が出たことがない、

という

状況なのですが、

いまだに福岡では

悪い夢を見ているんですね。




本日、可決の予定だそうです。








こども病院 PFI採用 可決へ 福岡市議会 自民市議団が賛成

西日本新聞 2009年9月17日 06:45


 福岡市立こども病院の人工島移転をめぐり、施設建設などにPFI方式(民間の資金や手法の活用)を採用する議案について、市議会(定数63)の最大会派、自民党市議団(19人)は16日、賛成する方針を固めた。公明党(12人)と民主・市民クラブ(10人)、みらい福岡(7人)も賛成の意向で、議案は18日の本会議で可決される見通しとなった。

 PFIは公共施設の建設や運営を民間に委ね、行政が対価を払う仕組み。長期契約で一括発注することでコスト削減につながるとされる。しかし他都市の病院で経営悪化による契約解除などが続出したため、市は当初予定を変更し、PFIの対象を施設建設など8業務に絞り込んだ議案を9月議会に提出した。コスト削減効果は「約30年間で約85億円」から「約15年間で約17億円」に下方修正した。

 自民党市議団では、「PFIの規模が中途半端でメリットがない」「市側の説明が不十分」などと議案に反対する意見と、賛成意見が拮抗(きっこう)し、対応が注目されていた。

 同市議団は16日の会議で「人工島での新病院建設を主張している立場から、議案反対で(2014年3月の)開院が遅れることは望ましくない」として、賛成で一致することを確認。自民党が敗れた衆院選直後でもあり、会派の結束を優先させた面もあるとみられる。

=2009/09/17付 西日本新聞朝刊=





県からも

「260床なんて希望的な数だしても

許可なんて出せないよ」

といわれる始末。



それでもゴリを押すようです。






福岡市立こども病院:市、計画通り「260床」想定 県医療審の答申超え /福岡

毎日新聞 2009年9月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090917ddlk40010292000c.html



 福岡市が14年春の開院を目指す新こども病院の病床数について、市は16日、当初計画通り「260床」を想定して整備する考えを示した。開会中の9月市議会委員会で、中山郁美委員(共産)の質問に答えた。県の医療審議会は新こども病院について「233床」が適切であると知事に答申。県は開院時に「233床」の病床数しか許可しないことも考えられるが、市は「将来的な医療環境を考えれば

たとえ経費(維持管理費)がかさんでも、造っておくべきだ

」と説明した。

 質疑で、市立病院担当の永渕英洋部長は「医療環境はかなり早いペースで変化しており、その変化に対応し、新病院の機能を最大限発揮するには260床が必要だ」などと理由を説明。保健福祉局の井崎進局長も「過分なもの、無駄なものを造っているのではない」と理解を求めた。

 市が「260床」にこだわる背景には、市内の産科医の高齢化が進むのに伴い、将来的に産科医不足が予想されることや、ハイリスク患者の受け入れ拡大を求める現場の声が出ていることなどがある。しかし、この日、委員からは「願望に基づく数字で収支を計算することは許されない。税金をもてあそぶべきではない」との批判の声もあがった。【鈴木美穂】

〔福岡都市圏版〕







土建屋根性丸出し、ですね。

>たとえ経費(維持管理費)がかさんでも、造っておくべきだ



…まあ、作ってしまえば

あとは

運営している病院の責任、

ということなのでしょう。






ここまでおバカな

議会には

ぜひ本当にPFIで病院を作ってもらって

火ダルマになるところを

見てみたいものです。





本当にやったら福岡は

破産 願望者 集団

としか思えませんけど。




(1)PFI破綻

■開業つれづれ: 高知ではぼったくられて”円満解約” 「病院PFI 「円満解約」の方針確認」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-947.html

■開業つれづれ: ぼったくりバーの中心で”損してない”と叫ぶ 「医療センターPFI解消「損してない」」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-948.html

■開業つれづれ: 「経営難で「PFI契約」解消へ 高知医療センター」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-899.html

■開業つれづれ: ”お気の毒でございます” 「「PFI方式」方針変更の背景は」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-862.html

■開業つれづれ: お前らメシ抜き! 「近江八幡市立総合医療センター:食堂、15日に再開 2カ月ぶりに /滋賀」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-890.html

■開業つれづれ: 病院にさら地以上の価値はない 「正念場迎える200床規模の中小病院」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-871.html



(2)福岡 こども病院人工島移転問題 


■福岡こども病院 「赤字「30年で500億円」 どうする」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-692.html

■PFI近江八幡はつぶれたが、福岡はやる気満々 「福岡市の新こども病院「基本構想」 PFIや独法化効果盛る」 
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-552.html

■「6総合病院も異議 こども病院人工島移転に福岡の医師総すかん! 」 「【見直せ人工島移転】現場の開業医が異議」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-371.html

■「怒れ!福岡市民 インチキ「検証・検討」にだまされた市民」「人工島ヘリポートは「特別管制区」 待機時間発生可能性 他より高かった!」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-297.html

■「大うそだった検証・検討 水増し工事費で現地建替えを否定 子ども病院/福岡」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-296.html

■福岡市立2病院人工島移転 患者の母ら参加、反対意見が相次ぐ /福岡
http://ameblo.jp/med/entry-10071880129.html







■開業つれづれ: 「「パンデミック、あと3年は続く」 WHO進藤医務官」 でも保健所は検査拒否 「

下半分のネタ元は

新型インフル国内対策は現状維持? 黙ってみてるだけ???
うろうろドクター 2009/6/12
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/29598158.html

です。いつも大変お世話になっております。




3年ぐらいパンデミック、

という感覚すら

マスコミでは想像がつかないに違いありません。



1,2ヶ月ですでに

マスコミは飽きてきている気がします。







「パンデミック、あと3年は続く」 WHO進藤医務官


朝日新聞 2009年6月12日
http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY200906120043.html


【ジュネーブ=飯竹恒一】世界保健機関(WHO)が11日に宣言した新型の豚インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)の今後の見通しについて、WHOの新型インフル対策担当、進藤奈邦子医務官は同日、「3年程度は続く」と語った。 進藤氏によると、世界的大流行を意味する今回の「フェーズ6」が終息したと判断するためには、感染による免疫やワクチン使用の効果により、「季節性インフルエンザと同じレベルにまで患者数が減少する必要がある」という。

 しかし新型の感染力は強く、今後、夏に向かう北半球で沈静化する保証はないうえ、大都市で沈静化が見られたとしても、そこから離れた地域に感染が広がる可能性も懸念されるという。 さらに季節性インフルエンザと新型が同じ時期に流行する複雑な事態もありうるという。それぞれに対応したワクチンをどのように生産していくべきかの判断のためには、これから冬に向かってインフルエンザのシーズンが本格化する「南半球の状況を注視する必要がある」と話した。





それにもかかわらず

保健所では

新型インフルの検査拒否。






「福岡市の初動ミス」と批判の声

RKB 2009/06/09 19:39

http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/012623.html


福岡市が最初に感染を確認したのは今月6日でしたが、先月末から板付校区の子どもや大人に、感染の疑いが確認されていたことが分かりました。

診察した医師の要請に対し、市の保健所は新型インフルエンザかどうかを調べる詳しい検査を行っておらず、市の初動ミスとの批判の声もあがっています。

福岡市が、新型インフルエンザの感染を最初に確認したのは、板付中学校の生徒でした。

今月6日のことです。

ところが、その1週間以上前の先月30日から、板付校区に隣接する春日市内の病院に、板付小や板付中の児童ら少なくとも6人が受診し、簡易検査で陽性と診断されていたことが複数の医師への取材でわかりました。

診察した医師らは、博多保健所に対し、新型インフルエンザが疑われるケースが相次いでいるので詳しい検査をして欲しいと要請しましたが、季節性のインフルエンザとして扱うよう指示されたということです。

また、要請をした医師に対し保健所は、「同じ学校で5人以上陽性だったら検査します」と話したということです。

最初に新型インフルエンザへの感染が確認された中学生が受診した医療機関では、簡易検査で陽性となった生徒の検体を、医師は筑紫野保健所に送りました。

複数の医療機関が、博多保健所に検査を拒否された事実を知っていたからです。

医師は、福岡市の対応を強く批判します。

今月5日にも、博多区内の医療機関で板付小学校4年の児童3人が受診し、3人とも簡易検査で陽性と診断されました。

医師は、このとき児童と同じクラスに10人の欠席者がいることを知り、新型インフルエンザを疑いました。

そして博多保健所に連絡しましたが…、ここでも検査は行われませんでした。

さらに、きのう、板付小学校の児童の保護者も簡易検査で陽性でしたが、詳しい検査は行われていません。

感染症の専門医は、同じ地域で疑われるケースがあれば、すべて検査すべきだと話しています。

RKBの取材に対し福岡市は、「状況は何もわからない」と話しています。

しかし、福岡市は、中学生の感染が発覚する以前の早い段階で、同じ小学校で集団感染の疑いが浮上していたことについては公表していません。

簡易検査で陽性と診断されながら、児童の詳しい検査を行わなかった保健所の対応が、感染を広げている可能性も出てきました。

医師の間からは、「福岡市の初動ミスで感染ルートの特定は難しくなった」と、批判の声があがっています。

福岡市は、「封じ込め対策」を強調していますが、正確な情報と迅速で適切な対応が、まず何よりも必要です。







ははは。

さすが、福岡クオリティ。

どうしようもない職務怠慢具合です。




どうやらこれが

全国で行われているようです。

新型インフルを出したらめんどくさい、

というのが保健所の意向のようで

なにかにつけて

いろいろと注文をつけ

新型インフルの疑い検体を

受け取らないようです。




それなのに

責任は現場の医師に押し付けているので

どうしようもありません。




新型インフルには

金は出さない

検査はしない

何かあればマスコミに叩きまくられる

という

非常に悲惨な医療現場の状況が

どこまで一般の方に伝わっているのでしょうか?




これがあと、3年以上です…。










■開業つれづれ: ”お気の毒でございます” 「「PFI方式」方針変更の背景は」


すがすがしいほどまでに

ずさんな計画の

福岡こども病院移転計画。








(PFI導入について)
>福岡市も同じ?

>お気の毒でございます。


うぷぷぷ。

PFIを最初に導入してこけた

近江八幡市市長、おとぼけですね。





PFI近江八幡は20億円もの

違約金を払って

大赤字の病院を公営に戻しています(1)。

20億かけてもマシ、

というのがPFIです。





個人的には、

ここまで土建に荒らされて

ずさんな計画は見たことがないので、

ぜひPFIでやってほしかったもんです。




未曾有の大借金を

作り出す予定の福岡こども病院。

オリンピック誘致できなかったから、

ぽーんとPFI付きで病院を提供するなんて

福岡市、

太っ腹すぎます。






「PFI方式」方針変更の背景は

RKB 2009/05/27 20:02

http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/012512.html


福岡市のこども病院移転問題です。

福岡市は、新しいこども病院で導入を計画しているPFI方式について、大幅な見直しを決めました。

突然の方針転換の背景に何があったのでしょうか?

「PFI方式」、施設の建設や運営の一部を民間会社にゆだねる手法で、福岡市は人工島に移転する新しい「こども病院」に導入を計画してきました。

「コストが削減できる」というのがその理由です。

福岡市は、先月、業者向けの説明会を開催、来月には業者の公募を開始する予定で準備を進めていました。

また、10日ほど前までは、PFIを実施するための議案について、一部の市議会議員に説明を行っていました。

しかし、急きょ、大幅に見直すことが明らかになったのです。

業者の公募は延期し、PFIの実施に必要な議案も、来月の市議会への提出を見送ることになりました。

公募直前というタイミングでの方針変更は異例の事態。

いったい何が問題となっているのでしょうか?

PFIを全国で初めて採用した滋賀県近江八幡市の市民病院

去年12月、
PFIを導入してからわずか2年半で破たん
しました。

前の市長時代に治療以外の病院運営を民間会社にすべて委ねることを決め、30年間で68億円のコスト削減を見込んでいましたが、現実にはたった2年半で逆に52億円の赤字を生んでしまいました。

また、収入を過大に見込みすぎたことも、破たんの一因でした。

福岡市の見通しでも、収入は2007年度の55億円から、84億円に増えると試算しています。

RKBの取材に応じた近江八幡市の市長は、「収入の増加予測」と「PFIの採用」という福岡市の計画について、「福岡市も同じ?お気の毒でございます。よほど契約を慎重にしないといけない」と話していました。

近江八幡市は民間会社に違約金を払って契約を解除、病院を市の直営に戻しました。

こうした状況を受け、先月開かれた市の諮問機関の会議では、複数の医師や議員から、
「ほとんど成功例がなく、不安だ」
として、十分な検討を求める声が相次いでいました。

そして、今回明らかになった突然の方針転換、「リスクが大きすぎる」という市の財政サイドの判断が背景とみられています。

市の幹部は、「PFIは病院の建設だけに限定し、運営は民間に委ねないことも検討している」としています。

一方、こども病院の人工島移転について、百条委員会の設置を求めている弁護士グループでは、今回の方針変更について、「当然の判断だ」と話しています。

弁護士グループは、こども病院の移転問題について大規模なシンポジウムを予定しています。

福岡市は、PFIを見直したとしても「2014年の開院予定は変わらない」としています。

しかし、新病院の収支計画はすべてPFIを前提に行われていて、新病院計画そのものに影響を与えるのは必至です。





>「ほとんど成功例がなく、不安だ」


そりゃ、不安でしょうね(笑)。

奴隷的な不安ですね。






どうかんがえても、

これほどまでにないずさんな

計画で、

市は

”土建屋のために大借金作って、

あとは医師が安い賃金で

死ぬほど働いて返していく”

って言っているんです。

あからさまに。





福岡からは即時撤退、が

賢明かと思われます。

とんでもない上司の牟田口命令は

某大学の某先生のご意見で十分すぎます(3)。





…もしかして、

院長として迎え入れたりしてね。







(1)

■PFI近江八幡はつぶれたが、福岡はやる気満々 「福岡市の新こども病院「基本構想」 PFIや独法化効果盛る」 
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-552.html



(2)福岡 こども病院人工島移転問題 
■「こども病院移転でまた不透明手続き、搬送時間調査公表せず」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-790.html

■「こども病院移転 今度は都市高延伸に誤算」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-739.html

■福岡こども病院 「赤字「30年で500億円」 どうする」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-692.html


■「6総合病院も異議 こども病院人工島移転に福岡の医師総すかん! 」 「【見直せ人工島移転】現場の開業医が異議」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-371.html

■「怒れ!福岡市民 インチキ「検証・検討」にだまされた市民」「人工島ヘリポートは「特別管制区」 待機時間発生可能性 他より高かった!」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-297.html

■「大うそだった検証・検討 水増し工事費で現地建替えを否定 子ども病院/福岡」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-296.html

■福岡市立2病院人工島移転 患者の母ら参加、反対意見が相次ぐ /福岡
http://ameblo.jp/med/entry-10071880129.html



(3)
■牟田口中将あらわる 「医師は被害者意識を捨てよ」 信友 浩一 九州大学大学院医学研究院医療システム学分野教授
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-569.html





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中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
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