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■開業つれづれ:「交通事故:駐車場に横たわる? 歯科医ひかれ死亡--高知医療センター /高知」

ご冥福をお祈りいたします。






交通事故:駐車場に横たわる? 歯科医ひかれ死亡--高知医療センター /高知

毎日新聞 2010年9月16日 地方版

http://mainichi.jp/area/kochi/news/20100916ddlk39040621000c.html


 15日午前1時20分ごろ、高知市池の高知医療センター職員駐車場で、近くの職員宿舎に住む同センター歯科医師、横矢昌彦さん(40)が、高知市大津乙、同センター看護師、川村祐子さん(39)運転の乗用車にひかれ約5時間半後に死亡した。

 高知南署によると、

横矢さんが駐車場で横たわっていたとみられ、状況や死因などを調べている。現場に街灯はほとんどなく、川村さんは「見えなかった」と話しているという。川村さんは同日午前1時過ぎに勤務を終え、駐車場から出る際にひいたらしい。【黄在龍】





別ソース





乗用車にひかれ歯科医師が死亡

asahi.com 2010年09月16日

http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001009160002

 15日午前1時25分ごろ、高知市池の高知医療センターの駐車場で、近くに住む同センター歯科医師横矢昌彦さん(40)が、同センターの看護師(39)が運転する乗用車にひかれた。横矢さんは同センターに運ばれたが、約5時間20分後に死亡した。

 高知南署の調べでは、看護師は同日午前1時15分まで勤務し、車で駐車場から出ようとしていた。看護師は、横矢さんが地面に横になっていたと証言しているという。同署は詳しい状況や死因などを調べている。

 同センターによると、横矢さんは歯科口腔(こう・くう)外科に勤め、勤務日だった14日は午後9時ごろに勤務を終えていたという。







「死神は一切合財区別なく、巨大なシャヴェルですくいあげていく」

山田風太郎(1)。






(1)
山田風太郎 人間臨終図巻より

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山田 風太郎

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山田風太郎は東京医科大学を

さっさと辞めて

作家の道をひたすら歩いていきます。






引用

「死神は一切合財区別なく、巨大なシャヴェルですくいあげていく」

は2巻より。





「コレデオシマイ」勝海舟

が最も偉大だが、

きっと自分はそうなれないに

ちがいない。



「神は人間を、賢愚において不平等に生み、善悪において不公平に殺す」





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■開業つれづれ:「高知医療センター「経営見通し甘かった」」






PFIで先頭を切っていた高知。

非人道的な労働が

注目されておりましたが(1)、

PFIでも思いっきり

大ゴケ。



















高知医療センター「経営見通し甘かった」


asahi.com 2010年02月19日
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001002190005


 高知市池の高知医療センターを運営する県・高知市病院企業団の議員協議会が18日、同センターであった。病院の建設や運営に民間企業のノウハウを採り入れるPFI方式から3月末で撤退することについて、企業団側が検証結果を報告。病院直営方式になる4月以降の展望をまとめた「中期経営改善計画」を示し、

2011年度に単年度黒字をめざす

ことを明らかにした。


 検証の中で同企業団は、05年の開院から続く赤字の最大要因として、医業収益に対する医薬品などの材料費の割合が当初目標の23・4%から約30%に膨らんだことを挙げた。運営を委託されたSPC(特別目的会社)とコストを削減させたい企業団の交渉が難航し、「材料費の割合が実現可能な数値かどうかの検証が十分でなかった」と指摘。「経営の効率化の面で、期待した効果は現れなかった」とし、「両者とも病院経営に対して甘い見通しがあった」と分析した。


 さらに「SPCだけでなく協力企業も、長期契約で保障されているという安心からか、積極的に業務を改善する姿勢が希薄だった」と述べた。


 これに対し、議員からは

「PFIの導入を選択したのは行政側。検証は民間に責任転嫁しすぎではないか」

などの厳しい指摘が相次いだ。


 中期経営改善計画では、13年度までの5年間の方針が示された。総務省が示す公立病院改革ガイドラインに従い、赤字解消をめざすことを明記。改善策として、11年度までに医業収益に占める職員給与の割合を、同規模の公立病院の平均値の48%にすることや、他の医療機関からの紹介で来院する患者の割合を60%以上に増やすことを盛り込んだ。





高知医療センター 県「民活期待しすぎた」

2010年2月19日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20100218-OYT8T01321.htm


 高知医療センター(高知市池)を運営する県・高知市病院企業団は18日、今年3月で契約を解消するPFI事業についての検証結果を明らかにした。病院の建設や運営に民間の資金とノウハウを活用するため、

全国で初めて導入したが、検証では「民に対する過度の期待があった」

と結論づけた。

 一方、報告を受けた同企業団議会の議員からは

「なぜ短期間で契約解消に至ったのか、原因の検証が不十分」

などと意見が出され、企業団側はさらに検証を深めるとした。

 検証では、

PFI事業を行う特定目的会社(SPC)に、

経営ノウハウを活用できる人材が十分に確保されていなかった

と指摘。病院のサービスを向上させようとすれば、SPCなどに費用の負担が生じるといった矛盾もあったとした。医療用消耗品などの「材料費」が収益に占める割合が、契約より高く推移し、企業団とSPCが責任の所在を巡って議論したことの反省として、「確認とリスク分担の協議が結果的に不十分だった」とした。

 さらに、「官民双方にメリットが必要だが、バランスが崩れれば成立しない」「30年の契約期間があまりに長すぎた」と問題点を挙げた。

 報告を受けた議員側は「PFI事業を選んだのは行政。行政の責任という観点が不十分」「経営が圧迫された原因について十分な検証がない」などと指摘。山崎隆章企業長は「行政側の責任も含めて、さらに精査したい」と検証を続ける考えを示した。

 医療センターは2005年3月に開院。09年、SPC側から契約解消が提案され、12月に合意した。同日、企業団が報告した中期経営改善計画(09~13年度)では、医薬品や消耗品の効率的な購入や管理、委託費の見直しなどで、11年度には単年度500万円の黒字化を目指すとしている。








>PFI事業を行う特定目的会社(SPC)に、

>経営ノウハウを活用できる人材が十分に確保されていなかった

ええと?

それまでは”民間の経営ノウハウが医療を救う!”

とか言ってましたが、

結局、ノウハウなかった、

ということなんですか?




オリックス、

おいしく頂きましたね。





ま、知事が

”損してないよ”

と言っているわけですから(2)

ぼったくりだろうと、

詐欺的行為だろうと、

いいんじゃないですか。

8000万円で済んだのなら

手切れ金としては素晴らしく、

信じられないほど

いい条件なんですから(3)。







近江では手切れ金が

20億円でしたから(4)、

タイガーウッズ級です。






PFIのトップランナーも

次々と挫折、

という結果に終わっています。











(1)
■救急現場の現実 高知新聞 「医師が危ない」 1-4
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-4.html


(2)
■開業つれづれ: 高地ではぼったくられて”円満解約” 「病院PFI 「円満解約」の方針確認」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-947.html

■開業つれづれ: ぼったくりバーの中心で”損してない”と叫ぶ 「医療センターPFI解消「損してない」」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-948.html


(3)
高知医療センター 委託会社9.4億円譲歩
高知新聞 2009年11月27日08時19分

http://203.139.202.230/?&nwSrl=252239&nwIW=1&nwVt=knd
 高知医療センター(高知市池)を運営する県・高知市病院企業団は26日の企業団議会で、PFI事業解約に向けた特定目的会社「高知医療ピーエフアイ」(SPC)との条件合意案を報告し、了承された。解約条件でSPC側が約9億4千万円相当の譲歩に応じたとし、実質的に企業団に生じる新たな負担は約8千万円で、構成団体の県、高知市に負担は発生しない見通し。企業団は近くSPCと確認書を交わし、直営化の準備を急ぐ。


(4)
■PFI近江八幡はつぶれたが、福岡はやる気満々 「福岡市の新こども病院「基本構想」 PFIや独法化効果盛る」 
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-552.html
















■開業つれづれ: ぼったくりバーの中心で”損してない”と叫ぶ 「医療センターPFI解消「損してない」」

前回の続き(1)。





知事はこう言っています。

>病院建設では効果が出ており、現段階で(新たな金銭負担を伴わずに契約を)やめれば、トータルとして(県民に)損をもたらしたということにはならない




意味分からないですね(笑)。


翻訳すると、

「医療費は1年で二十億とか赤字出して、

これから解約金とかも発生するけど、

土建屋には大きな仕事してもらったし、

まあいいんじゃない?」

ということですか?






医療センターPFI解消「損してない」

高知新聞 2009年06月27日08時28分
http://203.139.202.230/?&nwSrl=245077&nwIW=1&nwVt=knd

 尾正直知事は26日の記者会見で、契約解消協議に入った高知医療センターPFIの事業効果について「病院建設では効果が出ており、現段階で(新たな金銭負担を伴わずに契約を)やめれば、トータルとして(県民に)損をもたらしたということにはならない」と述べた。





結局、得したのは

箱ものを作った方々ばかりで、

現場は”大赤字”の

民間主導システムを

引き継ぐわけです。





これが民間の力だとしたら、

すでに

医療分野では

”箱でしか儲からない”

”医療は経営したら損、できるだけ早期撤退がおいしい”

ということです。




日経さんも

こういうシステムを推奨しているんでしょう(2)。

きっと。




ぼったくりバーに行って、

ガッツリ請求されて、

奥さんから責められたら

「ええ?これだけお金払ったんだから

周りの人にも貢献したし、

十分な意味あります」

とか説明しているようなもの。






高知の方々に、幸あれ。







(1)
■開業つれづれ: 高地ではぼったくられて”円満解約” 「病院PFI 「円満解約」の方針確認」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-947.html


(2)
■開業つれづれ: 「もう節約はしない 骨太09が示す「海図なき財政再建」」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-945.html
■開業つれづれ: 軽く炎上 「もう節約はしない 骨太09が示す「海図なき財政再建」」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-946.html












■開業つれづれ: 高知ではぼったくられて”円満解約” 「病院PFI 「円満解約」の方針確認」

ぼったくりバーにいって

何十億と請求されて、

周りの目が怖いから

”円満”にお金を払った、

という記事。





払うお金は税金…。



へー。




ちなみに近江では百十八億円

かかっています。











病院PFI 「円満解約」の方針確認

高知新聞 2009年07月07日08時19分
http://203.139.202.230/?&nwSrl=245531&nwIW=1&nwVt=knd


 高知医療センターのPFI契約の解消協議に向け6日、特定目的会社「高知医療ピーエフアイ」の中核企業、オリックス(東京)の西名弘明副社長が来高し、県・高知市病院企業団を構成する県市両トップの尾正直知事、岡誠也同市長と個別に面談。金銭面の清算など、今後の条件協議へ官民双方が「円満解約」を目指す方針を再確認した。

【写真】尾正直知事と話すオリックスの西名弘明副社長=左=(県庁知事室)







ちょっと前の記事です。







高知医療センター:企業団が表明、PFI解消へ 公費負担軽減のはずが… /高知

毎日新聞 2009年6月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090617ddlk39040394000c.html

 ◇民間委託先の「撤退」提案受け
 全国初のPFI病院、高知医療センター(高知市池)が開院5年目で頓挫した。センターを運営する県・高知市病院企業団が委託先の特定目的会社(SPC)「高知医療ピーエフアイ」の提案を受け、PFI契約の解除に向けた検討を始めると16日表明した。「契約終了が経営改善につながる」という企業団。公費負担軽減が目的だったはずのPFI方式による病院経営は一体どうなってしまったのか。【服部陽】

 ◇堀見院長「診療は継続」
 「契約終了に向けた協議のテーブルにつくことにした」。16日、センターであった企業団議会の席上、山崎隆章企業長が淡々と表明した。

 「経営改善にはSPCが業務を離れることも一つの方法だ」とSPCから企業団に非公式に契約解除の打診があったのは5月中旬。赤字経営に悩む企業団はこれまで「現状ではPFI事業を続ける意味がない」と分析してきた。さらにSPCに支払う年間約5億円の諸経費もネックになっていた。6月8日に正式な打診を受け、企業団は応諾した。

    ◇

 PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)は自治体の負担軽減を目的に民間の資金や経営ノウハウを活用し、公共施設整備などを行う手法。医療センターの場合、オリックスなどが出資するSPCが医療行為以外の建設や薬品調達、給食サービスなどを担い、契約額は30年間で約2130億円。県・市直営よりも177億円の縮減が見込まれていた。

 しかし、05年の開院以来、医業収益は伸びたが、経費も増加。昨年度の決算見込みでは約21億円の赤字になり、開院以来の累積赤字は約80億円に上った。昨年度末には約7億6000万円の資金がショートし、県と高知市が資金援助する事態に。企業団議会は、企業団に早期の経営改善を迫り、「契約解除も視野に」と圧力を強めた。

    ◇

 不採算でも公共に必要な部門を抱えるため、赤字になりやすい公立病院。PFI事業で期待されたのは、SPCが調達する薬品や消耗品など材料費の削減だった。PFI契約時には医業収益(入院、外来収益)に占める目標比率は23・4%とされたが、開院以来30%程度で推移している。SPCの間渕豊社長は材料費の削減が進まない理由について「入院診療単価が当時の想定より高くなった。高度医療の提供には薬品なども高額になる」と説明する。

 企業団は昨年、国が定めたガイドラインに従い「公立病院改革プラン」策定に着手。11年度の黒字化を目指し、8億7000万円の経費削減を見込んだ。うち6億円はSPC分。材料費削減に加え、SPCが業務を委託する協力企業に支払う委託料削減も求めた。

 これに対しSPCは「ご要請に応ずることは困難」と返答。PFI効果についても「(30年の)事業期間全体を通じて算定するもの」と主張した。委託料削減でも「協力企業側が業務受託の辞退も検討せざるを得ない」との認識を示し、両者の意見は平行線をたどった。

    ◇

 「何の見直しもせずにPFI事業を続けることは困難だ」。今年1月の定例会見で尾崎正直知事は踏み込んだ発言をした。会見の数日前、知事はSPC主要株主のオリックス不動産の西名弘明会長を訪ね、経費削減への協力を要請していた。結論は企業団とSPCが事業体制をもう一度見直す--。実質的に契約は白紙に戻った。

 こうして始まった両者の検討作業だったが、4回目の会合でSPCが撤退を提案し、PFI事業の頓挫が決まった。企業団とSPCは今後、今秋の契約解除基本合意に向け詰めの作業に入る。内容は「金銭的な話が中心になる」(企業団)といい、解約金などの調整を進める。

 公立病院で全国初のPFI解消となった近江八幡市立総合医療センター(滋賀県)の先例では、自治体側に解約金約20億3500万円に加え、建物など施設の買い取り約118億円の費用が発生した。

 山崎企業長は「結局、材料費23・4%の見通しがつかず、契約時の提案はどうだったか、またPFI事業を検証していきたい」。堀見忠司院長は「契約解除によって医療現場や県民に影響することはない。従来通りの診療体制を遂行するので安心してほしい」と呼びかけている。

    ◇

 契約解除について尾崎正直知事は「今後は企業団が直接的に業務を運営し、徹底した経費削減で、安心して利用できる医療センターとして経営改善が進んでいくと考える」とコメント。岡崎誠也市長も「SPCが業務から離れることで企業団の責任と役割がより重要になる。県と連携し、できる限りの支援をしていきたい」との談話を発表した。

==============

 ■視点

 ◇官と民、信頼関係はあったのか
 「企業団とはパートナーという認識で協議を進めたい」。以前、SPCの間渕豊社長は取材にこう答えていた。しかし、結論は事業からの撤退。契約解除の背景には企業団とSPCの間に考え方の違いがあった。

 端的なのは薬品など材料費の23・4%を巡る議論だ。短期間での収支改善を目指したい企業団は「契約として守るもの」。一方で契約期間(30年)での達成を主張するSPCは「あくまで目標」と応戦した。官民協働をうたうPFI事業。両者の言い分はあるだろうが、打開策を見いだせずに終わり、果たして信頼関係は構築されたのか、疑問が残る。

 「経営改善」という大義名分による契約解除だが、県・高知市直営だからすべてうまくいくとは限らない。山崎隆章企業長も「収益増を図り、いかに経費を削減するかだ」と今後の課題を挙げた。

 県内の高度医療を担う病院として県民に不可欠な医療センター。医療水準の維持は当然だが、「PFIとは何だったのか」を十分に点検し、直営化をきっちりと見据える必要がある。【服部陽】








続きます。



■開業つれづれ: 「経営難で「PFI契約」解消へ 高知医療センター」

どこのどちらさまが、

「日本医療は非効率的だから、

民間主導ならいっぺんに問題は解決!」

とかほざいていたんでしたっけ?




民間主導のPFIが

続々と巨額の赤字を垂れ流して

崩壊しています(1)。






いままでよりも

さらに悪いのですが、

民間は傷がつかない契約内容。

逆に、PFI事業の撤退で

企業側は黒字になったりするんでしょうね。




補てんはもちろん税金です。







経営難で「PFI契約」解消へ 高知医療センター

2009/06/16 13:32 【共同通信】
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009061600241

 民間資金やノウハウを活用して公共施設を建設、運営する「PFI方式」を導入した高知医療センター(高知市)が経営難となり、運営委託先の特定目的会社(SPC)と運営主体の高知県・高知市病院企業団が、PFI契約の解消を前提に協議することが16日、分かった。 同日開かれた企業団議会臨時会で、山崎隆章企業長が明らかにした。

 山崎企業長によると、SPCと企業団は今春から、経営改善に向けた検討に着手。今月8日にSPCが「合意によるPFI事業契約の終了」を提案し、企業団もこれに応じた。今秋をめどに合意に向けた協議を進める。

 病院は来年4月を目標に企業団の直営とし、これまでSPCに包括委託していた薬品の納入などについては、業者との個別契約に移行する。

 医療センターは2005年、全国で初めてPFI方式を導入した病院として開院。直営方式と比べてコスト削減が見込まれていたが、医業収益に占める薬品などの調達コストが、当初の見込みより大幅に上回るなど赤字で推移。08年度には約7億6千万円の運営資金不足に陥るなど、経営難が深刻化していた。






あれほどもてはやされたPFI事業は

絵にかいたモチ状態だったわけですが、

このようなトライアルで、

日本医療はだれがやっても

すでに黒字モデルは作れない、

ということになりました。





高知でも”メシ抜き状態”なんでしょうね(2)。




すでに医療機関は

更地以下の価値しかないようですから(3)、

「頑張るだけ無駄」

ということが一つ一つ証明されているわけです。






国の料金体制である

診療報酬制度が、

すでに病院、医療機関を

潰すに足りるだけの

激安の”極悪料金”

だということです。





高知の方々も

税金でその痛みを知ることになるでしょう。







(1)

■PFI近江八幡はつぶれたが、福岡はやる気満々 「福岡市の新こども病院「基本構想」 PFIや独法化効果盛る」 
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-552.html

■開業つれづれ: ”お気の毒でございます” 「「PFI方式」方針変更の背景は」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-862.html


(2)
■開業つれづれ: お前らメシ抜き! 「近江八幡市立総合医療センター:食堂、15日に再開 2カ月ぶりに /滋賀」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-890.html

(3)
■開業つれづれ: 病院にさら地以上の価値はない 「正念場迎える200床規模の中小病院」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-871.html



■救急現場の現実 高知新聞 「医師が危ない」 1-4

高知新聞で

救急医療に携る高知医療センターの

連載をしています。

医師が危ない
http://203.139.202.230/08doctor/08doctorfr.htm


まずタイトルから。

”医師が危ない”




すげー能天気に思えるのは私だけでしょうか?

大半の地方の医師は

”危ない”どころじゃなく、

”いつ過労死してもおかしくない”

が正確な書き方だと思います。



高知医療センターに行くと

こういう人生が待っています。

冗談でなく。



そして、

これが多くの全国の医療機関の

実態なのです。



-------------------------------------
(1)すべて見せましょう

http://203.139.202.230/08doctor/080227doc01.htm

 高知医療センター(高知市池)の堀見忠司病院長(62)を訪ねたのは昨夏の終わりだった。

 取材の申し入れに応じてくれるかどうか、少し不安もあった。というのは、自分の病院で働く医師の時間外労働が月二百時間。これは、国の過労死認定基準の一つ「八十時間」をはるかに超える。救命というやむを得ぬ事情もあるが、病院としてはあまり公にしたくない話でもあるだろう。

 ただ、医師が自分の身を削り、家庭を犠牲にして救命に当たっている現実に目をつぶったままでいいものか。脳神経外科は今、日本で最も成り手が少ない科の一つといわれる。気が付いた時には医師が枯渇していた、という事態になれば、それこそ大問題だ。

 取材の意図を説明すると堀見院長はため息交じりにうなずいた。

 「溝渕先生(第一部で登場した脳外科の溝渕雅之医師)は確かに熱心なドクターです。彼の言葉を額面通りに取ってもらっても構いません。救急外来もやり、脳脊髄(せきずい)液減少症という難しい病気の外来も抱え、本当にパニックになるぐらい追い込まれていた、というのはありましたから」

 医師が疲弊しているという。その原因は第一部で書いた通り、“防波堤”だった高知県立安芸病院を中心とした県東部の病院の脳外科が衰退し、ヘリ搬送も予想以上に来る。さらに「ウオークイン」と呼ばれる、救急車を使わず自分で来る軽症患者も少なくないことなどにある。

 「皆がしんどいというわけではないんですが、脳外科だけでなく、いろんな科が大変になっているんです。今のここの救命救急センターは、二次(入院や手術が必要)、三次(重篤)救急のはず。ところが、ガーゼ交換をしてほしい、というような患者さんが夜間に来て呼び出されたら皆、疲れますわねえ」

 にもかかわらず、患者からは「専門の医師に診てほしい」「待ち時間が長い」といった不満が出る。

 「自分の専門外の患者さんを診るストレスは、ただでさえ大きいんです。今は医療ミスに限らず、どんなささいなことでも、とんでもない方向に走りかねない。医師は余計に『救急はやりたくない』となるわけです」

 脳や心疾患の疑いがある場合は特に緊張度が高い。

 「患者さんが帰宅後に急変でもすれば大変ですから。だから皆、急変の可能性が否定できない救急患者を診ることに、ものすごく疲れてるんです」

 そういう現場の一部始終を見てみたいと伝えると、堀見院長はうなずいた。

 「ええ! ぜひ、見られた方がいい。実は現場からも『世間に実情を知ってほしい』という突き上げがあったばかりなんです。この病院は透明性が必要。ここで起きていることを、正直に伝えてもらうことも大切です。それが結果的に、県民に安心していただける病院になることにつながる。そのためにも、すべてをお見せしましょう」

 そのオープンな姿勢が、抱える悩みの深さを物語っているようでもあった。

-------------------------------------


(2)救急車 来る

http://203.139.202.230/08doctor/080228doc01.htm

 高知医療センター脳神経外科の密着取材の許可が下りた。溝渕雅之医師(48)は「現場は歓迎してますよ」と言いながら、くぎを刺してきた。

 「今の時代は患者さんのプライバシーが難しいですから」

 このため、取材開始にあたっては院内各所に院長名で「マスコミ取材のお知らせ」の紙が張り出されたほか、私は社名入りの腕章を着用。さらに取材予定部門には、事前に溝渕医師が作成した文書を配布した。

 〈患者さんの病気のことは根掘り葉掘り聞きません。邪魔な時は邪魔と明言してください〉

 見られたくない場面もあるだろうし、仕事の妨げになったら大変だ。ピリピリムードの中、取材は始まったが…。記者の存在を気にするほど現場は暇ではなかった。

  ◇  ◇

 初日は一泊二日で、溝渕医師の当直(午後五時十五分―午前八時半)に密着した。

 本当に忙しいのか?

 「来る来る。救急車はいっぱい来ますよ。多くて十台、少なくても六台ぐらいかな」

 ただ、残暑の季節は脳外科の閑散期だという。

 「脳卒中の一番の危険因子は、高血圧などの血圧変動。急に寒くなって血管が収縮すると血圧が上がるから。夏は熱中症にはなるけど、脳は結構、大丈夫なんです」

 だとすると、忙しさはさほどでないかも…。

 午後九時前、溝渕医師が二階の医局ソファでカップラーメンを食べ始めた途端PHSが鳴った。

 「溝渕ですけど。六十×歳、くも膜下出血。四十分から一時間後ね。分かりました」

 郡部の病院から、救急車で転送依頼の連絡だ。

 「状態診て、向こうの病院で撮ったCT見て、それからどうするかだなあ」とつぶやき、誰かにPHSで連絡を始めた。

 「転倒して、良くなったと思ったらけいれんが来て、CT撮ったら脳室に血腫が穿破(せんぱ)してるというんですわ」

 分かりやすく言うと、動脈瘤(りゅう)破裂で血液が、脳脊髄(せきずい)液のたまっている脳室の壁を突き破って、その中へ噴き出しているらしい。

 「こん睡状態に近く、瞳孔散大してきているということなんで。くも膜下出血の激しいのが出て、さらにもう一回、破裂しているのかも。こっちでMRIを撮るかどうかですね」

 電話の相手は上司の森本雅徳脳外科部長(56)。以前、溝渕医師が「僕より長時間、病院にいる」と言っていた人物だ。当直ではないが、まだ残って仕事をしているらしい。

 救命救急センター長でもある。多忙を極め、一度あいさつしようとしたが、会った瞬間、PHSで呼ばれて消えていった。京都大出身。脳外科のあらゆる手術に精通し、全国レベルの手技を持つ。

 連絡から半時間。溝渕医師が一階の救急外来に下りた。すると、もう一人、女性の脳外科医が現れた。大卒八年目の福田真紀医師。一年前、民間病院から移ってきた先生だ。

 明日の手術予定の患者への説明や、病棟の重症患者の診察、薬の指示の確認などをしていたという。

 「そろそろ帰ろうかなという感じだったんですが…」。明朝は九時から手術だという。

 「きついですね」と言うと、「前の病院は医師が二人だったので、くも膜下出血が来ると、夜中しか手術する時間がなかったんです。朝までやって、翌日はまた普通に仕事して、というのが一週間に三件続いたことがありました。さすがにその時は、かなり参りましたけど」。

-------------------------------------
(3)心の中に時限爆弾

http://203.139.202.230/08doctor/080229doc01.htm

 一週間に三件の夜中の緊急手術。高知医療センター脳外科、福田真紀医師の思い出話に、「大変ですね」と反応すると、溝渕雅之医師(48)が「ここでは普通です。夜中の三時に帰ってシャワー浴びて、八時半ぐらいに『参ったなあ』と言いながら、ふらふら出てくる。それが開院以来ずっと。先週の夜中も激しかったから」。

 木曜日の午前三時半に脳出血の緊急オペ。金曜日も脳出血を続けて二つ。土曜日は午前零時すぎに脳底動脈閉塞(へいそく)の緊急血管内手術に入り、明け方までかかった。昼間も通常勤務で火、水、木曜と予定手術があった。

 福田医師は高校時代、バスケットボールで鍛えた長身だが、医療センターへ来て、たちまち五キロやせた。夜中に帰宅して遅い夕食を取っても、体が受け付けなかったという。自分の時間が全くなくなったそうだ。

 逃げ出したくないのだろうか。

 「できるものなら。皆、心に時限爆弾を抱えてやってると思いますよ」

 冗談めかした口調で話しているとサイレンの音。スタッフが玄関へ動いた。

 救急車から降ろされた患者は既に呼吸を助けるための気管挿管をされ、意識なし。「ピッピッピッピ」。脈拍を刻む電子音が処置室に広がる。空気が一気に緊張し、看護師らが足早に動く。採血した試験管を持って、「脈拍九〇、血圧一九六の八四」。挿管口にチューブをつなぎ替え、酸素を投与する。

 「CT見せて」「ドレナージ(廃液チューブ)二本入れて、今日はそれで逃げるか」と溝渕医師。

 脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血。発症六時間以内は再破裂が起きやすいため、取りあえず血圧を下げ、脳室ドレナージという応急手術でしのぐのだ。

 「脳室に血が流れ込んで水頭症になり、頭がぱんぱんに腫れてるんですよ。このままだと、脳脊髄(せきずい)液がどんどんたまって中から脳を圧迫し、呼吸も止まる。頭蓋(ずがい)骨に小さな穴を開けて、チューブで血腫を抜いてあげないと」

 その後、ICU(集中治療室)で人工呼吸器を付けて様子を見、意識レベルが上がってくれば本番の動脈瘤手術に入る。時間がたちすぎて再破裂すると、半分は即死だそうだ。

 到着から十五分後にはMRI撮影に入り、五分後には電子画像が出て、動脈瘤の場所と大きさが判明した。最新機器の威力はすごい。

 患者をICUに運ぶと、隣の手術室の明かりがついた。待機当番の看護師が呼ばれ、半時間後には手術開始という。

 溝渕医師は家族に病状の説明を始めていた。その間に福田医師が手術や麻酔の同意書をパソコンで打ち出す。それに家族が署名。患者はベッドごと手術室へ。バリカンで髪の毛を刈り、消毒液を塗る。「お願いしまーす」の小さなあいさつで午前零時前、手術は始まった。

   ◇  ◇

 「お疲れさまー」。午前一時すぎ、小声で福田医師がICUを去り、帰途に就いた。溝渕医師は手術の内容、入院診療計画書、急変時の指示を電子カルテに打ち込んでいる。

 「これが結構、手間掛かるんよ。あと半時間やなあ」とつぶやいていると、「ピルルル」とPHSのけたたましい音。

 「はいー。詰まってる!? 瘤(こぶ)がある。あと三十分? 分かりました」

 新たな救急車の連絡だ。キーボードを打つ音が激しくなった。

-------------------------------------

(4)当直明けも延々

http://203.139.202.230/08doctor/080301doc01.htm

 高知医療センター取材の二日目は午前七時半、仮眠室で寝ているところを、脳外科の溝渕雅之医師(48)からのPHSで起こされた。

 彼の目は充血していた。昨夜、新たに来た急患は幸い脳卒中ではなかった。変性疾患か薬の副作用による激しい頭痛だろうということで落着。その後、別の当直医が診ていた患者の相談に乗り、仮眠したのは五時前だった。

 だが、その後も、夜中に手術した患者の容体悪化で二度、救急ICUから電話で起こされたそうだ。

 朝食を買うため一階のコンビニに入った。頭はもうろう、食欲なし。何を買えばいいのか思い付かない。彼を見ていると、ゼリー飲料とパンを手に取った。「朝はこういうのしか胃が受け付けんのよ」。疲れているため、言葉がぶっきらぼうだ。

 二階医局のソファで食べながら、彼は黙々と新聞に目を通した。こちらは、恥ずかしながら見る気力すらわかない。

 十分後、朝のカンファレンス(症例検討会)に出て、九時からは手術の手伝い。午後二時すぎまで立ちっぱなしだった。

 当直明けだが帰る気配は全くない。

 「まだ、病棟の患者さんを診てないし」

 昼食を買うためエレベーターに乗ろうとして、ドアが開くと、前夜の緊急手術患者がベッドに乗ったまま中から出てきた。一階で術後のCT撮影をしていたという。

 「あ、この人を診てあげないと!」。そう言って患者を追い掛け、救急ICUへ逆戻りした。

 壁際でぼんやり待っていると、「昨日はお疲れさまー」と福田真紀医師が現れた。午前一時半に帰宅したが、七時前に院内ICU(入院中に重篤化した患者の集中治療室)から「患者さんの管が抜けた」と電話で起こされ、そのまま九時から溝渕医師とともに手術だったという。やはり寝不足。電子カルテを打ち、どこかへ消えた。

 午後三時、ようやく一階のコンビニに入った。

 「僕はここでしばらく立ち尽くしてしまうんだ。ここの弁当を毎日食べて二年半やからなあ」と溝渕医師。

 医局のソファで新聞を読みながら、焼き飯を十分で食べると病棟回診へ。具合を聞き、容体の変化や薬の指示を電子カルテに打ち込んだ。

 回診はすぐ終わるものかと思っていたが、意外と時間がかかった。翌日からの食事内容の変更を患者に伝えると、「今まで通りの食事がいい」と言われて指示の出し直し。入院費用に困った患者の相談もあったようだし、途中で救急外来からの呼び出しも。終わったのは午後七時半。だが、まだ帰れない。退院予定の患者の紹介状を二人分、仕上げるという。

 「一人一時間はかかるからねえ。一時間まとめて取れるのは、夜しかない。晩飯を食べてからが勝負です」

 連続勤務は既に三十六時間近い。溝渕医師には申し訳ないが、いったん引き揚げないと、こちらは体が持ちそうにない。

 別れを告げて一階に下りると、吹き抜けのある広いロビーは高級ホテルの装い。オープンカフェも併設。クラシック音楽が流れ、空気がゆったりしている。

 「これが同じ建物の中なのか」。壁一枚隔てただけで違う世界の落差に強い違和感を覚えた。


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正直な感想。


「どこにでもある風景だよね」




それほど医療は病んでいます。

医師の個人的な努力を基本にした

医療制度。

それを当然とする患者さんや行政。



もう、すぐにでも

壊れるようなシステムが

日本医療を支えています。





この新聞連載は、

どこにでもある、

日本の一風景です。















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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
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大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

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