2011/02/22
■開業つれづれ:香川のレヴェル 「「何で俺を先に診察せんのや」院内暴力が深刻化」
普通の仕事をする場所で、
暴言、暴力が相次ぎ
従業員の4割が被害を受けている
なんて職場ありますか?
やくざ以外に
何が考えられますか?
刑務所とか
警察とか??
実は、
病院がそうです。
マスコミが一般の方に向けて、
医療関係者、特に医師は悪人だ、
病院に対してクレームを言うのが正しい、
病院に文句を言うのが勇気ある行動、
という誤った報道で
いま、病院では
「おれは正しいことを言っている」
という思い込みで
医療関係者に暴言、暴力を働く人々が
跋扈しています。
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「何で俺を先に診察せんのや」院内暴力が深刻化
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=37131
香川県内の医療機関で、職員が患者から暴力や暴言を受ける被害が深刻化している。先月には県内で、傷害や暴行の疑いで逮捕される患者も相次いだ。
これらの「院内暴力」に対処するため、ここ数年、専門部署を設置したり、警察OBを常駐させたりする病院も増えている。県も今年度、暴力の予防に重点を置いたマニュアルづくりに乗り出しており、医療現場での対策強化が進んできている。
■深刻化
「何で俺を先に診察せんのや」。先月初旬、ある病院の救急処置室。路上で倒れ、救急車で運ばれてきた男が声を荒らげ、男性医師に突っかかった。病院には当時、心肺停止状態の別の患者がおり、その処置を優先したことに激高した。
職員や看護師6人が取り押さえようとしたが、男は医師の胸を数十回突き飛ばし、病院が警察に通報。男は暴行容疑で逮捕された。
別の病院でもその数日後、「質問が気に入らない」と、職員の顔を殴った男が傷害容疑で逮捕された。
「早く処置をしろと言って胸ぐらをつかんだり、備品を蹴ったりするのは日常茶飯事」「看護師の首を絞め、殺すぞとすごむ患者までいる」……。複数の病院の担当者がそんな現場の現状を明かす。ある病院が職員約100人を対象に院内で調査したところ、4割が「患者から、身体的暴力を受けた」との結果が出た。
県によると、県立の4医療施設では、2~3年前から医師や看護師への暴言が目立ち始め、次第にエスカレートしているという。最近では、被害に悩んで辞職した看護師も出ている。担当者は「理不尽な暴力にじっと耐えている職員も多く、把握できているのは氷山の一角。本当の被害は計り知れない」とため息を漏らす。
■対策
院内暴力の深刻化を受け、ここ数年、対策を本格化させる病院が出てきている。県立中央病院では2008年、マニュアルをつくった。騒いだり、必要のない治療を強要したりした患者には、院長が退去を命令できることなどを盛り込んだ。昨年には初めて、警察官を講師に、院内暴力の対処法講座も開いた。
高松赤十字病院は05年、院内暴力などのトラブル対策を担う「医療安全推進室」を設けた。各科の待合室には「脅迫的言動をした患者は診療を断る」などと書いたポスターを張り出した。
両病院と、香川大医学部付属病院では、3~5年前から、県警OBの職員が常駐。警察とも緊密に連絡を取れる態勢を整備した。
■予防へ
県は今年度、予防に重点を置く県立病院共通のマニュアルづくりも進めている。「見せる警備」を行う▽待ち時間を短縮し、待合室を静かにして、患者をいらだたせないようにする――といった内容で、3月末までに完成させ、来年度から県立の各医療施設で運用することを目指している。県立病院課は「院内暴力がこれ以上ひどくなれば、医療が崩壊しかねない。先手を打ち、食い止めたい」としている。(黒川絵理)
どう考えても
他の場所で同じことやったら
単なる狂っている人、
警察呼んで終わり、
なんですが、
病院という場所では
警察も腰が引けているし
患者さんもハイになっているのか
言いたいこと言いまくっています。
こんな救急現場は
日本全国で起こっています。
こうやって
住民の暴言と暴力によって
世界最高峰の日本医療は
崩壊していくわけです。
※公開したつもりの記事ですが、
間違って下書き保存になっておりました。
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