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■「循環器センター元部長逮捕へ…入札情報漏えいか」

 



色々とネタの多い国循ですが(1-3)、

国循の入札情報漏洩は

ついに逮捕者が出るようです。



なんだか

もともとのシステムのNECと

ダンテックとの間のトラブルもあったようで、

一番美味しいのは誰だったのかな?

という状況です。








循環器センター元部長逮捕へ…入札情報漏えいか
読売新聞 2014年11月18日 07時42分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141117-OYT1T50177.html

 国立循環器病研究センター(国循、大阪府吹田市)が発注した情報ネットワークシステム運用・保守業務の入札情報を受注会社に漏らした疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は18日にも、国循情報統括部の元部長(47)(現総長付)ら2人を官製談合防止法違反(職員による入札等の妨害)容疑で取り調べる方針を固めた。

 容疑が固まり次第、逮捕する。もう1人は、この業務を受注したコンピューターシステム開発会社「ダンテック」(兵庫県明石市)の代表取締役(50)

 捜査関係者によると、元部長による情報漏えいが疑われているのは、国循が2012年以降に発注したネットワークシステムの運用・保守業務委託の入札2件で、いずれもダンテックが請負契約を結んだ。元部長が導入全般を担当し、職員らにセンター内の電子メールやインターネットの機能を提供するシステムだった。




ただ、

NHKでは二人とも容疑を否認しているようです。



国立の研究センターで入札情報漏えいか
NHK 2014年11月18日 6時36分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141118/k10013278941000.html

大阪の国立循環器病研究センターが発注した情報ネットワークシステムの業務委託の入札を巡って、研究センターの当時の部長が兵庫県の会社が受注できるように入札の情報を漏らした疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は官製談合防止法違反などの疑いで本格的な捜査に乗り出し、容疑が固まりしだい元部長らを逮捕する方針です。

大阪・吹田市にある国立循環器病研究センターが、おととし以降発注した情報ネットワークシステムの業務委託の入札を巡っては、兵庫県明石市に本社があるコンピューターシステム開発会社「ダンテック」が参加した入札で不正があった疑いが指摘され、大阪地検特捜部が、ことし2月に会社などを捜索するとともに、研究センターから資料の提出などを受け捜査を進めていました。
関係者によりますと、これまでの捜査で、研究センターの当時の情報統括部長がおととしと去年の3件の入札でダンテックが受注できるように入札の情報を漏らしたほか、ほかの参加者が技術的に請け負えない発注内容にした疑いが強まったということです。
特捜部は、官製談合防止法違反などの疑いで本格的な捜査に乗り出し、容疑が固まりしだい、研究センターの当時の情報統括部長とダンテックの社長らを逮捕する方針です。
特捜部のこれまでの任意の事情聴取に対し、元部長は「入札の情報を漏らしたことはない」と容疑を否認し、また、社長もNHKの取材に対し「情報の漏えいはなく、便宜を受けたことも一切ない」と話していました。





表に出てきていない

誰かが美味しいことになっているのでしょう、

きっと。

一番美味しいのは誰だ?





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(2014/03/03)
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関連記事
(1)
■独法化した瞬間に即死? 「国立高度専門医療センター:6機関、借入金1700億円超す」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-606.html

(2)
【速報】春の大嵐 大阪 国循センター ICU医師全員退職へ 執刀との分業困難
http://ameblo.jp/med/entry-10026855773.html

(3)
■「官製談合:国立循環器病研究センターの業務委託で不正か」
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-2277.html



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■「看護師ら197人中、残るのが89人だけの病院」

 

和泉市立病院がボロボロになりそうです。

徳洲会に移行するのが

イヤなスタッフ続出。




徳洲会とスタッフ、

どちらがどうなんでしょうね。




看護師ら197人中、残るのが89人だけの病院
2014年2月25日13時33分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140225-OYT1T00197.htm

医療法人「徳洲会」が4月から指定管理者となる大阪府和泉市立病院で、看護師らの半数以上が、市事務職員への職種変更や退職を希望していることがわかった。

病院に残ると給与が下がることが主な理由とみられる。

人員確保を目指し、徳洲会は病院で引き続き勤務する看護師らを対象に、一定条件を満たせば返済の必要がない就業支度金制度を設けたが、費用は市が全額を負担するため、市議からは「税金投入はおかしい」との声も出ている。

 市によると、常勤の看護師と准看護師計197人のうち徳洲会へ移籍して病院に残るのは89人。74人が職種変更を希望し、34人が退職を希望した。放射線技師など医療技術職員は57人中病院に残るのが17人で、職種変更希望者が30人、退職希望者が10人いるという。





徳洲会の待遇が悪すぎるのか、

市職員という待遇が良すぎるのか。



まあ、

徳州会の一病院に外来出張した事がありますが、

ちょっと私にはあわなかったです。



スタッフ集めも

大変な事になりそうな予感。

今後、どうなるのでしょうか。



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徳洲会はいかにして日本最大の医療法人となったのか徳洲会はいかにして日本最大の医療法人となったのか
(2009/06/30)
石井一二

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■「「皆さん、どんどん心筋梗塞に」…演説会で市長」

 



市長
>「市民の皆さん、どんどん心筋梗塞になって下さい」

まあ、ネタ?

あれ、本当でした。




維新の会の政治家の方々は

粗雑な発言が多い気がしますが

どうなんでしょう?




同じ台詞を、

最近心筋梗塞になった

天海祐希さんに

言ってみたらどうでしょう?




Winnyの金子氏も

心筋梗塞でしたね。

ご冥福をお祈り致します。




「皆さん、どんどん心筋梗塞に」…演説会で市長
2013年7月8日14時42分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130708-OYT1T00617.htm

大阪府柏原市の中野隆司市長が7日夜、同市内で開かれた参院選大阪選挙区の日本維新の会公認候補の演説会で、市立柏原病院をPRする際、「市民の皆さん、どんどん心筋梗塞になって下さい」と呼びかけた。

 病気になることを奨励すると受け取れる発言で、中野市長は終了後、読売新聞の取材に対し、「誤解を招いたなら、申し訳ない」と釈明した。

 演説会には市民ら約200人が出席。応援演説に立った中野市長は、心筋梗塞について同病院の診療体制が充実したとアピールしたうえで、「どんどん心筋梗塞になって下さい」「1回手術をやったら、病院に250万円入る」と述べた。

 中野市長は、「心臓病のいい先生が来てくれたので、安心して柏原病院を使ってほしい、という意味だった」と話した。

 中野市長は2月の市長選で、地域政党・大阪維新の会の公認で立候補し、初当選した。






>「どんどん心筋梗塞になって下さい」
>「1回手術をやったら、病院に250万円入る」


ある意味、直球ですけど、

>「誤解を招いたなら、申し訳ない」

これでは誤解の招きようもありません。



いやはや、2月に市長になったばかりで

これからどうするのでしょうか。







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「医療ミスで肝炎を発症」死亡患者の遺族が阪大を提訴 大阪地裁

 



ちょっとこれは

阪大かわいそう。




70歳男性

平成21年 11月 悪性リンパ腫 
     12月 リツキサン使用

平成23年 09月 肝炎
     11月 肝不全にて死亡




この経過で

大学を訴えるって

よっぽど大学が変なことをしたか、

書いていないトラブルがあったか、

あるいは医療的に訴えられる事では無いことが

訴訟になったか、

ということではないでしょうか。







「医療ミスで肝炎を発症」死亡患者の遺族が阪大を提訴 大阪地裁

産経新聞 2012年11月19日(月)20時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000580-san-soci

 B型肝炎ウイルスに感染していた大阪大学付属病院の入院患者の男性=当時(70)=が死亡したのは、副作用のある薬剤を使ったのに適切に経過観察しなかったためなどとして、男性の遺族4人が19日、大阪大学に計約1億円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 訴状によると、男性は平成21年11月悪性リンパ腫の治療で同病院に入院。検査で同ウイルスに感染していることが判明した。病院は12月から、ウイルスを活性化させる副作用がある抗がん剤「リツキシマブ(商品名リツキサン)」の投与を開始。悪性リンパ腫は快方に向かったが、23年9月に肝炎を発症、同年11月に肝不全で死亡した。

 原告側は、定期的なウイルス検査など適切な措置をとらなかったなどとして、「明らかな医療ミスだ」と訴えている。同病院は「訴状を確認していないのでコメントは差し控える」としている。

 厚生労働省は、この抗がん剤を投与された同ウイルスの感染者が劇症肝炎などで死亡した事例があることや、十分に観察して必要なら抗ウイルス剤を使用することなどを、商品に明記するよう製薬会社に求めている。






リンパ腫の治療をしていると

劇症肝炎になって

救命できない場合が

稀ですけど、あります。




リツキサンに限らず

抗がん剤の治療を行っていると

避けられないリスクです。




ただ、

今回の場合はリツキサン投与から

2年を経過しているので

「明らかな医療ミスだ」

といえる状況ではない気がします。




この言い分が通ると、

B型肝炎のキャリアの方には

1.リツキサンを使用できない

2.最低でも2年以上の肝炎ウイルス検査の義務づけ

あるいは

3.血液内科を辞める

の選択になってしまうでしょう。




残念ながら、

3.を選んでしまう可能性が大

な気がします。




血液内かは本当に大変な業種で、

無理ゲーです。

詳細が不明ではありますが、

不可避な肝炎の結果なら、

自分にこんな裁判されたら

血液内科を辞めちゃいますね。





血液の先生方、

WHOL分類とか好きな

生真面目な人ばっかりですから。







こうやって、

大阪では

数少ない血液内科医を

無駄に消費するのでした。




おしまい。





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■開業つれづれ:「【貧困ビジネス】医療扶助は年1129億円…大阪市が立ち入り調査拡大 全患者が生活保護34機関 」


ナニワ金融道(1)を

地で行く大阪。





やっぱり

大阪は違いますね。







【貧困ビジネス】医療扶助は年1129億円…大阪市が立ち入り調査拡大 全患者が生活保護34機関



http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100629/lcl1006291147001-n1.htm


産経ニュース 2010.6.29 11:45


 大阪市は29日、生活保護受給者を対象にした医療扶助をめぐり、受給者の受診が多く「貧困ビジネス」の温床となっている可能性のある大阪府内の医療機関を立ち入り調査する方針を明らかにした。市はすでに医療扶助や診療報酬を過度に請求している可能性がある府内の医療機関に対する調査に乗り出しており、実態解明を本格化させる。


布団代も上限1万7800円まで請求…現物給付に変更

 市はこれまでに、医療扶助分の診療報酬明細書(レセプト)の審査を行う社会保険診療報酬支払基金に昨年11月から今年1月までの間、受給者のレセプト件数や1人あたりの診療報酬請求額が多い医療機関名の提供を要請。この結果、入院または通院患者すべてが生活保護受給者である医療機関が34カ所に上ることが分かった。

 生活保護受給者の医療費を全額公費で負担する医療扶助は、保護費全体のほぼ半額を占め、大阪市では平成20年度に1129億円を支出している。

 市は29日、庁内で開催した生活保護行政特別調査プロジェクトチーム(PT)の会合で立ち入り調査対象について協議した。

 一方、市はPT会合で、生活保護受給を機に安定した住居に入る受給者に支払われる被服費の布団代について、9月から現物給付とする方針を表明。同様の取り組みは政令市では広島、福岡両市で行われている。

 市では布団代の上限額は1万7800円。21年度の支給は9704件、総額1億6880万円で、1件当たり1万7395円と上限額に近く、貧困ビジネス業者が関係しているケースもあるとみられる。上限額約21万円が支給される葬祭費などについても現物給付を検討する方針。






ブラック病院、

こんなところはごく一部。




貧困ビジネスと結託して

某柔道整復師業界の一部のような

請求方法をしている(2)、

ということです。






まじめにやっている側からしたら

こんな不正請求、吐き気がします。







ただ、医療業界だけでなく

同じ診療報酬を得ている団体でも

かなりグレーな存在もあって

あまり関心を払われていない、

見過ごされているところも

あるということです。





貧困ビジネスの根は

さらに深く入り込んでいます。










(1)医療がらみの貧困ビジネス

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(2)■開業つれづれ: 日本手技療法協会 「不正請求の実態の記事」

http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-949.html


■開業つれづれ:第2の夕張 泉佐野の”善政” 「“未管理妊婦”受け入れリスク」

>「未管理妊婦」という言葉をご存知でしょうか。



…?

いや知らないです。






”未管理妊婦”

とか言ってますが、

通称、

”野良妊婦”。














■「“未管理妊婦”受け入れリスク」

毎日放送 2009/08/20 放送
http://www.mbs.jp/voice/special/200908/20_22859.shtml


「未管理妊婦」という言葉をご存知でしょうか。

妊娠してから1度も診察を受けないまま、いきなり出産の時を迎える妊婦のことなんですが、ほとんどの病院がトラブルを避けるため受け入れようとしません。

そんな中、大阪にすべての妊婦を受け入れるという病院ができました。

そこでの密着取材を通じて、今の「妊婦」を取り巻く問題を取材しました。





~今年2月~

「がんばる時に、なるべく長くがんばろうか」

陣痛が始まって5時間が過ぎました。

「子宮内胎児死亡…。40週を越えているような…」

深刻な表情の医師。

「保険に入ってない」
「ソーシャルワーカーさんにも来てもらって」


当直日誌に残る、「未管理」・「自宅出産」の文字。

「育てる気がは?」
「ないと言ってる」

「授乳は?」
「していません」

すべての妊婦を受け入れる、日本初の画期的な診療を掲げる産婦人科。

しかし、日々妊婦と向き合う医師たちは、その異変を感じはじめています。


--------------------------------------------------------------------------------

大阪府南部の貝塚市。

地域医療の中核を担う市立貝塚病院は去年4月から妊婦検診は行うものの、お産は一切扱わなくなりました。

<患者>
「不安です。ずっと診てもらっている先生なので、今さらほかでも…」
「(Q.検診でなじみのある先生の分べんじゃないのは?)いないんですか?そうなんだ…。それはちょっと不安」

<市立貝塚病院・長松正章副院長>
「関わりのある人と一番大事な時に離れるのは辛いし申し訳ないが、こういうシステムでやっているので」

妊婦がお産をするのは、およそ5キロ離れた隣の市立泉佐野病院

去年4月から立ち上がった泉州広域母子医療センターです。


妊婦検診と婦人科は貝塚市民病院が、そしてお産はすべて市立泉佐野病院が担当します。

お産をひとつの施設に集約することで妊婦の受け入れ体制を強化し、産婦人科医の過重労働を少なくするのが狙いです。

<市立貝塚病院・長松正章副院長>
「今までは各病院5人で産科を行っていたが、それが10人になる。同じところを10人でまかなうのと5人でまかなうのは全然違う」

貝塚で検診を受けて泉佐野で分娩した患者さんも、いざお産を終えると…

「自分が不安に思っていたよりは、みなさんによくしてもらった」


--------------------------------------------------------------------------------

公立病院から産婦人科がなくなりつつある中、地域医療を守るためにできた新たなシステムですが、今、妊婦の変化に危機感を抱いています。

『未払い』と『未管理』です。


泉佐野病院では、毎日2人の産婦人科医が当直しています。

1人はかかりつけの患者を担当、1人は救急対応です。

産婦人科医の当直が2人いる病院はほとんどなく、様々な症状の患者が遠方からもやって来ます。

<市立泉佐野病院・荻田和秀産婦人科部長>
「半分の方は泉州だけでなく、大阪市内から受け入れている」

その中で深刻なのが、一度も病院で検査を受けたことがない「未管理妊婦」の搬送です。

病院の取材を始めて2か月、その女性は運ばれてきました。

「きのうの朝、破水なんだけど、本人はおしっこが出たと思っていたと」
「赤ちゃん?」
「2800。羊水は少ない。炎症が出ているのでしんどそう」

やって来たのは、30代の女性。

職場で破水し、別の病院から運ばれてきました。

陣痛がすでに始まっています。

女性は「未管理妊婦」。

妊娠何か月なのか、赤ちゃんの状態もまったくわかりません。

<医師>
「本人は妊娠はわからなかったと言っている。(結婚は)していない」


お腹の赤ちゃんと共に危険な状態で、すぐにお産の準備に入ります。

<お産の準備に入る荻田医師>
「下がりが悪い。何かいやな予感がする」

お産が始まります。

「ガンバレ、ガンバレ、ガンバレ」
「がんばってるよ。赤ちゃんも頑張ってるからな」
「うーん」
「赤ちゃん出ましたよ。おめでとうございます」

6時間後、男の子が産まれました。

しかし、泣き声が聞こえません。

仮死状態でした。

破水からしばらく放置していたため、汚染された羊水などを吸い込み、呼吸ができなかったようです。

駆けつけた小児科医が治療を始めます。

<小児科医>
「今ちょっと元気出てきたけど、詳しく様子を見ないといけない」

一命はとりとめましたが、すぐに集中治療室に入ります。

女性は、生まれたてのわが子を抱くことはできません。

<市立泉佐野病院・荻田和秀産婦人科部長>
加熟児かもしれない。予定日を越えているかもしれない」

なぜ、1度も検診を受けなかったのか。

その女性は、経済問題などをあげたといいます。

<医師>
「赤ちゃんは何も悪いわけじゃないし、次に同じことを繰り返さないでほしい」

普通に「おめでとう」と言えないお産は、医師も複雑です。

泉佐野病院には、こうした未管理の妊婦が去年だけでおよそ30人運ばれてきました。

なかには、分べんや入院費用を払わず赤ちゃんを置いて出て行く女性もいるといいます


--------------------------------------------------------------------------------

取材中、もう1人、自宅で出産したという未管理の妊婦が運ばれてきました。


お金がなく育児ができないという女性、病院の職員が面談を行います。

<職員>
「貯金は?」
<女性>
「全然なくて。働いてもいなかったので、全然ないんですけど。生活保護もらって、家を探そうかと」
<職員>
「生活保護は、働くことができない人がもらう制度」
<女性>
「子どもとは別々でもいい。一緒にいると、子どもを見ていないといけないし、仕事も探せなくなる」
<職員>
「自分に何ができるかを自覚してもらわないと。赤ちゃんが一番かわいそう」

結局、女性は赤ちゃんを乳児院に預けると言って退院していきました。

治療費の大半は親戚が支払ったといいます。

<市立泉佐野病院・荻田和秀産婦人科部長>
「産科病棟としては、ここで終わり。何もできなくなる。仕方のないこと…」


--------------------------------------------------------------------------------

しかし、「未管理妊婦」でも出産後、必死に子育てをしている人もいます。

仮死状態の男の子を産んだあの女性です。

「検診に行かなかったからオギャアと泣かなかったのかも。泣かないときは半分ダメかなと思った。本人もがんばったし先生のおかげ。本当に感謝している」

男の子は順調に成長していました。

「妊娠は気づいたけど、どうしようもなかった。どうしていいかわからないまま病院に運ばれて救急車で泣くばかりだった。産んでよかった。後悔はしていない」


--------------------------------------------------------------------------------
妊婦のたらい回し
が社会問題となる中、すべての妊婦を受け入れる病院は今や貴重な存在です。

しかし、未管理妊婦の受け入れはリスクが大きい上、財政難に直面する公立病院にとって大きな負担です。

<市立泉佐野病院・荻田和秀産婦人科部長>
「トラブルに巻き込まれたくないという病院の気持ちもある程度は理解できる。1次救急のお産を受けられるのはある意味幸せ。大阪にも同じような拠点病院ができればいいが難しい部分もある。ただうちの施設が損をしているとは思わない」

「生まれ来る命を救う」のは、産婦人科医の使命。

今、その根本が揺らいでいます。








「育てる気は?」

「ナッシング」



みたいな軽ーい報道になっていますが、

野良妊婦の現状は、

8割が出産費用を踏み倒し(2)、

子の死亡はなんと18倍、未熟児も4倍(3)、

という極めてひどい数字になっています。






これは、

妊婦による胎児虐待

とおなじ状況であり、

個人的には

マスコミは強く市民に啓蒙すべきことであり、

義務教育で教えるべき知識のような気がします。









それにもかかわらず

逆にマスコミは

「たらい回し」などと

医療機関のみを責める報道が

今でも(この記事でも)続いています。







ところで、

野良妊婦収容施設があるのは…、

ああ、泉佐野市ですか。

どっかで見たことありますね。

ここです↓






大阪・泉佐野市「破綻寸前」 早期健全化団体に確定


asahi.com 2009年8月25日22時34分
http://www.asahi.com/politics/update/0825/OSK200908250154.html


 大阪府泉佐野市は25日、地方公共団体財政健全化法で財政破綻(はたん)寸前とされる「早期健全化団体」になることが確定したと発表した。08年度決算で市全体の赤字を示す連結実質赤字比率が26.42%(基準17.44%)、将来負担する借金総額の財政規模に対する割合を示す将来負担比率が393.5%(基準350%)となり、基準を上回った。

 市は9月にも財政健全化計画の素案を議会に示し、議決を経て大阪府に提出する。歳出の削減に伴い市民サービスの低下も予想される。

 07年に成立した同法は財政状態の悪い自治体を、破綻状態の「財政再生団体」と、その手前の「早期健全化団体」に分け、国や都道府県が関与することで財政再建を確実に進めることを目的にしている。08年度決算に基づき、09年度から本格施行された。

 総務省によると、08年度決算はまだ集計しておらず、各団体に確定した自治体は把握していない。07年度決算にあてはめると、財政再生団体には北海道夕張市、早期健全化団体には泉佐野市を含む全国42市町村が該当したという。

 泉佐野市は関西空港の開港で税収が大幅に増えることを見込み、多額の借金をして宅地造成や市立病院の建て替え、下水道整備事業などに先行投資してきた。しかし、企業誘致が進まず、人口も伸び悩んだため十分な税収を得られず、危機的な財政に陥った。04年には財政非常事態宣言を出して、職員削減やごみの有料化などで財政再建に取り組んでいた。







こんなこと、

未収金をわざわざ作るような患者さんを

大阪からまでも集めているのですから

「認識が甘い」

と破綻第一人者の

夕張の村上先生に怒られることでしょう(笑)(4)。





>歳出の削減に伴い市民サービスの低下も予想される。




自分が借金でつぶれるのに

大阪の野良妊婦を

大量に受け入れているんですから、

さもありなん。






市民サービスの低下よりも

先にすることがあるような気がしますが、

そんなことも分からないから

きっと破綻するんでしょうね。








ま、ある意味、ものすごい”善政”をしているわけですが、

誰かが、あなたの右の頬を打ったなら、左の頬を向けなさい
(マタイ5章39、ルカ6章29)

的な境地なのでしょうか?

私には理解不能ですが。













(1)
■”野良妊婦の一例” 症例報告 「妊婦搬送拒否:分娩予約できず、臨月で10カ所以上拒否」
http://ameblo.jp/med/entry-10053051768.html

(2)
■悩まし「飛び込み出産」 費用踏み倒しも
http://ameblo.jp/med/entry-10045733277.html

(3)
■未受診で出産、高いリスク=子の死亡18倍、未熟児4倍-日本医科大分析
http://ameblo.jp/med/entry-10047777771.html

■「奈良戦線 余裕あり 産科医74人を酷使せよ」: 大幅追記あり
http://ameblo.jp/med/entry-10052331865.html

(4)
財政破綻した夕張の病院を復活させた先生です。

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中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
 ↓
医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
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日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
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田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
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よろしくお願いいたします。


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