2011/04/09
■開業つれづれ:「草津総合病院小児救急医療 「医師派遣」と虚偽文書」
草津総合病院では
事務長が医療コンサルに騙されたようです。
本当は自爆で
コンサルすらいないのかもしれませんが。
現在は
事務長は
病気療養中とか。
市長も激怒中。
草津総合病院小児救急医療 「医師派遣」と虚偽文書
京都新聞 2011年04月08日 22時39分
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110408000178
草津市が、草津総合病院(同市矢橋町)に設置している市小児救急医療センターが小児内科の医師を確保できずに1日から部分休診している問題で、同病院の水野光邦理事長が8日、市役所で会見した。医師が確保できていないのにもかかわらず、医師の派遣を受けるとの虚偽の文書を市へ提出していたことを明らかにし謝罪した。市は同日、同センター設置病院としての指定を取り消した。
同病院は、2006年度から5年間の指定を受けてセンターを運営し、11年度からの指定を更新することも決まっていた。センターは3月末まで滋賀医科大から小児内科の医師の派遣を受けていたが、4月以降は栃木県の病院から派遣を受けるとして、3月9日に文書で市に報告した。
報告時に医師確保の見通しは立っておらず、水野理事長は「事務長に任せていたが、現在、療養休暇中で詳細は分からない。虚偽の報告は取り返しのつかない行為で市と市民に多大の迷惑をかけ申し訳ない」と謝った。
橋川渉市長は「草津総合病院との信頼関係は失墜した。センターの休診は市の信用にも関わり、謝罪して済む問題ではない」と話した。
救急医療センター運営指定取り消し 草津市、草津総合病院に
2011年4月9日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110408-OYT8T01060.htm
草津市小児救急医療センター(矢橋町)の小児内科休診問題で、市は8日、草津総合病院に対し、同センター運営病院の指定を取り消した、と発表した。同病院の水野光邦理事長は同日、市役所で記者会見し、「医師確保を担当していた事務局長が医療コンサルタントに任せきりだった」と、病院としての見通しの甘さを認め、陳謝した。
市によると、同病院側から3月9日、「医師3人の確保は可能」と伝えてきたといい、「事実と異なる報告をした」ことを指定取り消しの理由とした。
これに伴い、センターは当面、運営できなくなるため、現在、診察が続けられているセンターの小児外科については、同病院が時間外診療として受け付ける。
こんなトラブルの中、
>事務局長が医療コンサルタントに任せきりだった
ということで、
コンサルが仕事をしなかったことは
誰も責めないんですね。
もともとコンサルは
仕事をしない、ということが前提で、
「医療コンサルはダメでした。さて、それで、」
ということなんでしょうか。
他の領域の仕事なら
「やっぱ、ダメでした」
ならすぐにプロ失格なんですが、
この医療業界はこれでOKらしいです。
せめて第2、第3の被害を出さないためにも
請負コンサルの名前ぐらい
出してもいい気がします。
実際にはコンサルは
仕事すらしていなかったようで、
自治医大を当てにしていたようですが、
自治医大は「聞いてないよ」
という話。
小児救急が休診、医師着任めど立たず 草津総合病院内市医療センター
2011年4月3日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110403/CK2011040302000103.html
草津市は2日、急病の子どもを休日や夜間に診察してきた草津総合病院(同市矢橋町)内の市小児救急医療センターの小児内科を1日から休診したと発表した。本年度から受け入れる予定だった小児内科医3人の着任のめどが立たないため。市はほかの医療機関から医師の確保をするように草津総合病院に要請する。
センターは、市から委託を受けて月~土曜日の午後5時~翌日午前9時と、日祝日の午前9時~翌日午前9時に小児診療をしてきた。市は病院への委託事業とし医師らの人件費として年間5000万円補助していた。
1日から自治医科大病院(栃木県下野市)から小児内科医3人の着任が決まっていたが、草津総合病院で医科大と交渉していた法人事務局長が病院に出勤せず連絡が取れなくなり、医師受け入れの見通しが立たなくなった。2010年度までセンターで診察していた滋賀医科大の小児科医から3月31日夜に市に連絡があり、1日からセンターの小児内科を休診した。
田内宏一健康福祉部長は「1日は市民の皆さんに病院の窓口で休診を知らせた。医師の確保は病院に任せていたので。配慮が足らなかった」と話した。
小児専門の救急医療センターは草津、守山、栗東、野洲市の湖南4市で唯一。当面、小児救急は、栗東市の済生会病院と大津市の滋賀医科大に患者を受け入れてもらうが、12日以降は未定。小児外科と平日午前9時~午後5時の小児内科は診察している。
(猪飼なつみ)
自治医大に医師派遣依頼されず 草津の小児救急で市長ら謝罪
2011年4月6日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110406/CK2011040602000107.html
医師の着任のめどがつかず草津市小児救急医療センターの小児内科が夜間や日祝日に休診している問題で、同市は5日、医師が派遣される予定だった自治医科大(栃木県下野市)が民間の草津総合病院から派遣依頼を受けていなかったと発表した。橋川渉市長は「市民の皆さまにはご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。
市は2006年から病院にセンターを開設。医師の人件費など年間5000万円補助している。3月末までは滋賀医科大(大津市)から小児内科医が着任していたが、草津総合病院は4月から自治医科大の小児内科医3人が着任すると3月9日に市に報告していた。
ところが、草津総合病院で医師確保を担当していた職員が3月31日から連絡が取れず、状況が分からないまま1日から休診に追い込まれた。
橋川市長は「自治医科大に派遣依頼の事実がないのは重大。草津総合病院に事実関係の説明を求めている。報告の結果によっては厳正な対処をしたい」と強調した。自治医科大の担当者は「草津総合病院から依頼がなかった。どういう理由で自治医科大の名前を出されたのか分からない」と話している。
センターは平日と土曜日の午後5時~翌日午前9時に、日祝日に小児診療をしていた。 (猪飼なつみ)
ここまでくると
担当者が何にも仕事をしなくて
適当なことやっていただけ
ということなんでしょうか。
コンサルすらいなかったりして。