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■開業つれづれ:「発作で1カ月前に薬増量 四日市踏切事故、医師は運転止める」


四日市の歯科医師追突事故。

睡眠時無呼吸症候群か

ナルコレプシーか

薬物中毒か

何かかと思っていましたが、

てんかんだとは。





微妙な展開になってきました。







同じ中日新聞の2つの記事。




>同署の調べに「既往症はない」とも話しているという。

カッコ付きでわざわざこう書くのには



>「既往症はない」とも話している



でも、

持病のてんかん発作

!あったじゃないか!

という展開を狙っているんでしょうか。






こちらが元旦記事。






四日市事故、追突の歯科医を逮捕 「直前から記憶ない」

中日新聞 2011年1月1日 朝刊

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2011010102000021.html

 三重県四日市市羽津町の近鉄名古屋線の踏切で自転車の男性2人がワゴン車に追突された後、電車にはねられ死亡した事故で、四日市北署は31日、自動車運転過失致死傷と過失往来危険の疑いで、ワゴン車を運転していた同市羽津中、歯科医師池田哲容疑者(46)を逮捕した。

 逮捕容疑は30日午後1時半ごろ、霞ケ浦駅南側の踏切で自転車に乗った同市別名、四日市社会保険病院の研修医中本勝昭さん(40)と同市白須賀、中国人実習生王定祥さん(23)ら3人に追突、うち中本さんと王さんを電車と衝突させて死亡させたとされる。1人も軽傷を負った。

 池田容疑者も顔などの軽傷で市内の病院で治療を受けていた。

 同署によると、池田容疑者は事故前、自宅から自分の歯科医院に車で向かったが、事故現場の200メートル手前にある医院を通過した直後に事故を起こした。「医院を通過した記憶はあるが、それ以降は覚えていない」と供述。

 池田容疑者の車が踏切の手前で蛇行や急ブレーキを繰り返したとの目撃証言があるが、呼気検査でアルコール分は検出されなかった。同署の調べに「既往症はない」とも話しているという。

 事故現場の踏切前には、31日朝からいくつもの花束が手向けられた。





でこちらが1月12日記事。




発作で1カ月前に薬増量 四日市踏切事故、医師は運転止める


中日新聞 2011年1月12日 09時01分

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011011290090146.html


 三重県四日市市の近鉄名古屋線の踏切で先月30日、自転車の男性2人がワゴン車に追突された後、電車にはねられ死亡した事故で、ワゴン車を運転していた歯科医師池田哲容疑者(46)=同市羽津中=が、持病のてんかん発作が起きるなどしたため、事故を起こす1カ月前に薬の量を増やしていたことが、複数の関係者への取材で分かった。県警も関係者への任意の事情聴取で把握している。

 関係者によると、池田容疑者は先月初め、通院先で診察に「最近、意識がなくなる発作が出た」と話した。池田容疑者は覚えておらず、家族の話で知ったという。病院側は症状を落ち着かせるため、投薬回数を一日2回から3回に増やした。

 さらに病院側は、池田容疑者に車を運転しないよう求め、池田容疑者も了承したという。池田容疑者はてんかん患者が運転免許を取得できなかった2002年の道交法改正前に運転免許を取得した。医療関係者によると、てんかんの症状は薬を欠かさず飲んでいても、過労や睡眠不足などで発作が起きることがある。









運転免許に関する

欠格条項の問題ですが、

今後の問題になってくることでしょう。




















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■開業つれづれ:伊賀の絶滅危惧種 「地域医療「守る会」発足へ 12月5日に記念講演会 /三重 」


滅びの道を歩む伊賀。











地域医療「守る会」発足へ 12月5日に記念講演会 /三重


伊賀タウン情報YOU 2010年12月 3日 12:08

http://www.iga-younet.co.jp/news1/2010/12/125.html


 伊賀地域の医療問題を市民として考える「伊賀の地域医療を守る会」は、12月5日に名張市南町の産業振興センターアスピアで設立総会を開く。同会では午後2時から同所で開く設立記念講演会への参加を呼び掛けている。無料。

 同会は2009年2月から3回開かれた「伊賀の地域医療を考えるシンポジウム」の実行委員会のメンバーらを中心に組織。地域医療問題の解決のために市民自らが行動していく気運を高めるのが目的だ。

 当日は、県立一志病院の飛松正樹院長が「家庭医療の取り組みと今後の方向について」と題し講演。講演後に、飛松院長と参加者との意見交換会もある。

 問い合わせは同会事務局(0595・23・6063)へ。








>同会は2009年2月から3回開かれた

>「伊賀の地域医療を考えるシンポジウム」

>実行委員会のメンバーらを中心に組織。




”伊賀の地域医療を考える”じゃダメで

次は

”伊賀の地域医療を守る”ことになった伊賀。


その先は

どうなるのかな。

”伊賀の地域医療を保護する会”

とか

”絶滅した伊賀の地域医療を復活させる会”

とかになっちゃうのでしょうか。









死して屍拾うものなし。

ニンニン。







■開業つれづれ:伊賀崩壊の巻 ニンニン「瀬戸際の救急医療:/上 伊賀地域、医師不足深刻 /三重」




ご存じ、

毎日が叩き潰した地域医療。


>待合室から人気が消えたのは、翌日の明け方ごろ。

>ところが、

>朝には患者の家族1人が怒り出す一幕




新聞報道で叩かれまくった

地域医療のなれの果てが

この住民の姿です。








瀬戸際の救急医療:/上 伊賀地域、医師不足深刻 /三重

毎日新聞 2010年5月25日 地方版


http://mainichi.jp/area/mie/news/20100525ddlk24040350000c.html

 ◇公立病院機能分担、具体的な姿見えず

 「助かった命ではなかったのか。安心して救急医療を受けられないのは深刻な問題だ」--。今年3月、伊賀市の自宅で倒れて救急搬送された女性(当時78歳)が、

県内外の7病院に「処置多忙」などで受け入れを拒否

された問題。女性は約2時間後に運ばれた津市内の病院で、翌日に亡くなった。近所に住む第一通報者の男性(66)は当時の状況を振り返り、こう話した。

 男性などによると、倒れた女性は当日朝から体調を崩していた。夕方、心配した別の住民が郵便受けから家をのぞき込み、女性が玄関先で倒れているのを発見。通報した男性は消防団長の経験もあり、救急車と救助工作車を呼び、女性が救出されたのを見届けて現場を離れた。

 ところが、救急車は受け入れ先が見つからず、その後も現場を1時間以上離れられなかった。後で聞いた男性は「伊賀の救急事情の大変さは分かっていたが……。早く搬送先が見つかってほしいと願うしかなかった」と振り返る。

 ×  ×  ×

 大型連休前半の5月1日。伊賀市立上野総合市民病院が、同月の輪番制シフトで唯一24時間連続の救急受け入れを担当する日となっている。過酷な勤務実態を知ろうと、内科外科計2人の医師が対応にあたる救急外来の待合室で一日の流れを見学させてもらった。

 伊賀市、名張市双方からの救急車が朝から何度も到着し、夜10時ごろにも待合室には治療を待つ患者の家族ら10人ほどが詰め掛けていた。

待合室から人気が消えたのは、翌日の明け方ごろ。

ところが、

朝には患者の家族1人が怒り出す一幕

もあり、自宅で待機中だった同病院の事務長が駆け付けて対応した。24時間で診察したのは26人だが、

実際に入院したのは3人だけ

だった。

 川口寛・上野総合市民病院院長職務代理者は「7月以降には

内科医が異動で村山卓前院長1人だけになる可能性

もあり、そうなれば内科系の入院患者は受け入れられない。機能分担の議論も進んでいるが、医師不足のままでうまく機能するだろうか」と疑問視する。

 ×  ×  ×

 伊賀地域の救急医療体制の深刻化に歯止めがかからない。特に上野総合市民病院の勤務医減少が顕著で、04年度に

最大26人

いた常勤医は、今年4月現在で

15人にまで急減

。同30人でほとんど変動のない岡波総合病院(同市)、同24人でピーク時から4人減にとどまる名張市立病院と比べ突出している。

 さらに、上野総合市民病院で2次救急に対応できる

内科系の医師3人全員

が、7月には派遣元の三重大に戻るなどして

ゼロになる可能性

がある。伊賀、名張両市長は3月、両市の公立病院による7月以降の機能分担実施を視野に入れた確認書に調印したが、具体的な救急医療の姿はいまだに見えてこない。7月の“ヤマ場”を乗り越えても、伊賀地域での拠点病院建設という難題がひかえている。

 伊賀地域の救急医療が目指すべき姿とは何なのか。院長主導で経営を黒字化し、医師確保にも成功している公立病院、住民運動が地域医療の再生につながった病院など、参考にすべき他地域の取り組みを紹介する。【伝田賢史】

〔伊賀版〕






「放置」「たらい回し」「恥を知れ」と

報道で医療関係者を叩きまくって、

あまりにひどい現状に

救急に医師がいなくなってから

今度は「医療崩壊」と

さけぶマスコミはいったい何なのでしょう。





自分でぶっ壊しておいてから

”壊れている!”と叫ぶのは

あまりにクレーマー的です。




たんなる

不幸を作り出して記事にする

自作自演にしか

思えません。





伊賀の医療関係者の方々、

引き際をお間違えなきように。

ニンニン。















■開業つれづれ:”研修医は若く、体力もあるので、きつい当直にも対応できる” 「山田日赤が尾鷲総合病院へ医師派遣」








「三千万円出せば大学病院の助教授が飛んでくる」(2)

という発言で

医療関係者の度肝を抜いた

尾鷲市。





今度は、

県医療対策室、直々の

奴隷宣言が発令されました。


>県医療対策室の松見隆子主査
>研修医は若く、体力もあるので、きつい当直にも対応できる。



これって、

ガチで

”若いんだから労基法違反してでも働いてこい”

って言っているようなもので、

すごい発言です。


”他人のつらさは10年でも我慢できる”

といったところでしょうか。










三重って、

麻酔科集団退職もあったり、

毎年3月30日に退職させられて

4月1日に再就職して

退職金を払わせなかったりと、

やっぱり蟹工船のように怖い土地ですね。






山田日赤が尾鷲総合病院へ医師派遣

バディホスピタル制度 10月に県初の実施


2009年8月29日 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20090829-OYT8T00063.htm



 二つの病院が互いにバディ(相棒)となり、一方がもう一方に医師を派遣する「バディホスピタル制度」が10月から、県内で初めて開始される。県医療政策室の制度で、まず伊勢市の山田赤十字病院(山田日赤)から、尾鷲市立尾鷲総合病院に医師を派遣することが決まった。全国的にも珍しい取り組みで、医師不足の解消につながるのではと期待が高まっている。

 同制度は、比較的、医師の数に余裕のある病院が、不足している病院に後期臨床研修医を3か月間派遣するもの。後期臨床研修医は医学部を卒業後、2~4年の研修を経た医師で、専門とする診療科で臨床経験を積む。

 しかし、医師の多い病院では、研修医は臨床に触れる機会が少なく、実際に診察や手術に携わる回数も限定される。そこで、医師の少ない病院で研修することで、幅広い症例を診て経験を積むことができるというメリットがある。

 山田日赤は、まず2か月間、中堅の医師2人を派遣し、研修医の受け入れ体制を整えた後、12月から3か月ごとに、内科の研修医を1人ずつ派遣する予定。

 受け入れ側の尾鷲総合病院では、現在7人の内科医が在籍しているが、宮本忠明事務長(58)によると「医師の業務は外来、救急、透析、当直など山積み。最低9人は必要」という。さらに、今年度で2人がやめるため、来年4月には5人に減る見込みで、「派遣される医師は貴重な戦力」として期待している。

 県医療対策室の松見隆子主査(36)は
「研修医は若く、体力もあるので、きつい当直にも対応できる。
病院間の連携も生まれるので、重篤患者もスムーズに転院させることができる。これをモデルケースに、県内でバディホスピタルを利用する病院が増えれば」と話している。






医師を粗末にすることでは

全国的に有名な

尾鷲総合病院(1,2)。


>さらに、今年度で2人がやめる



結局は現有戦力も維持できずに

ぼろぼろになりながら

3か月交代の研修医を当てにしているんですね。





さすが三重県、

学徒動員で、学生の体力頼みという

法律無視のお粗末さ。









恐ろしいことに、

尾鷲総合病院には

産婦人科医が存在していました。








医療 激務 産科医不足に拍車 ――09衆院選 争点の現場(3 )
「安心して産めない」

2009年8月22日 読売新聞


http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/090822_1.htm


 三重県尾鷲市立尾鷲総合病院の産婦人科医、野村浩史さん(52)は、病院近くのアパートに帰宅した後も、常に携帯電話を手元に置く。緊急呼び出しに備え、緊張した時間を過ごすが、それでも帰宅出来た日は、「ホッとします」。帰れずに、病院に泊まらざるを得ない日は、月に7~10日にもなる。

 市内でただ一人の産婦人科医。受け持つ患者のエリアは、県南部の東紀州地域2市2町に及ぶ。土日や祝日も入院患者の回診をするため、三重県伊勢市の自宅に戻れるのは、別の開業医が当直に入る月に一度だけだ。

 三重大から医師の派遣を受けていた同病院の産婦人科は2005年7月、大学医局の医師不足を理由に約40キロ離れた公立紀南病院(三重県御浜町)に統合され、尾鷲市は一時、常駐産科医がいない状態になった。

 野村さんが単身で赴任してから3年。3日続けて帰宅できなかったことも一度や二度ではない。「ある程度の拘束は仕方ないが、体力面で不安はある」。産科医がもう一人いてくれれば、というのが野村さんの偽らざる思いだ。



 「代わりを探してはいるけど、なかなか見つからないんですよ」

 名古屋市立大の杉浦真弓教授(48)(産婦人科)は昨夏から、愛知県豊川市の市民病院に派遣する産科医を探し続けている。当時の院長からひざ詰めで医師探しを依頼されたが、ない袖は振れない。今も医師が見つかるメドは全くたたない。

 同病院では今年1月、家庭の事情で産婦人科の医師が1人減り、3人となった。06年から近くの新城市民病院(愛知県新城市)の診療体制縮小で、同病院からの流入患者が増加していたこともあり、昨夏以降、受け入れる出産患者を制限する状態が続いている。

 ところが、医師の供給源となるべき大学側は今、医局の人手不足という悩みを抱えている。04年度から始まった臨床研修制度により、研修医が病院を自由に選べるようになった結果、大学に残る医師の数が減ったためだ。このことが、地域医療機関の医師不足を招いているとの指摘は多い。

 女性産科医が、子育てとの両立が難しいなどの理由で定年前に引退してしまうケースが多いのも、産科医不足に拍車をかけている。杉浦教授は「学生に産科医の魅力を伝え、女性が長く働ける環境をつくっていくことも必要だ」と訴える。



 日本の人口1000人当たりの医師数は2・1人。経済協力開発機構(OECD)加盟30か国の平均(3・1人)を大きく下回る。中でも、激務で訴訟リスクも高いとされる産科医は、この10年で約10%も減少した。愛知県内では、35公立病院のうち、昨年6月現在、19病院が医師不足で時間外救急患者の受け入れ制限や入院診療休止など診療を制限せざるを得なくなっている。

 尾鷲市で産科医が常駐しない期間に長女を妊娠した同市の主婦(39)は、車で片道2時間かけて三重県松阪市の病院に通った。「胎児に異変が起きたらと考えると、安定期に入るまでは不安で仕方がなかった」。医師不足、そして診療体制の縮小は、地域住民の生命や生活を脅かす。

 定年まで今の生活を続ける意思を固めたという野村さんは強調する。「安心してお産ができるという当たり前のことを実現するためには、何よりもまず、医師不足の解消が急務。これがすべての根源ですよ」

(小栗靖彦、田口詠子)



 自民、民主以外の各党も医師の増員を掲げるほか、公明は院内保育所の整備など女性医師の復職支援、共産は国公立病院など公的医療機関への支援強化を打ち出している。社民は地域に助産院などの分娩施設を増やすとしている。後期高齢者医療制度については、民主、共産、社民が廃止、自民、公明は現行制度の枠組みを維持したうえでの改善、見直しを掲げる。










>土日や祝日も入院患者の回診をするため、三重県伊勢市の自宅に戻れるのは、別の開業医が当直に入る月に一度だけだ。




こんなガチ労基法無視の

尾鷲総合病院に

研修医を派遣して

>研修医は若く、体力もあるので、きつい当直にも対応できる。

とか言い放つ

県の担当者も

狂ってますね。





医師を使い捨てにしている病院のようですから(1)、

自業自得といったところです。











(1)
尾鷲総合病院 産科医師「退職の儀式はなく、本人からもあいさつもなく、病院を後にした」
http://ameblo.jp/med/entry-10022493211.html


(2)
「三千万円出せば大学病院の助教授が飛んでくる」
http://ameblo.jp/med/entry-10016637474.html







■開業つれづれ:「たらい回し 治療5分に「1時間」」

また、どこぞの記者が

救急外来に腹を立てて

記事を書きなぐっています。













たらい回し 治療5分に「1時間」

2009年7月24日付中日新聞三重版

http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up41995.jpg.html


津市内で今月中旬の深夜、手をけがしたが、治療してくれる救急病院がなかなか見つからない「たらい回し」を経験した。
その間、一時間弱。
救急医療体制の未熟さを垣間見た"長い"時間だった。

午後十時四十五分ごろ、知人宅でカキの殻をむくナイフを指の間に突き刺した。出血したが救急車を 呼ぶほどではないと思い、まず頭に浮かんだのは、津市役所横の応急診療所。電話で症状を説明すると、 「うちはできない」。教えられたのは、津地域救急医療情報センターの電話番号。 同じように電話で症状を説明し、当直の外科医がいると告げられた二カ所の病院のうち、近い方にタクシーで行った。

傷を見せると、医師らしき人は「うちでは無理」。専門外なのだろうか。説明はない。タオルで押さえた手より 胸に痛みが走った。消毒の処置や他の病院を教えられることもなく、暗いロビーに取り残される。やるせない。

気を取り直して再びタクシーを呼ぶ。情報の不正確さに首をかしげながら、もう一カ所の病院へ。 ようやく整形外科医にたどりつくことができ、深さ数センチの傷を縫ってもらった。治療は五分だったが、 右往左往した分だけ時間も交通費も余計にかかり、理不尽さだけが残った。(大島康介)


up41995[1]






夜の11時頃に

友人とカキを食って

ナイフを手に突きさして

救急外来、

というストーリー。


>その間、一時間弱。


世界的にも1時間で

専門医の治療を受けられるのは

滅多にないシステムだと思います。



アメリカでは数週間かかるのは

ざらです。






こういう方が結局

大学病院の三次救急希望、

ということになるんでしょう。




そして仮に大学救急に行ったら、

入院が必要ではなくて

5000円ぐらい別に取られて

また腹が立って記事を書く、

こういうことになるんでしょうね。




ひどい労働環境でも

救急をやっている医師が悪人になり、

専門外の治療をして

上手くいかなければ訴えられ、

専門外だから、といって

他の病院を紹介したら記事にされる。




これでは

救急をやる医師がいなくなるのは

当たり前ではないでしょうか。

医師としては

こんな記事が出るたびに

救急をする気がなくなっていくのは

当然のことなのです。




なぜかマスコミは

医師に対してだけは

”書かれた側がどのように感じるか”

ということを全く考えていないように

思えます。






こんな記事で

「救急外来を頑張ろう」と

医師が思うとでも思っているのでしょうか?




この記事でまた

「はー、またこんなこと言われて

こっちは夜勤代ももらっていないで

ボランティアで救急をやっているのに

割に合わないよな…」

と医師が救急をやめていくことの方が

ずっと可能性が高いと思いませんか?







すぐに診てもらって

未熟な医師に5分で縫われても

文句を言い、

熟練した医師に夜間、縫われても

文句を言い、

結果的に何かトラブルがあればまた文句を言う。





現場の医師に文句を言うではなく

行政のシステムに

文句を言うべき問題であります。





マスコミの好きなアメリカでは、

救急に入っただけで数万円、

数時間以上の待ち時間は当たり前、

後から来た交通外傷などが優先される、

というシステムですが、

そんなERシステムがいいのかな?






そして、過去10年間

「医療は無駄だらけ」という

マスコミの主張のように医療費は

削られ続けました。





ここに至って

医療は崩壊し、

金も出さずに

「いや~、腹立つ」

とは何ということなんでしょう。







マスコミのかたの

脊髄反射的な記事が

医療を崩壊させていることに

まだ気付かないのでしょうか?






時間外救急で診て

記事を書かれた病院はご愁傷様です。

三重県津市では

このまま同じことを続けていても

同じように文句を言われることと思います。

早期撤退をお勧めいたします。







■開業つれづれ: 三重県はメタボ好き 「三重の町でメジャーリーグ 選手66人、勝負は脱メタボ」



メタボ対策で

死者まで出た三重県(1)。



まだいろいろやっているんですね。

健康食品メーカーが喜びそうなネタです。







三重の町でメジャーリーグ 選手66人、勝負は脱メタボ

asahi.com 2009年6月28日6時59分

http://www.asahi.com/health/news/NGY200906240010.html


 「あなたもメジャーリーガー?」「あなたも?」。三重県熊野市内では今、こんな会話が飛び交っている。野球の話ではない。市が主催する生活習慣改善事業「ウエストメジャーリーグ」のことだ。過去2回は、参加した市民全員が規定の3カ月で減量に成功したが、再びメタボの世界に戻ってしまう人が続出し、今年度は半年に延長。66人が厳しいシーズンのまっただ中にいる。

 ウエストを測る巻き尺のメジャーにちなんだウエストメジャーリーグは、半年間の体重の減少割合を競う。3人1組のチームか個人の参加で、それぞれ4位までを表彰。「急激な減量は危険」として、1カ月に体重の2%、半年で13%減までを受賞対象とした。今年度、22~68歳の男性35人、女性31人が参加している。

 三角田(みすまだ)留美さん(38)は昨年参加して11キロの減量に成功した夫(39)に勧められ、初めて参加。配られたテキストを参考にカロリー計算をし、1日約1600キロカロリー程度の食事を心がけている。

 決まり事は毎日の体重の記録だけ。3カ月後と半年後、市で測定がある。「友人同士のお茶の席でお菓子を勧められても、『メジャーリーグに出ているのよ』と言って断りやすい」と笑う。

 市は03年度に総合計画を策定する際、肥満度を表す数値「BMI」を調べた。「肥満」の割合は、特に男性で多く、40~60代は全国平均を10%近く上回り、40代は「肥満」が4割に上った。

 そこで03年度から3年間、健康教室を開いたが、集まるのは60代の女性ばかり。職員が「男性が参加しやすい方法はないか」と考え、競技形式で、チーム参加もできる「ウエストメジャーリーグ」を思いついたという。

 08年度は79人が参加。体重が平均3.88キロ減少、腹囲は平均4.77センチ細くなり、一定の効果が表れた。

 ところが、リーグ閉会から3カ月後のアンケートで、参加者の6割が「体重が増えた」と回答。中には、10キロ以上増えた人もいた。そこで、今年度は、半年間維持された生活習慣は継続しやすいという理論を参考に、期間を半年に延長した。

 今年度の参加者の4割はリピーターだ。自営業の和田健一郎さん(39)は昨年度、個人で参加し、5キロ減量したが、その後半年間で6キロ増えてしまった。「終わったら気が抜けてしまって」。今年度は熊野青年会議所の友人と3人で参加した。

 「寝る4時間前は食事をしない」というルールを自分に課し、夕食後には、誘い合って七里御浜沿いの国道42号を1時間程度歩いている。

 4月からすでに3キロの減量に成功。最近、ウオーキングする人を見かけることが多くなり、「あの人もメジャーリーガーやな」とライバル心を燃やす。

 同市健康・長寿課の保健師、下田友香さんは「メジャーリーグが話題になり、メタボ予防に対する地域の関心も高まっている。楽しく健康につながればうれしい」と話している。(月舘彩子)






メタボ対策のおかげで

がん健診がさっぱり進んでいないとの

お話もあり、

まさに本末転倒な日本の予防政策。




いろいろな思惑が絡んでいるんでしょうけど、

現場の医療関係者には

評判はさっぱりです。








(1)
■メタボ被害 市長発案の「減量作戦」参加の課長、運動中死亡 三重: 追記あり
http://ameblo.jp/med/entry-10043657174.html




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中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
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大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
 ↓
さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


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