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■「教授を懲戒解雇=無許可で兼業報酬-札幌医科大」

 

教授の懲戒解雇って

すごいですね。
 



教授を懲戒解雇=無許可で兼業報酬-札幌医科大
時事ドットコム 2015/05/26-18:48
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015052600746

 札幌医科大学は26日、大学の許可を得ずに多額の兼業報酬を得たなどとして、50代の医学部教授を懲戒解雇処分にしたと発表した。処分は25日付。
 同大によると、昨年末に外部などから指摘があり発覚。調査委員会を設置して調べたところ、過去数年間にわたり、大学からの給与を大幅に上回る報酬を得ていたことが分かった。兼業の多くは大学側に報告されず、報酬は過少申告されていた。
 教授は大学側の調べに応じなかった。処分を伝えると「不当だ」と述べ、「不当な兼業はやっていない」などと主張したという。
 同大の島本和明学長は「信頼を裏切り心からおわび申し上げる。再発防止に向け、より一層倫理の向上を図る」とのコメントを発表した。






m3では外科系教授ということでした。




こちらが大学のHP。
http://web.sapmed.ac.jp/jp/news/topics/03bqho000026agf2.html



教員の懲戒処分について

 各 位

                                     北海道公立大学法人札幌医科大学

 平成27年5月25日付けで次のとおり、本学教員に対する懲戒処分を行いましたので公表します。

1 被処分者
 医学部 教授(50歳代)

2 処分の量定
 懲戒解雇

3 処分年月日
 平成27年5月25日

4 事案の概要
(1) 同教授は、道内医療機関に対して行った兼業(診療支援)について、その結果(回数、所要時間、従事内容、報酬額)を大学に報告しなければならないにもかかわらず、その一部しか大学に報告していなかった。また、一部の医療機関における兼業1回当たりの報酬額を大学に過少に報告した。
(2) 同教授は、本学給与及び大学に報告のあった兼業による報酬のほかにも、本学から得られる給与を大幅に超える給与収入があるにもかかわらず、大学の兼業許可を得ず、また報告もしていなかった。
(3) 同教授は、大学が設置した調査委員会からの文書による照会や事情の聴取に全く応じず、また、大学がこれらの照会や聴取への協力を業務命令として命じたにもかかわらず、従わなかった。
(4) 同教授は、出張期間中に出張先及び用務地から移動して兼業に従事したにもかかわらず、兼業の事実を報告せず、また、旅行命令の変更など必要な手続を怠っていたことにより支給が認められない旅費を受領したものがあった。
(5) 上記各項をはじめ、本学の信用を著しく失墜させる行いがあった。

5 本学の対応 
 平成26年末に学内外から、同教授が本学兼業規程に違反して兼業を行っているとの通報がありました。理事長から同教授に事実関係を質したところ、同教授からは違反はないとの回答があったため、具体的な資料の提示を求めたにもかかわらず、これに応じなかったことから、同教授の兼業実態を確認することを目的として、平成27年1月28日、学外委員を含む調査委員会を設置し、調査を進めてきました。
 その結果、上記4の事実が確認され、調査委員会は4月1日付けで大学に報告を行いました。
 理事長は、この報告に基づく懲戒処分の審査を本学教育研究評議会に付託し、評議会における審議結果に基づき、このたび、処分を決定したところです。

6 管理監督責任
本件に関して管理監督責任者である医学部長及び附属病院長に対し、文書による訓告としました。


                      学長コメント

 このたび、本学医学部教員による不適切な兼業が行われていたことが判明いたしました。本学に対する皆様の信頼を裏切ることとなり、心からお詫び申し上げます。
 教員は高い倫理観をもち、誠実に教育や研究にあたらなければならないにもかかわらず、このような事態となったことは誠に遺憾であります。
 このような事態を二度と起こさないよう、再発防止に向けてより一層、倫理の向上を図ってまいります。

  平成27年5月26日
  北海道公立大学法人札幌医科大学 学長 島 本 和 明





さて、外科系で

現在、教授がいないのはどこでしょう?

ここかな?

当科のスタッフ紹介
http://sapmed-geka2.jp/doctors/

心臓血管外科TOP>教授の経歴
http://sapmed-geka2.jp/dtcs/professor.htm
大変申し訳けございません。
こちらのページはただ今準備中です。





http://off-pump.umin.ne.jp/Managers.htm
樋上 哲哉
ひがみ てつや
札幌医科大学医学部外科学第二講座(胸部心臓血管外科)教授

1957年生まれ。1982年神戸大学医学部卒業。神戸大学第二外科を経て兵庫県立姫路循環器病センターで15年、心臓外科医としての修練を積み、 2001年に神戸大学医学部講師として米国University of Michiganに赴任。同年11月島根大学医学部教授を経て2006年1月から現職。




札幌医大は

神戸、島根からのババ抜きに

失敗したってことでしょうか。

いろいろ闇が深すぎて

書き込めないです。




これから教授選になるでしょう。

大学の先生はご苦労様です。







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教授のお仕事




ご参考になりましたら幸いです。

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■「開業医「うるさい」とバットで除雪重機の窓割る」

  


2651150.gif


今シーズンは

北日本は豪雪のようですから

かなりいらだっていたんでしょうね。



でも、

バットで除雪重機の窓割る、

ってなかなかですよ。

結構、重機の運転席って

高い位置です。




開業医「うるさい」とバットで除雪重機の窓割る
2013年2月26日16時12分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130226-OYT1T00783.htm

 札幌西署は26日、札幌市西区山の手6の7、医師滝内敏朗容疑者(45)を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。

 発表によると、滝内容疑者は26日午前3時半頃、家から金属バットを持ち出し、近所の月決め駐車場で除雪をしていた重機の運転席側窓ガラス2枚を割った疑い。運転席には作業員がいたが、けがはなかった。

 同署幹部によると、除雪車は前日の夜から作業をしていた。調べに対し、滝内容疑者は「(除雪の音が)うるさくて腹が立ってやった」と話しているといい、26日午前2時頃にも作業員に「うるさい」と苦情を言ったとしている。

 滝内容疑者は、札幌市中央区で整形外科医院を開業している。




HPを見てみると

クリニックは、臨時代診のようです。

現行犯逮捕ですものね。

たきうち整形外科スポーツクリニックHP
http://www.takispo.jp/

☆本日27日(水)は診療時間が変更となっております。
ご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございません。

中野整形外科医院 院長 中野達医師の代診となっております。
診療時間は18:00~20:00となっております。
28日以降の診療時間につきましては、追ってお知らせ致します。




…大変そうです。

ほかにも

ネット上に情報がいろいろあって、

有名な先生なのかな。



財界さっぽろ
2013 北の先駆者掲載号・2013年1月
プロ選手も信頼を寄せる高い治療技術
http://www.zaikaisapporo.co.jp/kigyou/president/p155/index.shtml





開業医だと

万が一にもトラブルがあると

いろいろ大変です。




皆様、ご自愛ください。



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■開業つれづれ:網走番外地 「網走刑務所:結核集団感染…受刑者ら15人に 重症者なし」


悪名高い「網走番外地」である網走刑務所。

じつは現在は

短期受刑者の収容所になっているようです。










網走刑務所:結核集団感染…受刑者ら15人に 重症者なし

毎日新聞 2010年11月22日 20時55分(最終更新 11月22日 21時18分)

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101123k0000m040073000c.html


 北海道網走市の網走刑務所で結核の集団感染があり道は22日、いずれも男性の受刑者14人と出所者1人の計15人に感染が確認されたと発表した。出所者1人を含む3人に熱やせきなどの症状が出たが、重症者はいないといい、いずれも快方に向かっているという。

 網走保健所によると3月、40代の受刑者が発病し、網走市内の医療機関で肺結核と診断された。これを受け、同保健所が5月と10月に受刑者と職員を対象に調査したところ、同室の50代の受刑者と、すでに出所していた40代男性が発症していたことが判明。残る12人の受刑者は症状がないものの、血液検査で感染が確認されたという。

 同刑務所では09年にも2人の患者が発生しているというが、道は集団感染者20人以上(発症者は1人当たり6人として計算)について公表することにしており、これまで発表していなかった。感染はせきなどが原因とみられ、道は刑務所付近の住民らへの感染の心配はないとしている。同刑務所は「保健所の指導を受け、適正に対処したい」と話している。【渡部宏人】







結核の集団発生は

時々起きております。



頑固に続く咳嗽の場合、

疑わなくてはいけません。




実は同期の医師が

結核になったという事がありました。

話を聞くと、やはり大変なようです。




日本では医療関係者が

結核になることも

決して稀ではありません。




みなさま

ご注意ください。










名作です。未見の方はぜひ。

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(2002/07/21)
高倉健、丹波哲郎 他

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言わずと知れた「網走番外地」シリーズ第一作。

たぶん、みなさんのイメージは

昭和残侠伝のような復讐劇かもしれませんが

この作品はちょっと違います。


高倉健さんも二枚目半の感じです。

この作品だけは白黒。続編からはカラーになっています。




ご参考になりましたら幸いです。










■開業つれづれ:たった一つの冴えたやり方 「道立病院16億円赤字 09年度、病床休止で8億円減」




あはは、

あいかわらずの北海道勢。




「ベット減らしたので赤字も減りました!!」


よかったね。









道立病院16億円赤字 09年度、病床休止で8億円減

北海道新聞 2010/10/16 06:58

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/255669.html

 道は15日、道内8道立病院の2009年度収支をまとめた。一般会計から繰り入れ後の赤字額は16億4千万円と、08年度の24億5千万円から8億1千万円減った。しかし、赤字減少の主な理由は病床を休止したことに伴う経費削減で、全病院とも赤字体質は変わらず、累積赤字も670億2千万円に膨らんだ。

 道によると、8病院の延べ入院患者数は前年度比4・6%減の25万6千人、延べ外来患者数は同5・1%減の35万人。

 一般病床の平均利用率は47・5%と、前年度(49・9%)に続き、50%を割り込んだ。高度な小児医療を担う道立子ども総合医療・療育センター(愛称コドモックル、札幌)は75%だったが、他の7病院は、紋別14%、苫小牧23・6%などと低迷が続いた。

 病院別の赤字額は、コドモックルの24億5千万円が最高。8病院の赤字総額は、前年度比7%減の74億円だったが、一般会計から約57億6千万円を繰り入れ、最終的な赤字は16億4千万円となった。

 道によると、09年度は医師不足や患者数の減少から、病床計146床を休止した。これに伴い、退職した看護師の補充を見送るなどしたことが、経費削減につながった。

 道は、昨年3月に策定した病院事業改革プランで、12年度に道立病院の単年度赤字を解消する目標を掲げていたが、経営状況の改善が遅れていることから、今夏、外部の有識者による病院事業改革プラン評価委員会を設置し、プランの見直しを行っている。





いかに看護師の人件費が

高いかの証明。

>退職した看護師の補充を見送るなどしたことが、経費削減につながった。

公的な病院の看護師の給与の

高さって

はっきり言って異常です。




しかし、

そもそも公立病院が本当に黒字化できるか

(特殊な例を除く)

という命題を

解決しない限り、

公立病院全廃だけが

赤字を解決するたった一つの答え

になるでしょう。







現在の医療行政では

黒字化はおおむね不可能

というのが正解です。

それ以上の答えはありません。



公的病院経営の赤字は悪いことだ、

というのなら

病院を放棄するしか選択肢はありません。










北海道の方々、

ひいては

日本全国の方々、

いつか

公的な医療がなくなる日まで

赤字垂れ流しで

頑張ってください。

それが

いまの日本のシステムです。









■開業つれづれ:問答無用の 「急患受け入れに輪番制 道が「たらい回し」解消策」







馬鹿なマスコミの

誤った日本語の使い方で

病院が患者さんを受け入れない(受け入れられない)ことを

タライ回し

ということがすっかり定着してしまいました。





さて、

北海道では地獄の解決策が

飛び出したようです。





>当番の医療機関が必ず患者を受け入れる。

できないことでもやれ、

ベットが満床でも受け入れろ、

という狂ったことを言い始めています。




レストランにたとえたら、

満席でも

床に座らせてでもお客さんを受け入れろ、

フランス料理店でも

寿司を希望したら必ず出せ、

ただし、

お客さんが納得しなかったら

即裁判、

という状況です。






北海道で医療を行う方々、

>30分以上搬送先が見つからない場合か、

>救急隊が病院から3回、受け入れを断られたケース



続々と指定病院に

送られることになるようです。






精神疾患のある患者さんの吐血

とか

重度の心臓疾患のある患者さんの骨折

とか

どう考えても断られるような患者さんが

どんどん無条件に送り込まれる模様。












急患受け入れに輪番制 道が「たらい回し」解消策
 

北海道新聞 2010/10/10 06:48

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/254890.html


 道は9日、救急搬送で複数の病院から受け入れを断られる、いわゆる「たらい回し」の解消策(受け入れの実施基準)の概要を固めた。救急隊が到着後、30分以上搬送先が決まらない場合などの受け入れ先として、道内9地域で診療科ごとに輪番制を導入することと、緊急度が高い症状ごとの搬送先医療機関リストの作成を盛り込んでいる。道は該当する医療機関の了解を得た上で、年内に正式決定したい考えだ。

 実施基準は昨年10月の改正消防法施行により、都道府県に策定が義務付けられた。道の実施基準は、「搬送の受け入れルール」と「患者や症状ごとに対応可能な医療機関リスト」の2本立て。

 受け入れルールは30分以上搬送先が見つからない場合か、救急隊が病院から3回、受け入れを断られたケースが対象。高度で専門的な医療を提供できる道内六つの「3次医療圏」のうち道央圏を除く5地域と、道央圏を石狩、後志など四つに分けた4地域で、内科、外科などの診療科ごとに輪番を決め、

当番の医療機関が必ず患者を受け入れる。









どんな条件でも関係なく送り込まれるのですから

救急隊員は仕事がとても楽になります。



そして、

病院関係者は

地獄を見るのです。




これは単に消防庁が

悪者になりたくなくて

病院を悪者にするための

対策です。







こうやって

わずかに残っている医療資源を

北海道は

馬車馬のようにこき使って

消耗戦に突入するんでしょう。




北の奴隷の方々、

脱北(注:北海道)を

真剣に

考えたほうがいいかもしれません。





ご愁傷様です。

合掌。

















■開業つれづれ:「なぜ私は救急患者の受け入れを拒否したのか北海道・夕張の村上医師が救急対応の報道に反論 村上 智彦」


うわっ、あまりにオクタン価高すぎ。

へき地臭がプンプンとしすぎ。




地域行政の事なかれ主義と

マスコミの医療叩き現場。

全然変わってません。





っていうか、

一番の問題は

それでも夕張に医療がある、

ってことだと思います。





マスコミが取材もせずに

夕張の医療はひどい、

というのなら立ち去ればいいだけです。




行政が連携なんて必要ない

というのなら

粛々と契約文章をもって

救急に関する金額を請求するか

撤退すればいい。







田舎臭すぎて

吐き気がしそうです。












なぜ私は救急患者の受け入れを拒否したのか
北海道・夕張の村上医師が救急対応の報道に反論

JB Press 2010.06.07(Mon) 

村上 智彦


http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3660

6月2日、北海道・夕張の病院で起きたある出来事が全国に報道された。
5月に、夕張市内の男性が首つり自殺を図って心肺停止状態となった。その男性を北海道夕張市立診療所(夕張医療センター)に救急搬送しようとしたところ、理事長の村上智彦医師が受け入れを拒否し、男性患者が死亡した、というのだ。
報道によれば、同センターは2009年秋にも心肺停止状態の自殺者の受け入れを断ったことがあり、夕張市の藤倉肇市長が今回の事態に対して「誠に遺憾」と発言したという。
報道は、センターが救急搬送を断ったことを糾弾する論調である。
しかし、そうした報道から見えてこないことは、あまりにも多い。
村上智彦医師は財政破綻した夕張に単身で飛び込み、地域医療の維持と再生のために、まさに孤軍奮闘している人物である。
そんな村上医師がなぜ救急患者の搬送受け入れを断ったのか。そもそもセンターは本当に救急搬送を受け入れるべきだったのだろうか。
以下は、村上医師からJBpressに寄せられた反論の手記である。






 2007年、夕張市の財政破綻に伴い、夕張市総合病院が経営破綻しました。

 夕張市総合病院の応援医として働いていた私は医療法人財団「夕張希望の杜」を立ち上げて、病院の経営再建と地域医療の継続を図ることにしました。

 破綻した夕張市立総合病院の建物を借りて、2007年4月に公設民営方式の指定管理者として夕張医療センターの運営を開始したのです。

 指定管理の条件は、夕張市からの資金援助を一切受けないこと、そして19床の有床診療所と40床の老人保健施設を運営することでした。

 夕張医療センターの本来の仕事は、在宅支援診療所として、120軒の在宅患者さんや40床の老人保健施設、かかりつけの患者さん、委託されている110床の特別養護老人ホームとグループホームを、24時間体制で電話対応も含めてケアすることです。

 救急医療や在宅医療等は、センターの本来の仕事には全く入っていないのです。

この3年間、ボランティアで救急を受け入れてきた

 「地域医療」というと、いかに救急患者の受け入れ体制を確保するかがよく問題になります。しかし、24時間365日の体制で救急を支えるためには、最低でも7人の医師が必要です。また、看護師や技師、医療機器の維持管理を考えますと、対応する範囲にもよりますが、最低でも3億円以上はかかります。そして、患者を受け入れる病院は「救急指定病院」である必要があります。

 ところが、夕張市の救急の予算は年間120万円しかありません。その予算でさえ医師会の事務職員の人件費として消えていますので、実質「ゼロ」です(ただし、予算がないという割には、市は財政再生計画で市営住宅の建て替えに数十億の予算を計上しています。決して救急の予算がなかったわけではなく、優先順位が低かっただけの話です)。

 また、夕張医療センターは「救急指定病院」ではありません。おまけに救急医療は不採算部門です。


 そのため、私たちはこの3年間、ボランティアで救急を受け入れてきました

 本当は医師も労働者ですから労働基準法がありますし、そもそも徹夜明けの医師が普通に働いていることは、徹夜明けのパイロットに操縦しろと言っているのに等しい行為です。

 特に今年の4月から、夕張医療センターの常勤医は私1人しかいません(公設民営方式の診療所は通常の民間の開業医と同じですから、医師1~2名の運営が普通だと思います)。在宅医療と外来の一部、そして週末の当直を時々非常勤の先生にお願いしてあります。

 1人体制になってしまったことから、3月の段階で市長や副市長や担当者に、「救急を今後従来通り受け入れることは難しい」ことを説明しました。同時に、「夕張医療センターを救急指定病院にしたい場合はキチンと予算を取り、労働基準法に反しない条件を契約書にも明記すべきです」という提案もしてあります。

 4月には市内で救急に関する会議があり、その席でも救急隊や医師会、行政担当者に対して、その旨を伝えてありました。

 しかし、私たちが言うことはほとんど受け入れられることなく、指定管理者の条件にはない救急医療を強要され、ボランティアでやってきた部分は評価されず、それをやらないなら出ていけ、という話になっています。

心肺停止状態の患者を小さな診療所で受け入れられるか

 今回、救急搬送の受け入れ要請があった患者さんは心肺停止状態(CPA)でした。

 患者さんがCPAとなった場合、一刻も早く病院に搬送するというのは正解ですが、設備もスタッフも少ない診療所で対応するのは無理な話です。

 救急のマニュアルでも、CPAの原因となる心筋梗塞や脳卒中の場合は専門の施設にできるだけ早く運ぶことが大切だとされています。地元の診療所に寄ることは、場合によっては時間のロスになるのです。

 昨年の9月に、やはり夕張で中学生の首つり自殺があり、心肺停止の状態で夕張医療センターに救急搬送の受け入れ要請がありました。

 この時には

朝日新聞(北海道の支局)の記者の「とにかく謝るべきだ」という強い要望

に従って、受け入れなかったことを謝罪しましたが、本当は若い方ならばなおさらヘリを呼んでもいいから、道内に9カ所ある救命救急センターに搬送すべきというのが私の意見でした。


 結局、朝日新聞の記者は「自作自演」のような記事を書き

医療機関を非難してセンセーショナルに記事を書くことを自慢して歩いています。


マスコミと行政が医療崩壊を助長している


 常勤医が1人だけになった4月から今までの2カ月間、私は週末も含めて夕張から出ることもなく、ほぼ毎日当直をしています。労働基準法に違反しながらも、可能であれば救急車も受け入れていました。

 しかし、そのようなことは今回の報道ではまったく問題にされず、逆に「何度か受け入れていたんだから、今回も受け入れられる」という論法になっています。

 特に、

今回の北海道新聞の報道で一番問題なのは、私本人には一切の取材はなく、一方的に行政の話を基に報道していることです。

他の新聞社も同様です。十分な取材をすることなく、検証なしで報道しています。

 「その結果、夕張市の医療がどうなっても責任は取らない」というのでしたら、あまりにも無責任な話です。我々はあくまでも民間企業ですから、風評被害による損害があった場合、報道したマスコミに対して法的手段を取ることも検討しなければなりません。

 行政の対応にも大いに問題があります。

 今回のような自殺は病気ではありません。うつ病対策等の行政の取り組みが大切なのであって、救急医療を充実させても自殺は減りません。

 私は昨年秋から自殺予防に関する取り組みをするよう市に要望していましたが、一切行われていません(今回の報道では、言い訳するかのように夕張市が自殺対策を始めたと書いてありました)。


 要するに今回の報道は、

北海道新聞の記者が「抜く」ことだけを考えて報道し、

また、

夕張市が自分たちの怠慢の責任を医療に押し付けただけの話


です。

 このような「医療を非難しておけばよい」といったマスコミの安易な姿勢と、行政の怠慢が全国に広がる医療崩壊を助長しているのです。

破綻前と何も変わらない夕張市の上層部


 夕張市には夕張医療センターを含めて医療機関が5カ所あります。隣町の栗山赤十字病院まで車で30分、岩見沢市立総合病院まで40~50分、札幌市まで1時間と、決して陸の孤島ではありません。

 私は数年前から「市内の医療機関や近隣の後方病院などと連携を取れるように、市の方で調整してほしい」といったことを市に提案してきました。

 しかし、市の対応は全く進んでいません。「現状維持」「先送り」といった破綻前の習慣を続けているのです。市役所の上層部は、相変わらず破綻前と同じです。

 その一方で、保健福祉部門をはじめ、若手の職員の中にはとても真剣に市の医療再生に取り組む人たちもいます。また、一部の住民は真面目に健康づくりに取り組み、在宅で家族を支えています。

 そんな人たちは今回の報道後も「頑張ってください」「私たちは分かっていますよ」と声をかけて下さり、たくさんの励ましのメールをいただきました。

 こういう人たちに支えられて、また、その人たちを支えたいという思いで、何とか夕張に踏みとどまっていられるのです。

 夕張での高齢化社会への取り組みは、他の地域にとっても良いモデルになると思います。

 「優等生」である長野のようなモデルは、多くの地域で真似できないかもしれません。しかし、「劣等性」の夕張で実現できたモデルは、必ず他の地域でも実現可能だと思います。

 その意味では、夕張市の一番良かったことは、破綻したことなのかもしれません








ま、

一個人の超絶努力で

地域医療が支えられているなんて

周りの人は全然わかっていません。






病院あるのに何で受け入れないの?

っていうだけです。





話を受け入れるレセプターがない

行政とマスコミに

何を話してもむだです。




偏屈な方に、

本人の意に沿わない治療を

説得するようなものです。






マスコミ、行政関係者の希望通り

撤退というのが一番です。




個人の借金が

現在どうなっているのか知りませんが、

そろそろ損切りしないと

冗談ではなく、

命まで危なくなります。





マスコミと地方行政が

あまりに旧態依然としている状況ですから

そこにいること自体が

賢明な判断ではないのではないでしょうか。













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中間管理職: このブログの管理人。
ID上、ブログではmedさんとも呼ばれてます。

某大学医学部を卒業
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医師免許取得: 医師にはなったけど、医療カーストの一番下でした。
 ↓
大学院卒業(医学博士): 4年間、院生は学費支払って給料なし。
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さらにアメリカの大学勤務: 激安給料
 ↓
日本の大学病院勤務: 労働基準法が存在しない。

フルコースをこなしたため貧乏から抜け出せず。
 ↓
大学から地域(僻地ともいう)の救急医療で疲弊しました。
 ↓
田舎で開業、借金は天文学的数字に。


今は田舎で開業して院長になりました。
でも、教授に内緒で開業準備していたころのハンドルネーム”中間管理職”のままでブログを運営してます。

ブログは主に
日本の医療制度(医療崩壊)、僻地医療事情、開業にまつわる愚痴と、かな~り個人的な趣味のトピックスです。

よろしくお願いいたします。


中間管理職 

Author:中間管理職 
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